六丈記2

備忘録のようなもの

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【春の甲子園開幕】来年は台湾からの参加も考えてみては

 選抜高等学校野球大会(センバツ)、通称「春の甲子園」が昨日から始まりました。今大会は85回目で、36校(東北絆枠1、21世紀枠4)が参加しているとのことです。
 
 センバツは「選抜中等学校野球大会」の名称で「全国中等学校優勝野球大会(後の全国高等学校野球選手権大会、通称『夏の甲子園』)」から遅れること9年、1924年に8校が参加して、第1回大会が開催されました。1942年から1946年の間は戦争のために中断しましたが、戦後は現在の名称に変え、今日まで毎年開催されています。
 通称「春の甲子園」と呼ばれていますが、第1回大会は名古屋市の山本球場(後のJR東海八事球場)で開催されており、甲子園で開催されるようになるのは第2回大会からです。
 
 戦前は台湾からも出場校があり、第7回(1930年)と第10回(1933年)に台北一中が、第12回(1935年)に嘉義農林が出場しています。北海道の学校が初出場(北海中)したのが第15回大会からですから、台湾からは随分早くから出場していました。
 「夏の甲子園」の方は台湾以外に、朝鮮、満州からも出場校がありましたが、センバツには朝鮮、満州の学校は出場していません。
 ちなみに、台湾からの出場校の戦績は下記の通りです。
第 7回(出場校16):台北一中 準々決勝敗退(1勝1敗)
第10回(出場校32):台北一中 1回戦敗退(1敗)
第12回(出場校20):嘉義農林 2回戦敗退(1敗)
 
 今春はWBCで野球が盛り上がりました。特に日本VS台湾戦は名勝負で、両国民に感動を与え、両国民の友好に役立ったと思います。
 そこで提案なのですが、来年のセンバツに21世紀枠で台湾の高校を招待するというのは如何でしょうか。来年のセンバツは90周年になるので、「先輩達が作り上げてきたセンバツの歴史を振り返える」「野球を通じ、国を超えて、若者達の相互理解と友好を深める」という意味でも良い案だと思うのですが。
 もっとも、台湾側が招待を断ることも考えられます。ですが、台湾側は断らないのではないでしょうか。15年前には嘉義農林のOBが監督だった故・近藤兵太郎氏の墓参りのために松山市を訪れるということもありましたし、台北一中(現・台北市立建国高級中学)は馬英九総統の出身校(建国高中を卒業)ということも参加を後押しするでしょう。
 台湾の高校が出場となると、韓国も出場させろと言ってくると思いますが、「過去に出場経験の無い」ということで、ご遠慮願いましょう。
 
 センバツの主催者は毎日新聞ですから、台湾の高校が出場することは望み薄でしょう。実現したら面白いと思うのですが。
 
 蛇足ながら、「夏の甲子園」には第7回大会(1921年)から朝鮮(釜山商業)と満州(大連商業)が参加し、第9回大会(1923年)から台湾(台北一中)が参加しています。この3地域は戦争で中断となる前の第26回大会(1940年)まで、毎年出場していました。
 「夏の甲子園」では、満州と台湾のチームは好成績を残しており、第12回大会で大連商業(満州)が準優勝、第15回大会で台北一中(台湾)がベスト4、第17回大会で嘉義農林(台湾)が準優勝しています。
 
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公益財団法人 日本高等学校野球連盟
http://www.jhbf.or.jp/

朝日新聞デジタル> 高校野球> チーム・学校検索
http://www.asahi.com/koshien/hs/

後輩ら監督を墓参
http://blog.goo.ne.jp/ainunews/e/4463a56c0695788905c3bcd89aef8703

全国高校野球歴代優勝校
http://www.fanxfan.jp/bb/yusho.html

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WBC2013終了

 WBCが終わりました。前評判が高かったドミニカ共和国が8戦全勝で優勝です。メジャーの主力級選手を多く選出しただけあります。日本代表との対戦を見たかったですね。
 
 日本が負けた準決勝を振り返ると、先制点を取られたことで重苦しい雰囲気になり、それを最後まで引きずってしまったとの印象です。1次ラウンドのキューバ戦のようでした。
 前回の大会にはムードーメーカーに川崎がいました。極度に緊張を強いられる試合にはムードーメーカーの存在は重要なのかもしれません。
 4回裏の2死二塁、5回裏の1死一、二塁、6回裏の2死三塁のチャンスを活かせず、それがあせりになり、8回裏の1死一、二塁でのダブルスチール失敗につながったように思えます。台湾戦での鳥谷の盗塁の成功体験も遠因にあったのではないでしょうか。
 あのダブルスチールはベンチから「ダブルスチールにいってもいい」というサインが出ていたそうです。だから、二塁ランナーの井端はスタートを切ったものの、無理そうなので戻ったようです。ランナーが詰まっていない時なら選手の判断で盗塁させることもあるでしょう。しかし、選手を連動させて動かさなければならない時に、こんな曖昧な指示では失敗するのも当然です。日本はスモールベースボールを標榜し、緻密な野球を目指していましたが、実際はスローガンだけで実態がともなっていなかったのかもしれません。
 
 ところで、日本、ドミニカ共和国と共に優勝候補に挙がっていた米国ですが、2次ラウンドで敗退したことで、「今大会限りでWBCの開催を終了すべきだ」との論調が高まっているようです。レギュラーシーズン開幕直前の開催のため、トップ選手が参加に消極的だとか、選手に無理をさせられないという理由で、最高の大会にならないのも一因でしょう。
 WBCはMLBの収益のために行っているような大会ですから、中止にしてもいいと思います。その代わり、国際野球連盟のワールドカップを再開し、各国のトップ選手が参加する大会にした方が公平でいいでしょう。サッカーのワールドカップのようにするのが理想です。
 ただ、国際野球連盟よりMLBの方が力を持っているという歪な構造が難題です。野球発展のためにはシーズンを中断してでも行い、世界に野球人口を増やした方がいいのですが、MLBの各球団のエゴのため、各国のトップ選手が参加するワールドカップの実現は困難に違いありません。MLBは目先の利益より、大局的に考えて欲しいものです。
 

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WBC決勝ラウンド開始

 WBC決勝ラウンドが今日から始ます。1次ラウンドには16チーム出場していましたが、日本、オランダ、ドミニカ共和国、プエルトリコの4チームが生き残りました。日本はあと2勝で3連覇達成です。
 
 WBC優勝予想オッズでは以下のように予想されていました。
◇WBC優勝予想オッズ◇ 
◆ウィリアム・ヒル社 
(1)3.25日本
(2)4.0 米国
(3)4.5 ドミニカ共和国
(4)10.0ベネズエラ
(5)13.0韓国  
◆ラドブロークス社 
(1)4.0日本
(1)4.0米国
(3)4.5ドミニカ共和国
(4)9.0ベネズエラ
(4)9.0韓国  
◆bet365社 
(1)4.0 日本
(1)4.0 米国
(3)4.5 ドミニカ共和国
(4)9.0 韓国
(5)10.0ベネズエラ
◆ゲームブッカーズ社 
(1)3.5 米国
(1)3.5 ドミニカ共和国
(3)4.0 日本
(4)11.0ベネズエラ
(5)13.0韓国 
 
 改めてオッズを見返してみると、4社のブックメーカーとも上位5チームは同じで、倍率も似かよっています。
 次にそれぞれのチームの成績を書き出してみます。
●日本→→→→→→決勝ラウンド進出
米国→→→→→→2次ラウンド敗退
●ドミニカ共和国→決勝ラウンド進出
●ベネズエラ→→→1次ラウンド敗退
韓国→→→→→→1次ラウンド敗退  
 日本とドミニカ共和国の予想は的確ですが、米国はやや外れ、ベネズエラと韓国は外れといったところでしょうか。プエルトリコはまだしも、オランダの快進撃は誰も予想出来なかったのでしょう。オッズは如何ほどだったのでしょうか。
 
 ところで、ドミニカ共和国は未だ全勝です。本命に近いと思われていただけあります。何とか日本が優勝して、黒星を付けたいですね。
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WBC優勝予想オッズ 日本が1番人気の3・25倍
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/02/27/kiji/K20130227005284920.html
 

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対馬の仏像窃盗騒動2

 返還する意思も無いのに「仏像を失った痛みがわかる」と言い、アポイントメントも取らず、勝手に押し掛けて来る。浮石寺の僧侶の行動は、日本人の感覚からしたら火に油を注ぐ行為だが、そんなことも分からないとみえる。分からないというより、相手のことなど斟酌するつもりもないと言った方が正確か。極めて自己中心的な行動だが、朝鮮民族の民族性を考えると、特異な人達ということでもないのだろう。
 浮石寺の円牛僧侶は「盗まれた仏像の代わりではない。訪問の目的は観音寺の参拝だ」と会見で述べていたが、一方で「日本のお寺が同意する中で、この問題を解決したい」とも言っている。参拝のために来たのではないのは明らかだ。誰もが代わりの仏像を渡すことで幕引きを謀りに来たと考えた筈だ。
 もし、観音寺の住職が面会していたら、浮石寺側は観音寺の住職の話も聞かず、一方的に自分達の主張をまくし立て、持参した仏像を押し付け、報道陣などに「理解を得られた、解決した。」とアピールするという展開にもなりかねなかった。門前払いで正解だった。
 しかし、このまま黙って引き下がるとも思えない。代わりの仏像を渡すことで誠意をみせ、対話で解決しようとしたのに観音寺側が無にしたと非難し、観音寺側に責任を被せてくるに違いない。
 
 仏教には「不殺生戒(殺してはならない)」、「不妄語戒(嘘をついてはならない)」、「不偸盗戒(盗んではならない)」、「不邪淫戒(姦淫してはならない)」、「不飲酒戒(飲酒してはならない)」の「五戒」がある。僧ならば受戒している筈だ。
 浮石寺の円牛僧侶は「世俗的な欲は捨て、住職には仏の教えに従って行動してほしかった。」と言い残して去った。金銅観音菩薩座像を日本によって盗まれたものと、根拠も無しに主張し、盗品をかすめ取ろうとしている者が言う言葉ではない。盗人猛猛しい。円牛僧侶こそ仏教の教えである不妄語戒、不偸盗戒に従うべきだろう。僧なら、仏像が欲しいという世俗的な欲を円牛僧侶は捨てるべきだ。
 
 菅官房長官は「対馬から渡ったその文化財を、日本に返却をするように、外交ルートを通じて、韓国政府に対して、すでに要請しています。」と述べてはいるが、過去の例からしてこの程度では韓国政府が返還に向けて動き出すことは無いと思われる。
 1994年、壱岐市の安国寺から、「高麗版大般若経」(国指定の重要文化財)が盗難にあった。ところが翌年、韓国政府がこの経典と瓜二つの経典を国宝284号に指定。コリアナ化粧品の会長であり、韓国博物館会会長であるユ・サンオク氏が所有していた。日本政府は確認要請を韓国政府にしたが、韓国側は「個人所蔵により要請に応えることは難しい 」と回答し、協力を拒絶した。2011年にも日本政府は韓国政府に対して再調査を要請しているが、無視されている。
 この例からすると、韓国政府は地裁決定を盾に拒否する可能性が高い。仏像を本気で返還させようとするなら、文化財不法輸出禁止条約を盾に法的手段に出るべきだが、安倍政権はそこまでしないだろう。韓国に配慮して、竹島の領有権について国際司法裁判所への提訴を見送り、竹島の日の政府主催を取り止めたくらいであるから、この件で強硬な態度に出る筈も無い。残念ながら、仏像が2体とも返還される見通しは暗いと言わざるを得ない。
 
 日本の文化財が韓国人に盗まれたり、盗難に遭った文化財が韓国で通している例は他にもある。
 20世紀末から、ある韓国人窃盗団が次々と文化財窃盗を繰り返していたことがある。この韓国人窃盗団は1998年に大阪府の叡福寺から高麗仏画「楊柳観音像」を含む仏画32点を、2001年に愛知県の隣松寺から「 絹本著色阿弥陀仏曼荼羅 」など7点を、2002年に兵庫県の鶴林寺の「絹本著色弥陀三尊像」など8点を盗んでいた。盗難後、楊柳観音像は鄭宇澤東国大学教授に値打ちの有無の問い合わせがあり、鄭宇澤教授が叡福寺に電話で確認を取ったことで窃盗が発覚し、韓国内に持ち込まれていることが判明。 2004年9月、この韓国人窃盗団の男らが被害者である鶴林寺に絹本著色弥陀三尊像の取引を持ちかけ、それが原因で逮捕された。犯人は日本文化財のほとんどは日本で売り、朝鮮文化財6点は韓国内に持ち込んで処分したことを自供。 韓国警察の捜査で、絹本著色弥陀三尊像は様々な経路をたどりながら、大邱市のある寺に寄付されていたことが判明した。捜査官が寺を訪れると、住職は「仏画は盗まれた」と答え、以後、行方不明。 楊柳観音像も行方不明のままになった。
 ちなみに、この逮捕された韓国人窃盗団の犯人が「神から日本に略奪された文化財を取り戻せと指示された」と発言すると、韓国メディアは犯人を 「愛国者」と持ち上げ、世論は「犯人に褒賞金を与えるべきだ 」と沸騰。この時、略奪された文化財についても善意の取得に該当するのであれば返還する必要はないと、韓国政府は明言している。
 2005年、 島根県の鰐淵寺から「紙本墨書後醍醐天皇御願文」などを含む13点が盗難。韓国人古物商らが逮捕されている。
 2005年、愛知県の大恩寺の「絹本著色王宮曼荼羅図」を狙い、韓国人4人が寺に押し入って、住職の長男の腹などを包丁で刺して重傷を負わせた。しかし、宝物庫のシャッターを開けられず逃走。このグループは2006年にも仏画を狙い、福井県の西福寺に侵入。修行僧をバットで殴るなどして重傷を負わせたが、目的の「絹本著色観経変相曼荼羅図」のありかが分からず、約40万円と軽トラック一台を盗んで逃走。2007年、犯人の1人が逮捕された。
  
 韓国文化財庁は、韓国国外に流出した文化財は、搬出手段が合法か違法であったかにかかわらず、18ヶ国、11万点弱(この内、日本は6万点あまり)に及ぶとしており、略奪による流出かどうかを確認できない文化財に対しても返還を要求している。
 日本に関して言えば、日韓基本条約で「文化財及び文化協力に関する日本国と大韓民国との間の協定」を結び、1300点あまりの文化財を引き渡しているので、法的に最終的に決着している。
 しかし、韓国では「日本にある朝鮮ゆかりの文化財はすべて韓国の物で、倭寇や文禄・慶長の役、日韓併合によって略奪された」との考えが支配的(文化財庁は根拠がなくても返還を要求している)である。だから、日本からの文化財窃盗も「略奪された文化財を取り戻す」という大義名分のために容認される雰囲気がある。
 また、朝鮮では李氏朝鮮時代に儒教が国教になったため廃仏毀釈が起こり、次々に仏教文化財が破壊されたり、失したりした。仏教弾圧により朝鮮仏教は山奥だけに残り、ほぼ壊滅。そのため、韓国に残る文化財は少なく(高麗仏画は世界で約160点現存するが、韓国には13点しかない。日本には約130点ある。)、高価な値段で取引されている。
 更に、韓国では朝鮮半島から日本に渡ったとされる文化財がインターネットで多く紹介されており、日本国内の所蔵先も記載されているため、何を何処から盗んだら良いのかという情報が簡単に入手できるという状況にある。
 これらの理由から、日本の文化財を盗みに来る韓国人が後を絶たないのだ。
 
 日本から盗まれ、韓国内で取引された文化財に韓国政府が即時取得(善意取得)を公言(1998年~2002年に発生した窃盗事件の時)していた。日本の法律(民法第192条)でも、取引相手が無権利者と知らず(善意)、知らないことが不注意で無い(無過失)状態で、動産を売買取引によって取得した場合は即時取得が認められ、返還する必要は無い(ただし、盗品の場合は被害者に回復請求権あり。盗難から2年間で時効)。だから、即時取得で返還の必要性を否定してもおかしくはない。
 しかし、即時取得を主張するのであれば、時効取得も認めるべきだ。観音寺は600年以上も金銅観音菩薩座像を占有しており、時効取得はとっくに成立している。所有権は観音寺にある。それなのに、韓国の大田地裁は所有権を主張する者(浮石寺)に主張の正当性を求めるのではなく、所有者(観音寺)に取得の経緯を明らかにし、正当性を証明せよと求めている。浮石寺の主張の正当性は証明しなくていいらしい。浮石寺側は韓国人であるから、無条件に正しいということなのだろう。こんな判断を裁判官がするのだから、到底、韓国は法治主義国ではない。
 韓国は文化財不法輸出禁止条約締約国なのだから、国指定の重要文化財である銅造如来立像は返還義務がある。県指定の有形文化財の観世音菩薩坐像については微妙なところであるが、速やかに返還されて然るべきだ。

 

 今回の事件はマスコミで大きく取り上げられたので、韓国の異常性が知れ渡った。韓国人窃盗団が日本の文化財を狙っていること、朝鮮に関わりがあるというだけで所有権を主張し、証拠もなく日本を盗人呼ばわりしていること、日本に対しては盗みであっても正当化される社会であるということ、韓国の裁判所までもが条約を無視する非法治国家であるということを多くの人が認識しただろう。
 左翼知識人や韓流ブームを煽るメディアによって美化された韓国社会のイメージが流布されていたが、「日本に何をしても許される国」これがリアルな韓国の実態である。
 
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文化財不法輸出禁止条約
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/treaty_020414.html

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対馬の仏像窃盗騒動1

 2012年10月、韓国人窃盗グループ(主犯格は前科13犯の69歳の男)が対馬で、海神神社の「銅造如来立像」(国指定の重要文化財)と観音寺の「観世音菩薩坐像」(県指定の有形文化財)及び多久頭魂神社の仏教経典「大蔵経」を盗んだ。大蔵経は犯行後捨てられたと見られ、仏像2体は福岡発のフェリーで韓国に持ち込まれた。釜山港の税関通関はこの仏像について文化財鑑定官室に鑑定を依頼。鑑定委員2人が肉眼で30分程検査した後、「制作から100年も経っていない偽作」と判断したため、そのまま韓国内に持ち込まれた。
 12月17日、日本政府がインターポールを通じて韓国警察に捜査依頼をする。韓国警察は釜山税関に残っていた記録を基に犯人を特定。仏像を巨額で売却しようとしていた窃盗グループの一部を2013年1月22日に逮捕した。仏像2体は警察に押収され、精密鑑定ために韓国文化財庁が保管。窃盗グループは8人で、主犯格の男はインターネットで対馬に国宝級の文化財があることを知り、現地踏査などをして、緻密に準備した上で犯行を行っていた。
 
 押収された仏像について、韓国の文化庁は仏像が略奪されたという証拠がない限り所有権のある日本に返還される可能性が高いとしてきたが、「韓国で作られたもの」だからと市民団体を中心に返還反対論が過熱。観世音菩薩坐像は1988年頃から浮石寺の関係者が所有権を主張し、返還を要求していたことや、日韓併合100年(2010年)を機に、韓国では文化財返還を求める運動が高まっていることが背景にあるものと思われる。
 返還反対運動にともない、仏像の流出の経緯について韓国内で議論が巻き起こった。
 ムン・ミョンデ東国大学名誉教授は「信者から布施を受け多額を投じて作った仏像を外国に寄贈できるというのか。常識的にあり得ない」と言い、「倭寇により略奪されたことはほぼ確実だ」と主張する。
 これに対し、チョン・ウンウ東亜大博物館館長は「略奪説はさまざまな可能性のうちの一つにすぎない。高麗王朝時代の後期以降、日本へ仏像を販売・寄贈するなど交流が盛んになったため、証拠がなければ『略奪物』とは断定できない」と反論。
 韓国最大の仏教宗派、大韓仏教曹渓宗の瑞山市住持評議会は「文化財の不法略奪、不法流出、盗難経行為ついては、歴史的・時代的状況を遡及して適用すべきだ。窃盗団は法に従い厳重に処罰されるべきだが、仏像は過去の流出経路が明らかになるまで日本に返還してはならない」と表明。
 
 大韓仏教曹渓宗浮石寺が14世紀に同寺で作られたと主張し、仏像を保管する韓国政府に対し移転禁止を求める仮処分を大田地裁に申請。2月26日、大田地裁第21民事部(ギム・ジンチョル部長判事)は「観音寺が仏像を正当に取得したことが裁判で明らかになるまで、韓国政府は仏像に対する占有を解き、浮石寺が委任した執行官に仏像を預けなければならない」と決定を下した。600年以上前の取得経緯を証明することはほぼ不可能なので、事実上、このまま韓国内に留め置き、返還しないということになった。
 
 浮石寺の僧侶は「時期的なものを突き詰めれば、日本が盗んだことが先です」と話し、仏像の所有権は自分たちにあると主張。「仏像をなくしたことが、どれくらい大きな痛みか、よくわかります。今回は、傷ついたその方に慰労の言葉や手紙を差し上げて、われわれの寺を象徴するマスコットや小さな仏像も、贈り物として持っていきます」と観音寺訪問を明かし、「仏教的な対話をして、日本のお寺が同意する中で、この問題を解決したい」と話した。
 3月14日、浮石寺の円牛僧侶ら6人が二十数年前に他の仏像を真似て作ったという青銅製の仏像、寺のマスコット人形3体(一体約870円)、手紙を持参し、観音寺を訪れる。しかし、観音寺側は「会いたければ、盗まれた仏像を背負ってこいと言いたい」と門前払い。
 3月15日も面会ならず、円牛僧侶が「最も懸念しているのは盗難により日韓関係が悪化することだ」「近く観音寺を訪ねて縁を深めたい。私たちは多くのことを理解し、共感できると信じている」「最初の居場所に戻ることを切実に願っているのも事実」と手紙の内容を読み、「世俗的な欲は捨て、(観音寺の)住職には仏の教えに従って行動してほしかった」との言葉を残して、浮石寺の僧侶らは帰国。
 
 以上がこれまでの経過だ。
 
続く・・・。

 

 

 

◆持参した浮石寺マスコット
 
 

◆銅造如来立像
像高約38センチ。朝鮮半島で8世紀に作られたと推定される。1974年に国の重要文化財国重文に指定された。95年に約1億円と鑑定された。
 
 

◆金銅観音菩薩座像
像高約50センチ。像内から発見された結縁文により、天暦3年(1330)浮石寺に於いて戒真等三十数名の人々の発願によって造立されたことが知られている。長崎県指定の有形文化財。
 
 

◆大蔵経
多久頭魂神社は727冊を所有。長崎県指定の有形文化財。

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東日本大震災追悼式に中韓欠席

 東日本大地震(平成23年東北地方太平洋沖地震)が発生してから2年が経過した。「もう2年」と感じるのか、「まだ2年」と感じるのかは人それぞれだろうが、時は万人に対して平等に進んでいる。しかし、被災地の復興状況の報道を見ると、東北だけ時の流れが遅く進んでいるのではないかとさえ思えてくる。
 未だ、31万人超が避難生活中だという。天皇陛下は東日本大震災二周年追悼式で「今なお多くの苦難を背負う被災地に思いを寄せるとともに、被災者一人びとりの上に一日も早く安らかな日々の戻ることを一同と共に願い、御霊(みたま)への追悼の言葉といたします。」とお言葉を結んだ。被災者が元の生活を取り戻すことは難しいかもしれないが、一日も早く平穏な生活に戻れることを願わずにはいられない。
 
 この政府主催の東日本大震災二周年追悼式には政府関係者、被災者ら約1200人が参列し、120以上の国・地域の代表者も加わっていたそうだ。
 ところが、政府に招待されたにもかかわらず、中国と韓国の代表が欠席したのだとか。欠席した理由は明らかになっていないそうだが、中国については自らの判断で欠席した模様だ。
 中国外務省は「追悼式で台湾の関係者を外交使節や国際機構と同等に扱った」として、強烈な不満と抗議の意を表しているので、台湾の代表者を「外交団・国際機関等」向けの席に座らせ、「指名献花」をさせたことが気に入らず、ボイコットしたとみられる。
 韓国の欠席理由については判然としないが、想像するに、竹島問題で両国関係が冷え込んでいるため、韓国国内の世論に配慮したのかもしれない。
 中国韓国とも儒教的思想を色濃く残し、政治が優先される国なので、慰霊より政治的思惑が優先された結果なのだと思う。
 東日本大震災は日本人ばかりでなく、外国人も被害に遭った。中国人も、韓国人も被災したはずだ。追悼式は日本人だけに向けられたものではない。被災した人々を思いなされたものである。中国韓国は自国民に対しても憐憫の情を示すことを拒否するのであろうか。
 
 この様な中韓の態度に礼節知らずと非難が上がるかもしれない。しかし、日本人が考える礼節と中韓の礼節は違うのだ。儒教が教える礼節とは本来、目下の者が目上の者に行うものであって、目上の者が目下の者にするものではない。一衣帯水などと言って、同じ様な価値観を持っていると認識してはならない。日本人と中国人や韓国人の間には根底の部分で考え方の大きな相違があるのだ。幻想は持たずに、中国人や韓国人はこんな人達だと認識していれば、立腹することも無い。
 
 
■■■天皇陛下よりお言葉■■■
 本日、東日本大震災から2周年を迎えるに当たり、ここに一同とともに、震災によりかけがえのない命を失われた多くの人々とその遺族に対し、あらためて深く哀悼の意を表します。
 2年前の今日、東日本を襲った巨大地震とそれに伴う大津波により、2万人を超す死者、行方不明者が生じました。震災後に訪れた被災地では、永年にわたって人々が築いてきたふるさとが痛々しく破壊されており、被災者の悲しみはいかばかりかと察せられました。
 一方、この厳しい状況の中、被災地で、また、それぞれの避難の地で、気丈に困難に耐え、日々生活している被災者の姿には、常に深く心を打たれ、この人々のことを、私どもはこれからも常に見守り、この苦しみを、少しでも分かち合っていくことが大切だとの思いを新たにしています。
 この度の大震災に際して、厳しい環境の下、先進救援活動に当たった自衛隊、警察、消防、海上保安庁を始めとする国や地方自治体関係者、多くのボランティア、そして原発事故の対応に当たった関係者の献身的な努力に対し、あらためて深くねぎらいたく思います。
 諸外国からも実に多くの善意が寄せられました。物資や義援金が送られ、また、救援の人々も多数来日し、日本の救援活動を助けてくれました。また、駐日外国大使など日本に住んでいる外国人を始め、災害発生後の日本を訪れる多くの外国人が、被災地に赴き、被災者を励ましてくださっていることに感謝しています。
 この度の津波災害において、私どもは災害に関し、日頃の避難訓練と津波防災教育がいかに大切であるかを学びました。この教訓を決して忘れることなく、これから育つ世代に伝えていくことが大切と思います。
 今後とも施設面の充実とともに、地域における過去の災害の記憶の継承、日頃からの訓練と教育などにより、今後災害の危険から少しでも多くの人々が守られることを期待しています。
 危険な業務に携わる人々も、この度の経験をいかし、身の安全が確保されることに工夫と訓練を重ねていくよう願っています。
 今なお多くの苦難を背負う被災地に思いを寄せるとともに、被災者1人びとりの上に1日も早く安らかな日々の戻ることを一同とともに願い、御霊への追悼の言葉といたします。
■■■■■■■■■■■■■■■
 
 
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中韓代表、追悼式出席せず=台湾処遇に北京反発【震災2年】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013031100832
中国が追悼式ボイコット 台湾の「指名献花」に反発 東日本大震災2年
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130311/dms1303112336005-n1.htm
東日本大震災二周年追悼式 天皇陛下おことば(13/03/11) .
http://www.youtube.com/watch?v=xiK9zC7aNtU
 

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中山成彬代議士の国会質問

 3月8日の衆院予算委員会で、日本維新の会所属の中山成彬代議士の質問があった。下の動画はその様子。
 
 
 

 1時間もあるので、内容を適当にかい摘まむ。
 前半は補正予算の制限、製造業の国内回帰、防災マンションの推進、交際費の非課税化、TPP交渉参加に対する姿勢、民主党政権時代の口蹄疫被害への支援に関すること。
 34分頃から教育問題について。日本の留学生が中国や韓国の留学生が過去のことを持ち出されていじめられている。
 
 38分頃から歴史問題について。戦前の台湾、朝鮮の統治は西洋の植民地支配とは違う。台湾では灌漑事業して今でも感謝されている。朝鮮でも台湾と同様なことをしていた。朝鮮の近代化に尽力し、、内地と同じ様な統治をしていた。
 日本の最古の地下鉄(銀座線)の開業の翌年に京城の地下鉄が作られた。

 鉄道網の整備をした。
 

 京城帝国大学を大阪帝国大学や名古屋帝国大学より早く設立した。公立小学校を多数設置した。
 
 
 43分頃から創始改名について。高校の教科書には創始改名が強制されたと書かれている。
 
 創始改名は自由だった。

 後からも変更できた。
 
 
 48分頃から従軍慰安婦問題について。従軍慰安婦に官憲が介入したと誤解させた最初の記事は朝日新聞の平成4年の記事。朝日が提示した資料は記事の内容とは逆。
 
 

 朝鮮の地方議員はほとんどが朝鮮人だった。知事も朝鮮人だった。
 
 警察の幹部にも朝鮮人が採用されていた。この様な体制では官憲の強制連行は考えられない。
 
 従軍慰安婦問題は世界に広まり、日本人が朝鮮女性を20万人性奴隷にしたと喧伝されている。20万人の女性がさらわれ、親は黙ってみていたのか。官憲が強制連行したのではなく、朝鮮人が売り飛ばしていた。

 貧しさの中、苦界に身を落とさねばならなかった女性が多くいた。しかし、朝鮮人だけが従軍慰安婦されたという誤解は解いて欲しい。この問題はその場しのぎでやり過ごしてきた自民党の外交にも責任がある。
 
 55分頃からマッカーサー米国議会での発言を記載した副読本の全国採用を提案。
 
 58分頃から教科書のホームページ掲載について。中国人や韓国人が受けている教育を知るために、検定教科書と共に中国や韓国の教科書も掲載することを提案。
 
 59分頃から尖閣諸島について。外務省のホームページに上の地図は掲載されているが、台湾が発行した下の地図は掲載されていないので、掲載することを提案。

 


 終わり間際。教育問題で集中審議をすることを要請。その際、朝日新聞の関係者にも出席して欲しいことを伝えて終了。
 
 
 特に目新しさは無いが、国会の記録に残ったことが重要か。名指しされた朝日新聞はどの様な反応を示すだろう。たぶん、無視なんだろうな。他のマスコミもほとんどスルーか。
 ちなみに、 中山代議士のツイート。
「一時間の予算委員会での質問が終わった。午前中に辻元委員の質問があったので対照的だった。私は娘達が強制連行されるのを見過ごしていたのなら、朝鮮の親達の恥、する筈がない日本人の汚名を灌ぎたかった。それにしても捏造した朝日新聞の罪は重い。」
「今日の私の国会質問に対し、事務所の電話が鳴り止まない。中にはお怒りもあるが、ほとんどが良かったと激励。日本人が強くなるには日本人として自分達の歴史に誇りを持てることだと思う。これからも正しい近現代史を学ぶお手伝いをしたい。」
 
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【永久保存】 2013.03.08 衆議院予算委員会 中山成彬 日本維新の会
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=H-dBkv0LxDY
中山なりあき
http://nakayamanariaki.cocolog-nifty.com/

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電力危機 冬

 昨年末から続いていた北海道での7%節電の期間が今日(3月8日)で終わります。なんとか、電力供給制限をせずにこの冬を乗り越えられそうです。
 期間終了にあたり、読売新聞が3月1日から「電力危機 冬 -その後-」という連載記事を3日連続で掲載していました。残念ながら、Web版には掲載されていないようですので、短くまとめてみます。
 
◆電力危機 冬 -その後- 上
 1月上旬、北海道電力伊達石油火力発電所1号機の排出ガス温度が上限(450度)を超えた。熱交換をする蒸気配管の外側に大量の灰が付着し、ガスの熱が吸収されないため、排出ガスが高温になっていたのだ。
 放置すれぱ重大なトラブルにつながりかねないが、北電は運転継続を選択した。灰の除去には約1ヶ月かかり、その間、運転を完全に停止しなければならないため、それを避けたのだ。道内の発電量の約4割を担ってきた泊原子力発電所が全停止しているため、火力発電の占める割合は約8割に達している。たとえ1号機だけであっても、厳冬期を前に止める余裕はなかった。
 2月、今度は蒸気配管の一部の温度が、致命的な故障につながる550度に迫った。出力を28万kWに抑制して運転継続したが、温度はほとんど下がらず、結局、22日に1号機を停止した。7%節電期間中の復旧は見込めなくなった。
 フル稼働が続く火発のトラブルは後を絶たない。特に、今冬は法定点検を繰り延べしている火発の故障が目立ってる。これまで、当初懸念された大型火発のトラブルは発生しておらず、電力需給が逼迫する事態には至っていない。だが、伊達1号機が停止したことで、小規模トラブルも軽視できなくなった。
 目標としていた7%節電は想定通りには進んでいない。今冬の節電実績は2010年度比で4.4%(2月15日北電発表)に止まっている。需要実績によると、今冬、最も供給力が落ち込んだのは、火発3基のトラブルが相次いだ12月30日の518万kW。一方、最大電力需要は1月18日の551.5万kWだった。
 北電幹部は「火発トラブルが相次いだ日と高需要の日が重なれぱ、電力供給が需要を下回る可能性もあった。伊達火発の長期離脱で、逼迫の危険度はさらに高まっている」と語っていた。
 
 
◆電力危機 冬 -その後- 中
 11月下旬、暴風雪のため、登別、室蘭市などで起きた大規模停電は、道内の「冬の危機」の深刻さを浮き彫りにした。
 11月27日午前5時、市立室蘭総合病院は突然の停電に見舞われた。自家発電機2基(1000kW)を備えるが、日常使用する電力1600kWは賄えない。人工呼吸器や透析機は動かせるが、最新の医療機器や電子カルテは利用できなくなった。
 同病院は停電により一般外来を休診させていた。しかし、災害拠点病院のため、救急外来では患者を受け入れていたが、CT検査などが必要とされた急患は、停電の影響がなかった市内の病院に搬送した。幸い大事には至らなかったが、東海林院長は「次も無事に乗り切れるとは限らない。最新の医療機器がいかに電化されているかということを、もっと把握しておくべきだった。」と反省を込めて振り返った。
 4日間に渡り停電した登別温泉街では、約1万人の宿泊キャンセルがあった。被害総額は4億円超だという。知名度の高い温泉地でも、負のイメージがつくと払拭に時間がかかる。登別観光協会は1ヶ月程しても、停電の影響が無いのかと問い合わせがあると話し、「冬が来る度に、こういう事態になるのは困る。お客様相手の商売では、安定的な電力供給が欠かせない。」と語った。
 大停電を引き起こした暴風雪は、道内の送電網の脆弱さもあらわにした。道央と道南を結ぶ墓幹送電線「道南幹線」が、暴風雪で一時不通になったのだ。札幌圏で必要な電力は通常、泊原発が主に賄っていたが、泊原発が停止しているので、道南の発電所からも道南幹線を通じて電力供給を受けている。それが一時、滞った訳だ。大きな影響は出なかったが、道南幹線は札幌圏の電力の命綱だ。
 北海道は電力不足に陥ると、泊原発1号機に匹敵する60万kWの送電容量を持つ「北海道・本州間電力連系設備(北本連系)」を通じて、本州から送電を受ける。しかし、道南幹線にトラブルが生じれば、送電は道南で止まる。泊再稼働の見通しが立たない状態が長引くと、電力供給態勢への不安を抱えたままの「綱渡り」が続くことになる。
 
◆電力危機 冬 -その後- 下
 「原発なき冬」をようやく乗り切ろうとしている今、早くも次の冬への懸念が広がり始めている。泊原発の再稼働に見通しが立たないためだ。
 1月31日、原子力規制委員会の専門家会合で再稼働の新基準が議論された。新基準は福島第一原発事故を踏まえ、同様の重大事故を防ぐのが主眼だが、航空機事故やテロも想定した厳しい内容になっている。骨子案では、放射性物質を除去するフィルター付きベントや、重大事故時の拠点となる免震重要棟といった大型設備の設置が義務づけられている。
 北電によると、骨子案を基に新安全基準を先取りして、この様な設備の準備を進めても、完成は2015年度になる見込みになる。テロなどへの備えとして盛り込まれた第2制御室は完成時期さえ決まっていない。新基準が決まる7月までに全ての対策は終わ
らず、現状では、再稼働の前提となる原子力規制委の審査に入ることは難しい。
 北電からは「どれも簡単にできる対策ではない。このままでは、来冬も原発ゼロという事態になりかねない。」と、早期再稼働に悲観的な見方が出ている。
 対策の一部には猶予期間が設けられる見込みだが、期間はまだ設定されていない。時間のかかる対策に猶予期間認められない場合、再稼働が大幅に遅れる司能性がある。その場合、また数値目標付きの節電が再び議論され、停電の不安を抱える日々を過ごすことになる。
 電気料金の値上げも避けて通れない。川合北電社長は「3月末までに値上げの可否を判断したい」と表明している。泊原発が新年度中に再稼働するという前提で、値上げに踏み切る場合、申請する値上げ率は10%前後になるとみられる。電気料金の値上げを
審査する識者は「原発がこのまま動かなけれぱ、最低でも30~40%の値上げの可能性がある」とみる。値上げは道内経済を直撃する。溶接に大量の電気を使う札幌市内の鉄工会社は経費負担増で相当な利益の減少になると語る。
 原発が稼動しない中で、頼みの綱となる主力火力発電所12基の内、7基は今年中に法定点検の期限を迎える。そのうち3基は既に繰り延べ運転をしており、残る4基もフル稼働による負荷の大きさから、簡単には点検を延長できない状況だ。
 関係者からは「原発の安全性が最重要視されるのは当然だが、電気料金の値上げに経済がどこまで耐えられるのかという真剣な議論も必要だ」という声が出ている。電力危機はまだ終わっていない。

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WBC1次ラウンド

 WBC1次ラウンドA組最終戦の対キューバ戦。日本代表は7安打したものの3得点。残塁10という結果からも分かるように、チャンスを作りながらも後1本がなかなか出なかった。一方、キューバ代表は10安打で6得点。本塁打2本、2塁打2本と、単打しかなかった日本に比べ、明らかにパワーで勝っていた。それだけではなく、出塁しながら得点にならなかったのは7回だけということから分かるように、チャンスを逃さない勝負強さもあった。
 日本代表は9回に粘りを発揮したものの、力の差で押し切られた感じだ。中国代表チームの監督のマクラーレン監督は「日本を悪く言うつもりはないが、過去の強豪さはなく、圧倒させる投手も不在。第1回大会の日本チームが、パーフェクトだったと思える。」と言っていたが、認めざる得ない。今大会の日本代表は第1回、第2回の代表より力が落ちているのは確かだろう。主軸と期待されていた投手や打者の調子も上がっていないことから、2次ラウンドの試合も厳しい戦いを覚悟せねばなるまい。
 
 キューバ代表には力の差を見せつけられて負けてしまったが、2次ラウンドには進出できる。対して、韓国はB組最終戦の対台湾戦に勝利したにもかかわらず、1次ラウンドで敗退した。韓国では「韓国野球の恥辱の日」などと報道されているようだ。WBC開幕前はイ・スンヨプ、李大浩、金泰均を擁したことで「最強打線」と呼んで、初優勝のつもりでいただけに落胆は大きかっただろう。
 韓国がオランダに0-5で惨敗した時には、「韓国代表が力を発揮できないのは、台湾の気温が例年より低く、強風が吹いているため、疲労が原因」(台湾韓国より遥かに暖かいのに)、「3週間も濃い味付けの台湾の食事を摂り続けたことで選手たちは食欲不振になった」(普段からキムチのような刺激の強い食べ物を食べているのに)、「台湾人の観客のヤジが韓国代表に深刻な影響を与えている」などと敗戦の言い訳報道をしていた。だから、敗退決定で今回も言い訳報道が出てくるだろうと思っていたら、やっぱり、出てきた。
 今回はルールに難癖を付けるものや台湾の嫌韓感情が酷かったからとするものがあったが、面白かったのは「『劇的ではあるが奇跡は…』賭博せずに美しい脱落」との記事だった。9回表にわざと1失点して、3-3の同点で9回裏を迎え、6点取れば韓国が予選突破できるのにあえてせず、韓国代表はスポーツマンシップを発揮して正々堂々と脱落の道を選んだとの内容なのであるが、記者は野球をよく知らないようだ。9回裏に1点でも取ってしまえば逆転サヨナラ勝ちになり、それでゲームセットだ。最高に得点したとしても満塁ホームランの4点まで。6点なんて無理なのだ。大体、満塁になったら台湾が四球を出して終わりにするだろう。
 韓国が何が何でも予選突破をしようとするなら、9回表に韓国応援団が騒ぎを起こし、台湾人の観客を巻き込んでグランドに乱入するなど、球場全体を混乱に陥れてゲームを続けられなくし、没収試合に持ち込むしかなかった。ゴネて台湾側の警備の非を認めさせれば、0-9で勝つ可能性があったかもしれない。
 
 今大会は同率の場合、1イニング平均の得失点差で順位を決定する方式だった。オランダがオーストラリアに4-1で勝っていたため、台湾戦で韓国は最低でも5点差、勝ち抜けるには6点差で勝つことが必要だった。
 韓国の柳仲逸監督は「大勝しなくてはいけない条件だったので、選手には相当負担になった」と述べていたが、5点差以上が必要だということを理解していたのか甚だ疑問だ。大量得点が必要なのに、1点を争うような果敢な走塁をさせてチャンスを自ら潰していた。ランナーを溜めるのが大量得点に必要なことなのにそれをしなかった。韓国のマスコミはこの失策を責めるべきなのに、どこからもその様な批判は出ていないようだ。何故だろうか。
 
 韓国のことは如何でもいいので、話を日本代表に戻す。
 日本代表の各選手の1次ラウンドの打撃成績は次の通りだった。
 
__打席数 打数 安打 長打 死四球 打率
相川 04 02 00 00 02 .000
阿部 09 08 00 00 01 .000
炭谷 --
鳥谷 08 04 00 00 03 .000
井端 06 05 03 00 01 .600
松田 11 10 03 00 01 .300
坂本 14 12 01 00 00 .083
松井 07 06 00 00 01 .000
稲葉 10 09 01 00 01 .111
本多 01 00 00 00 01 ----
糸井 13 10 03 01 02 .300
中田 08 07 04 00 01 .571
内川 09 07 03 00 02 .428
長野 13 10 02 00 03 .200
角中 04 02 00 00 01 .000
 
 井端、中田、内川が好調な反面、阿部、稲葉、坂本の不振が目立っている。それに長打が糸井の2塁打1本だけしかない。長打不足が深刻だ。
 短期決戦は選手の復調を待っている余裕は無いので、好調な選手を積極的に起用する方がいいだろう。台湾戦は次のようなオーダーはいかがだろうか。
 
捕手:相川
1塁:中田
2塁:井端
3塁:松田
遊撃:鳥谷
外野手:糸井、内川、長野
DH:角中
 

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