六丈記2

備忘録のようなもの

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【麻生ナチス発言】付け火して 反応喜ぶ 共同か

 昨日の報道ステーションで、麻生副総理がナチス発言をした講演の音声を放送していた。麻生副総理の発言部分をほぼ全て含んでいたように思う。番組は麻生副総理の発言撤回と中国、韓国、ユダヤ人団体の反応を紹介し、コメンテーターが頓珍漢な批判を繰り広げるものだった。
 ニュース23でも麻生副総理の発言部分の音声を全て放送した。真似した訳では無いだろうが、報道ステーションの報道と同じ構成で、コメンテーターが頓珍漢なのも同じだった。
 政治家の失言批判をテレビがする時は、該当部分だけをクローズアップするのが常で、発言全体をそのまま全て放送するのは異例だ。画面をよく見ると、「共同通信提供」と入っていた。最初の報道から2日後に、配信元が元データーを公開する事態になったということは、何かあったのだろうか。
 
 麻生副総理がナチス発言がどの様に報道されたのか、時間を追って探ってみる。
*** 朝日新聞 2013年7月29日22時10分 ***
「護憲と叫べば平和が来るなんて大間違い」麻生副総理
http://www.asahi.com/politics/update/0729/TKY201307290380.html?ref=reca
 日本の置かれている国際情勢は(現行憲法ができたころと)まったく違う。護憲、護憲と叫んでいれば平和がくると思うのは大間違いだし、仮に改憲できたとしても、それで世の中すべて円満になるというのも全然違う。改憲の目的は国家の安全や国家の安寧。改憲は単なる手段なのです。狂騒・狂乱の騒々しい中で決めてほしくない。落ち着いて、我々を取り巻く環境は何なのか、状況をよく見た世論の上に憲法改正は成し遂げるべきなんです。そうしないと間違ったものになりかねない。(東京都内で開かれたシンポジウムで)
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*** 産経新聞 2013.7.29 23:10 ***
麻生氏「静かにお参りすればいい」 首相らの靖国参拝念頭に 終戦の日にこだわらず
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130729/plc13072923130018-n1.htm
 麻生太郎副総理兼財務相は29日、都内で開かれた民間シンクタンク「国家基本問題研究所」(櫻井よしこ理事長)の月例研究会に招かれ、安倍晋三首相や閣僚の靖国神社参拝を念頭に「国のために命を投げ出してくれた人に敬意と感謝の念を払わない方がおかしい」と述べる一方、「静かにお参りすればいい。何も戦争に負けた日だけ行くことはない」と話した。
 憲法改正については「(日本の安全を近隣諸国に委ねるような書きぶりの)前文を読んだだけで『危ない』と思うのが常識だ」とした上で、「改憲をやれる情勢はできあがりつつあるが、冷静に取り組んでいくべきだ」と述べた。
 また、防衛費に関しては「減らし続ければ日本は自国を『守る気がない』と思われる」と強調、海上自衛隊を最優先に増額していく必要性を訴えた。
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*** スポニチ 2013年7月30日 01:10 ***
麻生副総理 改憲でナチス引き合い、都内の講演で語る
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/07/29/kiji/K20130729006320770.html
 麻生太郎副総理兼財務相は29日夜、都内で講演し、憲法改正をめぐり戦前ドイツのナチス政権時代に言及する中で「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか」と述べた。
 「けん騒の中で決めないでほしい」とし、憲法改正は静かな環境の中で議論すべきだと強調する文脈の中で発言したが、ナチス政権を引き合いに出す表現は議論を呼ぶ可能性もある。
 麻生氏は「護憲と叫んで平和がくると思ったら大間違いだ。改憲の目的は国家の安定と安寧。改憲は単なる手段だ」と強調した。その上で「騒々しい中で決めてほしくない。落ち着いて、われわれを取り巻く環境は何なのか、状況をよく見た世論の上に憲法改正は成し遂げられるべきだ。そうしないと間違ったものになりかねない」と指摘した。
 安倍晋三首相や閣僚による終戦記念日の靖国神社参拝を念頭に「国のために命を投げ出してくれた人に敬意と感謝の念を払わない方がおかしい」とし「静かにお参りすればいい。何も戦争に負けた日だけに行くことはない」と話した。
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*** 日経新聞 2013/7/30 2:15 ***
改憲巡りナチスを引き合いに 麻生副総理
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO57891250Q3A730C1PP8000/
 麻生太郎副総理兼財務相は29日夜、都内で講演し、憲法改正をめぐり戦前ドイツのナチス政権時代に言及する中で「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか」と述べた。「けん騒の中で決めないでほしい」とし、憲法改正は静かな環境の中で議論すべきだと強調する文脈の中で発言した。〔共同〕
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*** 読売新聞 2013年7月30日07時32分 ***
改憲「狂騒、狂乱の中で決めるな」…麻生副総理
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130730-OYT1T00050.htm
 麻生副総理は29日、都内で開かれた講演会で憲法改正について、「狂騒、狂乱の中で決めてほしくない。落ち着いた世論の上に成し遂げるべきものだ」と述べた。
 その上で、ドイツでかつて、最も民主的と言われたワイマール憲法下でヒトラー政権が誕生したことを挙げ、「ワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口を学んだらどうか。(国民が)騒がないで、納得して変わっている。喧騒(けんそう)の中で決めないでほしい」と語った。
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*** 47NEWS 2013/07/30 16:20 ***
憲法改正でナチス引き合い/麻生副総理、都内の講演で
http://www.47news.jp/47topics/e/244250.php
 麻生太郎副総理兼財務相は29日夜、都内で講演し、憲法改正をめぐり戦前ドイツのナチス政権時代に言及する中で「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか」と述べた。
 「けん騒の中で決めないでほしい」とし、憲法改正は静かな環境の中で議論すべきだと強調する文脈の中で発言したが、ナチス政権を引き合いに出す表現は議論を呼ぶ可能性もある。
 麻生氏は「護憲と叫んで平和がくると思ったら大間違いだ。改憲の目的は国家の安定と安寧。改憲は単なる手段だ」と強調した。その上で「騒々しい中で決めてほしくない。落ち着いて、われわれを取り巻く環境は何なのか、状況をよく見た世論の上に憲法改正は成し遂げられるべきだ。そうしないと間違ったものになりかねない」と指摘した。
 安倍晋三首相や閣僚による終戦記念日の靖国神社参拝を念頭に「国のために命を投げ出してくれた人に敬意と感謝の念を払わない方がおかしい」とし「静かにお参りすればいい。何も戦争に負けた日だけに行くことはない」と話した。
 (共同通信)
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*** 47NEWS 2013/07/30 19:08 ***
韓国、麻生副総理の発言を批判 「多くの人を傷つける」
http://www.47news.jp/CN/201307/CN2013073001002301.html
 【ソウル共同】韓国外務省の趙泰永報道官は30日、麻生太郎副総理兼財務相が憲法改正論議に絡み、戦前ドイツのナチス政権を引き合いに「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。あの手口を学んだらどうか」と述べたことについて「こうした発言が多くの人を傷つけることは明白だ」と批判した。定例記者会見での発言。
 趙氏は、麻生氏の発言が「侵略の被害を受けた周辺国の国民にどう受け止められるか明らかだ。日本の政治指導者は言行を慎重に行う必要がある」と述べた。
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*** 産経新聞 2013.7.31 14:37 ***
「本人が答えるべきだ」麻生氏発言に菅長官
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130731/stt13073114380002-n1.htm
 菅義偉官房長官は31日の記者会見で、麻生太郎副総理兼財務相が憲法改正に関連して戦前のドイツ・ナチス政権を引き合いに発言したことについて、「麻生氏が(発言の真意について)答えるべきだ」との考えを示した。
 麻生氏は29日夜、都内の講演で、ナチス政権時代に言及する中で、「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。あの手を学んだらどうか」などと述べた。
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*** 朝日新聞 2013年8月1日2時18分 ***
麻生副総理の憲法改正めぐる発言の詳細
http://www.asahi.com/politics/update/0801/TKY201307310772.html
 麻生太郎副総理が29日、東京都内でのシンポジウムでナチス政権を引き合いにした発言は次の通り。
 僕は今、(憲法改正案の発議要件の衆参)3分の2(議席)という話がよく出ていますが、ドイツはヒトラーは、民主主義によって、きちんとした議会で多数を握って、ヒトラー出てきたんですよ。ヒトラーはいかにも軍事力で(政権を)とったように思われる。全然違いますよ。ヒトラーは、選挙で選ばれたんだから。ドイツ国民はヒトラーを選んだんですよ。間違わないでください。
 そして、彼はワイマール憲法という、当時ヨーロッパでもっとも進んだ憲法下にあって、ヒトラーが出てきた。常に、憲法はよくても、そういうことはありうるということですよ。ここはよくよく頭に入れておかないといけないところであって、私どもは、憲法はきちんと改正すべきだとずっと言い続けていますが、その上で、どう運営していくかは、かかって皆さん方が投票する議員の行動であったり、その人たちがもっている見識であったり、矜持(きょうじ)であったり、そうしたものが最終的に決めていく。
 私どもは、周りに置かれている状況は、極めて厳しい状況になっていると認識していますから、それなりに予算で対応しておりますし、事実、若い人の意識は、今回の世論調査でも、20代、30代の方が、極めて前向き。一番足りないのは50代、60代。ここに一番多いけど。ここが一番問題なんです。私らから言ったら。なんとなくいい思いをした世代。バブルの時代でいい思いをした世代が、ところが、今の20代、30代は、バブルでいい思いなんて一つもしていないですから。記憶あるときから就職難。記憶のあるときから不況ですよ。
 この人たちの方が、よほどしゃべっていて現実的。50代、60代、一番頼りないと思う。しゃべっていて。おれたちの世代になると、戦前、戦後の不況を知っているから、結構しゃべる。しかし、そうじゃない。
 しつこく言いますけど、そういった意味で、憲法改正は静かに、みんなでもう一度考えてください。どこが問題なのか。きちっと、書いて、おれたちは(自民党憲法改正草案を)作ったよ。べちゃべちゃ、べちゃべちゃ、いろんな意見を何十時間もかけて、作り上げた。そういった思いが、我々にある。
 そのときに喧々諤々(けんけんがくがく)、やりあった。30人いようと、40人いようと、極めて静かに対応してきた。自民党の部会で怒鳴りあいもなく。『ちょっと待ってください、違うんじゃないですか』と言うと、『そうか』と。偉い人が『ちょっと待て』と。『しかし、君ね』と、偉かったというべきか、元大臣が、30代の若い当選2回ぐらいの若い国会議員に、『そうか、そういう考え方もあるんだな』ということを聞けるところが、自民党のすごいところだなと。何回か参加してそう思いました。
 ぜひ、そういう中で作られた。ぜひ、今回の憲法の話も、私どもは狂騒の中、わーっとなったときの中でやってほしくない。
 靖国神社の話にしても、静かに参拝すべきなんですよ。騒ぎにするのがおかしいんだって。静かに、お国のために命を投げ出してくれた人に対して、敬意と感謝の念を払わない方がおかしい。静かに、きちっとお参りすればいい。
 何も、戦争に負けた日だけ行くことはない。いろんな日がある。大祭の日だってある。8月15日だけに限っていくから、また話が込み入る。日露戦争に勝った日でも行けって。といったおかげで、えらい物議をかもしたこともありますが。
 僕は4月28日、昭和27年、その日から、今日は日本が独立した日だからと、靖国神社に連れて行かれた。それが、初めて靖国神社に参拝した記憶です。それから今日まで、毎年1回、必ず行っていますが、わーわー騒ぎになったのは、いつからですか。
 昔は静かに行っておられました。各総理も行っておられた。いつから騒ぎにした。マスコミですよ。いつのときからか、騒ぎになった。騒がれたら、中国も騒がざるをえない。韓国も騒ぎますよ。だから、静かにやろうやと。憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね。
 わーわー騒がないで。本当に、みんないい憲法と、みんな納得して、あの憲法変わっているからね。ぜひ、そういった意味で、僕は民主主義を否定するつもりはまったくありませんが、しかし、私どもは重ねて言いますが、喧噪(けんそう)のなかで決めてほしくない。
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 当日報道したの朝日、産経では「あの手口を学んだらどうか」という発言は取り上げておらず、問題視されていない。初見はスポニチで、「ナチス政権を引き合いに出す表現は議論を呼ぶ可能性もある。」と記者の主観が書かれ、問題にしようとの意図がみられる。
 スポニチの記事に「共同通信」というクレジットは無いが、共同通信が配信した記事と同じなので、共同通信の配信記事をそのまま掲載したのが明らかだ。日経は「共同」と入れているが、記事を簡略化している。読売はクレジットが無いが、共同通信の記事を基にして掻い摘んで書いたものだろう。
 翌日の官房長官記者会見で、記者達が麻生副総理失言したと責めたて、それに韓国が乗っかり、更に野党や中国、ユダヤ人が加わって問題が大きくなったので、問題視していなかったメディアまでもがバッシングに便乗。
 麻生副総理が事態収拾のため、発言を一部撤回すると、攻め時だとばかり更にバッシング。
 ここまでは毎度のパターン。
 しかし、朝日が全文を公開していたことから、共同通信の歪曲が明るみに出たため、共同通信が元データーを提供しなければならなくなったということか。
 
 麻生副総理は皮肉屋なので、こうゆう表現でむやみに憲法改正を騒ぎ立てる人を皮肉って笑いを取っただけだ。それを「ナチスを見習って同様の方法で改憲する」と言ったかのように論旨と反対の報道するとは言語道断。
 今回は発言全体が明らかになったことで、左巻き以外の国民は麻生副総理が問題なのではなく、メディアが問題なのだということを理解しただろう。
 麻生副総理は「狂騒、狂乱の中で決めてほしくない。落ち着いた世論の上に成し遂げるべきものだ」との趣旨を述べている。ナチスと言う単語に反応し、発言内容を確認しないまま騒ぎ立てる人々を見ると、まさにその通りと言わざるを得ない。
 
  

 

 ついでながら、中国の反応。中国政府や中国メディアはこれに乗じて、非難を繰り返しているが、中国人の中には冷静な人物もいるようだ。レコードチャイナが次のように報じている。
*** 麻生氏ナチス発言撤回に「発言内容は編集せず全文を報じてくれ」などの声―中国ツイッター ***
配信日時:2013年8月1日 17時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75022&type=
~ 略 ~
中国共産党機関紙・人民日報傘下の環球時報は、“中国ツイッター”(微博)で運営する公式アカウントを通じ、「発言は撤回すれば済むと思っているのか!?」と批判。これには一般ユーザーも、「日本人は発言撤回が大好き」「こいつ(=麻生氏)は頭脳明晰だが、ビッグマウス」などと追随した。また、「ためしに発言してみて各界の反応を見たかったのでは?」「僕が生きている間に戦争にさえならなければいい」「ドイツだって2回の敗戦を経て今のドイツなんだ…今の日本はちょうど、第一次大戦敗戦後のドイツと同じ状態」など、さまざまな角度から意見が飛んでいる。
また、一部ではあるが、日本批判を強調する国内メディアの報道姿勢に疑問を呈する声も出た。
「日本人を罵るのなら、それがどんなに口汚い言葉であったとしても、マスコミは喜ぶのだろうがね。まず、(麻生発言の)原文を読まないことには、いかなる意見も言いたくない」
「麻生の発言を全文掲載してくれ、マスコミが編集した評論ではなくね。あんな報道を見れば誰だって怒りが湧くさ。しかし、全原文を見せてほしい」
「引用に引用を重ね、翻訳に翻訳を重ねて、もしどこかで誤訳や曲解が生じればどうなるか、考えてみたことはあるか?原文、そして全文が公開された状況下ならともかく、取捨選択された訳文を見ただけなら、まず『どうして麻生はナチスに学ぼうなんてとんでもないことを言ったんだ?』と疑問を持たないと」
「民主主義って想像するほど美しいものじゃない。メディアが発言権を握って民主を煽動するパワーといったら、おそろしいほどだ。(中略)マスコミの情報は片目をつぶって読んでおくことだ」
(翻訳・編集/愛玉)
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 中国は民度が低いといわれるが、中には日本のニュースコメンテーターよりまともなのがいる。中国政府や社会が信用できないから、リテラシー能力が高いのかもしれない。

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青山繁晴、麻生太郎副総理の憲法改正に巡ってのナチス発言撤回にについて、 「あの発言の何が問題なのか?」
http://www.youtube.com/watch?v=yaCC3GlP9nw

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