六丈記2

備忘録のようなもの

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国連事務総長が正しい歴史認識を求めているのだから

 潘基文国連事務総長が、26日にソウルで行った記者会見での発言が波紋を広げている。菅義偉官房長官は「わが国の立場を認識した上でなされたのかどうか非常に疑問を感じている。国連を通じて真意を確認し、日本の立場を説明したい」と述べ、外務省は潘事務総長の発言を詳細に分析中で国連代表部などを通じて発言の真意を確認するとしている。
 潘事務総長の発言はどの様なものだったのか、各紙の記事から探ってみる。
  
◆共同通信
 韓国を訪問中の国連の潘基文事務総長は26日、ソウルの韓国外務省で記者会見し、歴史認識問題をめぐり日本と中韓との対立が深刻化していることについて「日本政府と政治指導者は自らを深く顧みて、国際的な未来を見通すビジョンを持つことが必要だ」と述べ、日本政府に注文を付けた。
 具体的な点には言及しなかったが「侵略の定義は定まっていない」とした安倍晋三首相の発言などを念頭に置いているとみられる。国家間が対立する問題で、国連事務総長が一方の態度に問題があるとの認識を強い表現で示すのは異例だ。
 
◆読売新聞
 韓国出身の潘基文(パンギムン)国連事務総長は26日、ソウルの外交省で記者会見し、日本の憲法改正論議を巡り、「正しい歴史(認識)が、良き国家関係を維持する。日本の政治指導者には深い省察と、国際的な未来を見通す展望が必要だ」と述べた。
 韓国政府の立場に同調した安倍政権批判と言え、国連事務総長の発言としては異例だ。
 発言は、「日本の平和憲法修正の動きに関する国連の立場」について答えたもの。潘事務総長はまた、日本が中韓と歴史や領土を巡り対立している現状に関し、「歴史について正しい認識を持つことが必要だ。そうしてこそ、他の国々から尊敬と信頼を受けるのではないか」と語った。韓国メディアは一連の発言を、「日本の右傾化の兆しを遠回しに批判した」(聯合ニュース)と大きく伝えている。
 
◆朝日新聞
 国連潘基文(パンギムン)・事務総長は26日、訪問先のソウルで記者会見し、北東アジア地域で歴史認識などをめぐって対立が深まっていることに関して「国連事務総長として非常に遺憾に思う」と表明。「歴史をどう認識すれば善隣友好関係を維持できるのか、日本の政府や政治指導者は深い省察が必要だ」と指摘した。
 潘事務総長は「中国、日本、韓国の3国はアジア地域だけでなく、世界的にも重要な位置にあるが、最近、歴史認識の問題や他の政治的な理由で緊張関係が続いている」と現状を分析。「政治指導者は正しい歴史認識をもってこそ、他国から尊敬と信頼を受けられる」などと述べた。
 
◆聯合ニュース(韓国
~略~
 歴史認識問題をめぐる韓国、日本、中国の対立については「歴史認識問題やその他の政治的理由により緊張関係が続いていることを遺憾に思う」と述べた。これらの問題は政治指導者らが虚心坦懐(たんかい)に、正しい認識に基づいて未来志向的に解決していかなければならないと強調した。
 日本の平和憲法改正の動きに対する国連の立場を問う質問には「今後、歴史をどのように認識し、正しい歴史が未来志向的な国家関係をどのように維持できるか、こうしたことに対する日本の政治指導者らの深い省察と国際的な未来のビジョンが必要だ」と答えた。
 
◆朝鮮日報
~略~
 このほか潘事務総長は26日、日本問題について「歴史をどのように認識すれば未来志向的に善隣国家関係を維持できるかについて、日本政府や政治指導者らは非常に深く省察し、未来を見据えたビジョンを持つ必要がある。(韓中日3国間で)緊張関係が続いていることについて、遺憾に思う」と発言した。潘事務総長は27日に韓国を離れる。

◆毎日新聞と産経新聞
 共同通信の配信記事を掲載
 
 上記の記事からすると、質問内容は明確ではないが、憲法改正と歴史認識問題に関する記者の2つの質問に潘事務総長が答えた際の発言のようだ。

■日本の憲法改正に関する国連の立場を問う質問について
●読売
「正しい歴史(認識)が、良き国家関係を維持する。日本の政治指導者には深い省察と、国際的な未来を見通す展望が必要だ」
●聯合
「今後、歴史をどのように認識し、正しい歴史が未来志向的な国家関係をどのように維持できるか、こうしたことに対する日本の政治指導者らの深い省察と国際的な未来のビジョンが必要だ」

■日中韓の歴史認識問題をめぐる対立を問う質問について
●共同
「日本政府と政治指導者は自らを深く顧みて、国際的な未来を見通すビジョンを持つことが必要だ」
●読売
「歴史について正しい認識を持つことが必要だ。そうしてこそ、他の国々から尊敬と信頼を受けるのではないか」
●朝日
国連事務総長として非常に遺憾に思う」「政治指導者は正しい歴史認識をもってこそ、他国から尊敬と信頼を受けられる」「歴史をどう認識すれば善隣友好関係を維持できるのか、日本の政府や政治指導者は深い省察が必要だ」
●聯合
「歴史認識問題やその他の政治的理由により緊張関係が続いていることを遺憾に思う」
●朝鮮
「歴史をどのように認識すれば未来志向的に善隣国家関係を維持できるかについて、日本政府や政治指導者らは非常に深く省察し、未来を見据えたビジョンを持つ必要がある。(韓中日3国間で)緊張関係が続いていることについて、遺憾に思う」
 
 一問一答形式で書かれていないので、潘事務総長が実際にどの様な質問にどう答えたのかは明確ではない。2つの質問の回答を混ぜて書いているふしがある。並べて比較してみると読売新聞や聯合ニュースの報道が実際の発言に近いのではないかと思えるが、翻訳が適当なのかという疑問もあるので、潘事務総長が述べたそのままの言葉を明確にし、精査する必要があるだろう。
 
 正しい歴史認識は存在するのかという疑問はあるが、史実に従った妥当な歴史認識をすることは大切なことだろう。よって、安倍首相には曖昧で信憑性の低い河野談話村山談話を撤回し、学問的に妥当な歴史認識を示すべきだ。国連事務総長が正しい歴史認識を持つことが他国から尊敬と信頼を受けられると後押ししてくれているのだから、遠慮は無用だ。
//////////////////////
国連事務総長、日本に異例の注文 「歴史顧みることが必要」
http://www.47news.jp/CN/201308/CN2013082601001484.html
潘基文国連事務総長、異例の発言…安倍政権批判
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130826-OYT1T00909.htm
潘国連事務総長「正しい歴史認識を」 日本に求める
http://www.asahi.com/international/update/0826/TKY201308260042.html
国連事務総長が会見「適切な機会に訪朝」=日本にも言及
http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2013/08/26/0900000000AJP20130826001200882.HTML
国連総長、歴史認識で日本に「深い省察」求める
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/08/27/2013082700691.html

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24時間テレビ「愛は地球を救う」を考える

 世界各地でマラソン大会が開催されているが、中でも優勝賞金世界一はドバイマラソンだ。優勝すると25万ドルの賞金が支給され、世界記録を樹立すると100万ドルのボーナスが加算される。
 日本では東京マラソンが唯一の賞金レースで、優勝賞金800万円、タイムボーナスは世界記録が3000万円、日本記録が500万円、コースレコードが300万円となっている。ドバイマラソンと比べると1/3程度だが、他のマラソン大会と比較して特段に安いということでもない。世界6大マラソンの優勝賞金を並べると以下の通り。
ボストンマラソン-----→15万ドル(1480万円)
シカゴマラソン------→10万ドル(987万円)
●ニューヨークシティマラソン→13万ドル(1280万円)
●ロンドンマラソン-----→5.5万ドル(540万円)
ベルリンマラソン-----→6.4万ドル(630万円)
東京マラソン-------→800万円
 
 一昨日、東京マラソンの優勝賞金以上のギャラを稼いだランナーがいたようだ。24時間テレビ「愛は地球を救う」のチャリティマラソンを走った森三中の大島美幸さんだ。
 「FLASH」8月13日号によると、大島美幸さんのギャラは1000万円とのこと。ちなみに、メインパーソナリティの嵐は5000万円(ドラマ主演の大野智さんはプラス500万円)、チャリティパーソナリティの上戸彩さんは500万円、総合司会の羽鳥慎一さんは500万円で、総製作費は4億2000万円、CM収入合計は22億2750万円だそうだ。
 今まで、何度か24時間テレビの出演者にギャラが支払われているという話を目にしてきた。ビートたけしさんや明石家さんまさんが参加しないのはギャラが支払われることを嫌ってのこととか、萩本欽一さんは支払われたギャラ全額を寄付していたとの記事を読んだ記憶もある。24時間テレビでギャラが発生していることは公然の秘密だ。具体的な金額が明らかにされることは珍しいが、この程度のギャラが支払われているのだろう。
 
 東京マラソンはワールドマラソンメジャーズに加入していて、世界最高峰のマラソン大会の一つであり、世界のトップ選手でなければ優勝は難しい。女子の部でも、2時間30分を切らないと優勝は望めない(今年の優勝タイムは2時間25分34秒)。ロンドン五輪のマラソン日本代表の尾崎好美選手は2時間28分30秒で5位だった。
 大島美幸さんはマラソンのほぼ2倍の距離の88kmを走破したとはいえ、掛かった時間は26時間程。平均時速3.4km。6時間休んだとしても4.4km/h。走るというよりも、歩いたと表現した方が適切かもしれない。肥満で運動不足の大島美幸さんにとっては相当苦しかったかもしれないが、サポート態勢は整っているし、普通の人でもクリア可能なレベルだ。実際、100キロウォークなるイベントが各地で行われていて、多くの人が大島美幸さんより短い時間で完走している。
 準備期間を考えると、1000万円という金額は大島美幸さんにとって決して高いギャラではないかもしれない。だけども、世界トップレベルになるために長年鍛錬を積み重ねてきたマラソン選手よりも高額な報酬を得るのは、チャリティ番組だけに余計に「何だかな」という気持ちになる。
 
 「FLASH」記事では、「そのCM収入は22億円以上。だが、これが日テレの懐に入るわけではない。局自体もチャリティに参加しているため、タレントのギャラや警備費も含めた総製作費を除いて、赤字にならない範囲でほとんどを寄付に回すのだという。」ともある。CM収入から総製作費を引くと残りは18億円となるが、この額に近い金額が寄付に回されることはない筈だ。なぜなら、特別な年を除き、募金額は6~10億円程だからだ。毎年、差額分のほとんどを寄付に回しているのであれば、募金額はもっと増えていなければならない。
 「テレビの教科書」という新書には番組制作に関わる金の流れが書かれている。
************************
 企業が出す制作費を100とする。広告会社は営業費として20%の20を引いて放送局へ渡す。放送局も20%つまり全体の16を営業費として引いて64を制作会社へ渡す。制作会社も20%、12.8を確保するので、残りは51.2。番組作りの使える予算は、最祖に企業から出た予算の約半分である。
 放送にのせるには制作費とは別に、電波料が必要で、これはほぼ制作費と同額と言われる。これも2割を広告会社が引いた後、放送局が分配する仕組み。電波料も含めると提供企業は、番組の直接的な制作費の4倍の予算が必要。
************************
 上記を先のCM収入合計に当てはめてみる。
CM収入合計22億2750万円
■電波料11億1375万円
 △広告会社取り分2億2275万円
 △放送局分配分 8億9100万円
■制作費分11億1375万円
 △広告会社取り分2億2275万円
 △放送局取り分 1億7820万円
 △制作会社取り分1億4256万円
 △番組製作費  5億7024万円
 
 4億2000万円の総製作費より1.5億円高い。24時間テレビにCMを出すと、企業のイメージアップになるため、CM料金が高めに設定されているとも聞く。各社の取り分が通常より多くなっているのかもしれない。
 24時間テレビで放送局が得る粗利は10億円以上。寄付に回されるのは赤字にならない範囲ということなので、社員の給料や役員報酬などの間接費を計算して控除し、残った内の一部を寄付に回わしているということではないか。
 24時間テレビはチャリティを利用して暴利をむさぼる偽善番組と批判されがちだ。放送局が利益を犠牲にして寄付をしているなら、その額を公表したら批判もされないと思うのだが、それを今まで一切しなかったということは、実際の寄付金額はわずかな額でしかないのではないか。
 
 24時間テレビはアメリカで行われているチャリティー番組「レイバーデイ・テレソン」を基に企画されたのだという。「レイバーデイ・テレソン」は出演者にギャラを支払っていないが、それを参考にした24時間テレビはギャラを支払っている。フランスで行われている「テレソン」もノーギャラだ。だから、24時間テレビの出演者がギャラを貰っていると聞いた外国人は驚くそうだ。欧米ではチャリティと銘打って収入を得ることは犯罪になるとも聞く。
 日本では募金の中から経費を抜くことは認められている。だから、難民支援のためと称し募金を集め、わずかな金額を難民支援組織に渡し、大部分を懐に入れても違法にはならない。「善意で募金活動に協力した学生が募金箱を持ち街頭で募金を集めたら、ヤクザ風の男がやって来て募金箱を回収していった」なんて話を聞いたこともある。昔は悪徳商法まがいの募金活動も多かったらしい。今もそうかもしれない。
 24時間テレビは何に使われているか分からない募金活動を憂い、集められた募金がどの様に使われているか透明にするという目的があったらしい。だから、初期の頃は番組の中で募金がこの様に使われてますよと報告する時間が長かった。それが変質したのは何時の頃だろうか。24時間テレビのメインテーマを振り返る。

第1回 寝たきり老人にお風呂を!身障者にリフト付きバスと車椅子を!
第2回 寝たきり老人にお風呂を!身障者にリフト付きバスと車椅子を!
第3回 カンボジアベトナム・ラオスの難民のために!
第4回 アジア・アフリカの障害者のために!国際障害者年記念
第5回 ストップ!ニッポン姥捨て時代!
第6回 君の地球のボランティア!アフリカ飢餓緊急援助!世界コミュニケーション記念
第7回 この地球の未来は子どもたちのもの!
第8回 アフリカ飢餓救援
第9回 寝たきり老人にお風呂を!身障者にリフト付きバスと車椅子を!そしてアジア・アフリカの飢えた子どもたちのために!
第10回 SAVE THE CHILDREN
第11回 君は地球のボランティア お年寄りに在宅福祉を、障害者に社会参加を!
第12回 アジア・アフリカの子どもたちに海外援助を!
第13回 地球を救え!10年計画
第14回 雲仙・普賢岳災害救援!寝たきりのお年寄りにお風呂カーを!障害者に社会参加を!アジア・アフリカに海外援助を!
第15回 愛の歌声は地球を救う
第16回 出会い
第17回 チャレンジ!
第18回 もう一度、チャレンジ
第19回 ONE LOVE ~つなげよう! ひとつの愛~
第20回 勇気を出して
第21回 いま、始めよう
第22回 伝えたい・・・夢のちから!
第23回 がんばる・・・君のために!
第24回 家族って何?
第25回 家族で笑ってますか…?
第26回 あなたを一番愛する人・・・
第27回 あなたの夢はみんなの夢
第28回 生きる
第29回 絆 ~今、私たちにできること
第30回 人生が変わる瞬間(とき)
第31回 誓い~一番大切な約束~
第32回 START!~一歩を踏み出そう~
第33回 ありがとう~今、あの人に伝えたい~
第34回 力~わたしは、たいせつなひとり。~
第35回 未来 みらい
第36回 ニッポンって…?~この国のかたち~
 
 第14回までは具体的なものがほとんど。第15回から抽象的になっていて、メインテーマからは何を目的にしているのか分からなくなっている。イメージ先行で歌の題名のようでもある。
 ウィキペディアを読むと、第14回終了後、番組内容のマンネリ化による募金額と視聴率の低迷の責任を取り、番組開始以来番組に携わってきた都築忠彦氏と大野雄二氏がこの回を最後に番組から降板したとある。第15回に番組リニューアルを行い、エンターテインメント路線に変更。テーマソングの「サライ」が誕生し、チャリティーマラソンがスタートしたとも。
 番組が変質したのは第15回からだということが明確だ。番組制作の中心人物が去ったことで、番組本来の目的を喪失し、募金額と視聴率を上げることだけに目を向けるようになったということか。変質したことで、志を持った出演者も去ったように見える。
 「テレビマンは日頃、視聴率のために視聴者が見たい番組を作っているが、1日くらいテレビマンが視聴者に見せたい番組があっても良いじゃないか」。何から得た情報だったか忘れてしまったが、こんな内容が24時間テレビを始める動機だったと記憶している。記憶違いかもしれない。ただ、24時間テレビを立ち上げた人たちはこの様な心意気を持っていたのではないか。
 今の世の中、損得を無視するのは難しいかもしれない。それでも番組を完全透明化して、テレビ局やテレビ関係者が番組で利益を得ず、ただ働きしてもいいという人たちだけで番組制作すれば、どんなにショボい内容でも志ある人は協力や支援をしてくれると思う。徒労ばかりで金銭的には報われないだろうが、金に替えられない物を得るに違いない。
 
 24時間テレビは年々「偽善番組」との批判の声が強くなっている。チャリティ番組なのに、出演者にギャラが出ることに疑問が出るのは自然なことだろう。番組批判がされると「やらない善意より、やる偽善」と反論がなされる。偽善であっても24時間テレビが集める巨額な募金は福祉などに役立っているのは確かだ。だけども、それでいいのだろうか。
 24時間テレビは完全にマンネリ化している。志など無く、恒例になっているからと、惰性で番組制作をしているように見える。もう一度番組のあり方を見直すべきだと思うのだが、そこそこの視聴率が取れているから自己改革は難しいだろう。しかし、批判を受け入れて改革をしないといずれ視聴者から見放されるのではないか。ネットが発達した時代だから、そんな日が来ることは十分ありえる。一応社会に役立っている番組だから、初心に帰り志を持って立て直して欲しいのだが、変化の兆しは見えない。


/////////////////////
CM収入合計は22億円以上!? 出演者の高額ギャラも話題な日本テレビの『24時間テレビ
http://getnews.jp/archives/404090
24時間テレビ 「愛は地球を救う」
http://ja.wikipedia.org/wiki/24%E6%99%82%E9%96%93%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93_%E3%80%8C%E6%84%9B%E3%81%AF%E5%9C%B0%E7%90%83%E3%82%92%E6%95%91%E3%81%86%E3%80%8D
24時間テレビ 「愛は地球を救う」
http://www.ntv.co.jp/24h/contents/bokin2012.html
http://www.ntv.co.jp/24h/contents/how2013.html
http://www.ntv.co.jp/24h/contents/history.html
テレビの教科書―ビジネス構造から制作現場まで
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003734.html
レイバー・デイ・テレソン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%BD%E3%83%B3
 

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ウトナイ湖近くにドイツ皇帝と談義を交わした男が住んでいた

 

 


 

 

 

 

 

 

 「小さな川の流れが集まるところ」という意味のアイヌ語に由来するウトナイ湖は、苫小牧市の東部に位置し、周囲約9km、面積275ヘクタール、水深1.2m(平均水深0.6m)の淡水湖です。浅く小さな湖ですが、鳥類の宝庫(260種以上が確認されている)で、白鳥やカモなどの渡り鳥の中継地、越冬地としても有名です。
 ウトナイ湖とその周辺は、1982年に国指定鳥獣保護区特別保護地区に定められ、1991年にはラムサール条約特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)の登録湿地に指定(日本で4番目)されています。
 
 かつては温泉などがあり、湖畔の行楽地でしたが、近年は野鳥保護に目が向けられ、環境省のウトナイ湖野生鳥獣保護センターなどが設置されています。
 
 

 このウトナイ湖野生鳥獣保護センターの片隅に折居彪二郎コーナーなるものがあります。書籍などの資料が棚に並べられているのですが、折居彪二郎(おりい ひょうじろう)という名前を聞いたことがありません。折居彪二郎氏とはどの様な人物なのでしょうか。
 
 折居氏は明治から昭和初期にかけて活躍した世界的な鳥獣採集家で、卓越した射撃と剥製製作の腕を持ち、製作した標本は数万点に及ぶと言われているそうです。標本は大英博物館にも納められ、ドイツ皇帝ウィルヘルム2世と二人きりで狩猟談義をするほどだったとのことです。世界の鳥獣研究に大きな足跡を残し、鳥学の世界では「東洋のオリイ」と称えられていたとか。
 
※鳥獣採集家とは、研究者の依頼により調査地に赴いて鳥獣を捕獲し、標本を制作して研究者に送ることを生業としている職業人。
 
 1906年、折居氏は23歳の時に大英博物館嘱託採集員マルコム・アンダーソンの助手を勤めました。これが鳥獣採集家になる切っ掛けでした。以後、国内外の研究者(アラン・オーストン、黒田長礼、山階芳麿など)の依頼を受けて鳥獣を採集し、その活動は日本本土に限らず、千島、樺太、韓国中国、満州、台湾、南洋諸島にまで及んでいます。
 1913年に苫小牧の植苗地区(ウトナイ湖近くの美々川の畔)に移り住み、以後この地に住み続け、87歳で亡くなりました。
 
◆折居彪二郎年表
1883年:新潟県北蒲原郡笹岡村に生まれる
1899年:函館に移り住む
1904年:日露戦争
1906年:朝鮮に渡り採集
1908年:中国山東省、千島に渡り採集
1909年:満州興安領、樺太に渡り採集
1911年:中国雲南省で採集(鳥類1700点、哺乳類400点)
1913年:函館市より苫小牧村字植苗に移り住む
1914年:第一次世界大戦
1922年:琉球大東列島で採集(鳥類1621点、哺乳類600点)
1923年:関東大震災
1926年:樺太シベリアで採集(鳥類1200点、哺乳類230点)
1928年:北千島で採集(鳥類708点、哺乳類200点)
1929年:朝鮮で採集(鳥類1942点、哺乳類200点)
1930年:ミクロネシアで採集(鳥類3000点、哺乳類1000点)
1932年:満州、台湾で採集(鳥類1500点、哺乳類300点)
1936年:大東列島で採集
1941年:太平洋戦争
1944年:厚岸、根室で採集
1948年:日本鳥学会より、その不朽の功績が表彰される
1948年:苫小牧付近で採集
1958年:大日本猟友会創立20周年記念で感謝状を受ける
1970年:老衰で死去。享年87歳。
 
 折居氏は、鳥類や哺乳類の新種16種と新亜種84種を発見しています。そのため、オリイモズ(学名Lanius isabellinus)、オリイヤマガラ(学名Parus varius olivaceus)、オリイオオコウモリ(学名Pteropus dasymallus inopinatus)など和名に「オリイ」と付く鳥獣は幾つかあり、学名にも「Orii」と付けられたものは鳥類で10種、哺乳類で7種あります。
●オオアカハラ        学名Turdus chrysolaus orii
●ダイトウミソサザイ     学名Troglodytes troglodytes orii
●ダイトウヤマガラ      学名Parus varius orii
●オリイコゲラ        学名Dendrocopos kizuki orii
●ヤクシマカケス       学名Garrulus glandarius orii
●オリイコキクガシラコウモリ 学名Rhinolophus cornutus orii
●オリイジネズミ       学名Crocidura orii
・・・等など
 馴染みの薄い鳥獣ばかりです。ですが、人気のある意外な動物が折居氏と関わっていました。学名「Pteromys volans orii」、エゾモモンガのことです。エゾモモンガについて正式報告された初めての記録が折居氏によるものだったことから、動物学者の黒田長礼博士が折居氏の名を取って学名にしたとのことです。
 
 

 来月、折居氏の採集日誌や論文などをまとめた全集「鳥獣採集家折居彪二郎採集日誌〜鳥学を支えた男」が発刊されます。B5判、約500ページで、予定価格5250円。300部発行ですから、関係者以外が手にすることはないでしょうが、これを機に地方に埋もれていた偉人にスポットライトが当たればいいですね。

////////////////
ウトナイ湖野生鳥獣保護センター
http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/kankyo-seikatu/utonaikohp/pamphlet.pdf
鳥学を支えた男 折居彪二郎
http://axis053.com/orii_pr/index.html
北海道大学農学部博物館資料目録第1号
http://www.hokudai.ac.jp/fsc/bg/muse/pdfs/cat01.pdf
山階芳麿 私の履歴書
http://www.yamashina.or.jp/hp/yomimono/rirekisho/rirekisho11.html
東洋のオリイ 9月に全集発刊
http://www.tomamin.co.jp/2013t/t13050802.html

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苫小牧港開港50周年 海王丸来航

 7月12日から16日の間、苫小牧港に独立行政法人航海訓練所の練習帆船「海王丸」が停泊していました。苫小牧港開港50周年記念事業のメーンイベントとして招かれたとのことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 独立行政法人航海訓練所によるとこの海王丸は2代目で、1989年に建造されています。24年も経っているのに綺麗に保たれていますね。
◆海王丸のスペック
総トン数_:2556t
全長___:110.09m
幅____:13.80m
深さ___:10.72m
機関___:ディーゼル2基
出力___:1500x2馬力(2206kW) 
燃料搭載量:432.35kL
最大速力_:14.09ノット
航海速力_:12.95ノット
航続距離_:9800マイル
定員___:199人(実習生128人)
 
 
 今年、50周年を迎える苫小牧港は、札幌南方の太平洋岸に位置し、国際拠点港湾指定されている北海道を代表する港湾です。
 
海岸線___:24km
港湾区域面積:14300ha
姉妹港___:ニュージーランド・ネーピア港
友好港___:中華人民共和国・秦皇島港
 
 

 江戸時代、苫小牧港の辺りは勇武津(アイヌ語の「イブツ」に由来 その入口の意)と呼ばれ、アイヌとの交易の拠点でした。内陸で生産されたサケや鹿革などの産物が丸木舟に載せられて勇払川を下り、海岸で北前船に積み込まれて本州へ運ばれていたのです。1799年に、幕府が松前藩から蝦夷地を召し上げて直轄領にした時には、運上屋を改めた勇武津会所が設置され、翌年には八王子から千人同心が移住しています。
 明治になると、胆振国勇払郡となり、勇払開拓使出張所が置かれました(1873年に苫細[苫小牧]に移転)。イワシの地引き網漁を中心とした漁業が行われていましたが、不漁続きになり、大正初期に地元の漁家・今井寅之助が沖合漁のために勇払川河口を利用した漁港造りを試みています。しかし、その試みは失敗しました。
 大正13年 (1924)、北海道庁職員(留萌築港事務所長)の林千秋氏が「勇払築港論」を提唱します。当時、石狩炭田や空知炭田から掘り出された石炭は鉄道で室蘭港まで運ばれていたのですが、勇払に石炭積出港を作ることで、物流コストを抑制出来ると考えたのでした。勇払一帯は緩やかに湾曲した砂浜で、石炭積出港を作るには内陸を掘削して築港するしかなかったのですが、林千秋氏は技術的に難工事ではないと説いています。しかし、この計画が膨大だったことや室蘭の猛烈な反発があったことなどから、勇払築港論が政府に取り上げられることはありませんでした。
 それでも、築港の要望は消えず、大正から昭和にかけて、王子製紙の木材陸揚げ港計画や勇払漁港計画についての陳情が繰り返されました。国への陳情だけではなく、苫小牧町(当時は町だった)は1935年に漁港の築港のために試験工事を試みて失敗。また、1939年には北海道庁土木部が工業港湾計画を策定しますが、太平洋戦争により頓挫しました。
 砂浜には築港できないという先入観念とともに採算性なども問題視され、勇払築港構想は進みませんでしたが、戦後復興が始まると、石炭の大増産に室蘭港と小樽港は対応しきれないと政府が判断、国家計画として苫小牧港の築港が決定しました。
 1951年に苫小牧工業港起工式が行われ、国内初の内陸堀込式港湾として、苫小牧西港区の建設が始まりました。1960年に内陸堀込作業を開始し、1963年に石炭埠頭が完成、その後も港湾整備は進められました。
 苫小牧東港区は苫小牧東部地域開発の中心となる工業港として1976年に着工され、1980年に入船式を挙行、一部の供用を開始しています。
 
 苫小牧港は石炭積出港として建設が始まったため、60年代は主に石炭などの北海道産物資の積出基地として使われていましたが、70年代になるとオイルショックを機に石油備蓄基地が作られ、臨海工業地帯形成の中核としての役割を担うようになり、フェリーも就航しました。80年代は広大な苫東工業団地に進出する企業の利用が期待されましたが、苫東開発が事実上失敗し、停滞。90年代になると国際コンテナが増え、道内随一の流通港に成長しました。21世紀に入るとマリーナや公園などが整備され、たんなる工業流通港からの脱皮を図り、市民が利用するウォーターフロントに変貌しようとしています。
 また、苫小牧港は国内フェリー航路の拠点にもなっており、大洗航路、仙台-名古屋航路、八戸航路、舞鶴航路があります。北海道にツーリングに来る人たちの玄関口でもあります。
 

 
「落陽」吉田拓郎
作詞:岡本おさみ
作曲:吉田拓郎
 
しぼったばかりの夕陽の赤が 水平線からもれている
苫小牧発・仙台行きフェリー
あのじいさんときたら わざわざ見送ってくれたよ
おまけにテープをひろってね 女の子みたいにさ
みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば
また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく
 
女や酒よりサイコロ好きで すってんてんのあのじいさん
あんたこそが正直ものさ
この国ときたら 賭けるものなどないさ
だからこうして漂うだけ
みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば
また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく
 
サイコロころがしあり金なくし フーテン暮らしのあのじいさん
どこかで会おう 生きていてくれ
ろくでなしの男たち 身を持ちくずしちまった
男の話を聞かせてよ サイコロころがして
みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば
また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく
 
///////////////////////////////////
苫小牧港開港50周年記念事業実行委員会
http://www.jptmk.com/tomakomaikou50th/index.html
航海訓練所
http://www.kohkun.go.jp/
国際拠点港湾
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%8B%A0%E7%82%B9%E6%B8%AF%E6%B9%BE
日本埋立浚渫協会 日本の海紀行 March 2002 Vol.224
http://www.umeshunkyo.or.jp/108/umikikou/224/page1.html
苫小牧の歴史
http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/history.htm
落陽 LIVE2012  Takuro Yoshida
http://www.youtube.com/watch?v=mIdZSX14l7I

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【麻生ナチス発言】付け火して 反応喜ぶ 共同か

 昨日の報道ステーションで、麻生副総理がナチス発言をした講演の音声を放送していた。麻生副総理の発言部分をほぼ全て含んでいたように思う。番組は麻生副総理の発言撤回と中国、韓国、ユダヤ人団体の反応を紹介し、コメンテーターが頓珍漢な批判を繰り広げるものだった。
 ニュース23でも麻生副総理の発言部分の音声を全て放送した。真似した訳では無いだろうが、報道ステーションの報道と同じ構成で、コメンテーターが頓珍漢なのも同じだった。
 政治家の失言批判をテレビがする時は、該当部分だけをクローズアップするのが常で、発言全体をそのまま全て放送するのは異例だ。画面をよく見ると、「共同通信提供」と入っていた。最初の報道から2日後に、配信元が元データーを公開する事態になったということは、何かあったのだろうか。
 
 麻生副総理がナチス発言がどの様に報道されたのか、時間を追って探ってみる。
*** 朝日新聞 2013年7月29日22時10分 ***
「護憲と叫べば平和が来るなんて大間違い」麻生副総理
http://www.asahi.com/politics/update/0729/TKY201307290380.html?ref=reca
 日本の置かれている国際情勢は(現行憲法ができたころと)まったく違う。護憲、護憲と叫んでいれば平和がくると思うのは大間違いだし、仮に改憲できたとしても、それで世の中すべて円満になるというのも全然違う。改憲の目的は国家の安全や国家の安寧。改憲は単なる手段なのです。狂騒・狂乱の騒々しい中で決めてほしくない。落ち着いて、我々を取り巻く環境は何なのか、状況をよく見た世論の上に憲法改正は成し遂げるべきなんです。そうしないと間違ったものになりかねない。(東京都内で開かれたシンポジウムで)
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*** 産経新聞 2013.7.29 23:10 ***
麻生氏「静かにお参りすればいい」 首相らの靖国参拝念頭に 終戦の日にこだわらず
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130729/plc13072923130018-n1.htm
 麻生太郎副総理兼財務相は29日、都内で開かれた民間シンクタンク「国家基本問題研究所」(櫻井よしこ理事長)の月例研究会に招かれ、安倍晋三首相や閣僚の靖国神社参拝を念頭に「国のために命を投げ出してくれた人に敬意と感謝の念を払わない方がおかしい」と述べる一方、「静かにお参りすればいい。何も戦争に負けた日だけ行くことはない」と話した。
 憲法改正については「(日本の安全を近隣諸国に委ねるような書きぶりの)前文を読んだだけで『危ない』と思うのが常識だ」とした上で、「改憲をやれる情勢はできあがりつつあるが、冷静に取り組んでいくべきだ」と述べた。
 また、防衛費に関しては「減らし続ければ日本は自国を『守る気がない』と思われる」と強調、海上自衛隊を最優先に増額していく必要性を訴えた。
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*** スポニチ 2013年7月30日 01:10 ***
麻生副総理 改憲でナチス引き合い、都内の講演で語る
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/07/29/kiji/K20130729006320770.html
 麻生太郎副総理兼財務相は29日夜、都内で講演し、憲法改正をめぐり戦前ドイツのナチス政権時代に言及する中で「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか」と述べた。
 「けん騒の中で決めないでほしい」とし、憲法改正は静かな環境の中で議論すべきだと強調する文脈の中で発言したが、ナチス政権を引き合いに出す表現は議論を呼ぶ可能性もある。
 麻生氏は「護憲と叫んで平和がくると思ったら大間違いだ。改憲の目的は国家の安定と安寧。改憲は単なる手段だ」と強調した。その上で「騒々しい中で決めてほしくない。落ち着いて、われわれを取り巻く環境は何なのか、状況をよく見た世論の上に憲法改正は成し遂げられるべきだ。そうしないと間違ったものになりかねない」と指摘した。
 安倍晋三首相や閣僚による終戦記念日の靖国神社参拝を念頭に「国のために命を投げ出してくれた人に敬意と感謝の念を払わない方がおかしい」とし「静かにお参りすればいい。何も戦争に負けた日だけに行くことはない」と話した。
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*** 日経新聞 2013/7/30 2:15 ***
改憲巡りナチスを引き合いに 麻生副総理
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO57891250Q3A730C1PP8000/
 麻生太郎副総理兼財務相は29日夜、都内で講演し、憲法改正をめぐり戦前ドイツのナチス政権時代に言及する中で「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか」と述べた。「けん騒の中で決めないでほしい」とし、憲法改正は静かな環境の中で議論すべきだと強調する文脈の中で発言した。〔共同〕
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*** 読売新聞 2013年7月30日07時32分 ***
改憲「狂騒、狂乱の中で決めるな」…麻生副総理
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130730-OYT1T00050.htm
 麻生副総理は29日、都内で開かれた講演会で憲法改正について、「狂騒、狂乱の中で決めてほしくない。落ち着いた世論の上に成し遂げるべきものだ」と述べた。
 その上で、ドイツでかつて、最も民主的と言われたワイマール憲法下でヒトラー政権が誕生したことを挙げ、「ワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口を学んだらどうか。(国民が)騒がないで、納得して変わっている。喧騒(けんそう)の中で決めないでほしい」と語った。
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*** 47NEWS 2013/07/30 16:20 ***
憲法改正でナチス引き合い/麻生副総理、都内の講演で
http://www.47news.jp/47topics/e/244250.php
 麻生太郎副総理兼財務相は29日夜、都内で講演し、憲法改正をめぐり戦前ドイツのナチス政権時代に言及する中で「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか」と述べた。
 「けん騒の中で決めないでほしい」とし、憲法改正は静かな環境の中で議論すべきだと強調する文脈の中で発言したが、ナチス政権を引き合いに出す表現は議論を呼ぶ可能性もある。
 麻生氏は「護憲と叫んで平和がくると思ったら大間違いだ。改憲の目的は国家の安定と安寧。改憲は単なる手段だ」と強調した。その上で「騒々しい中で決めてほしくない。落ち着いて、われわれを取り巻く環境は何なのか、状況をよく見た世論の上に憲法改正は成し遂げられるべきだ。そうしないと間違ったものになりかねない」と指摘した。
 安倍晋三首相や閣僚による終戦記念日の靖国神社参拝を念頭に「国のために命を投げ出してくれた人に敬意と感謝の念を払わない方がおかしい」とし「静かにお参りすればいい。何も戦争に負けた日だけに行くことはない」と話した。
 (共同通信)
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*** 47NEWS 2013/07/30 19:08 ***
韓国、麻生副総理の発言を批判 「多くの人を傷つける」
http://www.47news.jp/CN/201307/CN2013073001002301.html
 【ソウル共同】韓国外務省の趙泰永報道官は30日、麻生太郎副総理兼財務相が憲法改正論議に絡み、戦前ドイツのナチス政権を引き合いに「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。あの手口を学んだらどうか」と述べたことについて「こうした発言が多くの人を傷つけることは明白だ」と批判した。定例記者会見での発言。
 趙氏は、麻生氏の発言が「侵略の被害を受けた周辺国の国民にどう受け止められるか明らかだ。日本の政治指導者は言行を慎重に行う必要がある」と述べた。
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*** 産経新聞 2013.7.31 14:37 ***
「本人が答えるべきだ」麻生氏発言に菅長官
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130731/stt13073114380002-n1.htm
 菅義偉官房長官は31日の記者会見で、麻生太郎副総理兼財務相が憲法改正に関連して戦前のドイツ・ナチス政権を引き合いに発言したことについて、「麻生氏が(発言の真意について)答えるべきだ」との考えを示した。
 麻生氏は29日夜、都内の講演で、ナチス政権時代に言及する中で、「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。あの手を学んだらどうか」などと述べた。
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*** 朝日新聞 2013年8月1日2時18分 ***
麻生副総理の憲法改正めぐる発言の詳細
http://www.asahi.com/politics/update/0801/TKY201307310772.html
 麻生太郎副総理が29日、東京都内でのシンポジウムでナチス政権を引き合いにした発言は次の通り。
 僕は今、(憲法改正案の発議要件の衆参)3分の2(議席)という話がよく出ていますが、ドイツはヒトラーは、民主主義によって、きちんとした議会で多数を握って、ヒトラー出てきたんですよ。ヒトラーはいかにも軍事力で(政権を)とったように思われる。全然違いますよ。ヒトラーは、選挙で選ばれたんだから。ドイツ国民はヒトラーを選んだんですよ。間違わないでください。
 そして、彼はワイマール憲法という、当時ヨーロッパでもっとも進んだ憲法下にあって、ヒトラーが出てきた。常に、憲法はよくても、そういうことはありうるということですよ。ここはよくよく頭に入れておかないといけないところであって、私どもは、憲法はきちんと改正すべきだとずっと言い続けていますが、その上で、どう運営していくかは、かかって皆さん方が投票する議員の行動であったり、その人たちがもっている見識であったり、矜持(きょうじ)であったり、そうしたものが最終的に決めていく。
 私どもは、周りに置かれている状況は、極めて厳しい状況になっていると認識していますから、それなりに予算で対応しておりますし、事実、若い人の意識は、今回の世論調査でも、20代、30代の方が、極めて前向き。一番足りないのは50代、60代。ここに一番多いけど。ここが一番問題なんです。私らから言ったら。なんとなくいい思いをした世代。バブルの時代でいい思いをした世代が、ところが、今の20代、30代は、バブルでいい思いなんて一つもしていないですから。記憶あるときから就職難。記憶のあるときから不況ですよ。
 この人たちの方が、よほどしゃべっていて現実的。50代、60代、一番頼りないと思う。しゃべっていて。おれたちの世代になると、戦前、戦後の不況を知っているから、結構しゃべる。しかし、そうじゃない。
 しつこく言いますけど、そういった意味で、憲法改正は静かに、みんなでもう一度考えてください。どこが問題なのか。きちっと、書いて、おれたちは(自民党憲法改正草案を)作ったよ。べちゃべちゃ、べちゃべちゃ、いろんな意見を何十時間もかけて、作り上げた。そういった思いが、我々にある。
 そのときに喧々諤々(けんけんがくがく)、やりあった。30人いようと、40人いようと、極めて静かに対応してきた。自民党の部会で怒鳴りあいもなく。『ちょっと待ってください、違うんじゃないですか』と言うと、『そうか』と。偉い人が『ちょっと待て』と。『しかし、君ね』と、偉かったというべきか、元大臣が、30代の若い当選2回ぐらいの若い国会議員に、『そうか、そういう考え方もあるんだな』ということを聞けるところが、自民党のすごいところだなと。何回か参加してそう思いました。
 ぜひ、そういう中で作られた。ぜひ、今回の憲法の話も、私どもは狂騒の中、わーっとなったときの中でやってほしくない。
 靖国神社の話にしても、静かに参拝すべきなんですよ。騒ぎにするのがおかしいんだって。静かに、お国のために命を投げ出してくれた人に対して、敬意と感謝の念を払わない方がおかしい。静かに、きちっとお参りすればいい。
 何も、戦争に負けた日だけ行くことはない。いろんな日がある。大祭の日だってある。8月15日だけに限っていくから、また話が込み入る。日露戦争に勝った日でも行けって。といったおかげで、えらい物議をかもしたこともありますが。
 僕は4月28日、昭和27年、その日から、今日は日本が独立した日だからと、靖国神社に連れて行かれた。それが、初めて靖国神社に参拝した記憶です。それから今日まで、毎年1回、必ず行っていますが、わーわー騒ぎになったのは、いつからですか。
 昔は静かに行っておられました。各総理も行っておられた。いつから騒ぎにした。マスコミですよ。いつのときからか、騒ぎになった。騒がれたら、中国も騒がざるをえない。韓国も騒ぎますよ。だから、静かにやろうやと。憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね。
 わーわー騒がないで。本当に、みんないい憲法と、みんな納得して、あの憲法変わっているからね。ぜひ、そういった意味で、僕は民主主義を否定するつもりはまったくありませんが、しかし、私どもは重ねて言いますが、喧噪(けんそう)のなかで決めてほしくない。
***************************************
 
 当日報道したの朝日、産経では「あの手口を学んだらどうか」という発言は取り上げておらず、問題視されていない。初見はスポニチで、「ナチス政権を引き合いに出す表現は議論を呼ぶ可能性もある。」と記者の主観が書かれ、問題にしようとの意図がみられる。
 スポニチの記事に「共同通信」というクレジットは無いが、共同通信が配信した記事と同じなので、共同通信の配信記事をそのまま掲載したのが明らかだ。日経は「共同」と入れているが、記事を簡略化している。読売はクレジットが無いが、共同通信の記事を基にして掻い摘んで書いたものだろう。
 翌日の官房長官記者会見で、記者達が麻生副総理失言したと責めたて、それに韓国が乗っかり、更に野党や中国、ユダヤ人が加わって問題が大きくなったので、問題視していなかったメディアまでもがバッシングに便乗。
 麻生副総理が事態収拾のため、発言を一部撤回すると、攻め時だとばかり更にバッシング。
 ここまでは毎度のパターン。
 しかし、朝日が全文を公開していたことから、共同通信の歪曲が明るみに出たため、共同通信が元データーを提供しなければならなくなったということか。
 
 麻生副総理は皮肉屋なので、こうゆう表現でむやみに憲法改正を騒ぎ立てる人を皮肉って笑いを取っただけだ。それを「ナチスを見習って同様の方法で改憲する」と言ったかのように論旨と反対の報道するとは言語道断。
 今回は発言全体が明らかになったことで、左巻き以外の国民は麻生副総理が問題なのではなく、メディアが問題なのだということを理解しただろう。
 麻生副総理は「狂騒、狂乱の中で決めてほしくない。落ち着いた世論の上に成し遂げるべきものだ」との趣旨を述べている。ナチスと言う単語に反応し、発言内容を確認しないまま騒ぎ立てる人々を見ると、まさにその通りと言わざるを得ない。
 
  

 

 ついでながら、中国の反応。中国政府や中国メディアはこれに乗じて、非難を繰り返しているが、中国人の中には冷静な人物もいるようだ。レコードチャイナが次のように報じている。
*** 麻生氏ナチス発言撤回に「発言内容は編集せず全文を報じてくれ」などの声―中国ツイッター ***
配信日時:2013年8月1日 17時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75022&type=
~ 略 ~
中国共産党機関紙・人民日報傘下の環球時報は、“中国ツイッター”(微博)で運営する公式アカウントを通じ、「発言は撤回すれば済むと思っているのか!?」と批判。これには一般ユーザーも、「日本人は発言撤回が大好き」「こいつ(=麻生氏)は頭脳明晰だが、ビッグマウス」などと追随した。また、「ためしに発言してみて各界の反応を見たかったのでは?」「僕が生きている間に戦争にさえならなければいい」「ドイツだって2回の敗戦を経て今のドイツなんだ…今の日本はちょうど、第一次大戦敗戦後のドイツと同じ状態」など、さまざまな角度から意見が飛んでいる。
また、一部ではあるが、日本批判を強調する国内メディアの報道姿勢に疑問を呈する声も出た。
「日本人を罵るのなら、それがどんなに口汚い言葉であったとしても、マスコミは喜ぶのだろうがね。まず、(麻生発言の)原文を読まないことには、いかなる意見も言いたくない」
「麻生の発言を全文掲載してくれ、マスコミが編集した評論ではなくね。あんな報道を見れば誰だって怒りが湧くさ。しかし、全原文を見せてほしい」
「引用に引用を重ね、翻訳に翻訳を重ねて、もしどこかで誤訳や曲解が生じればどうなるか、考えてみたことはあるか?原文、そして全文が公開された状況下ならともかく、取捨選択された訳文を見ただけなら、まず『どうして麻生はナチスに学ぼうなんてとんでもないことを言ったんだ?』と疑問を持たないと」
「民主主義って想像するほど美しいものじゃない。メディアが発言権を握って民主を煽動するパワーといったら、おそろしいほどだ。(中略)マスコミの情報は片目をつぶって読んでおくことだ」
(翻訳・編集/愛玉)
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 中国は民度が低いといわれるが、中には日本のニュースコメンテーターよりまともなのがいる。中国政府や社会が信用できないから、リテラシー能力が高いのかもしれない。

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青山繁晴、麻生太郎副総理の憲法改正に巡ってのナチス発言撤回にについて、 「あの発言の何が問題なのか?」
http://www.youtube.com/watch?v=yaCC3GlP9nw

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極右の夏が始まる

 昨日、仙台育英と愛工大名電が地方大会に優勝し、第95回全国高校野球選手権大会に出場する全49代表校が決まりました。組み合わせ抽選は5日に行われるのですが、前橋育英は早々と動き出し、今日、大阪入りする予定だそうです。
 
 8月8日から夏の高校野球が始まります。また、このような光景が見られるでしょう。

 

 
 

 

 先日の東アジアカップで、韓国サポーターが「歴史を忘れた民族に未来はない」と書かれた横断幕や安重根の肖像画を広げて物議を醸し出していますが、韓国サッカー協会は「旭日旗は韓国国民に歴史的な痛みを想起させる象徴だ」とし、試合前に日本のサポーターが旭日旗を振ったことに憤慨した韓国応援団が横断幕を掲げたと東アジア連盟に説明しているそうです。
 更に韓国サッカー協会は、日本側もこの過程を十分に理解しているとし、日本側が旭日旗には触れずに韓国側の行為だけを強調する態度はやめるべきだと指摘したそうです。
 日本が旭日旗を振ったから横断幕を掲げたと言い訳していますが、韓国側は旭日旗を見てから急いで横断幕をサッカー場に持ち込んだとでもいうのでしょうか。こんな大きい物ですから、密かにを持ち込めるわけも無く、韓国側があらかじめ持ち込みを認めていたのは明らかです。韓国側が阻止するつもりなら、何故持ち込み禁止にしなかったのでしょう。責任転嫁は韓国の常道ですから驚きませんが、いつもながらの稚拙な言い訳です。
 韓国メディアはこの件に関して、旭日旗は日本が第2次大戦で使った戦犯旗であり、旭日旗応援が「FIFAの規定違反の可能性が大きい」と報道しているようです。

 韓国が旭日旗を問題視し始めたのは、ロンドンオリンピックで朴鍾佑が「独島は我が領土」と書かれたボードを掲げてからです。国際オリンピック委員会が政治的宣伝活動を問題視したことから、韓国が旭日旗がナチスのハーケンクロイツと同様の物だと言い出し、日本も禁止活動をしていたと言い訳したのが始まりです。それ以前に韓国で旭日旗が問題にされることはありませんでした。韓国国内でも旭日旗のデザインを利用していました。
 韓国メディアは、旭日旗応援が「FIFAの規定違反の可能性が大きい」と言ってますが、ロンドンオリンピック後に韓国が旭日旗を問題にしたにも拘わらず、IOCもFIFAも旭日旗に関しては何の処分もしていません。普通ならこの様な結果が出ているのですから、それを踏まえるものですが、そうしないのが韓国らしいところでしょう。
 
 ロンドンオリンピック以前には、韓国人の誰もが旭日旗を問題にしたことなんて無かったのに、そのことを一切忘れて、韓国では「旭日旗はナチス旗と同じ戦犯旗」との認識になっています。従軍慰安婦と同じで、最早、この認識を変えるのは困難でしょう。
 「旭日旗は戦犯旗」とされてから、韓国人の旭日旗排斥活動が盛んです。幾つか例を挙げます。
韓国オリンピック委員会が日本の体操選手のユニホームに難癖を付ける
●イタリアの業者が販売している携帯電話ケースに抗議してあしらわれる
韓国人女学生が北アイルランドの弁当屋のパッケージに抗議して、変更させる

 

 
 

 写真を見て分かるように、旭日旗に類似したデザインでもダメなのです。
 そこで不思議なのですが、朝日新聞の社旗は旭日旗の一部を使用したものであることは誰の目にも明らかです。それなのに抗議を受けたという話は聞きません。外国人に抗議するぐらいなのですから、朝日新聞に抗議しないというのはおかしな話です。
 韓国人の習性からしたら、朝日新聞が焼き討ちにあっても不思議ではないのに、どうしてでしょうか。これから行動を起こすのでしょうか。

 

 
 

 韓国で旭日旗排斥活動が高まる中、高校野球が始まります。甲子園球場にも朝日新聞の社旗がはためくでしょう。韓国で極右の象徴とされている旭日旗に類似した旗が堂々とはためくのです。
 もし、それを見て韓国人が激昂したとしても、高校球児や観客に迷惑を掛けるのは止めていただきたい。やるなら朝日新聞に直接どうぞ。
 その場合、どの様な抗議活動になるのかは分かりませんが、朝日新聞はどんな反応をするでしょうか。
 

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