六丈記2

備忘録のようなもの

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

胡麻の油と喫煙者は絞れば絞るほど出るものなり

 5日の小宮山厚生労働相の「(1箱あたり)700円くらいまでは(値上げで販売量が減っても1本あたり税収が増えるため全体の)税収が減らない」、「たばこ増税は税収を上げるためではなく、健康を守るためのものだ。財務省の所管というのはおかしい」との発言が波紋を広げている。
 この発言に対し、藤村官房長官は「個人的な思いを述べられた。今後、関係省庁で議論され、検討を進めるべきものだ。」と個人的見解との認識を示し、安住財務相は「全く念頭になかった。ご高説は承ったが、所管は私だ」、「税という点でいうと、たばこだけを抜き出して議論するのはバランスを欠く」と否定的な見解を示した。
 相次ぐ個人的見解との発言に6日の会見で小宮山厚生労働相は「(たばこ税を)どこまで上げるかは財務省の所管。私が決めるわけではない」と釈明するも、「個人的意見ではなく、昨年の政府税制調査会厚労省を代表して申し述べた意見だ」と反発している。

 

 小宮山厚生労働相は「健康守るために増税する」 との意見だが、それなら「700円までは税収が減らないので、そこまで増税できる」との見解とは相容れない。
 若し、本当に禁煙を進めたいなら増税より禁煙外来の費用を無料化するほうが遥かに効果的だ。喫煙は依存症なのだから。2兆円もあるたばこ税の税収を財源にしたら禁煙外来の費用を無料化も可能だろう。
 しかし、喫煙者をゼロにする政策など本気で進める訳が無い。小宮山厚生労働相もたばこ税を当てにしているのだから。
 結局、取り易いところから取るという発想を「健康」を持ち出してカモフラージュしているだけだ。

 

 享保の改革の時に勘定奉行を務めた神尾春央は「胡麻の油と百姓は絞れば絞るほど出るものなり」と述べたとされている。依存から抜け出す事が難しい喫煙者も胡麻の油と同じで「絞れば絞るほど金を出す」と小宮山厚生労働相は考えているのだろう。

 

スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。