六丈記2

備忘録のようなもの

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

ドタバタ劇「民主党離党」、脇役の階と辻が主役を食う

 政治資金を民主党から分捕ることも出来ず、追い出されるように小沢一郎が離党した。
 先の総選挙直後には、小沢グループは約150人と報道されていたが、時を経た今、民主党の中で小沢に従う議員は衆参合わせて49人(衆院37人、参院12人)しかいなかった。
 消費税法改正案の採決で棄権(5人)、欠席(1人)した6人は勿論のこと、反対を投じた43人の中からも5人の脱落者が出た。その5人は以下の通り。
 山田 正彦 (長崎3)   当選5回
 中津川博郷 (比例東京)  当選3回
 階   猛 (岩手1)   当選2回
 辻   恵 (大阪17)  当選2回
 橘  秀徳 (神奈川13) 当選1回
 反対を投じた43人の内訳は当選1回が26人(60%)、当選2回が8人(19%)、当選3回以上が9人(21%)。当選1回組は過半数以上を占めるのに、脱落者は1人だけだ。離党した参議院議員は当選2回が3人、当選1回が9人(民主党105議席中、当選1回=43人、当選2回=36人)であることを合わせて考えると、当選1回組は小沢がいないと選挙もままならず、付いて行くしかないのだろう。
 
 小沢グループは造反したが、5人に造反された。階と辻に至っては離党届を与っていたにも拘わらずだ。小沢は常々「豪腕」と形容されてきたが、メッキが剥がれてしまった観がある。
 小沢グループの離党時のドタバタ劇はお粗末だったが、それ以上に酷かったのが離党を拒否した階と辻の両名だ。階猛は「離党届は確かに小沢先生に預けたが、提出までは委託していない。これは無効だ。」と述べ、辻恵は「私は離党という決断をしているわけではありません。」と言って残留した。離党届を預けることの意味すら理解していないとは。自分の離党の判断を一任するつもりがなかったのなら、何のために離党届を預けたのか。
 国会議員を務めていながら、署名をするという重みがまるで分かっていない。ましてや、この2人は共に東京大学卒の弁護士だというのだから、何を言わんやである。人間は窮地に立った時に本性が現れると言うが、人品骨柄が卑しいことが現れたのだろうか。
 
 ANNとFNNが土日に行った世論調査がそれぞれ発表されている。
◆ANN
■野田内閣の支持率
支持  24.3%(-3.4)
不支持 53.9%(+3.4)
その他 21.8%(±0)
■政党支持率
民主党   21.4%-2.7
自民党   25.8%-3.9
公明党    3.2%-0.1
みんなの党  3.8%-0.7
共産党    1.8%-0.9
 ・
 ・
 ・
支持なし他 40.7%+8.6
■小沢新党
期待する  13%
期待しない 80%
その他    7%
 
◆FNN
■野田内閣の支持率
支持  28.5%(+0.3)
不支持 61.9%(+1.1)
その他  9.6%(-1.4)
■政党支持率
民主党   13.0%-0.1
自民党   16.4%-3.5
公明党    4.8%+0.1
みんなの党  4.4%-0.9
共産党    1.5%-0.8
 ・
 ・
 ・
支持なし他 56.1%+5.1
■小沢新党
期待する  11.1%
期待しない 86.7%
その他    2.2%
 
 政党支持率の民主党と自民党、支持なし他にANNとFNNでは開きがあるが、他は近い数字だ。民主党支持率と小沢新党期待度の差は、ANNでは8.4%、FNNでは1.9%。メディアによる消費税増税誘導に伴う小沢グループバッシングの中でこの結果なのだから、治まれば、小沢新党の支持率は民主党と同程度、若しくは上回るかもしれない。
 選挙になったら、小沢新党は「筋を通した」「増税反対」で戦い易くなるかもしれないが、資金が無いのが不利だ。小沢グループの面々は民主党に居てもジリ貧になるだけとの考えもあったのかもしれないが、残留しても離党しても選挙で勝てる見込みは変わらなかったのかもしれない。
 しかし、当選確率を大きく下げた議員がいる。階と辻の両名だ。表面的には違うかもしれないが、民主党では針のムシロだろうし、小沢新党は勿論、他党からも相手にされないだろう。もはや、居る場所が無い。座して死を待つばかりだ。
 
 ちなみに、辻はホームページに言い訳を載せている。
 「私は階猛議員と共に、『党に残って、党を変える戦いをするべき』と主張をし、またその可能性はあると信じてきました。今もその認識に変わりはありません。」
 「私は党に残り、党を変えるために最後まで戦う道を選びました。そしてそれは可能だと思っています。9月には代表選挙があります。『代表を変えるのは無理だ』というお考えもあるでしょう。しかし党内を見渡せば、増税に賛成した議員の中にも、今の政権のあり方への不満が、マグマのように溜まっています。私は必ずこれが党を変える力になると思っていますし、その発火点となるのは、やはり法案に反対した議員にしかできないのです。」
 「獅子身中の虫」になるらしい。周りが全く見えていないのか、センスの無さにあきれる。9月の代表選挙で野田続投になっても離党する決意など無いくせに。
 
////////////////////////////
世論調査 2012年7月調査
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/poll/201207/index.html
FNN世論調査
http://www.fnn-news.com/archives/yoron/inquiry120702.html
民主党離党報道の真相について
http://tsuji-ganbaru-sakai.jp/index.php?UID=1341223366

スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。