六丈記2

備忘録のようなもの

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ムスリムの力士が幕下優勝、神道とイスラムの折り合いは?

 東幕下7枚目でアフリカ出身初の力士である大砂嵐が全勝優勝し、十両昇進の見込みです。所要8場所での新十両昇進は、外国出身力士では小錦、把瑠都に並び最速なのだそうです。
 大変有望な力士なのでしょうが、初耳なのでプロフィールを調べてみました。
 
四股名_:大砂金太郎
本名__:アブデルラフマン・シャーラン
生年月日:1992年2月10日 21歳
身長__:189cm
体重__:145kg
出身地_:エジプト
宗教__:イスラム教徒
所属部屋:大嶽部屋
相撲歴_:15歳から相撲開始。2008年、世界ジュニア選手権無差別級3位。2011年、世界ジュニア選手権重量級3位。
 
 大砂はエジプトの道場で稽古を重ねていましたが、大相撲の力士になりたくて2011年に大嶽部屋入門。大相撲力士としてはアフリカ初であるばかりではなく、イスラム教徒としても初めてとのことです。
 大嶽親方は色々と制約があることを承知で入門してきたと語り、特別扱いはしないとしながらも配慮はしているそうです。大砂嵐はイスラム教徒のため、ちゃんこには豚肉を使わず鶏肉にし、1日5回の礼拝やラマダーンの断食も出来るようにしているとのこと。
 
 大砂本人は制約があることを承知しているとのことですが、大相撲が唯のプロスポーツではないことを理解しているのでしょうか。相撲は日本固有の宗教である神道に根ざす神事であり、興行とはいえ大相撲も神道とは無縁ではありません。奉納大相撲や横綱土俵入りが神社で行われていることからも明らかです。
 大砂横綱を目指しているそうですが、イスラム教の信仰を捨てていません。横綱の締める綱は元々注連縄で、横綱土俵入りは地鎮祭に由来しています。アッラー以外に神を認めないムスリムにとって異教徒の神事(真似事であっても)を行うことは許されるのでしょうか。大砂嵐個人の信仰の問題なので他人がとやかく言うことではないですが、相撲の宗教性とイスラム教の信仰を大砂嵐は心のうちでどの様に処理しているのでしょう。
 大砂はまだ関取にもなっていないので、横綱になった時のことを考えるのは早計過ぎるかもしれませんが、宗教的理由で神社での横綱土俵入りや綱を締めることを拒否するかもしれません。でも、ムスリムであっても宗派や個人によって厳格度は違い、イスラム圏以外では豚肉を食べたり飲酒するムスリムもいますので、気にしないで行うかもしれませんが。
 今はまだ注目度は低いですが、どんどん出世すると露出度は高くなります。イスラム団体の目に留まることも多くなるでしょう。そうなった時、本人の意思に関係なく、ムスリムが神事を行うことが問題視されるかもしれません。イスラム原理主義者達のターゲットにされてしまうこともありえます。
 
 大砂は幾つかの部屋に入門を断られ、大嶽部屋だけが受け入れたそうです。大嶽親方は先先までのことを考えて受け入れたのでしょうか。ただ、有望ということだけを優先し、大相撲がどういうものかよく理解させないまま入門させたとしたら、大きなトラブルの種を抱え込んでしまったのかもしれません。
 

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大谷翔平、開眼せず

 日本ハムの二刀流ルーキー・大谷翔平選手がヤクルト戦で1軍初登板しました。最速157キロのストレートを投げたものの、投球成績は投球回数5、球数86、被安打6、奪三振2、与四死球3、失点2でした。試合は中田翔選手2ランホームランで同点に追いついたため、大谷選手に負けは付かず、3対3の引き分けに終わりました。
 
1回:投安* 捕犠打 二ゴロ
2回:三振 中飛 遊安* 四球 左中三* 中飛
3回:二飛 二ゴロ 右中二* 三振
4回:二飛 遊ゴロ 右安* 四球 一邪飛
5回:左安* 右飛 四球 遊直
 
 3つの四球はいずれもランナーが出てから。以前から制球難が指摘されていましたが、特にセットポジションからの投球に問題があるようです。
 この試合の投球時のスロー再生を見ていて気が付いたのですが、制球難はセットポジションになると投球ホームが崩れるということばかりではないようです。根本的な原因があったのです。
 この試合で投げた瞬間を写した写真があればいいのですが、残念ながらありませんので、代わりに4月11日のイースタンリーグ対ロッテ戦で初先発した時の写真を載せます。
 
 ここまでは目を開けています。
 
 目が細くなってきました。
 
 ここからリリース後まで目をつぶっています。
 

 
 大谷選手が野手の時の写真(キャッチボール練習)を見ても、投げる瞬間、目を閉じています。大谷選手は投げる瞬間に目をつぶる癖があるようです。これでは制球難になるのも無理ありませんね。
 日本ハムのコーチは気が付いているのでしょうか。投球ホーム云々の前に、目を見開いて投げさせるようにしなければダメでしょ。二刀流を開眼させる前に、本当の意味で開眼させなきゃ。
 

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石川代議士が辞職、宗男の娘が繰り上がり当選

 石川知裕衆議院議員が辞職した。先週、後援会の拡大役員会で「どうしても罪を認められない」「職を辞さなくてはならない」「検察のでっち上げに断固闘う。自分の義を貫きたい」「もう1回、(有権者に)信を仰げるような戦いをしていきたい」と述べ、記者会見で辞職理由を「夏の参院選は大きな戦い。(裁判を抱えたまま)大地唯一の国会議員として、先頭に立つ旗振り役にふさわしいか。大地に迷惑を掛けないよう職を辞するのが適当だと判断した」と説明し、辞職願を提出していた。
 年内は新党大地の党員資格があるので党員として残り、来年以降は裁判の結果も踏まえ、新党大地の鈴木宗男代表、民主党十勝、連合と協議するとのこと。後援会は存続して活動するそうだ。
 
 国会議員のままでいることが、何故、新党大地に迷惑を掛けることになるのか。裁判が継続中とか有罪判決が下ったということなら、昨年末の総選挙も同様だった。辞職理由を聞いて納得したという人はほとんどいないだろう。
 石川代議士は過去3度総選挙に出馬(北海道11区)し、とりあえず当選している。
2005年  84626票 民主 繰上り当選
2009年 118655票 民主 選挙区当選
2012年  70112票 大地 比例復活当選
 自民党に強い追い風が吹いた時でも、7万票以上獲得している。昨年末の総選挙の北海道ブロックで新党大地は346848票獲得したが、候補者の中で石川代議士の貢献が一番大きかったと思われる。その石川代議士が姿を消すということは、参議院選挙(北海道選挙区)でマイナスになることは明らかだ。
**2012選挙区の得票数**
清水宏保  44845
町川順子  31024
苫米地英人 25778
鈴木貴子  51051
浅野貴博  39818
石川知裕  70112
松木謙公  52976
合計   315604
***************
 
 石川代議士は生活の党・小沢一郎代表にも相談していたことを打ち明けている。小沢代表には上告の取り下げを勧められたとのこと。判決を確定させて、公民権停止(3年間)を早く済ませ、将来の総選挙に備えろとのことだが、それは有罪になって議員辞職をしろとのことだ。小沢代表の事件で石川代議士は追い詰められているのに冷たいものだ。
 石川代議士は外堀を埋められ、今後を考えると議員辞職せざる得なかったのだろう。しかし、身の潔白を訴える石川代議士には国会議員の職は捨てられても、前科者の烙印を押されるのは受け入れられなかったようだ。それでも、議員辞職をしたのだから、これからは小沢代表が石川代議士の面倒を見るのだろう。
 
 比例区で復活当選した石川代議士の辞職により、鈴木宗男代表の娘である鈴木貴子氏が繰り上げ当選になる。
 鈴木宗男代表は昨年の2月に「月刊 財界さっぽろ」で「松木さんだけではなく、道11区の石川知裕さんも、鈴木宗男、新党大地後援会抜きに語れないでしょう。私と2人との信頼関係は極めて強固です。この松木さん、石川さんに私の後継である浅野貴博君を加えた3人は、北海道の将来を担う政治家〝三羽がらす〟だと思っています。松木さんも石川さんも浅野君も、これから20年、30年と活躍できる政治家です。私が「新党大地・真民主」の代表となり、3人を支えながら新しい政治の流れを北海道からつくっていきます。」と語っていたのに、娘を代議士にするためにゴリ押しをした。娘を出世させたいというのもあるだろうが、自分の公民権停止が解けるまで娘に自分の地盤(北海道7区)を守らせ、また代議士に復帰するつもりなのだろう。
 
 繰り上げ当選になる鈴木貴子氏は、2005年の衆議院議員選挙の時、鈴木宗男氏の選挙活動を応援するためにカナダから一時帰国(当時19歳)して、演説している様子が報道されているので、以前から鈴木宗男の娘だということは有名だった。ちなみに、鈴木貴子氏が未成年だったことから選挙違反の嫌疑が掛けられていた。
 選挙報道で有名になった鈴木貴子氏だが、鈴木宗男の娘という以外は知られていない。公式サイトのプロフィールを見てみると、こうなっている。
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■名前  鈴木たかこ(すずき たかこ)
■年齢  26歳
■北海道教育大学教育学部附属釧路小卒
■カナダ・オンタリオ州のトレント大卒
NHKでのディレクターを経て、松山千春氏と地元後援会の強い後押しで出馬を決意
**************************************
 昨年末の総選挙の時に公開されていたプロフィールもこの程度のものだった。学歴が小学校と大学しか記載されておらず、不自然だ。そこで、もう少し詳しく調べてみた。
1986年1月5日:帯広で誕生
1995年4月:帯広市立柏小学校から北海道教育大学教育部付属(釧路)小学校4年生へ転入
1998年4月:東京都港区立青山中学校入学
2001年3月:同校卒業。
2001年9月:カナダ・リティッシュコロンビア州ロックリッジ高校入学(高校2年生のみ、同学区にあるウエストバンクーバー高校に在学)
2004年9月:カナダ・オンタリオ州トレント大学国際政治経済学部および社会学部入学
2008年6月:同大卒業
2009年4月:NHK入局(長野放送局で番組制作ディレクタ)
2012年11月:NHK退職
 
 鈴木宗男氏は故・中川一郎代議士の秘書を務めていたが、中川一郎代議士の死去により、1983年に中選挙区時代の北海道5区(十勝支庁、釧路支庁、根室支庁、網走支庁など)から無所属で出馬し、初当選している。練馬区石神井町にも住宅を持っていた(秘書時代に取得)が、選挙に弱かったため、家族は帯広で地盤を守っていた。その帯広で鈴木貴子氏は生まれた。
 1994年に小選挙区比例代表並立制の法案が成立(実施は1996年の衆院選から)すると、鈴木宗男氏は13区(現在の7区)に国替えになる。よって、家族は帯広から釧路に引っ越しすることになったため、鈴木貴子氏は転校。
 1997年、鈴木宗男氏は北海道開発庁長官・沖縄開発庁長官として初入閣。翌年の6月に練馬区石神井町の土地と自宅を売却し、港区南青山に宅地を購入して3階立ての住宅を建築。費用は約1億5千万円だったが、後に政治資金から3600万円を流用していたことが発覚する。娘が名門校の青山中学に進学したことが転居の理由の一つだったのかもしれない。
 1998年、鈴木宗男氏は内閣官房副長官に就任。野中広務氏が党内で力をつけると共に、権勢を振るい、絶頂期を迎えるが、2002年2月に数々の疑惑が浮上する。3月には証人喚問され、自民党を離党。鈴木貴子氏は高校より海外留学を始めているが、鈴木宗男氏の疑惑が追求される半年前のことなので、父親の騒動とは関係ないようだ。何故、高校から留学をしたのか不明だが、父が鈴木宗男氏(あの容姿であの性格の上に悪徳政治家のイメージが強かった)だったので、鈴木貴子氏は学校で肩身の狭いおもいをしていたのではなかろうか。だから、日本から離れたかったのかもしれない。
 疑惑が浮上した後の鈴木宗男氏について簡単に書き出す。2002年6月に逮捕。議員辞職勧告決議が可決されても辞職しなかったが、解散により2003年10月に失職。2004年の参議院選挙にで無所属で出馬するも落選。2004年11月、地裁で有罪判決。2005年に新党大地を結成し、代議士に復帰。2008年2月、高裁で控訴棄却。2009年、民主党政権下で国会の外務委員長に就任。2010年9月、最高裁で上告棄却、有罪確定で失職。2010年12月、収監。2011年12月、仮釈放。
 鈴木貴子氏がNHKに入局した経緯は分からないが、鈴木宗男氏が新党大地代表として復権していた頃だ。国会議員の身内がNHKに就職している例は多数ある。松岡利勝の息子は松岡浩昌アナウンサーであるし、山岡賢次の息子の山岡達丸前代議士は記者だった。片山虎之助、久間章夫、高村正彦、石川要三、柿沢弘治、田野瀬良太郎、上杉光弘などにも身内がNHKに就職しているようだ。NHKと国会議員は浅からぬ縁ということか。
 
 前述のように、中川一郎代議士の急死を切っ掛けとして、鈴木宗男氏は国会議員の道を歩みことになる。中川一郎の後継者として実子の故・中川昭一氏が担ぎ出されたのだが、中川の金庫番と言われていた秘書の鈴木宗男氏が強引に出馬した。「世襲には反対だ。後継は鈴木宗男だ」と言っていた中川一郎氏の遺志に従ったと鈴木宗男氏は言うのだが、本当のところは分からない。ただ、中川一郎氏の宗男殴打事件や鈴木宗男氏の参議院出馬の件を考えると後継とするだろうかという思いはある。
 選挙(北海道第5区 5人区)では、当然、中川昭一氏と鈴木宗男氏が中川一郎代議士の地盤の争奪戦になり、骨肉の争いと呼ばれた。中川昭一氏には同情票が集まったが、鈴木宗男氏は「中川は鈴木が追いつめたから自殺した」と非難を浴びた。結局、双方とも当選するのだが、中川昭一氏はダントツのトップ当選、鈴木宗男氏は4位当選に甘んじた。その後の選挙でも中川昭一氏はトップ当選を続け、鈴木宗男氏は下位当選だった。
 上記のような事情があり、鈴木宗男氏は「バッヂを付けたのは自分の力と思っているところに、世襲の甘さ、おごりがあるのではないか。」「国会議員の職は私有財産ではない。公の立場である。階級社会にしてはいけない。」「世襲の制限については、民主党がいち早く方向付けをしているが、私は制限があって当然と考える一人である。」などと語り、世襲批判の急先鋒だった。しかし、鈴木宗男氏の世襲批判は世襲による弊害に危機感があった訳ではなく、政敵だった中川昭一氏に対する当て擦りでしかなかった。その証拠に昨年末の総選挙に長女を出馬させている。
 世襲批判の急先鋒であった鈴木宗男代表の娘が父の地盤から出馬したのであるから、当然批判は免れない。それに対し、鈴木貴子氏は「父が鈴木宗男なのは紛れもない事実だが、政治家鈴木貴子の父や母は7区の皆さんだ」「父に頼まれたら断るつもりだったが、後援会の方々の要請だったので決断した」と説明し、「育ててもらった皆さんに恩返ししたい」と述べていた。有力支援者の松山千春氏も「どこの家に生まれても政治家になったであろう人間」と擁護していた。
 ここでプロフィールを見返して欲しい。鈴木貴子氏がこの選挙区の地域に住んでいたのは小学校4年から6年までの3年間だけだ。「父や母は7区の皆さん」とか「育ててもらった皆さん」と言っているが、26年の人生の中でこの地域にいたのは、たった3年だけ。それでよく「育ててもらった」なんて言えるものだ。総選挙のプロフィールに態々小学校卒を入れ、他は大学しか記載していないのも、釧路で育ったと思わせたいためだろう。不自然になる訳だ。
 鈴木貴子氏は後援会の要請だったから出馬したと言っている。アイドルの後援会ではないのだから、政治家の後援会は本人に無断で勝手に作られる訳は無い。政治家になりたい(選挙に出たい)という本人の意思の下、後援会が作られるのだ。だから、鈴木貴子後援会が出馬要請したというなら、後先が逆になる。つまり、鈴木貴子氏が言う後援会とは父の鈴木宗男後援会のことなのだろう。父の後援会が鈴木宗男氏を担げなくなったから、代わりに娘を担ぐ。典型的な世襲の構図だ。
 政治家の世襲批判をしていた鈴木宗男氏は新党大地の代表なのだから、新党大地から娘の出馬を認めるべきではなかった。少なくとも父の地盤からは出馬させてはならなかっただろう。鈴木宗男代表は娘の出馬について有権者に説明すべきだが、ダンマリを決め込んでいる。世襲批判をかわしたいなら、釧路より長く住んでいた東京や長野からでも出馬したら良かったのだ。
 
 父母、義父母、祖父母のいずれかが国会議員、または三親等内の親族に国会議員がいて同一選挙区から出馬した候補を「世襲」と定義すると、昨年末の総選挙に出馬した候補者の世襲割合は9.6%だった。政党別にすると次のようになる。
自民党 26.4%
民主党 7.9%
新党大地 28.6%
日本維新の会 7.6%
みんなの党 8.7%
日本未来の党 7.4%
共産党、社民党国民新党 0%
 新党大地が最も高い。新党大地の世襲候補は苫米地英人氏と鈴木貴子氏の2人だけだが、全候補者が7人と少ないため、この様な結果になった。それにしても、世襲批判の急先鋒だった人物が代表を務める党が最も世襲率が高いとは。皮肉なものだ。


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石川議員が辞職表明
http://www.tokachi.co.jp/news/201305/20130517-0015605.php
新党結成だ!政治は弱い人のためにある」不屈・鈴木宗男激白60分
http://www.zaikaisapporo.co.jp/kigyou/intervew/116.shtml
鈴木たかこ
http://www.suzukitakako.jp/
注目の鈴木貴子、詳細プロフィール
http://www.zaikaisapporo.co.jp/news/topics.php?mode=list&month=2012-11
ムネオ日記
http://www.daichi.gr.jp/html/diary200904.html
自民、4人に1人が世襲=全体では1割弱【12衆院選】
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201212/2012120500311&g=pol
 

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従軍慰安婦問題 橋下市長は裸の王様の子供?

 日本維新の会共同代表で橋下徹大阪市長が13日に従軍慰安婦問題について発言したことが尾を引いている。ニュースでは部分的に取り上げられているので、全文を探してみたが見つからなかった。ただ、朝日新聞が以下のような趣旨の発言があったと記事にしていたようだ。
 
************************
【午前】
 侵略の定義について学術上、きちんと定義がないことは安倍首相が言われているとおりだが、日本は敗戦国。敗戦の結果として侵略だということはしっかりと受け止めないといけない。実際に多大な苦痛と損害を周辺諸国に与えたことも間違いない。反省とおわびはしなければいけない。
 ただ、事実と違うことで日本国が不当に侮辱を受けていることにはしっかりと主張しなければいけない。
 なぜ日本の慰安婦問題だけが世界的に取り上げられるのか。日本は「レイプ国家」だと、国をあげて強制的に慰安婦を拉致し、職業に就かせたと世界は非難している。その点についてはやっぱり、違うところは違うと言わないといけない。
 意に反して慰安婦になってしまった方は、戦争の悲劇の結果でもある。戦争の責任は日本国にもある。心情をしっかりと理解して、優しく配慮していくことが必要だ。
 当時は日本だけじゃなくいろんな軍で慰安婦制度を活用していた。あれだけ銃弾が雨のごとく飛び交う中で命をかけて走っていくときに、そんな猛者集団というか、精神的にも高ぶっている集団は、どこかで休息をさせてあげようと思ったら慰安婦制度は必要なのはこれは誰だってわかる。
 ただ、日本国が、韓国とかいろんなところの宣伝の効果があって、レイプ国家だと見られてしまっている。ここが一番問題。証拠が出てくれば認めなきゃいけないが、今のところ2007年の(第1次安倍内閣の)閣議決定ではそういう証拠がないとなっている。そこはしっかり言っていかなきゃいけない。
【午後】
 慰安婦制度じゃなくても、風俗業っていうものは必要だと思う。だから沖縄の海兵隊・普天間に行ったとき、司令官に「もっと風俗業を活用してほしい」と言った。司令官は凍り付いたように苦笑いになって「米軍ではオフリミッツ(出入り禁止)だ」と。(ぼくは)「そんな建前みたいなことを言うからおかしくなるんですよ。法律の範囲内で認められている中で、いわゆるそういう性的なエネルギーを合法的に解消できる場所は日本にあるわけだから、もっと真正面からそういう所を活用してもらわないと、海兵隊の猛者の性的なエネルギーをきちんとコントロールできない」と言った。(司令官からは)「行くなと通達を出しているし、これ以上この話はやめよう」と打ち切られた。
 兵士なんていうのは、命を落とすかも分からない極限の状況まで追い込まれるような任務のわけで、どっかで発散するとか、そういうことはしっかり考えないといけない。建前論ばかりでは人間社会は回らない。
 (慰安婦制度は)朝鮮戦争の時もあった。沖縄占領時代だって、日本人の女性が米軍基地の周辺でそういうところに携わっていた。良いか悪いかは別で、あったのは間違いない。戦争責任の一環としてそういう女性たちに配慮しなければいけないが、そういう仕事があったことまでは否定できない。
 歴史をひもといたら、いろんな戦争で、勝った側が負けた側をレイプするだのなんだのっていうのは、山ほどある。そういうのを抑えていくためには、一定の慰安婦みたいな制度が必要だったのも厳然たる事実だ。そんな中で、なぜ日本が世界から非難されているのかを、日本国民は知っておかないといけない。
************************
 
 橋下市長はニュースで取り上げられ、批判を受けてもツイッターなどで反論を続けるので、収まらない。
 どのニュースを見ても同じ様な構成になっていて、「韓国中国から批判されている」「市民団体から批判されている」「慰安婦から批判されている」「政治家から批判されている」というのを繰り返すばかりだ。「△△から批判されている」との他人の言葉を使って間接的に批判するが、発言の何処に歴史的事実や認識に間違いがあるのかを具体的に指摘する者などいなかった。
 下手なことを言って批判を浴びるのが怖いのだろうが、ジャーナリストを自認する者達なら、間違った発言というイメージを作ろうとせず、正面から批判するべきだろう。ただ、従軍慰安婦が強制的に拉致された訳ではなく、商売として行われていたことは広く知れ渡ってきているので、自分達も売春だったと認識しているから、まともな反論は出来ないのかもしれない。
 
 橋下市長は「発言を撤回しろ」との圧力に屈せず、なかなか持論を撤回しない。日本では珍しいタイプの政治家だ。信念や性格もあるのだろうが、喧嘩上手の橋下氏のことだから、参議院選挙に向けてやっているのかなとも思える。安倍人気で維新の会の支持率は落ちている。維新の会に風は吹かないだろうと見切り、一般受けを狙わず、嫌韓・反韓層や村山談話に不満を持っている保守層にターゲットを絞ったのかなとも感じられる。考えすぎだとは思うが。
 
 この騒動を見ていると、アンデルセン童話の「裸の王様」を思い浮かべる。従軍慰安婦問題を次のように置き換えると似た話になるのではないだろうか。
●馬鹿には見えない服:慰安婦狩り
王様:日本の社会
●詐欺師:朝日新聞、吉田清治、韓国人慰安婦
●家来や町の大人:偽善者
●子供:橋下市長
 朝日新聞をはじめとする詐欺師が、慰安婦狩り(善良な者には見える)があったと日本の社会に吹き込み、証拠も無いのにジャーナリストや政治家などの偽善者はあったがごとく振る舞い、嘘らしいと気付いても善良でないと思われるのが嫌なので皆が嘘と言い出せないでいる。そこに橋下市長が現れ、「嘘じゃん」と叫んだ。
 どうだろうか。似てないだろうか。
 
 日本の大手マスコミはお互いに批判しないという不文律があるのか、大手マスコミ同士が批判しあうことは滅多にない。そればかりか、1社が言い出せば各社同じ方向を向く傾向にある。
 マスコミは権力の監視が役割と言い、政府や政治家、官僚機構などに対して批判ばかりを繰り返すが、メディアは第4の権力と言われる程大きな権力を持っているのにチェックの対象外だ。本来なら影響力の大きい大手マスコミ同士がチェックし合うことで世論形成されるべきだが、自己保身による談合体質のために、そうはなっていない。
 従軍慰安婦問題で言えば、朝日新聞がキャンペーンを張った時に各社は検証するどころか、それに乗っかるメディアばかりだった。それに慰安婦の強制連行は証拠の無い虚言だと分かってきていても朝日新聞批判を展開する大手マスコミは現れなかった。もし、マスコミ相互のチェックが機能していれば、世界から非難されるような事態にはなっていなかっただろう。
 だが、ここに来て読売新聞が下記の記事を載せた。
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慰安婦発言 広がる波紋…橋下氏「当時は必要」
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20130515-OYO1T00592.htm
Q&A 従軍慰安婦問題とは…報道きっかけに政治問題化
 Q 従軍慰安婦問題とは。
 A 1992年1月に朝日新聞が「日本軍が慰安所の設置や、従軍慰安婦の募集を監督、統制していた」と報じたことがきっかけで、政治問題化した。特に「主として朝鮮人女性を挺身(ていしん)隊の名で強制連行した」と事実関係を誤って報じた部分があり、韓国の反発をあおった。
 Q 強制連行はあったか。
 A 元「労務報国会下関支部動員部長」を名乗る吉田清治氏が83年に出版した著作「私の戦争犯罪」で、韓国済州島で“慰安婦狩り”にかかわったとしているが、研究者によって信ぴょう性が否定されている。政府は慰安婦の強制連行について「直接示す記述はない」と明確に否定している。
 Q 橋下氏は慰安婦制度について「当時は世界各国が持っていた」と発言している。実際はどうか。
 A この点は、現代史家の秦郁彦氏の著作「慰安婦と戦場の性」(新潮選書、1999年)が詳しい。第2次世界大戦に参加した各国の対応について〈1〉「自由恋愛」型(米英)〈2〉慰安所型(日独)〈3〉レイプ型(ソ連)――に分類し、それぞれの実情を紹介している。「自由恋愛」型の米英を含めて「参戦国の政府や軍隊にとって共通の悩みは、性病による戦力低下を防ぎつつ、いかにして若い兵士たちへ適当な性の捌(は)け口を与えるかであった」(147ページ)と、同書で指摘している。
************************
 片隅にではあるが、朝日新聞という社名が出てきている。当時の記事の検証とまでは至っていないが、少しは風向きが変わってきたのだろうか。

 

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飯島参与の電撃訪朝

 飯島内閣参与が北朝鮮を電撃訪問しましたが、韓国政府や米国政府にも知らされていなかったとのこと。日本政府内でも、ごく一部の者にしか知らされていなかったようです。
 
 そういえば、4月28日の「たかじんのそこまで言って委員会」で飯島勲氏が次のように発言していました。(「2013-04.28 そこまで 2」の17分43秒から19分30秒)。
 
飯島:「ケリーが韓国中国みんな行って、突然、私が暴露した次の日から、対話という話が進んできているというのは何か。対話というのは、イコール金正恩体制を崩壊させないという後押しと見るべきもの。こういう状態で行くと、日本が一番役割が大きいということ。で、日本の役割が何かといったら、在日朝鮮人がものすごくいるということ。この人たちをね、叩いて、叩いて、叩き潰せば拉致が解決するという政治家の発想は、僕はとんでもないと思う。」
井上:「でも、飯島さん、朝鮮総連とかアノ辺、みんな北朝鮮に忠誠誓ったりとか色々やって新聞のネタに・・・」
飯島:「それは構わないじゃない。大韓民国に対して居留民団やってるじゃない。居留民団の中だって・・・」
井上:「だからあんなのには絶対反対ですよ。韓国にしたって北朝鮮にしたって日本に住んでるのになんで日本を好きにならないんだって。」
飯島:「中国にしたって、皆そうですよ。」
井上:「外国に住んでいる日本人だって、その国に忠誠誓ったりするじゃないですか。」
竹田:「様々ですよ。」
飯島:「各国皆そう、トルコだってなんだって。皆、民族一体となって。」
井上:「いやいや、これだけ反日やられたら日本人だって黙ってられないですよ。」
飯島:「それは見方間違っている。」
==中略==
飯島:「私は変な話が、安倍内閣で拉致問題の進展はしてもらえるし、出来る気持ちが安倍総理にあると、まず理解してます。6カ国協議というのは小泉総理の時の平壌宣言4項目なんです。これが今止まっちゃってる。しかしながら、安倍さん総理自身も全部現場を見ている。」
 
 これを聞いた時、飯島氏が朝鮮総連に肩入れしているなと違和感を感じました。この時既に、拉致問題の解決のために朝鮮総連と交渉していたのでしょうね。
 だけど、飯島参与が北朝鮮を訪問するという進展をみせたのは、交渉が実ったというより韓国のお陰と理解した方がいいのかもしれません。
 韓国は訪米で日本の歴史認識を問題にし、日本を敵視するような態度に出ました。更に、朴大統領は日本より先に中国を訪問しようとし、米中韓の3カ国のみで外交会議を開催しようとしています。あからさまな、「日本外し」の姿勢を見せ、関係修復をするつもりは無いようです。
 日米韓に中国が加わって(?)北朝鮮に圧力が掛けられている現状は、北朝鮮からすると苦々しい思いでしょう。しかし、韓国が作り出した状況によって連携を阻む目が出てきました。
 北朝鮮から見ると、日本が連携から浮いて見えることでしょう。日本と接近することで連携を阻止できる可能性が見えてきたと思っているのではないでしょうか。だから、飯島参与をおおっぴらに訪朝させたのでしょう。
 北朝鮮からすれば、飯島参与訪朝は関係国へのアピールでしょうから、拉致問題を完全解決させるつもりはないでしょう。だけども、安倍首相を引っ張り出すために、何らかの提案はあるかもしれません。民主党政権時に何人か返すという話が裏でなされていたとも聞きます。今回もその種の話が出されるのではないでしょうか。

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飯島内閣参与の訪朝 韓国政府には事前通告せず
http://m.yna.co.kr/mob2/jp/contents_jp.jsp?cid=AJP20130514003000882&domain=6&ctype=A&site=0100000000&mobile
2013-04.28 そこまで 2
http://www.dailymotion.com/video/xzeec2_2013-04-28-そこまで-2_news
韓国「日本外し」外交会議、米中にのみ出席打診
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130513-OYT1T01555.htm?from=navr
 

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国防相交代、北朝鮮人民軍内の権力闘争?

 金正日死去し、金正恩に権力が移譲されてから、朝鮮人民軍の人事が安定していない。
 主要ポストである総政治局長、人民武力部長、総参謀長の推移を振り返ってみる。
■総政治局長
2011年12月:空席(金正角第1副局長が代行)
2012年 4月:崔竜海 1947年生
■人民武力部長
2011年12月:金永春 1936年生
2012年 4月:金正覚 1941年生
2012年11月:金格植 1940年生
2013年 5月:張正男 50代?
■総参謀長
2011年12月:李英浩 1942年生
2012年 7月:玄永哲 生年不明
 
※2011年12月、金正日の国葬を実施
※2012年4月、金正恩が国防委員会第1委員長に就任
※2012年11月、人民軍に対する大規模な検閲があったとされる
 
 
 金正日の国葬で霊柩車に付き従った軍人4人(李英鎬、金永春、金正覚、禹東則)が全員失脚している。この4人は金正日が金正恩の後見役として起用した軍人だ。
 金永春は党への転出なので勇退なのだろうが、後継体制作りのために人民軍を掌握力しするとみられていた李英浩は全ての役職から解任された。禹東則(国家安全保衛部第1副部長)は金正恩体制が発足する前に姿を消した。金正覚は金正恩の最側近とされていたが11月に姿を消した。
 李英鎬の解任は党と軍によるドル資金源の争いに敗れたとの説もあるが原因はよく分からない。
 禹東則と金正覚の失脚は金正日の死後から4月までの間に行われた人民軍に対する粛正が原因になっているのではないか。金正覚を中心に禹東則とチョ・ギョンチョル(保衛司令官)の「死の3人組」と呼ばれた3人が人民軍に対して大規模(数百人)な粛正を行ったので、11月の人民軍内の検閲はそれに反発した金正日派軍幹部の巻き返しではないだろうか。この検閲で、金正恩の最側近とされる金正角が消えただけではなく、金正恩の側近の金英哲(偵察総局長)と玄永哲(総参謀長)、張成沢の最側近の崔竜海(金正恩体制下で最も昇格した人物とされる)が降格させられ、金正日時代に総参謀長を務めた金格植が人民武力部長になっている。
 11月の検閲で降格させられた崔竜海や金英哲は、今年2月に元の階級に復帰しているのが確認されている(玄永哲は不明)ので、金正恩派の復権があったのだろう。金格植の人民武力部長解任は若返りを図ったとの見方もあるが、金正恩派の反撃だったのかもしれない。
 
 人民軍内では旧体制派と新体制派が権力闘争をしているようにみえるが、本当のところは分からない。
 先日、若い女性交通警察官が「共和国英雄」の称号を授与されたと発表されていた。「思いがけない状況のなか、革命の首脳部の安全を命懸けで守った」とされ、様々な憶測を呼んでいる。もしかしたら、金正恩が暗殺者に襲われ、一緒にいた金格植は殺害されたが、金正恩は女性警察官が救った、ということかもね。
 

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陸山会事件の石川議員が議員辞職へ

 新党大地の石川知裕衆議院議員が議員辞職する模様だ。後援会に報告した後に上告を取り下げ、有罪を確定させるのだろうと思ったら、そうでもないらしい。ハッキリしないが、議員辞職のみをするとの情報もある。
 
 石川代議士は3月の東京高裁判決で有罪判決(政治資金規正法違反)を受けた後、「最高裁で闘う。議員は続けて職責を果たす。」と語り、即日上告していた。しかし、半月あまり後には「議員を続けるか辞職するか、上告を取り下げるか闘い続けるか、後援会などと相談して決めたい」と述べ、議員辞職の可能性も匂わせていた。
 最高裁で闘うと言っていたのに、半月あまりで腰砕けになったのは新党大地代表・鈴木宗男の影響によるものだ。鈴木宗男代表は2審判決の数日後、党の会合で「小選挙区で勝っているなら石川さんの判断でいいが、新党大地としての議席だ」と述べ、会合後、記者団に「判決は不当だが、最高裁は上告を棄却するだろう。司法判断には1年ぐらいかかり、次の総選挙が3年後だとすると出馬できなくなる」、「石川さんの政治家人生を止めるべきではない。次の選挙に出られる体制を取るのがベストの選択だ」と語っている。
 鈴木宗男代表の理屈を箇条書きにすると以下のようになる。
最高裁の結果は来年。
●上告は棄却となるはずで、禁錮2年、執行猶予3年が確定する。
●執行猶予中は公民権停止となり、3年間出馬できない。
●次期衆議員選挙は衆参ダブル選挙になる筈だ。(3年後の夏)
●石川代議士が次期衆議員選挙に出馬するには今年の参議員選挙の前に刑を確定させなければ、間に合わない。
 
 自身の事件では、鈴木宗男代表は潔白を主張して最高裁まで争い、有罪が確定しても潔白を主張し続けている。石川代議士にも諦めずに最後まで戦えと言い、鈴木宗男 、松木謙公 、石川知裕の共著で「検察に嵌められた政治家たち」という本を書いて、検察批判を共に繰り広げていた。
 石川代議士はその鈴木宗男代表に最高裁に上告しても無駄だから諦めろと言われ、議員辞職を迫られるとは思ってもいなかっただろう。
 たぶん、石川代議士も最高裁で判決がひっくり返る可能性は低いと思っているのではないか。それでも、無罪を訴えて最後まで戦いたいのだろう。結果的に有罪になるにしても、最高裁の決定で有罪になるのと、自ら上告を取り下げて有罪になるのとでは随分と違う。前者は冤罪を主張し続けることも出来なくも無いが、後者は自ら罪を認めることになるので、それが出来ない。今後のイメージを考えると最高裁まで争った方がいいだろう。
 
 昨年末の衆議員選挙には違憲判決が出されているので、今年の参議員選挙が衆参ダブル選挙になるというなら分かるが、鈴木宗男代表は3年後の参議員選挙が衆参ダブル選挙になると言っている。何を根拠にしているのか。察するに、石川代議士を参議員選挙前に辞職させるために考え付いただけだろう。
 石川代議士が辞職すれば、娘の鈴木貴子氏が代議士なれる。しかし、今年の参議員選挙が衆参ダブル選挙になり、まだ石川代議士が辞職していなければ、昨年末の衆議員選挙の結果(比例選北海道ブロックにおいて新党大地では鈴木貴子氏が次点)が意味を成さなくなってしまう。娘を確実に代議士にさせるためには、何としてでも参議員選挙前に辞職させる必要があったのだ。
 鈴木宗男代表は、比例選北海道ブロックの票は党の票だから、それで獲得した議席は代表の自分が自由に出来ると思っているのだろう。
 
 石川代議士が議員辞職に言及してから一ヶ月。後援会幹部と相談を重ねていただろうが、生活の党の小沢一郎代表にも相談をしていたのではないだろうか。政治の師と仰ぎ、小沢の事件でこういう事態になっているのだから、相談していないと考える方が変だ。
 小沢一郎代表に泣き付いても議員辞職の方向は変える事が出来なかったのか。それだけ、鈴木宗男代表の議員辞職をさせようとする圧力が凄かったのだろう。
 議員辞職をしても裁判を続けるのであれば、議員辞職をする理由が無い。
 もしかしたら、新党大地を離党するために議員辞職を決意したのではないか。次期衆議員選挙は今年中に行われるとふみ、生活の党から出馬する算段なのでは。だから、公民権停止とならないように裁判を続行するのかもしれない。
 
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上告中の石川知裕議員、17日にも辞職願提出へ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130510-OYT1T00344.htm
石川議員、来月辞職へ 上告は取り下げず
http://www.47news.jp/CN/201304/CN2013042601002038.html

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北朝鮮で女性警官が最高の称号を授与される

キム第1書記の車 事故に巻き込まれた見方も
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130509/k10014454161000.html
北朝鮮は、ピョンヤン市の女性の交通警察官に対し「革命の首脳部の安全を命懸けで守った」として、最高の栄誉とされる称号を授与し、最近、キム・ジョンウン第1書記の乗った車が交通事故に巻き込まれたのではないかという見方も出ています。
北朝鮮最高人民会議常任委員会は、このほど「思いがけない状況のなか、革命の首脳部の安全を命懸けで守った」として、ピョンヤン市の22歳の女性交通警察官に対し、北朝鮮で最高の栄誉とされる「共和国英雄」の称号を授与することを決めました。
「革命の首脳部」はキム・ジョンウン第1書記を指しており、「思いがけない状況」が具体的に何を意味するのかは明らかにされていませんが、最近、キム第1書記の乗った車がピョンヤン市内で交通事故に巻き込まれたのではないかという見方も出ています。
最高の栄誉とされる称号が、勤務経験が5年の若い人物に対し授与されるのは極めて異例で、この警察官は、キム第1書記から現場での対応を評価されたとみられます。朝鮮中央テレビは7日に行われた授与式のもようを大々的に伝えたほか、朝鮮労働党の機関紙も9日、「この警察官を模範として見習おう」と題した社説を掲載するなど、国営メディアを通じてキム第1書記への忠誠を呼びかけるキャンペーンが展開されています。
NHK NEWS WEB 5月9日
 
 「革命の首脳部」が金正恩のことなのかハッキリしない。「思いがけない状況」というのも何のことか分からない。ただ、最高の栄誉とされる称号が普通の女性交通警察官に与えられたというのだから、北朝鮮にとって重大な功績を成し遂げたのは確かだろう。一般の警察官が何をしたら最高の栄誉に叙せられるのかを考えたら、最高指導者の金正恩の命を救ったと考えるのが順当なところだ。
 交通警察官だから交通事故説が浮上している。だが、交通事故で重大な功績を上げるようなことが起きるだろうか。交通事故で瀕死の重症を負った金正恩に適切な処置を施して病院に運んで一命を救った。交通事故で成せる最大の功績はこれ位のことだろう。「共和国英雄」とするには物足りない気がする。
 交通事故説の他にクーデター説もささやかれている。金正恩の車列に向かって発砲している犯人に、交通整理をしていた女性警官が飛び掛り、体を張って止めた。これなら最高の称号を金正恩が与えたとしても納得できる。交通事故説より有力ではないか。
 しかし、一方で金正恩が危険な目に遭ったこと北朝鮮がキャンペーンを張ってまで広めるだろうかとの思いもある。北朝鮮では、金正恩の安否情報はトップシークレットだろうと推測されるからだ。
 北朝鮮で何が起こっているのか。このニュースをどう捉えたら良いのか。よく分からない。
 

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朴槿恵大統領は色々な意味で朝鮮民族の代表

 オバマ大統領は日米韓で北朝鮮に圧力を掛け、核やミサイル開発を放棄させたいのに、韓国の朴槿恵大統領はそんなことにはお構いなしに「北東アジアの平和のためには日本が正しい歴史認識を持たねばならない」と直訴していたとのこと。
 記者会見で、オバマ大統領は歴史認識について取り合わない様子だったが、朴大統領は日本とは共同歩調が取れないような素振りを見せた。オバマ大統領にはどう映ったことだろう。日米韓の連携をアピールすることが重要なのに、韓国は目の前にある北朝鮮の脅威より、日本の歴史認識の方が重大なのかと呆れたに違いない。普通ならば、北朝鮮が異常なのではなく朝鮮民族が異常なのだと気付きそうだが、オバマ大統領はリベラル(左よりの偏見が強い)なのでどうだろうか。
 
 オバマ大統領がどう思おうと、アメリカとしては日米韓が足並みをそろえて北朝鮮に対処したいだろうし、韓国との間に亀裂を作りたくないと考えているだろうから、安倍政権に対して韓国を刺激しないように、更に圧力を掛けてくるだろう。アメリカを利用して、日本を屈服させようと意図していた朴大統領としては一先ず成功というところか。
  
 朴大統領は首脳会談だけでは飽き足らず、米議会の演説で「北東アジアでは国家間の経済依存が高まる一方で、歴史問題に端を発した対立が一層深刻になっている。歴史に正しい認識を持てなければ明日はない」と述べ、ワシントン・ポストのインタビューでは「日本は鏡を見て責任ある歴史認識を持つべきだ」、「それなのに日本は過去の傷口を開き、大きくした。このことは韓国だけでなく近隣の他の国々との関係にも当てはまる」と語っている。
 韓国の歴史認識が絶対正しくて、間違っているかもしれないという考えは露ほどもないようだ。それに日本の歴史認識を批判するが、正しい認識とは何か具体的なことは何一つ示さず、皆が迷惑しているとアピールしている。実に朝鮮人らしい。
 
 首脳会談後の記者会見では質疑がなかったのだろうか。質疑があったなら、正しい認識とはどの様なものか質問して欲しかった。
 もし、朴大統領に歴史認識を質問する機会があったなら、記者には次の2つの質問をして欲しい。
●日韓併合条約は国際法的に有効だったか。
韓国は第二次世界大戦の戦勝国か。
 この問にたぶん、こう答えるだろう。
●日韓併合条約は無効な条約だった。
韓国は戦勝国だ。
 これを聞けば、世界各国は韓国の主張する正しい歴史認識とはどういうものか理解するだろう。
 

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串団子に歴史あり

 お茶請けに三色団子をいただいた。団子を食べながら、たわいも無い雑談をしていると面白い薀蓄を伺った。何でも、三色団子の赤は「桜」、白は「白酒」、緑は「青葉」を表しているそうで、それぞれ春、冬、夏を意味し、秋だけが無いので三色団子は「飽きない(秋無い)」とのこと。かなり眉唾の話だが、よく出来た話だ。
 
 三色団子は3色なので3つなのは当然だが、みたらし団子等を見ると4つ串刺しになっている。団子の数は地域性があるようで、関東は4つ刺し、関西は5つ刺しが主流のようだ。
 そういえば、10年程前に「だんご3兄弟」がブームになった時、4つ刺しになっている団子に「何で4つなんだ、3つじゃないのはおかしい」とクレームを付ける人が現れ、団子屋が4つから3つに減らしたとの報道があった。クレームだけではないだろうが、ブーム以降、3つ刺しの団子が増えたそうだ。
 
 串団子が現れたのは室町時代頃らしく、当初は5つ刺しが基本だった。それが変化したのは江戸時代中期。1768年に四文銭が発行され流通し始めると、江戸では5つ刺しを5文で売っていたのが1つ減らして4つ刺し4文で売られるようになった。ワンコインで支払いが済む便利さが江戸っ子に受けたのだろう。4つ刺しが広まり、主流となって今に続いている。
 東西で団子の数が異なるのは、この様な事情があるようだ。
 
 5つだったものが、江戸っ子によって1つ減らされ、更に流行歌によって1つ減らされて3つに。団子の数は減る一方だ。数百年後には串だけになっていたりして。

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四文銭は裏に青海波(せいがいは)模様が入っている。

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