六丈記2

備忘録のようなもの

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ワンパターンな脱北者を使った宣伝

 6月28日、平壌でパク・ジョンスク(朴正淑)と名乗る女性が中国やロシアの記者を招いた会見で「脱北者に与えられる仕事は卑しくてきつい仕事ばかりで自殺率は一般人の5倍に達する。」、「韓国での生活は奴隷同然だった」、「脱北者らは南朝鮮(韓国)社会を恨んでおり、共和国(北朝鮮)に戻ることを切に願っている」と話し、脱北の罪を許してくれた金正恩第1書記へ感謝を述べた。この会見は国営テレビやラジオで国内中継されたそうだ。
 この女性は朝鮮戦争の時に韓国へ行った父親を探すため、2006年3月29日に脱北し、同年6月に韓国へ入った後、今年の5月25日に北朝鮮に戻ったと言っていたが、韓国統一省はこの女性が2006年6月に韓国入りし、ソウルに居住していたパク・インスクと確認している。朝鮮日報によると、女性は4月に北朝鮮の国家安全保衛部から北朝鮮に残った息子が炭鉱で強制労働させられていると知らされ、「戻らなければ殺す」と脅されていたという。
 
 7年前の平島筆子さんの場合とそっくりだ。
 平島筆子さんは1959年12月の帰国事業で在日朝鮮人の夫とともに北朝鮮に渡り、2003年1月に帰国。実名でメディアに登場し、北朝鮮に残した家族の救出を訴えていたが、2005年4月に北京の北朝鮮大使館で記者会見し、「子供や孫に会いたい」と言い残して北朝鮮に戻った。
 平島さんは会見で「私は日本に誘拐・拉致され、反共和国的宣伝に利用されました。」、「日本の公安警察に監視されたり、差別され、仕事もなかった。」、「ほかの脱北者も北朝鮮に帰るべきだ」と訴え、「日本のテレビは朝鮮について、すべて悪く言います。私が日本に行ったのに
、我が党は子供たちを差別することなく大学にまで行かせてくれて・・・金正日将軍、万歳。」と金正日に感謝を述べている。
 平島さんは「長男の嫁が北朝鮮から出てくる」と言って、中国に渡ったが、親族と一緒に北朝鮮当局者が現れ、因果を含められて北京の北朝鮮大使館行きを承諾したという。
 
 もう一例。石川一二三さんのケースだ。
 石川一二三さんは在日朝鮮人の父と日本人の母の間に生まれ、神奈川県で育ったが、1960年に家族と共に北朝鮮へ渡る。2003年、瀋陽の日本総領事館に駆け込んで保護され、千葉県で生活保護を受けて居住していたが、2007年6月に日本を出国し、北京の北朝鮮大使館で記者会見。
 会見では北朝鮮当局者が朝鮮人・都秋枝(ト・チュジ)と紹介し、日本が4年前に拉致したと発表。石川さんは「2003年10月、悪い人たちにそそのかされ、豆満江を越えて中国に渡ったところで無理やりジープに乗せられ、日本へ連れていかれた。」、「日本ではただ子どもたちに会いたいという一心で、酒と睡眠薬におぼれる毎日でした・・・北朝鮮では『苦難の行軍』(1990年代中盤の食糧不足)のときにも幸せだったのに・・・。」、「日本は子どもが親を殺すような国だ。人間の住む所ではない。」と非難し、北朝鮮に帰国すると表明した。最後に「ああ、将軍様のおかげで、わたしたちは一つの家族、将軍様の家族です」と歌った後、「将軍様、万歳」と叫んで、去った。
 石川さんは日本で暮らしていた時、北朝鮮にいる家族から帰って来るようにと言われ続けていたらしく、北朝鮮に残る子どもが脅されていたらしい。
 
 以上の例を見ると、北朝鮮の手口は同じだ。北朝鮮に残った親族に危害を加えると脅して帰国させ、北朝鮮の国外は酷い世界で脱北しても良い事は無いと宣伝し、指導者を賛美させている。毎度、同じパターンで変化が無い。デジャヴのようだ。
 
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安筆花
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E7%AD%86%E8%8A%B1
平島筆子さん平壌で会見「自分は日本に拉致された」
http://trycomp.exblog.jp/2626675/
平壌行き、北朝鮮が説得か 瀋陽の領事館で
http://trycomp.exblog.jp/2624844/
瀋陽における脱北者問題について
http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/rireki/2003/10/21_p.html
脱北女性会見の罠と秋波…在朝日本人の生き地獄
http://dogma.at.webry.info/200706/article_20.html
中国少数民族研究会、都内で講演「脱北者の定着支援問題」
http://www.epochtimes.jp/jp/2007/07/html/d54363.html
お騒がせな「脱日」オバサンのとんだ狂言会見を徹底検証
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20070629/1183098806
 

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