六丈記2

備忘録のようなもの

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陸山会事件の石川議員が議員辞職へ

 新党大地の石川知裕衆議院議員が議員辞職する模様だ。後援会に報告した後に上告を取り下げ、有罪を確定させるのだろうと思ったら、そうでもないらしい。ハッキリしないが、議員辞職のみをするとの情報もある。
 
 石川代議士は3月の東京高裁判決で有罪判決(政治資金規正法違反)を受けた後、「最高裁で闘う。議員は続けて職責を果たす。」と語り、即日上告していた。しかし、半月あまり後には「議員を続けるか辞職するか、上告を取り下げるか闘い続けるか、後援会などと相談して決めたい」と述べ、議員辞職の可能性も匂わせていた。
 最高裁で闘うと言っていたのに、半月あまりで腰砕けになったのは新党大地代表・鈴木宗男の影響によるものだ。鈴木宗男代表は2審判決の数日後、党の会合で「小選挙区で勝っているなら石川さんの判断でいいが、新党大地としての議席だ」と述べ、会合後、記者団に「判決は不当だが、最高裁は上告を棄却するだろう。司法判断には1年ぐらいかかり、次の総選挙が3年後だとすると出馬できなくなる」、「石川さんの政治家人生を止めるべきではない。次の選挙に出られる体制を取るのがベストの選択だ」と語っている。
 鈴木宗男代表の理屈を箇条書きにすると以下のようになる。
最高裁の結果は来年。
●上告は棄却となるはずで、禁錮2年、執行猶予3年が確定する。
●執行猶予中は公民権停止となり、3年間出馬できない。
●次期衆議員選挙は衆参ダブル選挙になる筈だ。(3年後の夏)
●石川代議士が次期衆議員選挙に出馬するには今年の参議員選挙の前に刑を確定させなければ、間に合わない。
 
 自身の事件では、鈴木宗男代表は潔白を主張して最高裁まで争い、有罪が確定しても潔白を主張し続けている。石川代議士にも諦めずに最後まで戦えと言い、鈴木宗男 、松木謙公 、石川知裕の共著で「検察に嵌められた政治家たち」という本を書いて、検察批判を共に繰り広げていた。
 石川代議士はその鈴木宗男代表に最高裁に上告しても無駄だから諦めろと言われ、議員辞職を迫られるとは思ってもいなかっただろう。
 たぶん、石川代議士も最高裁で判決がひっくり返る可能性は低いと思っているのではないか。それでも、無罪を訴えて最後まで戦いたいのだろう。結果的に有罪になるにしても、最高裁の決定で有罪になるのと、自ら上告を取り下げて有罪になるのとでは随分と違う。前者は冤罪を主張し続けることも出来なくも無いが、後者は自ら罪を認めることになるので、それが出来ない。今後のイメージを考えると最高裁まで争った方がいいだろう。
 
 昨年末の衆議員選挙には違憲判決が出されているので、今年の参議員選挙が衆参ダブル選挙になるというなら分かるが、鈴木宗男代表は3年後の参議員選挙が衆参ダブル選挙になると言っている。何を根拠にしているのか。察するに、石川代議士を参議員選挙前に辞職させるために考え付いただけだろう。
 石川代議士が辞職すれば、娘の鈴木貴子氏が代議士なれる。しかし、今年の参議員選挙が衆参ダブル選挙になり、まだ石川代議士が辞職していなければ、昨年末の衆議員選挙の結果(比例選北海道ブロックにおいて新党大地では鈴木貴子氏が次点)が意味を成さなくなってしまう。娘を確実に代議士にさせるためには、何としてでも参議員選挙前に辞職させる必要があったのだ。
 鈴木宗男代表は、比例選北海道ブロックの票は党の票だから、それで獲得した議席は代表の自分が自由に出来ると思っているのだろう。
 
 石川代議士が議員辞職に言及してから一ヶ月。後援会幹部と相談を重ねていただろうが、生活の党の小沢一郎代表にも相談をしていたのではないだろうか。政治の師と仰ぎ、小沢の事件でこういう事態になっているのだから、相談していないと考える方が変だ。
 小沢一郎代表に泣き付いても議員辞職の方向は変える事が出来なかったのか。それだけ、鈴木宗男代表の議員辞職をさせようとする圧力が凄かったのだろう。
 議員辞職をしても裁判を続けるのであれば、議員辞職をする理由が無い。
 もしかしたら、新党大地を離党するために議員辞職を決意したのではないか。次期衆議員選挙は今年中に行われるとふみ、生活の党から出馬する算段なのでは。だから、公民権停止とならないように裁判を続行するのかもしれない。
 
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上告中の石川知裕議員、17日にも辞職願提出へ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130510-OYT1T00344.htm
石川議員、来月辞職へ 上告は取り下げず
http://www.47news.jp/CN/201304/CN2013042601002038.html

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