六丈記2

備忘録のようなもの

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挙国一致を理由に首相批判封じはいかがなものか

読売新聞4月14日付「編集手帳」
--前略--
 何ごとにも頃合いがある。戦力として疑問が生じた場合でも、“戦場”にいる人の進退は軽々に扱って

はならないだろう。
 原発事故の対応や、統一地方選の敗北をめぐり、菅首相の責任を問う声が民主党内で音量を増している

。首相も“戦場”の人には違いない。情報開示の遅れや不要なパフォーマンスなど、手腕が心もとないの

も事実だが、手術中に執刀医を交代させるにも等しい党内抗争はもっと危険だろう。すべては、放射能を

封じ込め、「フクシマ」を「福島」に戻してからの話である。
--後略--

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20110414-OYT1T00010.htm

 

 

 震災から一ヶ月が過ぎ、自主規制されていた菅首相が与野党から噴出し始めたことに対して、このコラ

ムの筆者の「非常時には混乱を避けなければならない」と主張しているが、一方で菅首相の能力不足も認

めている。先の見えていない福島第一原発事故が終息するまで無能のリーダーを替えてはならないとも書

いている。無能な者に任せていたら、解決が遅くなり、衆議院の任期切れが先に来るのではないか。

 

 コラムでは菅首相を執刀医に例えているので、それを広げて、大学医学部に例えてみる。
 大学病院の中堅だった菅医師は医学部の内紛で教授になる。担当した手術が一時期評判を博したが、そ

の後は野に下り医事評論家に転進。長らく評論家をしていたが、大学の都合で呼び戻され、教授に就任。

何もしない教授だったが、医学部長の不祥事で、後釜の医学部長になる。医学部長になってからはトラブ

ルが続き、教授達を入れ替えるが、自らのスキャンダルが発覚して解任寸前に追い込まれる。そこに突然

重症患者が運び込まれて、自ら執刀医になるが、緊急を要する患者なのにカンファレンスばかりを繰り返

し、場当たり的な対処治療しか出来ず、有効な治療方針を示すことが出来ないでいる。危篤状態であるか

らと見守っていた患者の家族の我慢も限界に近づき、執刀医の交代を願い始めている。
 こんなところではないか。

 

 閑話休題。「非常時だから挙国一致となって国難に当たらなければならない」という風潮がいまだに強く、異論や

批判を許さない雰囲気が作られている。不毛な権力闘争や対立は良くないが、批判を封じるのは行き過ぎ

だと思う。
 第二次世界大戦中、国の命運を掛けた戦争ということで、国や軍部批判が封じられ、国民もその様な者

を非国民とレッテルを貼った。若し、批判にも耳を傾けられる社会であったなら、無謀な戦争をすること

はなかったかもしれない。もう少し、合理的な判断が可能だったかもしれない。
 「国民が一体とならなければ」と闇雲にスローガンを繰り返すと、合理的な判断を鈍らせるのではない

かと危惧する。一歩引いて、冷静に考えるのも大切ではないだろうか。


自民・谷垣氏「この体制続くことは国民の不幸」
「有事の際にリーダーを代えるのは愚策というのが一般論だが、(首相は)木の葉のごとく反応している

だけだ。どこまで一般論が通用するかだ」

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/502497/

 

みんな・渡辺代表「菅首相の退陣がスタート」
「危機管理に失敗をした司令官にそのままやらせると、同じ過ちを2度3度と繰り返す。首相に退陣して

もらうことからスタートしなくてはいけない」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/502514/

 

小沢氏「内閣不信任案」への同調を示唆
「党代表は両院議員総会で辞めさせることができるが、首相は不信任案を可決させることでしか辞めさせ

られない」と指摘。その上で、「今こそ国民のために行動しなければならない」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/502403/

 

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No title

第2次世界大戦で、勝利したhttp://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AE%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25B9/" class="keyword">イギリスは、戦争中の、チェンバレンからチャーチルに首相が交替している。

戦時中だからと、総理の交替が出来ないことは無い。
勝つ国は、果敢に交替させています。

無能な総理のままでは、日本は負ける。

菅総理は、交替すべきです。

izadlo | URL | 2011-04-15(Fri)14:11 [編集]


No title

To izadloさん
>第2次世界大戦で、勝利したhttp://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AE%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25B9/" class="keyword">イギリスは、戦争中の、チェンバレンからチャーチルに首相が交替している。
>
>戦時中だからと、総理の交替が出来ないことは無い。
>勝つ国は、果敢に交替させています。
>
>無能な総理のままでは、日本は負ける。
>
>菅総理は、交替すべきです。

ご返答が遅くなり申し訳ありません。
震災前、首相交替に反対する代表的意見は「短期間に首相をコロコロ替えるのは良くない」でした。
今は「非常時に首相を替えるのは良くない」です。
結局、菅首相の能力を評価して支持されている訳ではないのです。
無能だと分かっていながら、リーダーを替えないことこそ愚策ではないでしょうか。

以前のエントリにも書きましたが、首相達が過労で職務遂行不能になった場合、誰も新しい首相を選出することに反対はしないでしょう。首相を不在には出来ませんから。いやおうなく新しい首相を選ばなくてはならなくなります。
この様に考えれば良いのです。

ボルト | URL | 2011-04-16(Sat)23:58 [編集]


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