六丈記2

備忘録のようなもの

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今は懐かしき自由と繁栄の弧

北沢防衛相の「尖閣は日本の領土」に全面賛同なし 5カ国国防相

 

 北沢俊美防衛相は11日、ベトナムインドネシアオーストラリア、タイ、シンガポールの国防相と滞在先のハノイ市内で相次ぎ会談、尖閣諸島について「日本固有の領土だ。歴史的にも国際法上も疑いようがない」と説明した。しかし、全面的に賛同した国防相はなく、「国際法に基づき平和的に解決することを望む」(インドネシア)など慎重な対応を求める発言が相次いだ。
 北沢氏は各国との会談で、中国の活発な海洋進出に触れ「連携して対処することが重要だ。緊密に意見交換したい」と提案したが、いずれの国も「広い意味での連携」(同行筋)への賛意にとどまり、中国を名指しする発言はなかったという。
 南沙、西沙諸島の領有権を中国と争うベトナムのフン・クアン・タイン国防相は南シナ海情勢に一切言及しなかった。(共同)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/asia/450200/

 

 

米国防長官が南シナ海で牽制…中国反論せず

 

 東南アジア諸国連合ASEAN)10カ国と日中韓や米ロなど域外8カ国による初のASEAN拡大国防相会議が12日、ハノイで開かれ、ASEANの一部加盟国と中国の領有権紛争を抱える南シナ海問題について、ゲーツ米国防長官が「実力行使なしに、外交を通じ国際法に沿って解決されるべきだ」と訴え、名指しは避けながらも中国を牽制(けんせい)した。
 韓国や、中国との間に尖閣問題を抱える日本をはじめ多くの国が南シナ海に言及したが、中国の梁光烈国防相は同問題には触れず、反論などはなかったという。会議は同日、アジア地域の安全保障協力の強化を打ち出す「ハノイ共同宣言」を採択し、閉幕した。
 南シナ海ではベトナムなどが中国と南沙(英語名スプラトリー)諸島などの領有権を争う。ゲーツ長官は「領有権問題でどちらの肩も持たない」としながらも、多国間協議による解決を主張。(共同)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/450456/

 

 

 日米同盟を結び、大きな軍事力保持しながら、中国の恫喝に慌てふためき、腰砕けになった日本政府。
 経済力、軍事力で圧力を掛ける中国の脅威に晒されているアジア各国が日本を適当にあしらうのは当然でしょう。共同戦線を張るパートナーとしては信頼できないと判断されたのだと思います。
 中国漁船衝突事件を有耶無耶に処理した時点でこの様な事態になるのは簡単に予測できたことでしょう。今の状況を日本政府はどの様に捉えているのだろうか。孤立化していると考えないのであろうか。
 「自由と繁栄の弧」を批判していた人々は現在どの様に考えているのだろ。たぶん、批判したことも忘れているのでしょうけど。

 

 アメリカは現在の状況を利用して求心力を上げ、アジア各国に影響力を強くしようとしているが、中国と正面切って対立する覚悟は無いようだ。アメリカは中国の軍事力の脅威に直接晒されるか、同盟国が明確に侵略されない限り、中国に武力を行使しないでしょう。
 具体的な例を考えてみる。中国軍人が漁民や民間人に偽装して尖閣諸島を占領し、これを日本が強制排除しようとする。中国軍が自国民保護の名目で武力行使し、紛争になった場合。アメリカはどう対応するだろうか。非難声明ぐらいは出すだろうが、領土問題だから介入はしないと言うのではないか。

 

 日本は日米同盟は大切にしつつも、自国の領土は自国で守る覚悟をしなければならないと思う。「自分で動かずとも、誰かが守ってくれる」という幻想は捨てなければ。
 

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