六丈記2

備忘録のようなもの

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歴史教育 アグネスの妄言

 少し前のことですが、2012年9月25日放映のフジテレビ「なかよしテレビ」でアグネス・チャンが日本の歴史教育を否定していたとのこと。
 これがその部分の動画です。
 
アグネス_「反日教育のこと、今日でもうハッキリしましょう。」
アグネス_「反日教育はしてないんです。」
日本人側_「してきたよ。」
アグネス_「歴史を教えてるだけです。」
北村弁護士「過去の誤った歴史を教えている」
アグネス_「中国が教えてる歴史も、韓国が教えてる歴史も、アメリカで私が学んだ中国とアジアの歴史も一緒なんです。日本の歴史だけが違うんです。」
日本人側_「違うよ。」
アグネス_「真実を教えてもらってないんです。」
 
 アグネスの発言を聞いていると、「思いつきで簡単に嘘をつく」というのは韓国人だけではないようですね。中国人は簡単にバレる嘘はつかないと思っていましたが、そうでもないようです。
 アグネスは「日本の歴史だけが違う」と断定しますが、具体的な証拠は挙げていません。日本の歴史教育の何処がアメリカ中国韓国と相違しているのでしょうか。文部科学省初等中等教育局教育課の担当者は「この部分が真実ではない」と具体的に指摘するならば、それに対して説明できるそうです。アグネスには是非とも具体例を指摘して欲しいところですが、抽象的な話はしても、具体的な話は決してする事は無いでしょう。出来ないでしょうから。
 
 朝鮮日報は以前、韓国社会について「息を吐くように嘘をつく」などと書いていました。一方、中国人は「正直者」と言われると「愚か者」と受け取り、不快に思うと聞きます。嘘に対する抵抗感の低さは中華思想から生まれているのでしょうか。
 
 アグネスの経歴をwikiからかい摘まんでみます。
●1955年、香港で生まれる。
●1971年、レコードデビュー。(16才)
●1972年、日本での歌手デビュー。(17才)
●1974年、上智大学国際学部に入学。(18才)
●1976年、トロント大学へ留学(編入学)。社会児童心理学を専攻。
●1978年、トロント大学卒業。日本で芸能活動再開。
●1986年、結婚。カナダで長男を出産。
●1987年、アグネス論争。
●1989年、スタンフォード大学教育学部博士課程に留学。現地で次男を出産。
●1994年、教育学博士号を取得。目白大学助教授就任(国際コミュニケーション学)
●1996年、香港で三男を出産。
●1998年、初代日本ユニセフ協会大使に就任。
●2002年、作家活動開始。
●2008年、日本対がん協会「ほほえみ大使」に就任。
 
 アグネスは17才で来日するまで、香港にいたので、中等教育までは香港で受けているはずです。香港では地理をどの様に習ったのでしょうか。
 この頃、イギリス領の香港がどの様な地理教育をしていたのか、資料が無いので分かりません。しかし、台湾では中学で尖閣諸島(尖閣群島)は日本の領土と教えていました。また、中国で発行された地図には日本に尖閣諸島が含まれ、島名も「釣魚台」ではなく、「魚釣島」となっていました。
 ここから推測すると、アグネスが中等教育を受けていた頃は香港でも尖閣諸島を日本の領土と教えていたのではないでしょうか。アグネスには中国の領土の範囲を何処までと教えられていたのかハッキリさせて欲しいですね。

1970年版国定教科書『国中地理第四冊』(中学地理第四巻)
 


北京の地図出版社発行の「世界地図集」(1958)の日本図
 
 
 ちなみに、2008年12月16日の読売新聞「日本の歴史教科書は最も抑制的」の記事で、スタンフォード大学アジア太平洋研究センターが実施した日本・中国韓国米国・台湾の高校歴史教科書比較研究プロジェクト「『分断された記憶と和解』研究」が紹介され、第二次世界大戦に対する歴史認識問題に関し各国の歴史教科書を比較した研究結果が出ていました。それによると、東アジア諸国の大半が、歴史教育の基本的役割として民族の自尊心と国民のアイデンティティーの増進を主張しているのに対し、日本は「最も抑制」され、「戦争賛美せず」、「愛国心煽らない」内容であると結論づけられたとのこと。

 


 

 この調査報告について、スタンフォード大学の学者が「サピオ」には論文(「日米中韓台の比較研究で分かった一番公正な歴史教科書は日本」)を寄稿しているので、内容を書き出しておきます。
◆日本の教科書
 今回比較した中では日本の教科書が最も愛国的記述がなく、戦争の賛美などは全くしていない。日本の中国進出についてのくだりは全く事実をそのまま伝えており、当時の軍と政府のリーダーたちの責任だとしている。
 非常に平板なスタイルでの事実の羅列であり、感情的なものがない。

◆韓国の教科書
 韓国の教科書は特にナショナル・アイデンティティーの意識の形成に強く焦点を当てている。自分たち韓国人に起こったことを詳細かつ念入りに記述している。韓国の教科書は、中国で起きた戦争に関する記述が希薄だ。韓国は日本の中国に対する行為には興味はなく、日本が自分たちに行ったことだけに関心がある。
 私が驚愕した一つの例は、主要な韓国の教科書には広島長崎の原爆投下の記述がないことだ。それほどまでに彼らは自己中心的にしか歴史を見ていない。

◆米国の教科書
 米国の教科書は日中戦争について多く語っていない。米国の教科書は、第二次世界大戦について、アジアよりもヨーロッパでの戦争の方により焦点を当てる傾向がある。ニュルンベルク裁判についてはたくさんの記述があるが、東京裁判については大変少ない。

◆中国の教科書
 歴史学の観点から見て、最も問題が多いのは中国の教科書だ。中国の教科書は全くのプロパガンダになっている。共産党のイデオロギーに満ちており、非常に政治化されている。太平洋戦争に関してほとんど記述がなく、広島・長崎の原爆投下もほとんど言及していない。
 中国の教科書は2004年に改定されているが、改定後は中国人の愛国心を謳い、日本との戦いを強調している。内戦の話は後退し、抗日戦線での勇ましい描写が増えた。南京事件などをより詳細に記述するなど、日本軍による残虐行為もより強調されている。つまり中国人のナショナリズムを煽っている。

◆台湾の教科書
 国民党支配下で書かれた古い教科書には、中国王朝の歴史だけを学んでいた。
 しかし新しい教科書からは、台湾という国家の視点よって書かれ、台湾それ自身の歴史を教えることになった。台湾中国両方の教科書が、異なった理由でだが国共内戦を強調しなくなっている。
 台湾の新しい教科書では日中戦争の強調は抑えられ、南京事件なども大幅に削っている。台湾の日本による植民地時代の論点は、当時の日本の政治状況と関連づけて述べられており、日本の悪行を書いてはいるが、かなり正確な分析をしている。
 
 これが各国の歴史教育の比較です。これでも日本の歴史だけが違うのでしょうか。
 

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アグネス・チャン、日本の歴史教育はウソと断言!
http://www.tanteifile.com/geinou/scoop_2012/09/30_01/
反日教育はしてない!
http://www.youtube.com/watch?v=wRD4MeDoUI0&feature=player_embedded

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