六丈記2

備忘録のようなもの

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焼肉酒家えびすのチラシ2

 先日の「焼肉酒家えびすのチラシ」よりのエントリで掲載した焼肉酒家えびすのチラシには黒毛和牛のアピールの欄がありました。
 その部分の全文を下記に書き出します。

 

<黒毛和牛>
えびすが「本当においしい焼肉を、たくさんの方におなかいっぱい食べて頂きたい」という思いから選んだお肉ーそれが”黒毛和牛”です。
和牛は脂(あぶら)がおいしく、とてもよい香りがします。そしてクセがありません。
欧米のセレブ達もお忍びで食べにくるほど和牛の味の良さはバツグンです。えびすではA3ランク以上(デパートで販売されているお肉と同じくらい)のお肉を使用しており、「おいしさ、安全、安心」そして「手頃な価格」を目指しました。

 

 読売新聞によれば4月中旬にユッケ用和牛として納品された物に和牛ではなく、交雑種の肉があったとのこと。確認されたのは1頭分ですが、値段の安さからすると、過去和牛として納品された殆ど全部が和牛ではなかった可能性が高そうです。
 フーズ・フォーラス社がそれについて知っていたのか、騙されていたのか今のところ分かりませんが、客に和牛でない肉を和牛として提供していたのは確かでしょう。結果的に「A3ランク以上のお肉」というのも嘘でした。
 

 「高級牛肉を選択している」「マイスターがいる」「食材にこだわりがある」「厳格なルールがある」と、チラシからは焼肉酒家えびすが全てに目を通し管理している印象を受けますが、現実は品質管理も衛生管理も他社任せでした。価格や内装、接客などの目に見える部分ばかりに力を入れ、飲食業の基本部分を疎かにした結果が今回の食中毒事件なのでしょう。

 

 それにしても、この「大和屋商店」は「ミートホープ」を思い出させます。「ミートホープ」はもっと酷かったですが。この業界はこの様な感じなのでしょうか。
 大和屋商店は「生食用として出荷していない」としていますが、フーズ・フォーラス社に限らず、ネット通販でも加熱用牛肉を「ユッケ用」として販売していた可能性が出てきました。それでも、ユッケに加熱用牛肉を使用しても問題ないと言い張るかもしれません。「牛角」のように加熱した牛肉をユッケに使用しているところもあるのだから、店側の調理の問題だと。

 インターネット業者と「大和屋商店」が同一で、フーズ・フォーラス社に卸していた肉とネット販売していた肉が同様の物だとしたら、大和屋商店は1キロ当たり約1000円で仕入れ、加工して、ネット販売で1キロ当たり1350円で販売し、フーズ・フォーラス社に1キロ当たり1800円で販売していたことになります。
 加工費の妥当な値段は分かりませんが、もしかしたら、フーズ・フォーラス社はぼられていたのかもしれませんね。

  
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「和牛」ユッケに交雑種の肉、卸業者が加工納入(2011年5月8日 読売新聞)
<以下要約>
「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、食肉加工卸業者「大和屋商店」が同チェーンの店舗にユッケ用和牛として卸していた肉の中に、和牛には該当しない交雑種の肉が含まれていた。
交雑種は肉牛と乳牛をかけ合わせたもの。
出荷した畜産家の男性は「和牛と称して売っていたなら、偽装だ」と話している。
さいたま市食肉中央卸売市場での競値は1頭約45万円、1キロ当たり約1000円だった。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110507-OYT1T00861.htm

 

食肉卸業者の関係者か 「ユッケ用」とネット通販
<以下要約>
食肉卸業者「大和屋商店」の役員とみられる人物がインターネットで「ユッケ用」として牛肉を通信販売していたことが分かった。
商品のうち「交雑種/外モモ/B2」と記された商品では「どこにでもある商品ですが価格で勝負します。赤身率が高くユッケやロースで使用できます」と説明。1キロ当たり1350円とし8日現在「品切れ中」となっていた。
集団食中毒に絡み、同商店は「生食用として出荷していない」としていた。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/505932/

 

「牛角」もユッケ販売休止 実は加熱済みも
<以下要約>
焼き肉チェーン最大手の「牛角」を運営するレインズインターナショナルは「国産牛ユッケ(たたき風)」と「石焼ユッケビビンバ」の販売を一時休止すると発表した。
同社によると、牛角のユッケは、表面を280度で1分間加熱し、ロットごとの細菌検査を行うなどして国内の加工場から各店舗へ出荷しているという。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/505629/

 

ユッケ1皿294円…安さが看板だった焼き肉店(2011年5月2日 読売新聞)
<一部引用>
フーズ・フォーラス社は安全対策としてアルコール殺菌し、真空パックに入れた加熱用の肉を仕入れていた。仕入れ価格は1キロ当たり1600円で、現在は同1800円ほど。厚生労働省の基準に沿った生食用の肉を使った場合、ユッケ1皿294円という価格は実現できない。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110502-OYT1T00290.htm

 

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