六丈記2

備忘録のようなもの

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

鳩山由紀夫は今日も平壌運転

 2002年に加藤紘一の秘書だった佐藤三郎が脱税容疑で逮捕された時、鳩山由紀夫は「もし鳩山由紀夫の秘書が、同じことを行っていたとすれば、私はすぐに国民の皆さんに謝罪を申し上げて、離党ではありません。国会議員のバッジをはずします。それが正直いって普通の考え方だと私たちは思っています。」と言って、加藤紘一に辞職要求しました。
 2007年には出納責任者の公職選挙法違反起訴を受けて議員辞職した小林温参議院議員に対して「辞任は当然。むしろ出納責任者が逮捕された段階でお辞めになるべきだった。」とコメントしています。
 
 「秘書の犯罪は政治化の犯罪」、「逮捕された時点で辞任」と鳩山由紀夫は言っていたのだから、小沢一郎にも同じ事を言ってあげるのが筋でしょう。まあ、自身の故人献金の問題で公設秘書の勝場啓二が政治資金規正法違反で有罪になったにも拘らず、未だに議員を続けているのだから、言える訳もないか。

 

 民主党は野党時代「政治とカネ」について厳しく追及し、説明責任を声高に叫んでいたのに小沢、鳩山、菅の元代表達に証人喚問を求める者は民主党には誰一人としていないのですね。
 民主党の議員達は皆、政権についたショックで健忘症になったのでしょうか。

 

///////////////
鳩山由紀夫「秘書の犯罪は議員の犯罪」 2002年加藤紘一秘書事件時
http://www.youtube.com/watch?v=g9_2oIWlNbQ
辞任は当然 鳩山幹事長が小林自民党参院議員の辞任を受け記者団に
http://www.nikaidou.com/archives/400
 

スポンサーサイト

PageTop

陸山会事件を巡る小沢元代表の発言

 9月27日付の読売新聞の紙面上に小沢元代表の発言が掲載されていたが、読売新聞のサイトの記事には掲載されていないので、メモ代わりに残す。

 

陸山会事件を巡る小沢元代表の発言
2007年2月20日《不動産購入を巡る事務所費問題を受けて》
「資産として有効活用する方が、献金してくれた皆様の意思を大事にする方法だ」
2009年3月4日《大久保被告の逮捕翌日》
「政治的にも法律的にも不公正な警察権力の行使だ」
「すべてをオープンにしているのは私だけ」
2009年3月24日《大久保被告の起訴を受けて》
「献金の相手方をそのまま記載するのが(政治資金)規正法の趣旨。この種の問題で逮捕、起訴は記憶にない。納得がいかない」
2009年5月11日《代表辞任会見》
「政治資金の問題について一点のやなしさもない。すべて法律に従って処理している」
2009年10月19日《虚偽記入の可能性の報道を受けて》
「単純なミスの話」
2010年1月16日《石川被告らの逮捕翌日》
「このような形式的なミスはほとんどのケースで修正、訂正で許されてきた」
「こういう権力の行使の仕方について全面的に対決したい」
2010年1月23日《特捜部の事情聴取後》
「私が実務的な点についてまで立ち入って関与したことはない」
「不正な裏金など一切もらってない」
2010年2月4日《石川被告ら起訴、小沢不起訴を受けて》
「公正公平な検察当局の捜査の結果として受け止めている」
2010年4月27日《検察審査会起訴相当議決を受けて》
「意外な結果で驚いている」
「不正な献金はなかった、実質的な犯罪もなかったことが、検察の捜査で証明された」
2010年10月4日《検察審査会の起訴議決を受けて》
「誠に残念。裁判で無実が必ず明らかになると確信している」
2010年10月7日《》
「(検察審査会は)秘密のベールに閉ざされている」
2011年1月31日《強制起訴を受けて》
「捜査機関、検察のよる起訴とは全く異質のもの」

PageTop

鉢呂大臣辞任の余波

 鉢呂経産大臣辞任から1週間経過した。ワイドショーの中には「放射能発言」が各紙バラバラなのに気付き、報道に疑問を持った人もいるようだ。
 朝日新聞は13日に検証記事をを掲載。産経新聞、東京新聞、テレビ東京、時事通信は囲み取材には不参加、日本テレビ、TBS、テレビ朝日、フジテレビは現場に記者がいたかは明らかにしていないと書いている。後にフジテレビは現場には記者がいたとしている。
 こうしたことが明らかになり、ネットメディアの一部には今回の報道のあり方をめぐり報道側の問題を論じるところも出てきている。でも本当は大きく騒いだ新聞やテレビの報道が自ら検証すべきだろう。その場にいた者を集めて現場検証したらいいと思うが、記者達は自分が取材対象になったら取材拒否をするようなので無理か。


 鉢呂経産大臣辞任の余波はまだある。新聞には出ていなかったが鉢呂大臣辞任会見で所属を名乗らない記者が暴言を吐いていたのだ。
 これがその様子。

http://www.youtube.com/watch?v=p69DF_QiCQo
 問題の部分を書き起こすと次の通り。
所属不明記者「具体的に如何仰ったんですか?あなたね、国務大臣をお辞めになられる、その理由ぐらいきちんと説明しなさい。」
鉢呂大臣「私も非公式の記者の皆さんとの懇談ということでございまして、その一つひとつに定かな記憶がありませんので。」
所属不明記者「定かな記憶がないのに辞めるんですか。定かなことだから辞めるんでしょう。きちんと説明ぐらいしなさい、最後ぐらい。」
鉢呂大臣「私は国民の皆さん、福島県の皆さんに不信の念を抱かせた。こういうふうに考えて。」
所属不明記者「何を言って不信を抱かせたか説明しろって言ってんだよ。」
鉢呂大臣「ですから、今、お話したとおりでございます。」
田中龍作「そんなヤクザ言葉やめなさいよ。記者でしょう。品位を持って質問して下さいよ。」
鉢呂大臣「大変すみません。私は精一杯話してるおるつもりで、ご理解をいただきたいと思います。」
田中龍作「恥ずかしいよ、君はどこの記者だ。」

 

 この時の事をフリージャーナリストの田中龍作氏は「大臣を辞任に追い込んだ記者クラブの面々は鼻高々だ。記者会見室には哄笑が響く。得意絶頂のあまりヤクザ言葉で鉢呂氏に答を迫る記者もいた。社名も名乗らずに無礼千万な態度で質問するのである。同業者として恥ずかしい。」、「筆者はその記者をドヤシ付けてやった。後で名刺交換し社名を聞こうと思っていたが、当人は記者会見が終わるとソソクサと記者室に逃げ帰った。大手メディアの記者であることだけは確かなようだ。」と書いている。
 12日の枝野幸男経産大臣の就任会見にもこの所属不明記者は出席していて、田中龍作氏はその記者の右隣に座り、会見直後に名刺交換を申し出たが、無視して逃げるように去っている。
 これがその様子。

 

 

http://www.youtube.com/watch?v=j_qQPQ4bsBk
田中龍作「あの、ご挨拶遅れましたすみません」
田中龍作「あの、どうして名刺交換していただけないの」
所属不明記者は終始無言で逃げる。
この後、田中龍作氏はこの記者を追いかけその様子を録音している。
所属不明記者は時事通信の記者だったようだ。
 
 13日にこの時事通信の記者は上司の部長と一緒に鉢呂事務所を訪れ、謝罪したらしい。鉢呂氏は「私はなんとも思っていません。部長さんにも部下を責める必要はない。」と答えたとのこと。


 それにしても、記者は取材に答えるのが当然と考えていて、取材拒否をすると暗に悪いイメージで報道するのが常だが、自分が取材対象になると取材拒否を貫くのですね。取材はするが、されるのはイヤというのは社会的に通用するのだろうか。今に始まった事ではないが。

 

////////////////////////
「鉢呂オフレコ暴言」新聞各紙バラバラ―本当はどうしゃべったの?
http://www.j-cast.com/tv/2011/09/13107053.html
「鉢呂騒動」何か変だ!?週半ばで気付いたワイドショー
http://www.j-cast.com/tv/2011/09/17107290.html
1日遅れ各社報道、表現にばらつきも 鉢呂氏放射能発言
http://digital.asahi.com/articles/TKY201109120533.html
当事者が初めて語った「放射能失言」の裏側!VOL.2「鉢呂大臣の懇談に記者は出席していなかったが取材現場にいた」というフジテレビの言い分(17日に追記あり)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/19851
あえて「失言辞任」に異論を唱える。なぜ新聞、テレビは自分たちが知っているはずの「鉢呂発言」の事実を報じないのか本来、失言よりも問うべきは政策だ
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/19197
鉢呂経産相発言とメディアを検証する
http://webronza.asahi.com/politics/2011091600003.html
鉢呂「放射能」発言 伝聞情報検証せず偏って報じた印象と識者
http://www.news-postseven.com/archives/20110916_31376.html
鉢呂経産相辞任:会見要旨
http://mainichi.jp/photo/news/20110911k0000m010116000c.html
鉢呂経済産業相「説明しろって言ってんだよ!」辞任記者会見2011.9.10.wmv
http://www.youtube.com/watch?v=p69DF_QiCQo
鉢呂経産相辞任 記者クラブに言葉狩りされて
http://tanakaryusaku.jp/2011/09/0002887
鉢呂経産大臣辞任会見時のヤクザ言葉で罵倒した時事通信記者
http://www.youtube.com/watch?v=j_qQPQ4bsBk
経産相会見「ヤクザ言葉」記者 本人が鉢呂氏に謝罪
http://www.j-cast.com/2011/09/14107299.html?p=all
 

PageTop

SMAP北京公演、中国政府の意図は?

 SMAPの北京公演に4万人(3万人?)の観客が集まり、盛況だった様です。
 5月に来日した温家宝首相が直々にSMAPメンバーに中国公演を要請し、SMAPが訪中すると国賓級の待遇で歓迎されていました。こうした歓待の背景にある中国政府の思惑を日本のマスコミは解説しています。「SMAPを政治利用して日中両国民の悪感情を改善し、日中関係改善の糸口にしたい」というのが大方の見方のようです。

 

 本当に中国政府は関係改善を望んでいるのでしょうか。
 以下は温首相来日後に起きた出来事です。
 8月17日頃、中国空軍の戦闘機が日本の防空識別圏に侵入した上、中間線も越えて海自の電子偵察機EP3と画像データ収集機OP3を追尾しています。
 8月24日、中国の漁業監視船2隻が尖閣諸島の領海内に侵入して「魚釣島その他周辺諸島は中国の固有の領土である」「法にのっとり中国管轄海域において正当な公務を行っている」と主張しています。
 9月8日、ロシア軍の爆撃機の日本一周に合わせるかのように中国軍のY8情報収集機が東シナ海を南下し、日中中間線を越えて沖縄県・尖閣諸島の北100~150キロまで接近しています。
 中国政府が関係改善を望んでSMAPを招聘したなら、この様な挑発行為は控える筈です。

 

 中国政府の本当の思惑は日本のマスコミに中国政府が関係改善を望んでいると報道させ、「日本国民に中国は友好を望んでいる」と思わせることではありませんか。
 それにより、中国に対する日本の警戒感をやわらげさせ、友好を盾に中国は徐々に日本の国益を犯すつもりではないだろうか。

 

/////////////////////
SMAP中国・北京で初の海外公演
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4828441.html
温家宝首相、SMAPに「公演に来て」 都内で懇談
http://www.asahi.com/national/update/0521/TKY201105210446.html
人気グループ「SMAP」が中国・北京で初めての海外公演 約3万人の観客を前に熱唱
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00207685.html
ワイドショー通信簿】SMAP北京公演―開催に力入る中国政府のしたたか計算
http://news.livedoor.com/article/detail/5867493/
対中感情好転の切り札に=SMAP、指導者並みの厚遇-16日に北京公演
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011091500846
中国軍機、中間線越え 海自の情報収集妨害か
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110907/chn11090707040002-n1.htm
尖閣周辺に中国漁業監視船 警告に「中国固有の領土」と応答
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110824/crm11082411380009-n1.htm
ロシア軍機:日本周辺を一周 自衛隊機がスクランブル発進
http://mainichi.jp/photo/news/20110909k0000e040034000c.html

 

 

PageTop

梨田監督の後任に田中幸雄を押してみる

 日本ハムの梨田監督が今季限りでの退任を表明した。離されたとはいえ、まだ優勝争いをしている最中での異例の辞任表明だ。
 退任会見で梨田監督は「監督を含めた球団の人事作業を考え、このタイミングで発表させてもらった」と説明。辞任理由を「去年4位の成績でファンのみなさんに申し訳なかった。今季はことし一年限りということを心に決めて挑んだ。燃え尽きてことしを終わろうという思いは特に強かった。自分の中では卒業。もういいかなと」と話し、辞意を球団に伝えた時期を「8月下旬。なかなか返事をいただけなかったが、きのう正式に認めてもらった。自分の中では心苦しかったが、監督人事を含めた球団の作業があることを考えて早めに伝えた」と答えている。
 球団幹部は「慰留してきたが、本人の辞意が強かった」、「最終的な話し合いで球団側も受け入れた」と明らかにし、後任は「簡単に決められるものではない。これから」と話している。

 

 8月下旬に辞意が伝えられ半月あまり説得するも叶わず、辞任を受け入れたとの事だが、任期いっぱいまで勤めるにも拘らず、今、辞任表明する必要はあったのか。監督交代が決まったとしても直ぐには発表せず、公式戦が終わるまで待つのが普通だろう。公表しなくとも後任監督は水面下で探せばいいのだから。
 球団側か梨田監督に何らかの事情があったのだろうか。辞任報道が影響したのだろうか。

 

 梨田監督の辞任説は以前から出ていた。
 6月にはタイガースの成績不振により、真弓監督の交代説がささやかれ、時期監督候補の筆頭として梨田監督が噂されていた。「梨田監督が契約満了の今オフで日本ハムを辞め、関西に戻って1年間解説者をした後、真弓監督の任期が切れる来オフを待ってから阪神監督に就任する。」というシナリオも示されていた。
 8月27日にはスポーツ報知とデイリースポーツは球団が契約更新をせず、今季限りで梨田監督が退任すると伝えていた。いずれも、常勝軍団構築のための体制変更を理由とし、後任には元スワローズの野球評論家の栗山英樹氏を最有力候補としながら、白井一幸現横浜2軍監督の名前も挙げていた。
 退任会見では梨田監督から辞任を申し出たことになっているが、記事では球団側が見限ったことになっている。真相はどちらなのだろうか。

 

 後任監督には野球評論家の栗山英樹、OBの白井一幸横浜2軍監督、ヒルマン前監督、巨人の原監督、OBの新庄剛志など様々な名前が挙がっている。
 有力候補として栗山英樹氏が取り沙汰されているが、コーチの経験も無く、未知数だ。いきなり1軍監督に就任させるには冒険すぎる。ダルビッシュが抜けることによる人気の穴を有名人監督で埋めようとしても失敗するのではないか。弱くなっては元も子もない。
 なら、後任監督には誰が良いだろうか。田中幸雄1軍打撃コーチは如何だろうか。
 2009年から2軍打撃コーチを務め、今年は1軍打撃コーチになっていて経験もある。現役時代はミスター・ファイターズと呼ばれ、ファンには親しみも持たれている。ファイターズの歴史を体感してきてるので、大社オーナーが言う「球団の方針を理解してくれる人。球団がやってきたことを継承してもらいたい」にもピッタリだ。
 稲葉が監督になるまでの間の繋ぎの監督として田中幸雄は悪くないと思うのだが。ファイターズは繋ぎの野球が信条だから監督も繋ぎで。

/////////////////
【梨田監督トーク】自分の中では卒業
http://www.sanspo.com/baseball/news/110915/bsj1109151752005-n1.htm
2013年、阪神・梨田監督誕生の裏事情
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110628-00000302-playboyz-base
新庄氏、ハム来季監督候補に浮上
http://www.daily.co.jp/baseball/2011/08/27/0004408922.shtml
梨田監督が退任へ、後任に栗山氏最有力…日本ハム
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:BAlnu_XMdekJ:hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20110827-OHT1T00120.htm+%E6%A2%A8%E7%94%B0%E7%9B%A3%E7%9D%A3%E3%81%8C%E9%80%80%E4%BB%BB%E3%81%B8%E3%80%81%E5%BE%8C%E4%BB%BB%E3%81%AB%E6%A0%97%E5%B1%B1%E6%B0%8F%E6%9C%80%E6%9C%89%E5%8A%9B%E2%80%A6%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%8F%E3%83%A0&cd=2&hl=ja&ct=clnk&gl=jp

 


 

PageTop

「民主党のムネオ」、経産大臣を辞任する

 鉢呂氏を経産相に起用することに対し、野田首相は「TPPに慎重という立場で鉢呂吉雄氏を経済産業相に起用したわけではない。鉢呂氏は自身の考えは持ちながらしっかりと現実的な対応をする方だ。」^1と内閣発足時の会見で述べていたが、鉢呂経産相は不適切発言をめぐり9日で引責辞任することになった。
 毎日新聞の記事から検証する。

 

◆鉢呂経産相が辞任するまでの流れ
●9月8日、野田首相に同行し、鉢呂経産相が福島第1原発や原発から半径20キロの警戒区域を視察。^2
●8日午後11時過ぎ、鉢呂経産相が防災服を着たまま赤坂の議員宿舎に戻る。待ち構えていた10人程度の記者が鉢呂経産相を取り囲み、鉢呂経産相はたまたま近くにいた毎日新聞記者に近寄り、防災服をすりつける仕草をして、「放射能をつけたぞ」という趣旨の発言をする。この仕草の後、報道陣に「除染をしっかりしないといけないと思った」などと語る。^3
●9日午前、閣議後会見で、鉢呂経産相は視察した際の印象について「残念ながら周辺市町村の市街地は人っ子一人いない、まさに死の町という形でした」と発言。^2
●9日午後、この会見の発言に対し、野田首相は「不穏当な発言だ。謝罪して訂正してほしい」と要求し、鉢呂経産相は「被災地に誤解を与える表現だった。軽率だった。被災をされている皆さんが戻れるように、除染対策などを強力に進めるということを申し上げたかった」と釈明。^3
●9日夜、報道陣に対して、鉢呂経産相は「親しい記者さんたちがいて福島の厳しい現実があるということは話した。近づいて行って触れることもあったかもしれない。そういうこと(放射能をつけたぞ)は言っていないと思う。厳しい現実があるという話はした。真意は違いますから。」と述べる。^4
●10日昼、「放射能をつけたぞ」との発言に関し、野田首相は「そういう報道があることは承知している。実際に本人によく真意を確かめたいので、直接会う機会をなるべく早く取りたい」と表明。^5
●10日昼、鉢呂経産相は記者団に「全力を挙げて原発事故の収束に今後も頑張っていきたい」と述べ、続投する意向を示し、「放射能をつけた」とする発言について「一歩ぐらい(記者に)近づいた記憶しかない。しぐさはあったかもしれないが、言葉は記憶にない」と述る。^5
●10日午後7時、鉢呂経産相は野田首相と会談し、「野田内閣が発足した直後で大変ご迷惑をおかけするなかで、辞任の申し出をさせていただきたい」と辞任の意向を伝える。^6
●10日9時25分、鉢呂経産相は経産省で会見。^6
 辞任理由の質問に「一つは9日の会見で「死の町」と表現したこと。また(8日の)視察後に非公式の記者との懇談で、大半は視察の中身の真剣な報告をしたが、不信を抱かせる言動があったととらえられた。非公式の懇談ということで、一つ一つに定かな記憶はない。」。
 被災地を見たのに発言した心境の質問に「率直に私の見たままを表現した。県民を逆なでする意図はなかったが、適切な言葉がなかった。」。
 防災服をこすりつけることは本当にあったのかとの質問に「記者が現地に行っていないということで、大変厳しい状況を共有してもらう気持ちで、親しさを込めてそういう仕草に(なった)。非公式の記者懇という気安さもあった。(報道された発言をしたことには)否定的だが、そう言っても済まない問題だと思った。」。
 言っていないのに辞めるのかとの質問に「防災服にすり寄せたことはなかったと思うし、どういう言葉だったかは今の段階では分からない。そういった問題も含め判断した。」。^7

 

◆報道の流れ
●9日の閣議後会見で鉢呂経産相が「死の町」と発言したことに対し、『担当閣僚の発言として配慮を欠くとの批判も出そうだ。』と批判を促す記事が出る。^2
●「まさに死の町」発言に対し、野田首相の訂正要求が出され、野党が批判と報道。^8
●『報道陣の一人に近寄って防災服をすりつける仕草をし、「放射能をつけたぞ」という趣旨の発言をした。』との発言が今になって出てきて、『不用意な行動と批判されるのは必至で、原発を所管する担当閣僚としての資質が問われそうだ。』と更に批判を促す記事が出る。^9
●与野党から辞任の声があると報道。^3
●海外でも報道されると報道^10
●政権の危機感を煽る報道。^11
●地元からの批判の声を掲載。^12
●党内からも辞任論噴出と報道。^13
●自治体からの批判を掲載。^14
●『「放射能をつけたぞ」という趣旨の発言』が『やっぱり、ひどいと感じた。(記者に突然、服をなすりつけてきて)放射能をつけたぞ。』になる。^4
●辞任報道。^6
●辞任について様々な声を取り上げるが、概ね「当然の結果だ」と報道、^15

 

 マスコミが問題発言と騒ぎ立てる典型的パターンだ。
 まず、問題発言となりそうな発言を取り上げ、様子を見る。批判が起こらなかったらそれまでだが、広がり始めるとそれまで取り上げもしなかったネタを持ち出し、拍車を掛ける。そして、国民の声を取り上げ、皆が批判していて、海外まで広がっていると大事にする。発言内容や意味合いなどは検証されず、報道内容(論調)が真実と固定化される。こうなったら、反論してもまともに扱われず、更なる批判の種にされ火に油を注ぐことになり、発言者は追い詰められる。
 量が真実を決定し、質は問われない。

 

 若し、9日の閣議後会見で「死の町」発言が出ていなかったら、批判は起こらず、「放射能をつけたぞ」発言は表に出ていなかっただろう。記者が重大な問題発言と受け取っていたなら9日の朝に報道されているはずだ。小学生レベルの悪ふざけとしか認識していなかったのでは。だから、何と言ったかも記者はよく覚えていなかったため、『「放射能をつけたぞ」という趣旨の発言』などという曖昧な表現になったのではないか。

 

 では、正確には何と発言したのだろうか。各紙を比較する。
●朝日新聞『「放射能を付けたぞ」との趣旨の発言』^16、『「放射能をつけちゃうぞ」と発言』^17
●読売新聞『「ほら、放射能」と発言』^18
●毎日新聞『「放射能をつけたぞ」という趣旨の発言』^9『「放射能をつけたぞ」』^4
●産経新聞『「放射能をうつしてやる」といった言動』^19、『「放射能をうつしてやる」などと発言』^20
●時事通信『「放射能を付けたぞ」との趣旨の発言』^21
●日経新聞『「放射能をつけてやろうか」と冗談まじりに述べた』^22

 

 ニュアンスの違いもあるが、言ったとされる言葉自体が随分と異なる。同じ言葉を聴いたとは思えない差異だ。
 鉢呂吉雄は「言葉は記憶にない」と言っているが、記者達も確かな記憶が無いのだろう。鉢呂吉雄も取材した記者達も「放射能を付けるというようなことを言ったよな」程度の曖昧な記憶しかないのではないか。

 

 鉢呂吉雄は旧社会党出身で、自らを「民主党のムネオ」と呼び、鈴木宗男と強いつながりがあった人物だ。
 大臣が務まる能力があるとは思えないので辞任自体には反対しない。むしろ、辞任はもっけの幸いだ。ただ、後任も民主党議員がなると思うと悩ましい。

//////////////////////////////////////////////////////
^1;野田首相:会見内容(要旨)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110903ddm005010161000c.html
^2;福島第1原発:周辺市町村 鉢呂経産相「まさに死の町」
http://mainichi.jp/photo/news/20110909k0000e010089000c.html
^3;鉢呂経産相:「放射能つけた」発言 辞任やむなしの声も
http://mainichi.jp/photo/news/20110910k0000m010154000c.html
^4;鉢呂経産相:8日夜の報道陣とのやりとりと9日夜の主な説明内容
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110910mog00m010010000c.html
^5;鉢呂経産相:失言 民主内にも辞任論 首相「真意聞く」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110910dde001010015000c.html
^6;鉢呂経産相:辞任 「放射能」不適切発言で引責
http://mainichi.jp/photo/news/20110911k0000m010059000c.html
^7;鉢呂経産相辞任:会見要旨
http://mainichi.jp/photo/news/20110911k0000m010116000c.html
^8;鉢呂経産相:「死の町」発言を撤回 野党は追及の構え
http://mainichi.jp/photo/news/20110910k0000m010084000c.html
^9;鉢呂経産相:「放射能つけたぞ」記者に防災服をすりつける
http://mainichi.jp/photo/news/20110910k0000m010135000c.html
^10;鉢呂経産相:『ゴースト・タウン』…発言は海外でも報道
http://mainichi.jp/photo/news/20110910k0000m010159000c.html
^11;鉢呂経産相:「放射能つけた」発言 野田政権に強い打撃
http://mainichi.jp/photo/news/20110910k0000m010158000c.html
^12;鉢呂経産相:失言 福島「ふざけるな」「くだらない」の声
http://mainichi.jp/photo/news/20110910k0000m010155000c.html
^13;鉢呂経産相:「放射能つけた」発言 党内からも辞任論噴出
http://mainichi.jp/photo/news/20110910k0000e010021000c.html
^14;鉢呂経産相:失言 「決意」何だったのか 福島・原発周辺首長ら失望
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110910dde041010020000c.html
^15;鉢呂経産相辞任:「当然の結果だ」 深まる政治不信
http://mainichi.jp/photo/news/20110911k0000m010101000c.html
^16;鉢呂経産相、与党に辞任論=記者に「放射能付けたぞ」―首相、真意確認へ
http://www.asahi.com/politics/jiji/JJT201109100021.html
^17;鉢呂氏「放射能つけちゃうぞ」 「死のまち」発言は陳謝
http://www.asahi.com/politics/update/0910/TKY201109090709.html
^18;経産相の進退論拡大…首相が本人から聴取へ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110910-OYT1T00289.htm
^19;怒り通り越した悲しさ 原発周辺の住民
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110909/crm11090923270028-n1.htm
^20;鉢呂経産相、撤回し陳謝 8日には「放射能をうつしてやる」 野党は追及の構え
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110909/stt11090923530007-n1.htm
^21;鉢呂経産相、与党に辞任論=記者に「放射能付けたぞ」-首相、真意確認へ
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%c8%ad%cf%a4%a1%a1%ca%fc%bc%cd%c7%bd&k=201109/2011091000124
^22;経産相「放射能つけようか」 「死の町」発言は撤回 野党、批判強める
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E2EBE2E0968DE2EBE2EBE0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;at=DGXZZO0195166008122009000000

 

PageTop

福島第一原発に現れた不審人物が名乗り出る?

 8月28日、インターネット経由で福島第一原発をリアルタイムに映しだしている「ふくいちライブカメラ」に向かって不審な行動を取る人物が現れ、ニュースにも取り上げられた。
 その不審人物によると思われる書き込みが9月8日に現れた。書き込みがされたのは2ちゃんねるの「ふくいちライブカメラ関連 実況スレ29」。

http://pointatfuku1cam.nobody.jp/
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1996758.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1996756.jpg

 

 リンク先を確認すると「声明」と「不審人物と書き込んだ人物が同一と証明するための写真」が掲載されていた。長いので要約する。ただし、本文が不明瞭なので著者の言わんとする趣旨と異なるかもしれないことを予めお断りする。

■行った行為
 休日に職場である福島第一原発に行き、線量計を持ちマスクと防護服を着用した上で、事前の情報収集で把握していたライブカメラの前でスマートフォンを使って配信映像を確認しながら、カメラに向かって指をさした。

■声明を出す理由
 東京電力や政府が不審行動をした者を既に特定しているか、まだ特定していなくとも簡単に特定出来るであろうから、自ら名乗り出ることにより、所属した会社が不利益にならないようにお願いしたい。

■不審行動を取った理由
 作業員は過度な多重下請けで集められていて、それによる問題が起きている。例えば、「労働契約の不備、低賃金、保険未加入などの低待遇」、「不適切な労働環境」、「都合の悪い事の隠蔽」など。
 こうした問題に東京電力は適切に対応できない状況だ。
 雇用システムの問題であるから、東京電力が直接雇用するか、出来なければ適正賃金、保険加入、良好な労働環境が保障されるように管理業務を改善して欲しい。
 そうしないと大きな事故の発生を防げない。
 作業員に自己犠牲を強いるな。

■指差しした意図
 カメラを通して見ている者を指差す事で、一般人が「作業員は自分とは違う特別な人」と見ていて「他人ごと」と思っていることを指摘した。

■スマートフォンを見た理由
 指差しをスマートフォンを通して見ることで、自分も見ている者と同じで「批判される対象なのだ」ということを自戒するため。


 規則では無いことになっている多重下請けが横行していて、作業員は多大な搾取をされている。しかも、危険な職場にも拘らず保険などの社会保障が無く、健康管理もされていない。それなのに表面上は正常な管理が出来ていることになっている。作業員は全く守られていない。
 劣悪な労働環境を改善させようと意見しても握りつぶされるから、告発するパフォーマンスを行った。ということか。
 
 果たして、名乗り出た人物と指差しをした人物は同一なのだろうか。

■顔写真
 顔の一部を掲載しているが、動画の画像が荒くてよく分からない。

■ふくいちライブカメラの絵
 ライブカメラの設置状態を示している絵が掲載されているが、本当なのか確認のしようがない。
 ただし、東京電力関係者なら分かるでしょう。

2ちゃんねるに書き込み
 Jヴィレッジと思われる場所や作業者証と共に「◆AGkTn5GJOc」と書かれたメモが写っている。
 「◆AGkTn5GJOc」は2ちゃんねるで本人であることを示すためにトリップであるから、2ちゃんねるに書き込んだ人物と名乗り出た人物は同一である可能性が高い。
 名乗り出た時点では既に退職しているとの事だが、退職前にトリップを書き込んだ写真を撮影していることから、作業員だった時から2ちゃんねるに書き込む計画だったと思われる。

■原発内の写真
 Jヴィレッジや原発構内と思われる多数の写真が掲載されているが、本物なのか内部公開されていないため確認できない。しかし、内容からすると本物と思われる。
 名乗り出た人物が原発作業員だったことは間違いないだろう。

 

 名乗り出た人物と指差しをした人物を結びつける証拠はカメラの設置状態の絵しかなく、東京電力関係者しか確認できない。
 しかし、作業員だった者が危険を承知で不審人物を利用して愉快犯になるとも思えない。確証は無いが名乗り出た人物と指差しをした人物は同一人物ではないか。
/////////////////////
福島第一原子力発電所に謎の人物が出現! 日本国民「何かの警告かもしれない」
http://rocketnews24.com/2011/08/28/125895/
「ふくいちライブカメラ関連 実況スレ29」
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1314967894/967
 

PageTop

なでしこジャパン、予選通過の条件

 今日の夕方、なでしこジャパンの天王山となる北朝鮮戦が始まります。今日は中国オーストラリア戦もあり、今日の勝敗がロンドン五輪アジア予選通過に大きく左右します。

 ここまでの戦跡は表の通りです。
 
 タイは脱落、韓国はほぼ可能性は無くなりました。

 

 なでしこジャパンが予選を通過する条件(2位以内)を考えてみると、次のようになります。
◆日本が北朝鮮に勝った場合
 日本の1位通過決定です。
 最終戦の勝敗に関係なく、日本の勝ち点12を超えるチームは無くなります。
◆日本が北朝鮮と引き分けた場合
 オーストラリア中国に勝つか引き分けると日本の予選通過決定です。
 オーストラリアが勝つか引き分けると、最高の勝ち点はオーストラリアが9、中国が9で日本の勝ち点10を超えることはありません。
◆日本が北朝鮮に負けた場合
 中国がオーストラリアに勝ったとしても、次の中国戦に日本が勝つか引き分けると日本は予選通過します。
 引き分け場合でも日本は勝ち点10、中国が9なので、日本は北朝鮮以外のチームの勝ち点を上回ります。
 
 以上の通り、日本が連敗し、中国が連勝しない限り、日本は予選を通過できますが、やはり、なでしこジャパンには北朝鮮に勝って、気持ちよく1位通過して欲しいですね。

 

 その北朝鮮チームですが、女子W杯ドイツ大会でのドーピング検査(7月2日と6日)で主力の5選手が陽性(ステロイド)になり、出場停止になっています。そのドーピング陽性について北朝鮮側は「W杯直前に雷に打たれた選手の治療に鹿の角の成分が入った漢方薬を処方し、そこに違反成分が含まれていた」と弁明しています。
 そういえば、同大会の初戦のアメリカ戦(6月28日)に敗戦した後に金光民監督が「6月8日に落雷に遭い、5人以上が入院し、ゴールキーパーとストライカー4人が最も重傷で、MFも数人怪我をした。選手たちは万全の状態でなかったため、作戦通りにはいかなかった」と言い訳していますね。
 雷に撃たれたといっても、直撃ではなく迷走電流による感電の場合もありますから、必ずしも死亡する訳ではありませんが、重傷を負いながら20日で試合が出来るほど回復するとは。北朝鮮の医療技術は現代医学を遥かに凌駕しているのかもしれません。それにしても、鹿の角は奇跡の漢方薬だったのですね。
 落雷は言い訳にしか聞こえませんが、ドーピングが発覚する前に落雷に遭ったと言ってますから、雷に撃たれたのは本当かもしれません。ただし、将軍様の雷でしょうけど。

/////////////////////////
なでしこに追い風 北朝鮮5選手活動停止
http://www.nikkansports.com/soccer/world/news/p-sc-tp3-20110827-826049.html
W杯で負けた北朝鮮女子の呆れた言い訳
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/06/post-2170.php
電気による損傷
http://merckmanual.jp/mmhe2j/sec24/ch293/ch293b.html

PageTop

胡麻の油と喫煙者は絞れば絞るほど出るものなり

 5日の小宮山厚生労働相の「(1箱あたり)700円くらいまでは(値上げで販売量が減っても1本あたり税収が増えるため全体の)税収が減らない」、「たばこ増税は税収を上げるためではなく、健康を守るためのものだ。財務省の所管というのはおかしい」との発言が波紋を広げている。
 この発言に対し、藤村官房長官は「個人的な思いを述べられた。今後、関係省庁で議論され、検討を進めるべきものだ。」と個人的見解との認識を示し、安住財務相は「全く念頭になかった。ご高説は承ったが、所管は私だ」、「税という点でいうと、たばこだけを抜き出して議論するのはバランスを欠く」と否定的な見解を示した。
 相次ぐ個人的見解との発言に6日の会見で小宮山厚生労働相は「(たばこ税を)どこまで上げるかは財務省の所管。私が決めるわけではない」と釈明するも、「個人的意見ではなく、昨年の政府税制調査会厚労省を代表して申し述べた意見だ」と反発している。

 

 小宮山厚生労働相は「健康守るために増税する」 との意見だが、それなら「700円までは税収が減らないので、そこまで増税できる」との見解とは相容れない。
 若し、本当に禁煙を進めたいなら増税より禁煙外来の費用を無料化するほうが遥かに効果的だ。喫煙は依存症なのだから。2兆円もあるたばこ税の税収を財源にしたら禁煙外来の費用を無料化も可能だろう。
 しかし、喫煙者をゼロにする政策など本気で進める訳が無い。小宮山厚生労働相もたばこ税を当てにしているのだから。
 結局、取り易いところから取るという発想を「健康」を持ち出してカモフラージュしているだけだ。

 

 享保の改革の時に勘定奉行を務めた神尾春央は「胡麻の油と百姓は絞れば絞るほど出るものなり」と述べたとされている。依存から抜け出す事が難しい喫煙者も胡麻の油と同じで「絞れば絞るほど金を出す」と小宮山厚生労働相は考えているのだろう。

 

PageTop

水没したF-2を修理する合理性はあるのか

 航空自衛隊松島基地のパイロット育成用として使用していたF-2戦闘機が東日本大震災の津波により全18機が水没した問題で、防衛省は18機から使える部品を組み合わせる等して6機を修理して継続使用することにした。修理に必要な費用は約1150億円とのこと。
 
 6機を使用可能にするために1150億円掛かるとしたら、1機当たりのコストは約191億円になる。5月の報道では1機当たり50億~60億円の修理費と見込んでいたのに3倍以上になっている。この報道の1機当たりとは分母を18機にして計算していたのか。ただ、記事では「厳しい財政事情で、1機当たりの機体価格が約120億円のF2を新規購入できないことを受けた窮余の策だ」とも書いてあるので、やはり詳細な調査で費用が3倍に膨らんだと見るべきか。
 
 それにしても、機体価格が約120億円のF-2を191億円も掛けて修理する合理性はあるのだろうか。無理に修理しても水没した事による未知の故障リスクを抱えることを考えれば尚更だ。
 実戦配備しているF-2Aの運用のためにパイロット養成用の練習機が必要なのは分かるが、それなら、実戦配備しているF-2Aを練習機に回した方が良い様に思えるのだが。単座型を複座型に改造するのは無理なのか。無理だから1150億円掛けても修理することにしたのだろうか。
 修理するにしても、修理期間が5年もかかり、その間は新たな養成は代替措置が必要となる。ならいっその事、パイロット養成練習はその代替方法に完全に切り替え、減った機数分をFXの調達機数に上乗せした方が得策ではないか。1機当たり191億円も掛けるならFXの機数を増やした方が良いと思う。FXマルチロールファイターになるであろうからF-2代替としても使えるのでは。
 
/////////////////
震災で水没のF2戦闘機6機、修理し継続使用
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110903-OYT1T00757.htm
水没F2戦闘機「復活は3分の1」 修理費は1機あたり50億~60億円
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110519/plc11051901300006-n1.htm
 

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。