六丈記2

備忘録のようなもの

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

なでしこジャパン、沢は誉

 7月18日早朝、FIFA女子ワールドカップ決勝、日本対米国が始まった。
 なでしこジャパンの布陣は4-4-2。対する米国も4-4-2。
 米国のエースはFWワンバック。「4バックなのにワンバックとは如何に。フォワードなのにワンバック呼ぶが如し」などと下らぬ事を考えていると、序盤からいきなり米国が圧倒し始めた。「女子サッカーのバルセロナ」と呼ばれ、スウェーデン戦で見せた華麗なサッカーは鳴りを潜めた。パスは繋がらず、ボールコントロールも覚束ない。
 前半、ワンバックに決定的なシュートを放たれ、「やられた」と思った瞬間、ボールはバーを叩いた。今日の試合はツイている、「負けない」と感じた瞬間だった。かといって、勝てそうな雰囲気ではなかった。
 後半、先制されたが追いついた。延長に入っても先制されたがまた追いついた。先制されても「大丈夫、追いつける」と思っていた。なでしこジャパンは見ているものも諦めさせなかった。
 PK戦に突入し、「勝った」と直感した。なでしこジャパンの選手の笑顔と米国の選手の強張った表情がそう感じさせたのか。PKが始めっても余裕を持って見ていられた。南アフリカのPKの時のドキドキ感は全くしなかった。
 PK戦はGK海堀が2本を止める活躍で、3-1の勝利。

 

 沢穂希はMVPに選ばれ、得点王も獲得<1>。そして、今大会で釜本邦茂の日本代表最多得点記録を抜いた。沢にとっても最高のワールドカップだったに違いない。
 「名前負け」なんて言葉があるけれど、沢の場合は正しく「名は体を現す」だ。「ホマレ」の名前の通り、「誉」を体現した。心からおめでとうと言いたい。

 

 試合は日本14本に対し米国は27本のシュート。佐々木監督が言うように試合内容は負けていた<2>。実力的にはまだ米国の方が上だろう。しかし、実力通りに行かないのが勝負事。
 試合後、米国のGKホープ・ソロは「何か大きな力が日本を味方していたと感じた」と語った<3>。
 改めて、沢のゴールシーン<4>を見ると、よく入ったなと思う。終了近くにこんなスーパープレイで追いついたのだから、ソロがそう感じるのも無理は無い。
 なでしこジャパンの「諦めない精神力」が観戦している者に希望を失わせず、敵に「漠然とした力」を感じさせたのだろうか。

 

 最後に、なでしこジャパン、世界一おめでとう。そして、ありがとう。
---------------------------------------
<1>:沢がMVPと得点王=サッカー女子W杯
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20110718-00000019-jij-spo.html
<2>:佐々木監督「試合内容は負けていた 内容的には反省点がある」
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2011/07/18/kiji/K20110718001236280.html
<3>:W杯決勝で敗れた米国なでしこジャパンの粘りに脱帽
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-22243120110718
<4>:Japan2:2 a.e.t. 3:1 PSOUSA
http://www.fifa.com/womensworldcup/highlights/video/video=1476533/index.html

 

 

スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。