六丈記2

備忘録のようなもの

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ノーベル賞より相応しい賞

ノーベル平和賞に対抗 “茶番劇”孔子平和賞に失笑

 

 中国の民主活動家、劉暁波氏に対するノーベル平和賞授賞に対抗して、急(きゅう)遽(きょ)設立された「孔子平和賞」の授賞式が9日、北京市内で行われた。初代受賞者に選ばれた台湾連戦中国国民党名誉主席は受賞を拒絶。本家と同様、受賞者不在というおまけがついた“茶番劇”に、報道陣から失笑がもれる一幕もあった。
 「孔子平和賞は長い間準備してきたものだ」「連戦氏は当代の平和に貢献した」「(劉暁波の)3文字とは関係ない」-。選評委員会の譚長委員長(北京師範大博士)が顔を真っ赤にして訴えた。
 孔子が論語の中で述べた「和をもって貴しとなす」の心を設立理由に挙げ、ノーベル平和賞への対抗措置であることを否定。だが、パンフレットには「ノーベル平和賞は世界中の人々に開放され、少数派の推薦で決めてはならない。同賞は多数派とは言い難く、不公平さ、誤(ご)謬(びゅう)は免れない」と明記されている。
 インターネットを通じた投票に基づいて選出したといいながら、サイト名や調査期間の公表を拒否。台湾メディアが連戦氏の受賞拒否についてただすと、「拒絶などできない…」としどろもどろに。同氏に正式に通知すらしていないことも明らかになり、最後は無関係の少女にトロフィーを渡してお茶を濁した。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/472799/

 


 劉暁波氏のノーベル平和賞授賞に対して「内政干渉」「政治的な茶番劇」「正義を貫く国家はノーベル平和賞を認めない」等と批判し、各国に授賞式を欠席するように圧力をかけ、「100以上の国家と国際組織が中国を支持」と言い張る中国
 その中国がノーベル平和賞に対抗し、ナチス・ドイツと同様に自らの平和賞を創設したのがこの孔子平和賞だ。
 それにしては余りにも酷過ぎだ。受賞者に知らせもせず授賞式を開き、挙句の果てには無関係の子供に受け取らせ、悲しいことに受賞者に全く相手にされなかった。一人相撲のコントのようだ。
 世界第2位の経済力を自慢しているのだから、せめて、賞金だけでもノーベル賞並みにすれば良いものを100分の1程度とは。せこ過ぎる。

 

 世界中に報道され、失笑されている孔子平和賞だがサーチナのアンケートよると中国人の受け止め方は違うようだ。
◆「孔子平和賞について、どのように思いますか」との問いに対する回答状況は以下の通り(8日午後4時45分現在)。
(1)ノーベル平和賞のパクリだ。意義なし…23.12%
(2)ノーベル賞が失ってしまった、アルフレッド・ノーベルの理想を実現するものだ…19.89%
(3)西側国家とは異なる、アジアの平和概念をアピールするものだ…26.34%
(4)その他…11.83%
(5)分からない…18.82%
◆「孔子平和賞は、中国のイメージを高めるものだと思いますか」との問いに対する回答状況は以下の通り(8日午後5時20分現在)。
(1)大幅に高める…11.57%
(2)ある程度高める…23.13%
(3)影響はない…20.52%
(4)ある程度、落とす…12.31%
(5)大きく落とす…5.97%
(6)分からない…26.49%

 

 孔子平和賞はノーベル賞並みの権威ある賞になることが出来なかったが、有名な賞の非常に有力な受賞者になることが出来た。
 多分、来年のイグノーベル平和賞は孔子平和賞だろう。イグノーベル賞の趣旨の「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」にピッタリだ。
 受賞理由は「愚かなノーベル賞という意味のイグノーベル賞を超える、愚かなパロディー版ノーベル賞を創設したことにより、世界中を笑わせた。」だろうか。

 

 ちなみに、今年のイグノーベル平和賞はリチャード・スティーブンス、ジョン・アトキンス、アンドリュー・キングストン (キール大学、英国)だった。
 受賞理由は「呪いや罵りの言葉を吐くと痛みが取り除かれる、という広く信じられてきた信念を確認したことに対して」である。
 ノーベル賞に対する中国の態度を考えると、偶然なんだろうが、なんとも意味深だ。

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