六丈記2

備忘録のようなもの

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「扶共滅日」

反日デモの本質は「反体制」 中国当局は危機感あらわ

 

 中国各地での反日デモは、社会不満のマグマとともに「反体制」という本質を現し、中国当局は危機感をあらわにしている。26日付の共産党機関紙、人民日報は「法に基づき理性的に愛国の熱意を表現しよう」と学生らに呼びかける評論を掲載した。だが、重慶市では同日、警察当局の制止を振り切る形で1千人規模の反日デモが発生した。反日を“口実”にしたデモが統制を失い、民主化活動に結びつく可能性もある。
 重慶の日本総領事館などによると、デモは同日午後2時(日本時間同日午後3時)ごろ、200人規模で始まった。学生にやじ馬なども加わり、「釣魚島(尖閣諸島)を返せ」「日本を打倒せよ」などと叫ぶ500~600人が、日本総領事館が入居するビルに乱入しようとして警察隊ともみ合った。乱入を阻止されたデモ隊は結局、1千人以上に膨らんで行進を続けた。
 16日に再燃した反日デモでは、一部が暴徒化して日系のスーパーなどに被害が出たほか、社会への不満を訴える動きが広がったのが特徴だ。中でも24日に陝西省宝鶏市で起きたデモでは、「貧富の格差を縮めよ」「報道の自由を実行せよ」といった政府批判を掲げた横断幕が登場した。
 さらに、同市では「(台湾総統の)馬英九兄さんを大陸は歓迎する」「多くの党との合作(協力関係)を進めよ」との横断幕も確認された。これは、中台関係改善が進む中で中国の学生が、台湾が戦後歩んだ民主化プロセスに関心をもち、馬政権を支える台湾中国国民党などと協力し、共産党一党支配に終止符を打つ道に望みを託そうと訴えたものだといえる。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/455853/
一部抜粋

 

 

 大学の学生会が主導していたこと、インターネット上での呼び掛けが規制されていない、取材規制なし、中国政府が「一部の大衆が日本側の誤った言動に義憤を表明した」と発表、等から考えると、16日の反日デモは日本の反中デモに圧力を掛けるために中国政府が先導した官製デモと考えるのが妥当です。
 中国人民が怒っている、事を荒立てるなと日本のマスコミや財界に言わせたかったのでしょう。あまり効果はなかったですが。

 

 また、中国政府は反日デモを国内の不満のガス抜きに利用する意図もあったのだ思います。
 ただ、「上に政策あれば、下に対策あり」の国ですから、民衆も反日を利用し始めてしまい、それが中国政府の誤算だったのでしょう。
 民衆が反日を利用すると中国政府も表立って強制排除が出来ず、国内の報道規制、取材規制、ネット規制、一部の者を密かに拘束するくらいで、完全には沈静化できなくなっています。
 官制デモがコントロール仕切れなくなってきたのが現状でしょう。

 

 反日デモですから日本のマスコミは連日取り上げ、それを見ている日本人は体制を変革する程の問題が起き始めていると捉えがちですが、中国人は日本人が感じるほど思っていない気がします。
 中国では、年間数万件の暴動が起きていて、もっと大きなデモも起きています。中国政府はこの程度のデモでは危機感を持っていないと思います。
 もし、この先反日デモが反体制を明確にしたり、社会を不安定化させたりすると反日を掲げていても中国政府は確実に武力鎮圧するでしょう。武力鎮圧の実績は幾つも持ってます。最終的には武力でコントロールするのです。

 

 反日がきっかけで、中国がまともな国に変わるのであれば反日を利用しもしょうがないなと思わなくはないが、期待は出来ないでしょう。
 反日デモを口実に民主化運動している中国人は「扶清滅洋」ならぬ「扶共滅日」とでも書いたTシャツでも着て頑張ってくれ。
 

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