六丈記2

備忘録のようなもの

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自称ボランティア医師米田きよし3

 米田吉誉の発言の変遷を見てみます。

 

◆医師の資格及び医療経験について
「米国で取得した免許を書き換えており、自分は医師だ」

「無資格でやった。違法なのは分かっていた」
「中学1年のころから医者を目指して毎日5時間勉強していたので、免許を取ろうと思えば取れると思う」
国境なき医師団にはいないし、そういうことを話した記憶もない。日本語と英語しか話せない」

「国は言えないが海外の医師免許は持っている」

「医師免許を持っていない」

「日本の医師資格は持っていない。医師法違反は認識している」
「どこの国とは言えないが、海外の医師免許を持っている。活動を評価してくれる人もいる」

「日本のは持っていない。ほかの国のならある」

「(医師免許は)持っておりません」
「日本の医師の資格は持っていないが、かつて外国の資格を持っていた」
「1回、2回目まではありました」
「そうです。なくても更新は受けられるんです。小児科です。」
(カナダで緊急医していたか)「どうでしょうか、それは頑に言いません」
「僕は勉強してきました、人並み以上に。そこはちょっとノーコメントにしてください。うちの父親はすごくスパルタなんです。1日に5時間も小学校からずっと勉強してきました。その癖なんですかね、医学書見ると全部丸暗記しちゃうんです」

 

 日本の医師免許を取得していないのが発覚したため、海外の医師免許を取得いること強調し始めています。ロマリンダ大学卒と語っていたからか最初は米国の資格を持っていると主張していましたが、米国から外国に変わりました。資格取得国を明言すると調べられると判断したからでしょう。
 医師に固執するのは明確な医師法違反になるのを避けるためと思われます。
 子供の頃から猛勉強していたとの言い訳には傍から見ると滑稽ですが、本人は医療知識があることを印象付けたくて必死だったのでしょう。

 

◆医師国家資格認定証について
「認定証はカナダ政府に作ってもらった」

「医師国家資格認定証は人に作ってもらった」

「インターネットを通じて6月中旬に約2万円で業者に作ってもらった」

「韓国でブローカーに頼んで、偽造してもらった」

「提出したのは6月半ばぐらいじゃないですか。2か月も前ですか。つくってもらいました。(Q.いつですか)4月の後半にはもう、韓国の友達です」
「身分証明書ないし、医師免許っていうのはどういうものか、わかんないですからね、日本の免許というのは。だから帳尻を合わせてもらっただけです。とりあえずこれ出しておけば、わかんないって」
「どうしてというか、当然、日本の社会では帳尻合わせてこようとしますよね」

 

 医師国家資格認定証が存在しないのがハッキリして、偽造を認めざる得なくなり、入手先を語っていますが、微妙にブレていて今ひとつ信用できません。本人が製造したのかもしれません。

 

◆偽名について
「名前の部分は偽名だ」

「(偽名を使った理由は)周りに迷惑がかかるから。それ以上は言えない。韓国で生まれて、北海道で育って、最近は大阪府でFXデイトレーダーで生計を立てていた」

「本名だ。読み方は『よねだ』だ」

 

 あっさり偽名を認めています。意外です。何か理由があるのかもしれません。
 それにしても、偽名を名乗るなら本名の「米田吉誉(よしたか)」に近い「米田きよし」ではなく、もっとかけ離れた名前にしなかったのだろうか。もしかしたら、石巻市で活動し始めた早々、運転免許証を提示することがあり、その時「吉誉」を「よしたか」ではなく「きよし」と読ませたのかもしれない。だから、他の偽名を使えなくなり、しょうがなく「吉誉」を平仮名で「きよし」と表記したのだろうか。

 

◆動機について
「最初は行方不明者の捜索をしていた。ただ支援活動をするうちに、被災地に医師が少ないことに気づき、必要だと思ってやった」

「テレビで石巻の人たちを見て、どうしても助けたいと思った」
「医療行為を行ったのは、善意ですよ」

「被災地で困っている人たちを助けたかったからだ。悪いことはなにもしていない」

「1日80人とか100人とか、遺体がごろごろ転がってたんです。それで、そのごろごろ転がってる中で、僕らにできることっていうのは何なんだろうなと思いながらやっていたことが、いつの間にか、してはいけないことだとわかっていながら、周囲がそうなってくるというか、周囲にそういうふうに見られてくると、どうしても、それが今さら違うんだなんて言えなかった」
「やる人がいなかったからです。ボランティアの医療って誰がやるんですか。そこに困っている人がいたら助けないですか」
 
 なんとしても、善意だったとしたいようです。逮捕されてからも「石巻で活動を始めた際に医師と名乗り、けがの手当てをしたら周囲に医師と浸透し、後に引けなくなった」と供述しています。
 助成金詐欺の容疑を逃れるためでしょう。

 

◆助成金について
「100万円で人生変わったりしねえよ」
「(被災地に乗りつけたとされる)あのキャンピングカー、いくらかしってる? 2000万だよ」

「炊き出しの代金や乗用車の修理代に使った」

「薬など治療に必要なものや、炊き出しの費用に使った。用は一切していない」

(助成金目的で)「それとはちょっと違います」

 頑なにボランティア費用に使用したと言ってます。後の報道では交際していた「医療補助スタッフ」を名乗る30代の女性との飲食代や生活費に使ったなどと話していたとの証言も。
 

 私的流用が分かれば詐欺容疑が濃厚になるため、なんとしても否定するのでしょう。
 伝票や残金等を調べれば私的流用があったのか、ある程度判明すると思います。

 

◆出頭について
「まだ捜査中だろうから連絡は取っていない。逮捕される前にきちんと自分で出向いて説明したい。ある程度警察も調べたお盆明け以降、いまいる沖縄県でやりたいことをやってから県警に出向いて話したい」

「法に抵触するから裁かれるだろう。近いうちに(警察に)出頭したい」

「お盆が明けたら、(警察に)出頭しようと思っている」

「出頭するつもりだ。石巻はお世話になった人たちに迷惑が掛かるので、宮城県警本部に出頭するかもしれない。ただ、逮捕状が出ていない。被害者もいないだろう」

 

 一貫して出頭すると言っていたのは逮捕を避けたい心理からか。
 
 
 開業医の場合は待合室に医師免許証を額に入れて提示していることも多いのに「どういうものか、わかんない」と言っている事やインタビューの発言を聞くと、綿密に計画を立ていたようには思えない。震災後、ボランティアに助成金が出ることを知り、急遽、医者に成りすましてみたものの思うように助成金が入らず、それで、助成金を出す機関にアピールするために朝日新聞に出たところ、偽医者が発覚してしまった。そんな事件なのだと思います。
 

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