六丈記2

備忘録のようなもの

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韓国のスパイ行為、発覚す

韓国情報機関員、外国特使のPC盗もうとするも…

 今月訪韓したインドネシア大統領特使団の宿泊先となっていたソウル市内のホテルに何者かが侵入する事件があったが、実は犯人は韓国の情報機関、国家情報院の職員だったことが分かった。21日付の朝鮮日報が政府高官の話として報じた。インドネシアへの国産訓練機輸出や自由貿易協定FTA)に関する交渉の山場を控えた韓国側が、インドネシア側の手の内を知ろうとして侵入、情報を盗もうとしたという。
 インドネシア側は、特使団としてハッタ経済担当調整相らが訪韓。事件当日の16日午後には、李明博大統領とも会談していたが、事件発覚当初から韓国側への不信感を募らせていたといい、一部の交渉は事件をきっかけに白紙に戻った。
 報道によると、今月16日午前9時ごろ、特使団が宿泊していたソウル中心部明洞のロッテホテル19階の客室に韓国政府発行の身分証を所持した男女3人が侵入。ノートパソコン1台を持ち出そうとしたが、交渉を終えて部屋に戻った特使団一行と鉢合わせしたためパソコンを渡して逃げた。
---後略---
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/korea/492612/

 


 朝鮮日報に事件の詳細が記載されていますので、それから事件のあらましをまとめます。
 (インドネシア特使団機密盗難、現場ドキュメント(上)http://www.chosunonline.com/news/20110221000009
 (インドネシア特使団機密盗難、現場ドキュメント(下)http://www.chosunonline.com/news/20110221000010

16日午前9時20分ごろ、ロッテホテル新館19階の廊下に黒い服装の男2人と女1人が現れる。

3人はアクマト・トゥルジオ補佐官が宿泊中の1961号室に侵入。ドアの開錠方法は不明。

侵入直後、ホテルに残っていたアクマト補佐官が部屋に戻る。
補佐官は室内に置いていたノートパソコン2台に3人組が触れているのを目撃。

補佐官に発見されると、犯人の一人がパソコンを補佐官に手渡し、3人とも悠然と逃走。
3人組が19階に滞在した時間は6分だった。

午前10時から午後8時まで大統領特使団は韓国政府等と会議のため、ホテルには不在。
インドネシア側の警護担当者は大統領特使団と行動を供にしていた。
ホテルと警察も警備要員を配置せず。

午後11時15分、韓国軍関係者が南大門署に通報。

17日午前0時から午前4時まで、警察がパソコン2台を特使団から受け取り、監視カメラの確保、指紋採取などの初動捜査。

17日午前、大統領特使団は警察から事情聴取を要請されるが、断る。
午後3時25分ごろ、大統領特使団は仁川空港から出国。

午後3時20分から約1時間、アクマト補佐官らは韓国に残り、警察の事情聴取に応じる。
特使団はUSBメモリーによる資料流出の調査を要求したが、警察がパソコン内の資料のコピーを要求すると、捜査を拒否。

18日、アクマト補佐官は異議を申し立てない旨の確認書を提出し、パソコンの返却を受け、帰国。

 

 警察関係者は「国家情報院と国防部の関係者が警察への届け出を遅らせ、特使団との接触、実際に情報が流出したのかなどを互いに確認した上で、事件をもみ消そうとしたと把握している。特使団は『不問に付そう』という韓国側の提案を一度拒否し、警察に届けられたとみられる」と語った。


 朝鮮日報の他の記事では動機等が書かれているので、要約します。
 (インドネシア特使団宿泊先への侵入者は国情院職員http://www.chosunonline.com/news/20110221000006
 20日、政府関係者は「国情院の職員たちは国益の見地からインドネシア特使団の交渉戦略などを把握しようとしたもの。職員たち(の侵入)が発覚したのは想定外の手違い」と述べる。
 国情院職員が収集しようとしていたのは、国産高等訓練機T-50を始めとする武器輸出に関して、インドネシア側の価格条件などの内部交渉戦略の情報。
 政府のある関係者は「国情院はT-50を必ずや輸出しなければならないという強迫観念から、無理な手段を使ったようだ」と話す。
 情報当局の関係者は「各国の情報機関でも他国代表団が訪問した際、高度の情報戦を展開するのは公然の秘密では。国情院は今回の事件をもみ消すため、さまざまなルートを通じ努力していたと聞いている」と語る。


 事件の推移を見ると国家情報院の単独犯行ではないでしょう。大統領府、国防部、国家情報院、が連携して計画されたものと思われます。主導したのはおそらく大統領府でしょう。
 事件の真相は次のようなことではないでしょうか。
 大統領府が警察庁に働きかけ、警察とホテル側に警備しないように警備計画を作らせ、ホテルからマスターキーをあらかじめ入手。
 交渉の過程でインドネシア側のキーマンを特定し、ターゲットをアクマト補佐官に定めた。
 会議等でインドネシア特使団を引き回し、長時間ホテルを不在にさせ、その間にデーターだけを抜き取る予定だった。インドネシア側に情報流出を悟らせないため、実行犯の内2人はハッキングを専門とする者かもしれない。
 予想に反して、アクマト補佐官がホテルに残ったが、その情報が実行犯に伝わらず、実行犯は予定の行動に移った。その結果、アクマト補佐官と実行犯が接触してしまった。
 アクマト補佐官は変事を特使団に通報し、特使団は韓国政府に伝達し、対応を迫る。この時点では、特使団は犯人が韓国政府とは分からなかったはず。
 韓国政府はスパイ行為発覚を受け、国防部に対応させた。国防部の関係者がアクマト補佐官と特使団に接触し、何処まで知っているのか探りを入れると同時に、国家機密に係わることだから表沙汰にするのは止めようともみ消しを謀るが、不信を買い、警察に通報せざる得なくなった。ここまでは16日のこと。
 17日、特使団は犯行が韓国政府によるものと考えていなかったため、資料流出の調査を依頼していたが、何らかの理由でインドネシア側に犯人が韓国政府であることが分かってしまった。
 18日、アクマト補佐官は本国に犯人が韓国政府だったことを報告し、帰国。
 インドネシア政府から抗議を受け、公表すると通告されたか、過大な要求を受ける。事件のもみ消し失敗。
 20日、韓国政府は追い込まれ、自ら認める事でダメージコントロールを計った。

 

 通常、スパイ行為を自ら認めるなど考えられません。ましてや、韓国のことです。余程、言い逃れの出来ない決定的な証拠をつかまれたのでしょう。

 

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