六丈記2

備忘録のようなもの

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

日米韓首脳会談が開催される

*** 日米韓会談、25日…「北東アジアの安全守る」 ***
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20140322-OYT1T00301.htm?from=popin
 ベン・ローズ米大統領副補佐官(戦略広報担当)は21日の記者会見で、オランダ・ハーグでの日米韓首脳会談が25日に開かれると明らかにした。
 ローズ氏は「大変重要な会議だ」と述べ、日米韓の結束を示す機会になるとの考えを示した。
 同席したスーザン・ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)は「我々の緊密な同盟国である日韓が緊張した時期の後、3か国会談で団結する。会談では北東アジアの安全を守る米国の強い決意が示されるだろう」と述べた。
 一方、ローズ氏は、ウクライナ情勢を協議するハーグでの先進7か国(G7)首脳会議について、「オバマ大統領はG7の指導者とウクライナ政府への支援について話し合う。首脳会議を開くこと自体がロシアの孤立につながる」と強調した。
*** 2014年3月22日13時52分 読売新聞 ******************

 日米韓首脳会談に難色を示していた朴大統領がようやく会談開催を受け入れた。オバマ大統領の顔を潰すわけにはいかないと韓国側が判断し、誰が見ても渋々受け入れたということが分かる。
 アメリカは、日韓対立が続くのはアメリカの利益にならないと考えるのは分かるが、無理矢理3ヶ国会談を設定して日韓首脳が会談しましたという形を作ったところで、どれ程の意味があるのか。朴大統領は、サミットで習国家主席と会談する。蜜月をアピ-ルすることになるだろう。その後で、日米韓首脳会談を行っても、日韓が単独会談出来ないということを際立たせるだけだ。
 3ヶ国会談では、北朝鮮の核問題だけを話し合い、歴史問題などには触れないとのことだ。会談を穏便に済ませようとのアメリカの意向が働いたのだろう。だが、朴大統領がそれで我慢できるだろうか。朴大統領は、北朝鮮の核問題には興味を示さず、従軍慰安婦問題などばかりに言及するのではないか。事前の約束事を守るとは思えない。例えどんな話し合いになったとしても、会談後には、3ヶ国首脳が並んで日米韓3国の結束をアピ-ルすることになるだろう。だが、誰もが、ポーズに過ぎないと思うに違いないだろうし、日韓関係が改善することもないだろう。

 先日、読売新聞朝刊(3月14日)に「語る 日本への提言」というインタビュー記事が掲載されていた。
********** 語る 日本への提言① **********
■米戦略国際問題研究所(CSLS)上級アドバイザー エドワード・ルトワック氏
 米国防長官に直結している国防総省相対評価室のほか、世界各国の政府や軍でアドバイザーを務める戦略家。著書に「自滅する中国」韓国は日本の戦略に組み込めないなど。71歳。

 中国の軍事的な台頭や韓国の反日姿勢により、日本を取り巻く外交・安全保障環境は不透明さを増している。日本はどう対応していくべきか、同盟国である米国の外交や軍事の専門家に聞いた。

【中国抑止へ近隣国と連携】
《世界各国の首脳に安全保障政策などの助言をしている米国の戦略家エドワード・ルトワック氏は、大国となった中国は内向きの論理で敵を作り出し、自滅の道をたどっていると指摘する。》
 中国の指導者は、内部からのプレッシャーにさらされています。人民は共産党支配に対する数世代にわたる非常に大きな怒りを抱いており、人民解放軍は反日だけでは満足せず、特に空母を欲しがる海軍は米国を敵として必要としています。さらに、効力をなくした共産主義に代わる新しいイデオロギーが必要です。
 習近平国家主席は「中国の夢」を提唱しています。その最も重要な政治的要素は、中国の力を世界中で行使するという民族意識です。こうした大国としての中国の振る舞いは、外部から大きな反発を生んでいますが、中国指導部は、内部のプレッシャーに伴う内向き姿勢のため、外からのメッセージを受け止めることができないのです。その結果、かつては中国に近かったミャンマーは、今や中国と離れました。フィリピンや日本、インドなどで似たような反発が起きています。

【尖閣渡しても「琉球欲しい」と言う】
《日中関係は、尖閣諸島を巡る中国の威圧的な姿勢により、首脳会談が開けない状態が続いている。》
 中国の政治システムは、日本への敵意を必要としています。それは酸素のようなものです。もし日本がお土産のように尖閣諸島を差し出しても、中国は即座に沖縄について話し始め、「実は、尖閣が欲しかったのではなく、琉球が欲しいのです」と言うでしょう。
 尖閣を巡る緊張を和らげることはできません。日本にできることは、抑止力を強めることです。尖閣諸島に20人でも守備隊を配置すれば、尖閣をあきらめないと示すことになります。これは攻撃的ではありません。平和を求めるならば、積極的に戦争を避けなければなりません。中国人は(相手を降伏させるために)謀略をめぐらす戦国時代の考え方が染みついており、もし日本が戦う姿勢を示さなければ、彼らはますます圧力を強めるでしょう。
 日本が抑止力強化と同時にやるべきことは、フィリピン、ベトナム、インドなど、中国の脅威に同じく直面している国々を支援し、軍事面を含めた連携を深めていくことです。これは最も効果的です。中国は日本だけでなく、日本からインドまでの一つの同盟と対峙することになるからです。日露の長期的な協力も、対中けん制になると見ています。

【韓国は日本の戦略に組み込めない】
《隣国の韓国は、日本と協力するよりは、中国と一緒になって歴史認識問題などで日本を批判している。》
 日本は韓国を自らの戦略の中に組み込むことはできないと思います。韓国は、中国を文化面で深く尊敬し、中国は好意的だと常に考えています。一方、日本には憎しみを抱いているのです。
 朴槿恵大統領が昨年6月、中国の習主席に対して、伊藤博文を暗殺した安重根の記念碑を中国・ハルビンに建てることを提案したのも、感情や非理性的な憎しみからきたものです。世界的に見て極めて異例です。憎しみの原因は、韓国が日本の植民地支配と戦わなかったからでしょう。暗殺者を顕彰しようとする理由は、彼が日本と戦ったからです。
 韓国の日本に対する態度は、日本が何をしようが関係ありません。いわゆる従軍慰安婦問題では、韓国の反応を期待して何かやっても、成果はないでしょう。日本の政策は、韓国以外の世界各国の反応をもとに検討されるべきです。

■中国の夢
 2012年11月、総書記に就任したばかりの習近平氏が他の共産党政治局常務委員と国家博物館の常設展「復興の道」を訪れた際、重要談話の中で使い、習政権のスローガンとなっている言葉。「中華民族の偉大な復興の実現」を意味する。
********** 2014/3/14 ************

 非常に的確な分析だと思う。中韓は反日プロパガンダを利用し過ぎて、最早後戻りできない状況に陥っている。譲歩しても、要求をエスカレートさせるだけで、状況を好転させることにはならないのは明らかだ。しかし、オバマ大統領やケリー国務長官の言動を見る限り、この様な認識ではないようだ。
 3ヶ国会談後、朴大統領はメルケル首相と会談する。朴大統領のことだから、ここでも告げ口外交をするだろう。オバマ大統領は、3ヶ国会談を行っても関係改善にならなかったと思い知らされることになると思うが、方針転換をするだろうか。
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。