六丈記2

備忘録のようなもの

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ペニーオークション詐欺で芸能人がステマ

 ペニーオークション。一時期、欧米で流行っている新手のオークションが日本でも始まったとの記事を多く見掛けたが、最近は広告も見受けられないので、すっかり忘れていた。最盛期には数十以上のサイトが運営されていたらしいが、今では殆どのサイトが閉鎖されているようだ。
 ペニーオークションが乱立したのはペニーオークションシステムを販売している会社があり、そこからシステムを購入することで比較的簡単に始められたかららしい。簡単に始められるということは業者が増えて過当競争になり易い。潰れるサイトが出るのも当然だ。激しい競争を勝ち抜くために怪しげな手段を用いる業者が出てきたり、初めから詐欺同然のことをやる業者がいたりして、ペニーオークション業界自体の評判がよろしくない。
 
 ペニーオークションの仕組みは入札の度に入札価格が上がり、入札時間が過ぎた時に最終入札者だった者が落札する。普通のオークションと同じ様だが、一番違うのは入札の度に入札手数料が掛かり、落札できなくとも入札手数料が戻ってこないということである。入札手数料の取り方にしても、1人からだけ取るものと複数から取るものがあり、他にもバリエーションが色々と有る。
 例えば、1回の入札で15円ずつ価格が上がり、入札時間が15秒延長され、入札手数料が75円、当初入札時間が1時間、0円開始の場合。
 カウントダウンが始まり、残り時間が0になる前に4回入札があったとしたら、開始から1時間1分でオークションは終わり、落札価格は60円になる。最終に入札した者が落札者となり、60円で商品を手に入れる。しかし、大抵は残り時間が0になる直前に入札が繰り返され、入札時間と入札価格が増加し、なかなか終わらない。15秒間、入札されない限り、オークションは終わらないのだ。
 もし、入札が111回繰り返されると、入札価格は1665円、入札手数料総額8325円、計9990円となる。商品価格が10000円だとしたら、ここが業者にとっての損益分岐点だ。入札者からすれば、83%引きなので、まだ非常に安い。仮に半値程で終わったとしたら、入札回数333回、入札価格4995円、入札手数料総額24975円となり、業者の粗利は19970円だ。業者は1万円の商品を5千円で売って、2万円の利益を得るのだ。
 よく出来たシステムだが、成り立たせるには多くの入札者を必要とする。少数の入札者が競うことになれば、入札手数料の合計と商品価格を比較するようになり、入札回数が上がりづらい。広く薄く金を巻き上げるのが肝要となる。
 業者が参加者を多数集めることが出来なければ、大きな儲けは期待できない。集客力の悪い業者は勢い、サクラやbotを使い入札価格の釣り上げをしたり、商品の回収を謀るだろう。初めから、詐欺目的だとしたら、商品を用意せず、商品写真だけで入札手数料を稼ぎ、一度も商品を発送しないということもありうる。
 
 ほしのあきが自身のブログで「ステマ」を行っていたという。知人のグラビアアイドル・松金ようこから誘われ、ペニーオークションで空気清浄機を格安で落札したように装っていた。ほしのあきは事務所を通さず、個人的に報酬30万円で請け負っていたのを認めているとのこと。
 ステマが発覚したのは、紹介したペニーオークション「ワールドオークション」を運営者が詐欺罪の容疑で逮捕(12/7)されたからだ。それがなければ、騒ぎにはなっていなかったろう。
 これを機にほしのあき同様、ペニーオークションで商品を落札したことをブログで書いていた芸能人が取り沙汰されている。多数の芸能人の名前が挙がっているが、数例を列挙してみる。
●熊田曜子:「わくわくオークション」でヘルシオを5220円で落札。
東原亜希:「オークションライフ」でipadを落札。
永井大:「激安オークションYasuu!」でipadを855円で落札。
●松金よう子:「わくわくオークション」でタジン鍋を199円で落札。
●ピース綾部:「プレミアムステージ」でDVDプレイヤーを落札。
●渡辺由布子:「ワールドオークション」でDVDプレイヤーを1800円で落札。
 長時間粘ってもなかなか落札できないとされるペニーオークションで芸能人が容易く落札している印象を受ける。芸能人に限って落札する技術を持っている訳もないから、多くはほしのあきと同様ステマなのだろう。
 
 ほしのあきはステマだったことを認めているが、詐欺との認識は無かったという。ワールドオークションについて何も知らず、興味も無かったであろうから、その通りなのだと思う。しかし、自分のファンにいい加減な情報を提供するという態度は如何なものだろう。良心が少しでもあれば、ファンを騙すことは躊躇うだろうに。ファンより小遣い稼ぎの方が大切ということが本心なのであろう。
 昔から、怪しげな商売の広告塔になる芸能人は数多くいた。美空ひばりは自分の納得した商品の広告にしか出なかったと聞いたことがあるが、そんな芸能人は稀だ。ほしのあきだけが特別な訳ではない。
 芸能人は心にも無いことを平気で言うし、それも仕事の内だ。基本的に芸能人は信用できない人種なのに世の人々はかえって芸能人の言うことを信用しがちだ。「知っている」ということが無意識に信頼感を誘発させるのであろうか。
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「1080円で落札したの(^O^)/」――ペニオク詐欺で波紋 ほしのあきさん30万円で“ステマ”請け負う
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1212/12/news135.html
ステマより酷いペニーオークション事件!削除アメブロ芸能人日記の魚拓リンク(ほしのあき詐欺報道)
http://matome.naver.jp/odai/2129588043754713201
SmartBidとは?
http://www.seasgarden.com/smartbid/static/howto.php

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