六丈記2

備忘録のようなもの

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タイムの好感度調査を元にした中国の記事

タイムの好感度調査を元にした中国の記事

 

 「朝日将軍の執務室」様のブログエントリの『「日本のイメージは世界最高」…中共で「なぜだ!?」>日本は気前がよく、格好いいからさ』で中国の国際好感度を取り上げていらっしゃいました。
 興味深く拝読されて頂く内に調査国と調査対象国を知りたくなり、検索してみました。結果は分からなかったのですが、その代わりレコードチャイナに興味深い記事を発見しました。

 

 「朝日将軍の執務室」様が取り上げているのはサーチナの記事なのですが、レコードチャイナの記事と比較してみます。

 

サーチナ 2011/01/28(金) 17:48
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0128&f=national_0128_152.shtml
国際アンケ「日本のイメージは世界最高」…中国で「なぜだ!?」
前略。
 タイム誌は56カ国に住む12万人を対象にアンケートを実施し、世界の主要20カ国の国際イメージをランク付けした。トップは日本で77点を獲得。以下、ドイツ(72点)、シンガポール(71点)、米国(64点)の順で、中国は62点を獲得して第5位だった。日本は2007年から4年連続で第1位だった。
後略。

 

レコードチャイナ 2009-04-04 16:26:00 配信
http://www.recordchina.co.jp/group/g30174.html
親日でなくても理解できる、日本の好感度が世界1位の理由―中国ブログ
前略。
 この調査は世界56か国12万人を対象に実施したもの。世界20か国の好感度をみると、1位日本(77%)、2位ドイツ(72%)、3位シンガポール(71%)、4位米国(64%)、5位中国(62%)の順。同ブログは「中国の好感度は3年連続で5位止まり。一方、日本は2007年から連続で首位をキープ」などと説明したうえで、次のように分析している。
後略。

 

 サーチナの記事は2011年配信で「2007年から4年連続で第1位」とあることから、2010年の調査結果なのが分かります。
 一方、レコードチャイナの記事は2009年配信で「2007年から連続で首位をキープ」とあることから、2008年若しくは2009年の調査結果と推測されます。

 

 どちらの記事もタイム誌のアンケートを元にしたものです。調査国数、調査対象国数、調査人数が同じなのは理解できるのですが、調査結果が全く同じです。異なる年の調査が順位ばかりか、割合まで同一なのです。その様なことがあるでしょうか。複数年の調査結果が全く同じことも可能性として無いとは言えませんが、合理的に考えれば、「両記事とも同一年の調査結果を使用している」とするのが妥当と思います。
 どうして、この様なことが起こったのでしょうか。レコードチャイナの記事には「2009年4月3日、中国のポータルサイト「新浪」のブログページに、「日本の好感度が世界1位なのはなぜか」という題の文章が掲載された。」とあり、サーチナの記事には「中国の軍事情報メディア「鼎盛軍事網」は27日付で、「なぜ日本の国際イメージは世界トップなのか?」とする記事を掲載した。」とあることから、次の様な事が起きたのではないかと推測されます。
 2009年に「新浪」のブログに「日本の好感度が世界1位なのはなぜか」が掲載され、レコードチャイナが紹介記事を書いた。その後、ブログ又は記事を2011年に軍事情報メディア「鼎盛軍事網」が剽窃した。その記事をサーチナが紹介した。「2007年から4年連続で第1位」の部分は「鼎盛軍事網」又は「サーチナ」が創作した。
 大体このストーリーで間違っていないと思います。
  
 「ネットには間違った情報が多いので鵜呑みにしてはいけない」とよく言われます。確かにその通りだと思います。しかしながら、ネットが普及していなかった時代にはメディアの記事を素人が簡単に検証することは出来ませんでした。それでも全てを検証出来る訳ではありませんが。
 ネットを妄信するのは危険ですが、かといってマスコミを妄信するのも危険です。結局は自分で考え、見極めるのが重要なのでしょう。ツールはあるのですから。

 

 ちなみに、タイム誌の調査国と調査対象国をご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示いただけると幸いです。

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コメント


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No title

>ネットを妄信するのは危険ですが、かといってマスコミを妄信するのも危険です。結局は自分で考え、見極めるのが重要なのでしょう。ツールはあるのですから。

大変勉強になりました。
デジタル情報の優れた点は、高速検索(人手による検索と比較すれば超高速といってもいい)能力ですね。辞書や百科事典の編纂の大部分は、検索にエネルギーを注いでいましたからね。資料を集め、その関連付けなどは一大事業でした。

ネットパワーでhttp://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A5%25E3%2583%258B%25E3%2582%25B8%25E3%2582%25A2/" class="keyword">チュニジアで革命がおき、政権転覆。それはhttp://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E3%2583%2589%25E3%2583%259F%25E3%2583%258E/" class="keyword">ドミノのように大国http://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E3%2582%25A8%25E3%2582%25B8%25E3%2583%2597%25E3%2583%2588/" class="keyword">エジプトに波及し、当地は大混乱のようです。その次は中共の番なのは誰もが認めるところです。
中共は情報統制に乗り出しましたが、いくらでも対策はあります。完全鎖国でもしないと中共は長くないでしょう。

朝日将軍 | URL | 2011-01-29(Sat)14:59 [編集]


No title

To 朝日将軍さん
>>ネットを妄信するのは危険ですが、かといってマスコミを妄信するのも危険です。結局は自分で考え、見極めるのが重要なのでしょう。ツールはあるのですから。
>
>大変勉強になりました。
>デジタル情報の優れた点は、高速検索(人手による検索と比較すれば超高速といってもいい)能力ですね。辞書や百科事典の編纂の大部分は、検索にエネルギーを注いでいましたからね。資料を集め、その関連付けなどは一大事業でした。
>
>ネットパワーでhttp://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A5%25E3%2583%258B%25E3%2582%25B8%25E3%2582%25A2/" class="keyword">チュニジアで革命がおき、政権転覆。それはhttp://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E3%2583%2589%25E3%2583%259F%25E3%2583%258E/" class="keyword">ドミノのように大国http://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E3%2582%25A8%25E3%2582%25B8%25E3%2583%2597%25E3%2583%2588/" class="keyword">エジプトに波及し、当地は大混乱のようです。その次は中共の番なのは誰もが認めるところです。
>中共は情報統制に乗り出しましたが、いくらでも対策はあります。完全鎖国でもしないと中共は長くないでしょう。


こちらのブログにまでコメントして頂き、有難うございます。
偶然発見しただけですので、「大変勉強になりました。」と言われると恐縮してしまいます。

北アフリカで動乱の連鎖が起きてますが、これがIT革命の一面なのでしょうね。
ただ、http://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E4%25B8%25AD%25E5%259B%25BD/" class="keyword">中国は策士の国なので、一筋縄では変化しないような気がします。

ボルト | URL | 2011-01-29(Sat)23:59 [編集]


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