六丈記2

備忘録のようなもの

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中国の核心的利益

香港紙「尖閣も核心的利益」 中国トウ小平の棚上げ路線修正か

 

 中国政府が今年初めから、沖縄・尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権を台湾チベットなどと同列の「国家の核心的利益」として位置づけたとの観測が強まっている。事実とすれば、かつての最高指導者、トウ小平氏が定めた「領有権棚上げ」の方針を修正したことを意味する。今後、中国が尖閣諸島の“領有権”を求めて、対日攻勢を一層エスカレートさせる可能性がある。
 香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが2日、中国外交筋の話として伝えたところでは、中国指導部は今年初めまでに、領土などに関する問題を「国家の利益」と「核心的利益」に分類。尖閣諸島を含む東シナ海や、東南アジア諸国と領有権争いをしている南沙(英語名・スプラトリー)諸島などを抱える南シナ海について、一切の妥協を拒む最高級の「核心的利益」に格上げしたという
 中国が昨年まで核心的利益と位置付けていたのは台湾チベット、新疆ウイグル自治区だけだった。しかし中国政府高官が今年3月、南シナ海も中国の「核心的利益」だと米国に初めて説明し、範囲が拡大されたことを明らかにしていた。


http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/diplomacy/447299/
一部抜粋

 


 核心的利益とは何だろうか。台湾チベット、ウイグルが核心的利益で上海や香港は違うのだろか。経済的利益の観点から見れば上海や香港の方が重要なのは明白であろうに。この様に考えると、核心的利益とは正当性に疑問が残る共産党政府の主権の及ぶ若しくは将来及ばせる領土の事なのでしょう。
 利益と言われると、日本が「満州は日本の生命線」と言ってたように権益の事と思ってしまうが、これは事実上の領有宣言と受け取らなければならないでしょう。


 核心的利益の対象になったことは、武力行使をしてでもその地域を獲得することを意味します。「他国とのいかなる妥協も拒否する」共産党政府の強い決意の表れでもあります。事実、東トルキスタンを接収し、チベットに侵攻しています。台湾に対しては武力行使寸前までいきました。


 中国は近年、莫大な軍事費を費やし、軍事力を急速に増強しています。空母の建造も始めています。防衛には過剰な装備です。軍事費をそれほど増やさず、その分を人民の福祉や格差の解消に使えば、どれ程人民の幸福と国の安定になるでしょう。しかし、中国はそれをせず、外洋展開できる海軍力を高めていることをよく理解しなければなりません。何を意味するのかを。
 

 核心的利益という意図と強大な海軍力という能力を真摯に受け止め、危機的状況に向かっているのだと自覚しなくては日本の安全保障は覚束ない。
 中国は尖閣諸島で武力行使まではしないだろう。きっと、話し合いで解決できると安易に考えてはならない。状況さえ許せば、軍事侵攻もあると思う。チベットベトナム等の近隣諸国に対する例からわかるように、中国は武力行使の抵抗感が低い国なのだから。
 

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