六丈記2

備忘録のようなもの

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生野区連続通り魔事件 犯人が不起訴になる2

<生野区連続通り魔事件 犯人が不起訴になる1>の続き・・・
 
◆司法精神鑑定
 刑事事件における精神鑑定が色々出てきたので、司法精神鑑定(刑事精神鑑定)について触れておく。
 
 刑法・刑事訴訟法に基づく刑事精神鑑定と民法・民法訴訟法に基づく民事精神鑑定の2つを司法精神鑑定と言う。
 刑事精神鑑定は検察官の判断による起訴前鑑定と裁判官の命令により公判の過程で実施される正式鑑定に別れ、起訴前鑑定は嘱託鑑定と簡易鑑定に分かれる。いずれの鑑定も被告人(被疑者)の犯行時における責任能力の有無を判断するために行われるものだが、違いは次のようなことらしい。
△起訴前鑑定
●簡易鑑定
 裁判官の認可は不必要。
 勾留期間中(最長23日間)に結果が出される。
 被疑者との面接は通常1回(大体1~3時間程度)。
 比較的簡素な鑑定。
●嘱託鑑定
 裁判官の認可は必要。
 病院などに移送し、鑑定期間は数ヶ月に及ぶ。
 正式鑑定と同レベルな鑑定。
△正式鑑定
 裁判官の命令で実施(主に弁護人の依頼でなされる)。
 捜査資料の参照、被告人・関係者との面接、被告人の精神科受診歴の参照、検査など、鑑定人が必要と考えたことを行う。検査には、身体検査(血液検査、尿検査、心電図など)、神経学的検査(脳波検査、CT画像検査)、心理検査(人格検査、知能検査)があり、必要の応じて行われる。
 
 刑事精神鑑定における正式鑑定の比率は低く、大多数は起訴前鑑定で、起訴前鑑定の中でも簡易鑑定が圧倒的多数というのが現状のようだ。また、心神喪失を理由にして無罪になるケースは非常に稀で、平成23年度に無罪(一審)とされた者は1人だけだったという。
 
 
◆康は心神喪失?
 康は統合失調症を患っていたとの報道もある。犯行時も統合失調症であったかは分からない。だが、統合失調症であるからといって、免罪になる訳ではない。要は責任能力の有無だ。
 検察は起訴前鑑定をし、心神喪失と判断した。鑑定人の精神科医が責任無能力との鑑定結果を出したと思われる。鑑定結果は参考であり、起訴前において心神喪失かどうかを判断するのは検察なのだが、検察は無罪判決を嫌い、心神喪失の可能性があれば安易にそう判断する傾向にあるようだ。だから、今回の事件も深い検討はせずに不起訴処分にしてしまったように思える。
 専門化が鑑定して責任無能力との結果を出したのだろうが、事件報道を見ると、心神喪失とはとても思えない。同様に思っている人も多いと思う。康にあったことも無く、門外漢の素人が口を出すのは慎むべきなのかもしれないが、何故、専門化である鑑定人が責任無能力と判断したのだろうと疑問に思う。
 素人なりに犯行時の康の弁識能力と制御能力を考えてみる。
●当該行為の性質や意味を理解していたか
 逮捕直後の供述で「生粋の日本人なら何人も殺そうと思った」と言っていることから、自分のしようとした行為が殺人だと理解していたのは明らか。
●当該行為の善悪を判断できたか
 殺人を悪いことだと認識していたとする直接的な証拠は無い。だが、予めナイロン袋を用意し、ナイフをそれに隠して移動していたこと、「日本人だったら誰でもやったるんや」との発言、「日本人は嫌だ」と言っても逮捕されたことを不当だとは思っていない様子、これらのことから推測すると、悪いことだとの認識はあったと判断するのが妥当だと思う。
●当該行為を制御する能力はあったか
 日本人であることを否定した男性には襲い掛かっていないから、制御する能力があったことも明らか。
 
 以上のことから、「責任能力はあった」と判断するのが適当だと思う。
 過去の事件では、「自分は悪くない」と自己の犯罪を正当化する犯罪者は幾らでもいた。例えば、オウムの殺人事件では、「ポア」という言葉を使って殺人を「被害者の魂を救済」と正当化していた。実行犯は、麻原彰晃の影響下で洗脳のような状態にあったにもかかわらず、心神喪失とはされずに有罪判決を受けている。このような実行犯に比べれば、まだ康の方が責任能力があるように思える。
 
 
◆生野区
 法務省によると、外国人登録者数は207万8480人(平成23年末現在)で、総人口1億2773万人(平成24年1月1日現在概算値)に占める割合は、1.63%である。外国人登録者数の内訳は、中国67万4千人、韓国・朝鮮54万5千人、ブラジル23万人、フィリピン20万9千人、ペルー5万2千人、米国4万9千人、その他33万6千人となっている。
 外国人の割合は50人に1人もいない訳だから、手当たり次第に刺して回ったとしても、外国人が被害者になる可能性は低い。それなのに、康は日本人か否かを確認しながら犯行に及んだ。確率的に考えれば、日本人か否かを確認しなくとも、被害者はほぼ日本人に限られるのだから、あまり意味のなさない行動とも思ったが、実はそうでもないようだ。
 
 日本地域番付というサイトの「全国・全地域の韓国人・朝鮮人比率番付」には、地域ごとの韓国・朝鮮人比率のランキング(2010年度)というものが掲載されている。それによると、生野区は韓国・朝鮮人比率がダントツ1位である。10位まで書き出してみるとこうなる。
 1 大阪市生野区_(大阪府) 比率15.486%  韓国・朝鮮人数20,753人 人口総数  134,009人
 2 大阪市東成区_(大阪府) 比率 5.667%  韓国・朝鮮人数 4,547人 人口総数   80,231人
 3 神戸市長田区_(兵庫県) 比率 4.633%  韓国・朝鮮人数 4,708人 人口総数  101,624人
 4 京都市南区__(京都府) 比率 4.106%  韓国・朝鮮人数 4,054人 人口総数   98,744人
 5 新宿区____(東京都) 比率 3.063%  韓国・朝鮮人数 9,996人 人口総数  326,309人
 6 大阪市西成区_(大阪府) 比率 2.640%  韓国・朝鮮人数 3,220人 人口総数  121,972人
 7 大阪市天王寺区(大阪府) 比率 2.458%  韓国・朝鮮人数 1,715人 人口総数   69,775人
 8 大阪市____(大阪府) 比率 2.064%  韓国・朝鮮人数55,012人 人口総数2,665,314人
 9 東大阪市___(大阪府) 比率 1.935%  韓国・朝鮮人数 9,858人 人口総数  509,533人
10 荒川区____(東京都) 比率 1.857%  韓国・朝鮮人数 3,775人 人口総数  203,296人
 
 生野区の統計データーから計算すると、以下の通りになる。
生野区人口_130723人(平成25年11月1日現在)
外国人登録数 28707人(平成24年9月末現在)
韓国・朝鮮人 26408人(平成24年9月末現在)
区民に対する外国人の割合    22.0%
区民に対する韓国・朝鮮人の割合 20.2%
外国人の内の韓国・朝鮮人の割合 92.0%
 
 生野区民の5人に1人がコリアンだ。ここは、戦前から在日コリアンが固まって居住している町なのだろう。検索してみると、日本最大の韓国食料品マーケット「生野コリアタウン」が存在し、日本最大のコリアンタウンと呼ばれているのが分かった。
 こんな町で無差別殺人を実行すると、高い確率で康の同胞であるコリアンを巻き込むことになるだろう。康が日本人か否かを確認してから犯行に及んだのは、「日本人に危害を加える」ということが主であろうが、「同胞に危害を加えない」という意識も強くあったように思われる。
 
 
◆報道
 康の起こした通り魔事件は、初めから日本人だけをターゲットにしたものだったことが明らかだったため、日本社会にとっては今までの無差別通り魔事件よりもショッキングなものだった筈だ。にも拘らず、テレビなどの多くのマスコミの扱いは小さく、内容の薄いものだった。続報もほとんど無かった。まるで、報道しない自由を行使したと批判を受けないようにするためのアリバイ作りのようにも見える有り様だった。
 マスコミがこの様な対応をしたのは、康の精神科への入院歴が早々と明らかになったことが一因だろう。精神病患者となると、不起訴になる可能性があるし、場合によっては人権問題と非難されかねないので、個人情報の取り扱いにも慎重になざる得ない。マスコミにとっては面倒な事件だ。報道が消極的になるのも分からないでもない。しかし、過去の精神障害を疑わせる犯人が起こした通り魔事件などと比べると、あまりにも小さ過ぎる扱いだ。
 ここまで小さな扱いになったのは、精神障害の疑いがあったためだけではないだろう。康が在日韓国人であったこともマスコミを及び腰にさせた理由であったに違いない。マスコミの中には「韓国籍の男」としか報道しないところもあった。在日団体は気にいらない報道があると、業務に支障をきたすほどの電話攻勢などで圧力を掛けてくるから、マスコミにとっては厄介な相手だ。腰が引けたとしても不思議ではない。
 大手を始めとするマスコミはヘイトスピーチを問題視し、批判していたが、日本人に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)であることが明確な生野区連続通り魔事件に対してはこの程度の報道しかしなかった。ヘイトスピーチを問題視しするなら、もっと悪質なヘイトクライムにはそれ以上の批判をしてしかるべきだろう。だが、精神障害の疑い、在日韓国人という厄介なものに腰が引けた。マスコミは「社会の木鐸」を自認しているが、実態は事なかれ主義の集団でしかない。「マスゴミ」と言われるのも当然だろう。
 
 
◆インターネット
 生野区連続通り魔事件が報道されると、ネット上は沸いた。マスコミの消極的な報道が大きくした面もあった。
 当然、ウィキペディアにも「生野区連続通り魔事件」という項目が作られたが、6月8日に削除された。事件の3日後に「特筆性なし」「百科事典的な記事に成長する見込みなし」に該当するとして削除依頼が出され、「新聞記事にすらならない一部の愛好者しか知らないサブカルのアニメやゲーム、AV女優の項目が充実しているにも関わらず、多数の報道機関で報道された事件については積極的に削除しようとする動きには疑問を感じます。」という存続を希望する意見もあったのだが、削除が決定されてしまう(詳細は「Wikipedia:削除依頼/生野区連続通り魔事件 20130526」参照)。今もウィキペディアに「生野区連続通り魔事件」という項目は無い。
 この事件を不都合に感じる勢力が事件の存在を揉み消そうとしているのは分かるが、これだけの事件がウィキペディアに掲載される価値が無いと判断されるのは驚きだ。ウィキペディアにとって禍根を残す判断だったのではないだろうか。
 
・・・終わり。
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平成23年末現在における外国人登録者数について(速報値)
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri04_00015.html
【在留外国人統計(旧登録外国人統計)統計表】
http://www.moj.go.jp/housei/toukei/toukei_ichiran_touroku.html
全国・全地域の韓国人・朝鮮人比率番付
http://area-info.jpn.org/KorePerPopAll.html
生野区の統計
http://www.city.osaka.lg.jp/ikuno/page/0000000434.html
韓国人による生野区連続通り魔事件のWikipedia項目が「ニュースサイトではなく事件の1つでしかない」という理由で削除
http://getnews.jp/archives/358261
Wikipedia:削除依頼/生野区連続通り魔事件 20130526
http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:%E5%89%8A%E9%99%A4%E4%BE%9D%E9%A0%BC/%E7%94%9F%E9%87%8E%E5%8C%BA%E9%80%A3%E7%B6%9A%E9%80%9A%E3%82%8A%E9%AD%94%E4%BA%8B%E4%BB%B6_20130526
 

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