六丈記2

備忘録のようなもの

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ケントはネトウヨ

 先月、月刊誌「Voice」がタレントで米国弁護士のケント・ギルバート氏のインタビュー記事をネット上に公開しました。冒頭の部分だけ引用します。
*** 韓国人こそ歴史を学べ!――朴槿惠大統領は父親を糾弾すべし ***
http://shuchi.php.co.jp/voice/detail/2330?
■「論理的に自爆した」テロリスト
 ――ケント・ギルバートさんは最近、戦後日本の在り方についてのみならず、日韓関係についてもさまざまな意見を述べられており、各方面で大きな反響を呼んでいます。そもそも、このような問題に関心を抱かれた理由を教えていただけますか。

 ケント・ギルバート(以下、ケント) 私はもう日本に40年近く住んでいますが、この国には本当に素晴らしいところがたくさんあります。それなのに、70年も前の戦争の記憶がいまだに日本人の行動や考え方を縛り付けていると感じたんですね。自分なりにいろいろと調べてみると、じつは戦後占領期にGHQが検閲などを通じて日本人に施した「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(WGIP)」というマインドコントロールが、いまも解けておらず、それがさまざまな分野に悪影響を与えている元凶であることがわかりました。

 日本は早く目覚めなければならないのに、一方で、その状態を利用して、近隣諸国が好き放題にやっている。とくに韓国の論理はメチャクチャで、幼稚なのに、日本はやられっ放しという姿をみて、「いい加減にしろ、あなたたちに何をいう権利があるのだ」と思いました。
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 以下に続くケント・ギルバート氏の発言を要約します。
●マーク・リッパート駐韓米大使襲撃事件で、多くのアメリカ人は、韓国がまともな治安維持能力を持たないことを痛感し、「韓国はまだ一人前ではない」「在韓米軍はやはり必要だ」と考えた。米軍が撤退すれば、北朝鮮軍によって、ソウルは数時間以内に陥落するだろう。
●襲撃犯の金基宗が日本大使襲撃事件を起こした時、韓国メディアは英雄的と報じ、判決には執行猶予が付き、人気者になった。韓国はメディアや世論だけでなく、司法までもが未熟。他国では考えられない。
●安重根が尊敬される歴史上の人物になっていることからして、韓国はテロリストを礼賛する国だと思われても仕方ない。
●韓国人は安重根を理解していない。安重根は明治天皇の信奉者で、伊藤博文を襲った理由は、伊藤を天皇の意思に反する逆賊者と考えたため。安重根の思想は「八紘一宇」や「大東亜共栄圏」の思想と同じで、安重根を英雄視することは戦前の日本の政治思想を敬っていることにほかならない。歴史を知らない韓国人は論理的に自爆している。歴史的ファクトを無視するから、自己矛盾が生じる。
●韓国人が歴史を学べないのは、漢字が読めないから。日本統治時代の業績をすべて否定するという韓国ナショナリズムのために、韓国政府は漢字の使用を廃止し、ハングル文字のみの使用を推進した。ハングルを蔑み使用を禁じた時代もあったのに、真逆の状況になっている。
●日韓併合の際、日本政府は朝鮮人の識字率向上のために学校を建設し、ハングルも普及させた。
●漢字かな交じり文は合理的で素早く読め、表現の自由度が高い。だから、漢字ハングル交じり文もハングルの単独使用よりも優れた表記法だと思う。止めたのは勿体無い。
●日本人が欧米文明の概念を漢字に翻訳した結果、時代遅れの中華思想のなかで生きていた韓国・中国人が今日の近代的な生活を享受している。
●日本政府が李氏朝鮮時代に厳しい階級格差と差別に苦しんでいた人びとの身分を解放した事実がある。これが最も指摘したい日本の業績の一つ。両班階級は、労働を嫌悪し、下層の者から収奪して徹底的にいじめた。一方、賤民階級は激しい差別を受け、奴隷として市場で人身売買された。白丁は人間と認められていなかった。当然、文盲だった。
●日本にも階級差別はあったが、統治者となった武士階級は兵士であり有能な官僚でもあった。江戸時代、「清貧」と「誇り」を維持した武士は、庶民の期待と憧れを受け、庶民の恨みと憎悪の対象だった両班とは真逆の存在だった。
●朝鮮や中国だけでなく欧米でも当たり前だった奴隷売買の習慣が日本に無かった理由は、日本人全員が天皇の下にいる臣民だから。
●朝鮮の激しい身分差別と悪しき因襲は、近代化の最大の足かせになることは明白であり、文明開化を実現した日本人には受け入れられないことだったので、劇的な「身分解放」を行なった。
●日本は、階級差別を無くして学問の機会を提供し、白丁でも学校に行けるようにした。日本の朝鮮半島政策は、搾取目的の「植民地化」ではなく、自国の一部として迎え入れる「併合」だった。奴隷に勉強は教えない。
●日本政府の「身分解放」は、リンカーン大統領の「奴隷解放宣言」に匹敵する先進的な政策であり、韓国近代化の第一歩だったことは疑う余地のない歴史的事実だ。これだけでも日本に大恩があるはずだが、韓国人から身分解放に対する感謝の言葉は聞いたことがない。
●北朝鮮にある水豊ダムは、日本政府が莫大な予算を投入して建設した。それだけでも朝鮮半島の近代化に尽力したのが分かる。
●日本が朝鮮半島の発展のために努力したことを、韓国政府、マスコミ、真実の歴史を調べもしない多くの韓国人が口汚く罵っている。永遠の「中二病」のようだ。外国人による日本人の評価は、「正直」「誠実」「親切」「勤勉」「冷静」「寛容」「トラブルを起こさない」などだが、韓国人はこの真逆だ。知れば知るほど韓国から気持ちが離れ、どんどん日本から離れ難くなる外国人は多い。
●教科書問題については、日韓で教科書と根拠資料を出し合い、内容の妥当性を話し合えばいい。日韓歴史共同研究は非公開だったが、次は公開でやろう。
●韓国は戦後一貫して「戦勝国の一員」だと主張し、「連合国側だった」と自己洗脳する努力を重ねてきた。だが、終戦まで朝鮮半島は「日本領土」だった。これが歴史的事実。韓国人の先祖は「日本人」として連合国と戦い、敗戦の日を迎えた。戦後に建国された大韓民国の国民ではなかった。存在しなかった国がどうして「戦勝国」になれるのか。
●日韓基本条約締結の時、日本政府が「韓国側からの徴用者名簿等の資料提出を条件に個別償還を行なう」と提案したことは、法律に適合した真摯なものだった。だが、韓国政府は日本の提案を拒絶し、個人への補償は韓国政府が行なうとして一括支払いを求めた。それで、日本政府は「独立祝賀金」という名目で、無償3億ドル、有償2億ドル、民間借款3億ドルの供与と融資を行った。
●法律論でいえば、オランダがインドネシアに対して行なったように、過去に投じたインフラ整備費用を請求できたが、当時の日本政府は請求権をすべて放棄した。日本は、当時の韓国政府の国家予算の2倍以上の金を支払い、莫大な投資をした近代的インフラを無償贈与し、韓国の飛躍的な発展を助けた。
●1997年の韓国通貨危機、2006年のウォン高騰に対する経済支援、08年のリーマン・ショック後の支援など、日本は毎回韓国に兆単位の資金を提供し続けてきた。日韓ワールドカップのときはスタジアム建設費用も提供している。しかし、韓国に貸し付けた資金は、まだ一部しか返還されておらず、東日本大震災後のサッカーの試合では「日本の大地震をお祝いします」という横断幕を掲げた韓国人サポーターまで現れる始末だ。
●強い者には媚を売る事大主義。強い相手が複数だと二股三股。弱いとみた相手からは「ゆすり」「たかり」で金を巻き上げ、罵詈雑言を浴びせ、酷い仕打ちをする。それが伝統的な「両班」の精神。大国に翻弄されて身に付けたサバイバル術かもしれないが、この様な事をしていたら、国際社会で評価や尊敬をされるはずがない。良識ある韓国人は、声を上げるべき。
●謝罪するたびに金を要求される悪徳商法にいつまで付き合うつもりなのか。韓国人に対しては、歴史的事実を提示するだけでいい。謝れば謝るほど、「もっと謝れ」「もっと金出せ」といわれるだけだ。
●日本人は忍耐強いが、怒ると相討ち覚悟で徹底的にやる。「いい加減にしないと、死ぬほど痛い目に遭うよ」と韓国人に教えた方が良い。
●韓国人には、慰安婦問題や日本軍の蛮行を責める権利も資格も無い。かつて「日本人」であったという事実もさることながら、慰安婦を管理した大半は朝鮮人経営者で、違法に若い娘たちを売り飛ばしていたのも朝鮮人だった。日本政府は、そういう連中を取り締まる側だった。
●朴正熙大統領は、外貨獲得のために在韓米軍を対象にした慰安所を多く整備した。朴槿惠大統領は、まず自分の父親の行為を糾弾すべき。
●ベトナム戦争では、韓国軍が韓国兵専用の慰安所を運営し、ベトナムの民間人に残虐行為を数多く行った。韓国兵がベトナム人女性をレイプした件数は異常なほど多かったが、その事実に向き合っていない。
●慰安婦像の設置はアメリカの公民権法違反の疑いがあるが、大半のアメリカ人は日本人と韓国人の区別もつかず、歴史問題など分かっていない。オバマ大統領も理解していないと思う。日本はアメリカに対してはっきり説明しないとならない。
●誤報問題を引き起こした朝日新聞は、ニューヨーク・タイムズなどに過ちを犯したことを広告し、韓国の新聞にも広告すべき。韓国にも、日本のことを理解し、敬意を抱く人もいるはず。
●「韓国人こそ歴史を学べ」と言いたいが、ハングル文字だけでは歴史的事実を見直せない。議論するなら、漢字の勉強をやり直し、先祖様が書いたものを自分で読めるようになってからだ。
●日韓が国交断絶しても、日本は困らないが、韓国は生きていけない。放っておくのが一番だが、全く付き合わないわけにもいかない。日本人は沈黙せず、冷静かつ論理的に主張して欲しい。
●韓国人は酷い言葉を使って相手を罵るのが得意だが、日本人も同様にすると、外国人はどっちもどっちと思ってしまう。ヘイトスピーチや何でも在日のせいにする風潮は、見ていて情けなく、同じ土俵に下りて欲しくない。だが、韓国の言い掛かりには、歴史的事実を示すことで反撃して欲しいと思う。

 「ケントはネトウヨ」。そんなレッテル貼りがされそうな内容です。でも、ギルバート氏は元からこの様に考えていた訳ではありませんでした。朝日新聞の検証記事で目を覚ましたのです(2014年12月22日エントリー「NYタイムズが植村元記者を取材する 後編」参照)。それまでは、「従軍慰安婦問題はあったのだ!」と信じ込んでいて、友人たちから「従軍慰安婦問題なんて無かったんですよ!」と何度教えられても全く聞く耳を持たなかったのです。ところが、朝日新聞が過去の記事を取り消したことで、「朝日新聞に完全に騙された」との思いに至ったのです。
 ギルバート氏は、先入観が壊れたことによって、従軍慰安婦問題だけではなく左翼的な言説も疑い始めたのでしょう。1年も経たぬ内にここまでの認識を持つようになりました。人は、先入観があると反する事実を示しても拒絶するだけで、先入観が壊れて「騙された」と思うと、急速にそれまでの思想の否定に走り、反対側に振れるということがあります。また、先入観が強いほど振れ幅は大きくなるようです。ギルバート氏はこの好例なのかもしれません。同様の例として、敗戦により、軍国主義者が急に共産主義になるということがありました。しかし、ギルバート氏が転向した軍国主義者と同じだとは言いません。転向した軍国主義者が天皇制に代わる正しいものとして共産主義を信じたこととは、ものの考え方が違うように見えるからです。

 ギルバート氏の話しの多くには賛同します。日本人は沈黙せずに歴史的事実を示してはっきりと論理的に主張すべし、というのも分かります。でも、その効果は如何ほどでしょうか。
 アメリカ人を始めとする外国人の多くは、ギルバート氏が指摘するように、日韓の間に起きていることについてよく理解していないでしょう。中韓のプロパガンダやリベラル系メディアによって作られた先入観で何となく日本が悪いと感じ、「日本が過去に行った悪いことで揉めているんだな」くらいにしか思っていないように思います。その様な状況の中、歴史的事実を示したところで、反省を拒んでいると思われるだけです。事実、慰安婦像の設置について日系人らが反対をした時もそんな反応でした。
 韓国人の場合は、反日教育やメディアによる虚偽情報で洗脳されているので、非常に頑なです。ギルバート氏は「韓国の新聞にも(朝日新聞が誤報したこと認める広告を)掲載すれば、わかる人にはちゃんと伝わります。韓国にも、日本のことを理解して、敬意を抱く立派な人はいるはずです。」と言いますが、昨年、朝日新聞が慰安婦報道の誤報を認めたということは韓国でも報道され、その時の韓国人の反応は、右翼に朝日新聞が不当にバッシングされているというようなものでした。だから、広告くらいで、韓国社会が変わるとは思えません。
 とはいえ、韓国にも韓国の歴史認識は誤っていると批判する人はいます。例えば、「親日派のための弁明」の著者のキム・ワンソプ氏がそうです。でも、キム・ワンソプ氏が元からこうした見解を持っていたのではありません。キム・ワンソプ氏は、反日歴史教育を疑うことなく育った人で、日本人に憎悪を持ち、阪神大震災が起きた時は歓喜していたのです。それが変わったのは、オーストラリアなどに滞在している間に様々な書物を読むうち、教えられた歴史が世界の常識とかけ離れていると気付いたからです。でも、このような例は極稀です。多くの韓国人が留学していますが、反日歴史教育から離れられないのが現実です。その一例として、キム・ワンソプ氏がソウル大学国史学科のホームページの掲示板で発見したとして書いている、アメリカ留学で韓国史の授業をとった韓国人学生の話があります。その学生はアメリカ人教授から「韓国政府は韓国と日本の関係について誇張された歴史を教えているのではないか」と指摘され、愛国的態度で強く抵抗したらしいのですが、結局、アメリカの学者が韓国の歴史を歪曲していると憤慨したとのことです。
 韓国人の反日イデオロギーは強固で、異論は許さないなのです。キム・ワンソプ氏は「親日派のための弁明」を出版したことで、名誉毀損罪に問われて有罪となり、本は事実上の発禁になりました。その後も親日関連で、暴行受けたり、名誉で検察に起訴されたり、賠償命令を受けたりしています。逆にキム・ワンソプ氏が脅迫されても不起訴処分で済まされ、事実上の出国禁止処分になっています。親日派は社会的に抹殺されるのです。こんな状況では、真実を知ったとしても、表立って活動は出来ないでしょう。シンシアリー氏のように匿名で外国人相手に活動するのが限界ではないでしょうか。韓国内で主張を広められないのですから、韓国社会の歴史認識を変えるのは非常に難しいと言わざる得ません。

 韓国社会に向かって歴史認識が間違っていると言っても、検証しようともしないで「妄言だ、歪曲だ」と反発するだけです。韓国に理解してもらおうと考えるのは止めた方が良いのかもしれません。むしろ、ギルバート氏ような人物を増やす方に注力すべきと思います。世界で日本の歴史認識の方が正しいと思われれば、韓国が孤立し、韓国のプロパガンダも効力を失います。
 そのためには切っ掛けを作らないとなりません。ギルバート氏が朝日新聞の検証記事で目を覚ましたような切っ掛けがなければ、世界の認識を変えるのは難しいでしょう。だけども、切っ掛けによって一度目を覚ませば、騙されたという思いからギルバート氏のように自ら韓国の主張の不条理を解き明かして行く様になるのではないでしょうか。ただし、日本の左翼学者や運動家の主張がイデオロギーによって歪められたものだという世論形成がなされていないと、目を覚ましても左翼によって引き戻されるとも限りません。
 何が切っ掛けとなりうるでしょうか。目を覚まさせるのですから、分かり易くて簡潔なものの方が受け入れやすいでしょう。全エントリー「歴史認識問題に関する一考察2」では、韓国が第二次世界大戦の戦勝国と主張していることを広めることが効果的と書きましたが、これが切っ掛けとして最適ではないかと思います。南北朝鮮以外でそう認識されておらず、韓国の主張が間違っていると分かり易いですから。

 世界の人々に目を覚まさせるのも大事ですが、その前に日本人が目を覚まさなくてはなりません。韓国の歴史認識が出鱈目だということを日本人が理解することが必要です。幸いなことに日本国内の世論は、そうなって来ているように思えます。

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