六丈記2

備忘録のようなもの

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中国高速鉄道事故2

◆中国の事故処理方針
 温家宝首相は「深い原因調査が必要だ」と24日に発言していたが、6日目の28日になってようやく現地入りし、病気のため遅れたと釈明しなければならなかった。一方、盛光祖鉄道相の「(24日)夕方までに運転を再開させる」と発言し、その通りになった。
 以上から推測すると、当初は中国鉄道省が事故処理を主導して行っていたようだ。

 

 事故発生後、中国鉄道省は早々と「落雷による設備故障が原因」との見解を示し、地方幹部を解任した。天災による事故として、早く終結させたかったのだろう。そのため、救出活動もそこそこに、調査活動もせず、車両を撤去を優先して営業再開を急いだ。中国の役人としては感覚

 

 中国全土が注目している中、車両が壊され埋められた。この強引な処理作業に民衆は怒り、のような非難を生んだ。更に、女児が救出されたことが火に油を注いだ。怒りの大きさにメディア規制も有効に作用しなかったようだ。
 これまで様々なデモを苦労して押さえ込んできた中央政府はこの状況に危機感を抱いたのだろう。25日に主導権が中国鉄道省から中央政府移ったと思われる。
 方針転換がされ、一度埋められた車両が掘り返えされる。

 

 その後の対応からすると中央政府の事故処理方針は次のようなものではないか。
①世論の批判が共産党に向かわないように鉄道省をスケープゴートにする。メディアの鉄道省批判は黙認するが、共産党批判は強権を持って潰す。
②事故原因については高速鉄道のイメージがあまり傷つかないものにする。
③被害者(遺族)を団結させないようにし、黙らせる。
④行政の最高責任者(温家宝首相)が直々に出ることで、中央政府は民衆の味方との印象を植え付け、早く幕引きする。

 

 ①については中国メディアも阿吽の呼吸で理解しているようだ。鉄道省が集中攻撃され、真相究明を求める動きは黙殺されている様子。ネット上でも工作活動がされているのではないだろうか。
 鉄道省がスケープゴートにされたのは権力闘争の面もあるのかも。

 ②について。信号設備の会社が原因に選ばれ、因果を含められた模様。国内の高速鉄道計画や輸出のことを考え、影響の少ないと思われる所を選んだのだろう。表向きはこの方向で押し通す予定か。
 ③については既に弁護士と被害者側に圧力を掛けている様子。被害者側の分断は進んでいるようだ。中国メディアも抗議行動は取材しなくなった。
 ④について。温首相は民衆側に立った発言をし、遺族も信じたいとしている。
 水戸黄門のような構図は批判を抑え、早期決着をさせられるだろうか。

-------------------------------
批判は鉄道省に集中…当局「ガス抜き」狙う?

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110727-OYT1T00851.htm
「温首相の言葉、信じたい」批判続ける遺族
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110728/chn11072821200015-n1.htm
中国高速鉄道事故「信号設備に欠陥」 人的ミスも重なる
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011072890130715.html
 

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中国の集合住宅が崩壊

 なでしこジャパンの話題で一色の中、中韓でビルに関するニュースがありました。

 

 7月19日、5日にソウルの39階建ての複合商業ビル「テクノマート」の振動騒ぎの原因がエアロビクスによるものと暫定的な結果が出され、原因が原因だけに日本のニュースでも驚きを持って伝えられました。
 翌日の20日にはソウルの風俗店街の3階建て雑居ビルが改修工事中に崩壊する事故が発生。前日のニュースもあってか、日本でも映像付きで報道されました。
 
 日本では報道されませんでしたが、韓国のビルの事件に隠れて中国でもビルの事故が起きていました。
 黒龍江省ハルビン市で21日早朝、1980年代初期に建てられた6階建ての集合住宅の一部が倒壊しています。
 午前3時半ごろ、住民が異音に気付き、壁の亀裂を発見。亀裂が成長し、危険を感じるほど大きくなったので他の住民にも避難を呼びかけ、全員が脱出。その数分後の4時20分ごろ、本格的な倒壊が始まり、建物の端の部屋が最上階まですべて崩れ落ちました。
 倒壊部分の隣にあった飲食店が2週間ほど前に取り壊され、大きな穴が開いていたとのこと。
 中国地震局工程力学研究所の被害調査チームは、「亀裂は生じていない。建物の構造も安定している。住人は恐がらなくてよい。これまで通り、安心して住んでよい」と語ったそうです。

 

 集合住宅の右端の1階部分に着目すると、右側の壁が沈み、天井スラブに大きな亀裂が出来ています。隣の土地の掘削工事により、集合住宅の右端の地盤が耐えられなくなって沈降し、鉄筋が入っていないため変形に耐えられず倒壊したように思えます。

 この状態で「安心して住んでよい」とは。さすが人間の命の価値が低い中国、安心のレベルが違います。

 


 

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エアロビ原因?韓国高層ビル謎の揺れ
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/korea/519040/
違法工事が招いた3階建てビルの崩壊…2人埋没=ソウル
http://japanese.joins.com/article/014/142014.html?servcode=400&sectcode=430
集合住宅が夜明けに倒壊、直前に察知し住民は脱出=ハルビン
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0721&f=national_0721_132.shtml
6階建て集合住宅倒壊で専門家「残った部分にはまだ住める」=中国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0722&f=national_0722_086.shtml

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中国高速鉄道事故1

中国高速鉄道事故、発生からその後の経過(28日まで)

01)7月23日午後8時34分(日本時間同9時34分)ごろ<1>、浙江省温州市温州南駅の手

前(永嘉-温州南間)で高速鉄道(甬台温高速鉄道)の追突事故が発生<2>。高架上で停車してい

た杭州発福州南行きの高速鉄道列車D3115号(16両編成)に北京発福建省福州行きの高速鉄道

列車D301号(16両編成)が追突し、D301号の先頭4車両が約25メートル下の地面に落下

した。D301は川崎重工業の技術供与で製造された「CRH2」型。D3115号はボンバルディ

ア社による「CRH1」型<3>。

 

02)地元の救助隊のほか中国軍兵士も出動し、徹夜態勢で乗客の救出活動が始まる。中国中央テレ

ビは24日未明、懸命の救出活動が続く現場の様子などを伝え、新華社は24日早朝時点で死者32

人、負傷者191人と伝えた<4>。

 

03)24日、中国鉄道省の王勇平報道官は「落雷による設備故障」が原因だったとの見解を示す<

5>。

 

04)中国鉄道部の共産党組織は24日、上海鉄道局の竜京局長、李嘉党委員会書記、工務電務担当

の何勝利副局長を免職することを決定<6>。胡錦濤国家主席は張徳江副首相を現場に派遣、鉄道省

などに対し事故原因の徹底究明を指示した<7>。後任の上海鉄路局長は安路生(45)<27>。

 

05)温家宝首相は24日、「落雷が原因との説があるが、深い原因調査が必要だ」と述べ、徹底し

た原因究明に取り組む考えを示した<8>。

 

06)24日午前、中国共産党中央宣伝部が国内メディアに対して事故の報道は新華社の配信記事を

使用し、独自取材に基づく報道をしないよう要求<9>。

 

07)現場で陣頭指揮に当たっていた盛光祖鉄道相は「(24日)夕方までに運転を再開させる」と

話す<10>。

 

08)中国当局は24日朝の時点で「車両内からの生命反応はない」と発表。生存者がいる可能性は

低いとして大規模な救助活動を打ち切り、重機を使った車両の撤去作業に重点が移された<12>。

午前中に高架橋から落下した運転室がある先頭車両が重機で粉々に砕かれ、土中に埋められる<11

>。夕方、追突されて高架橋にとどまっていた列車の最後尾車両から2歳の女児が約20時間ぶりに

救出される<12>。事故車両は24日夕までにすべて撤去された<25>。

 

09)鉄道省は24日の会議で、今後2カ月間にわたり全国で安全検査を行うことにした。各地の鉄

道当局が、列車の運行状況や制御系統などについて点検する<21>。


10)24日午後10時45分、鉄道部の王勇平報道官が現地記者会見。車体を埋め立て処理した原

因について、「これは 鉄道部の決定ではない。私も温州に到達した後、報告を受けて初めて知った。

報告者によると、埋め立て処理した原因は、救助現場のとなっている高架橋の下が泥沼で、複雑な環

境であり、救助をより良く行うために埋め立てるしかなかったということだった。私もこの説明を信

じている」<13>。追突した列車から運行記録装置(ブラックボックス)を回収したことを明らか

にし、「状況が判明すれば直ちに公表する」と明言<11>。「中国の高速鉄道技術は先進的だ」、

「われわれはなお高速鉄道に自信を持っている」とも発言<14>。

 

11)25日午前、先頭車両以外の落下した車両の解体作業も開始<15>。

 

12)25日午前、事故で不通となっていた同省寧波-温州間の営業運転を再開(高架橋の防護壁は

壊れたまま)<15>。

 

13)25日夕、遺族約40人が温州市政府庁舎前で抗議活動<16>。

 

14)25日、共産党中央宣伝部が国内の各メディアに対し、「政府の懸命な人命救助や市民による

自発的な献血活動など、プラス面のニュースを中心に報道するように」「高速鉄道の技術問題につい

て論評しない」「事故原因の分析については政府の発表内容と一致すること」「インターネット上の

情報や書き込みを転電しない」と通達<17>。

 

15)高速鉄道事故の調査チームは25日深夜、現場に残された車両の搬出に着手。追突した列車の

先頭車両を埋めた地面も掘り返す<18>。26日午前、地上に残っていた車両5両を搬出する<1

9>。

 

16)26日午後、政府から派遣された専門家の調査団が現地入りし、事故車両を調査<19>。

 

17)26日、温州市の警察当局が高速鉄道事故の死者39人のうち28人分の名簿を発表<20>

 

18)26日、温州市当局が管内の弁護士に対し、被害者らが法律的な援助を求めてきた場合、市司

法局の管理部門に報告し、独断で法律業務を行うことを禁止の通知<28>。

 

19)27日までに列車運行のための装置や信号を供給した国内メーカーが、「当社の製品に安全上

の問題はなかった」などとする声明を相次いで発表<22>。

 

20)27日、中国最高人民検察院(最高検)の責任者は担当者を現場に派遣したと述る<23>。

 

21)27日午前、温州南駅で当局の事故後の対応に不満を持つ遺族100人余りが抗議活動<24

>。

 

22)27日、中国当局は死者1人当たり50万元(約600万円)の賠償金を遺族全員に支払うと

発表<26>。

 

23)28日午前、温家宝首相が事故現場を視察。午後の記者会見で「調査の全過程を公開し社会の

監督を受ける」「装置や管理、メーカーの問題を徹底追及し、背後に腐敗問題があれば決して手をゆ

るめない」と言明<29>。

 

24)28日午前、国務院(政府)の事故調査チームは第1回全体会議を開き、「温州南駅の信号機

に重大な設計上の欠陥があったため落雷で信号機が故障し、赤信号を表示すべき区間の信号機が誤っ

て青信号を表示した」とする初期分析結果を報告<30>。

 

25)28日までに、信号設備を担当した「北京全路通信信号研究設計院有限公司」は「処罰を受け

入れ、責任者を処分する」、「心からおわびしたい」と謝罪する声明を出した。しかし、午後、記者

会見した同社幹部は、「原因はまだ調査中だ」として詳細な説明を拒否し、原因があるかどうかも明

言せず、「政府の最終的な調査結果を待っている」とした<31>。

--------------------------------------------
<1>:浙江省で高速鉄道2両が橋から落下 「新幹線型」車両、脱線事故か
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110724/chn11072401580006-n1.htm
<2>:中国高速鉄道:通常速度で追突か 現場で体験乗車
http://mainichi.jp/select/world/asia/news/20110727k0000m030106000c.html
<3>:中国鉄道事故死者35人に…「落雷で設備故障」
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110724-OYT1T00621.htm
<4>:死者32人、190人超負傷 制御装置に重大な問題か
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110724/chn11072409050007-n1.htm
<5>:原因は「落雷による設備故障」中国鉄道省 専門家からは疑問も
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110724/chn11072418570009-n1.htm
<6>:上海鉄道局の局長、党委員会書記、副局長が免職
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2011-07/25/content_23066057.htm
<7>:死者43人に負傷者は190人以上 鉄道局長ら幹部3人更迭
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110724/chn11072422230012-n1.htm
<8>:中国首相「深い原因調査が必要だ」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110725/chn11072500180000-n1.htm
<9>:独自報道認めず 当局、責任問う声封じ込め狙う?
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110725/chn11072508100002-n1.htm
<10>:鉄道省と新華社が死者数“食い違い” 事故原因より撤去作業優先
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110725/chn11072509390004-n1.htm
<11>:高速鉄道脱線 先頭車両、砕き埋める 「証拠隠滅」批判の声
http://mainichi.jp/select/world/news/20110725dde001030025000c.html
<12>:高速鉄道脱線 早期幕引きに反発 救助打ち切り後、女児発見
http://mainichi.jp/select/world/news/20110726ddm001030056000c.html
<13>:鉄道部 車体を埋め立て処理した原因を解明
http://j.people.com.cn/94475/7450550.html
<14>:「技術は先進的」「なお自信持っている」鉄道省報道官が強調
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110725/chn11072511280006-n1.htm
<15>:早くも運転再開! 別の車両の解体作業も開始
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110725/chn11072512520007-n1.htm
<16>:「救助おろそか」遺族抗議 鉄道省に釈明求める
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110725/chn11072522390013-n1.htm
<17>:「プラス面のみ報道を」メディアに通達
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110726/chn11072607090005-n1.htm
<18>:高速鉄道脱線 車両掘り返し調査へ 救助活動終了後、女児生還で批判
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2011/07/26/20110726dde001030033000c.html
<19>:埋めた車両を掘り出し 「証拠隠滅」批判受け
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110726/chn11072613180013-n1.htm
<20>:列車事故の死者名簿発表
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110726/chn11072620080018-n1.htm
<21>:2カ月かけ全国で安全検査 中国鉄道省
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110726/chn11072621410020-n1.htm
<22>:「当社製品は安全上の問題なし」 納入企業が“責任なすりあい”
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110727/chn11072711410002-n1.htm
<23>:検察、刑事責任追及へ 「人災」との批判受け
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110727/chn11072712280003-n1.htm
<24>:「天災ではない」遺族100人、当局へ抗議活動 警官ともみ合いも
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110727/chn11072712390004-n1.htm
<25>:事故車両、穴に埋める 「事故原因隠蔽では」「生存者いるかも」…ネットで反発渦巻く
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110725/chn11072510520005-n1.htm
<26>:高速鉄道脱線 賠償1人600万円 当局発表
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2011/07/27/20110727dde001030025000c.html
<27>:安路生氏、上海鉄路局長に
http://jp.eastday.com/node2/home/xw/sh/userobject1ai60572.html
<28>:高速鉄道脱線 温州市当局、弁護士の独断業務禁止 遺族らの相談「報告せよ」
http://mainichi.jp/select/world/news/20110728dde007030025000c.html
<29>:「調査の全過程を公開」温首相現場会見、当局「人災」認める
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110728/chn11072817240009-n1.htm
<30>:中国高速鉄道、信号「赤」に変わらない重大欠陥
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110728-OYT1T00504.htm
<31>:信号設備企業が謝罪声明 会見では説明拒否
 

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中国漁船衝突事件、2回目の起訴相当議決

中国人船長強制起訴へ、尖閣沖衝突で検察審議決
 中国漁船衝突事件で、那覇検察審査会は21日、不起訴(起訴猶予)となった中国人船長(42)について、公務執行妨害罪などで起訴すべきだとする「起訴議決」をした。船長は那覇地裁が指定する弁護士により、強制起訴されるが、既に帰国している。起訴状の送達には中国政府の協力が必要なため、船長に送達される可能性は低く、裁判が開かれない公算が大きい。
 審査会が認定したのは、公務執行妨害罪のほか、外国人漁業規制法違反、建造物損壊罪。議決書によると、船長が漁船を海上保安庁の巡視船に衝突させたのは計画的ではなかったとする地検の判断について、「(現場を撮影した)動画を見る限り、故意に衝突させたことは明らかだ」と判断。
 さらに、同審査会が4月に公務執行妨害罪について、6月に外国人漁業規制法違反などについて、それぞれ「起訴相当」と議決した後も、「中国当局への情報提供や捜査共助を申し入れておらず、再捜査を尽くしたとは言えない」と指摘。「民意を表明し、市民の正義感情を反映させるため起訴すべきだ」とした。

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110722-OYS1T00156.htm
読売新聞より一部引用


尖閣衝突の中国人船長、強制起訴へ
~略~
 那覇地検の平光信隆・次席検事は「理解を得られず残念だが、必要な捜査は行った」と述べた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110721-OYT1T00759.htm
読売新聞より一部引用

 

「日本の司法手続き無効」船長強制起訴議決に中国
 中国外務省の馬朝旭報道官は22日、中国漁船衝突事件で、那覇検察審査会が21日に中国人船長を強制起訴すべきだと議決したことについて「中国公民に対する日本のいかなる司法手続きも不法で無効だ」との談話を発表した。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/diplomacy/519405/
一部引用

 

 

 4月18日に那覇検察審査会が1回目の起訴相当議決をした後、那覇地検は補充捜査をして「計画性なし」「再犯の恐れなし」「中国漁船による操業も激減している」との理油から、6月28日に再び不起訴<1>にしている。
 この不起訴を受けて、2回目の起訴相当議決がされた訳だ。これにより、指定弁護士によって起訴手続が行われることになった。

 

 起訴手続が開始されると、裁判所は被告人に対して起訴状の謄本を速やかに送達しなければならない<3>。2ヶ月以内に送達出来ない場合は公訴の提起が効力を失ったとされ、公訴棄却になる<4>。
 公訴棄却となったとしても、公訴棄却の理由とされた手続的瑕疵が除去されれば、再訴し直すことができる<9>そうなので、一事不再理の効力が発生せず、起訴状が送達出来れば刑事手続を進められそうだ。

 

 起訴状の送達は民事訴訟法が準用され、中国の管轄官庁又は駐中日本大使、公使若しくは領事に嘱託されるようだ<6>。
 中国政府は日本の司法手続きを認めていないため、中国の官庁が起訴状の送達を引き受けるはずも無い。ならば、日本の大使等が直接届ければよさそうだが、これについても相手国の同意が必要と民事訴訟法上は解釈されているようである。つまり、相手国の同意ない送達は日本の民事訴訟法では不適法とされてしまうのだ。
 ただし、民事訴訟法第110条<7>には第108条よっても送達をすることができないと認めるべき場合は公示送達できるようなので、
公示送達が可能かもしれない。
 公示送達されると裁判所の掲示板に掲示され、外国の場合なので6週間経過すると送達の効果が発生する。
 公示送達が成立しても、
中国人船長が自ら日本に入国すれば別だが、中国政府が船長の身柄を日本に引き渡すことは考えられないため、被告人不在で開廷出来ないだろう。結局、法廷が開かれないまま係属事件として存続することになるのではないか。

 

 裁判は期待できないが、指定弁護士による補充捜査の過程で隠されていた事実が明らかになる事を期待するだけだ。

 

※訂正
民事と刑事を途中で混同してしまい、公示送達に言及しましたが、刑事裁判では公示送達は認め

られていません。
-----------------------------------------------
<1>:中国人船長再び不起訴 那覇地検

http://mainichi.jp/select/world/news/20110629k0000m040082000c.html
<2>:刑事訴訟法

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO131.html
<3>:刑事訴訟法 第二百七十一条
1 裁判所は、公訴の提起があつたときは、遅滞なく起訴状の謄本を被告人に送達しなければならない。
2 公訴の提起があつた日から二箇月以内に起訴状の謄本が送達されないときは、公訴の提起は、さかのぼつてその効力を失う。
<4>:刑事訴訟法 第三百三十九条
1 左の場合には、決定で公訴を棄却しなければならない。
 一  第二百七十一条第二項の規定により公訴の提起がその効力を失つたとき。
 二  起訴状に記載された事実が真実であつても、何らの罪となるべき事実を包含していないとき。
 三  公訴が取り消されたとき。
 四  被告人が死亡し、又は被告人たる法人が存続しなくなつたとき。
 五  第十条又は第十一条の規定により審判してはならないとき。
2 前項の決定に対しては、即時抗告をすることができる。
<5>:民事訴訟法

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H08/H08HO109.html
<6>:民事訴訟法 第百八条
外国においてすべき送達は、裁判長がその国の管轄官庁又はその国に駐在する日本の大使、公使若しくは領事に嘱託してする。
<7>:民事訴訟法 第百十条
1 次に掲げる場合には、裁判所書記官は、申立てにより、公示送達をすることができる。
 一 当事者の住所、居所その他送達をすべき場所が知れない場合
 二 第百七条第一項の規定により送達をすることができない場合
 三 外国においてすべき送達について、第百八条の規定によることができず、又はこれによっても送達をすることができないと認めるべき場合
 四 第百八条の規定により外国の管轄官庁に嘱託を発した後六月を経過してもその送達を証する書面の送付がない場合
2 前項の場合において、裁判所は、訴訟の遅滞を避けるため必要があると認めるときは、申立てがないときであっても、裁判所書記官に公示送達をすべきことを命ずることができる。
3 同一の当事者に対する二回目以降の公示送達は、職権でする。ただし、第一項第四号に掲げる場合は、この限りでない。
<8>:公示送達

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E7%A4%BA%E9%80%81%E9%81%94
<9>:一事不再理に関する一考察 5p

http://daigakuin.soka.ac.jp/assets/files/pdf/major/kiyou/19_houritsu2.pdf

 

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オールスターゲーム ファイターズの武田勝

 マツダオールスターゲーム第1戦は9-4で全セが勝ちましたが、5回の1イニング4本塁打はオールスター新記録だそうです。ということは、1イニングに4本もホームランを打たれたピッチャーは過去いなかったわけですね。

 

 不名誉な記録を樹立してしまった武田勝ですが、チームではダルビッシュに並ぶ投手です。
 今年のこれまでの成績は登板数14回(8勝5敗)自責点13点 防御率1.21 。打線の援護がなく5連敗しているので勝ち星は延びてませんが、防御率はリーグ1位です。被本塁打も4本でダルビッシュより1本多いですが、田中将大よりは2本少ないです。
 それが1イニングで今年打たれた本数と同じ本塁打を打たれるとは。球威で押すタイプではなく、群を抜いたコントロールを活かした技巧派投手ですので、捕手が変わると難しいのかな。

 大崩しない武田勝投手がこれだけ打たれるのは珍しいので、オールスターゲームで厄落としをしたと思って、後半戦はまた活躍してください。

 

 ちなみに武田勝とはこんな人。


「武田勝 伝説」で検索すると人となりが楽しめます。

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なでしこジャパンとナウシカ

 検索していたら、「澤がナウシカ状態」という文字に目が留まり、掲示板を表示すると、「風の谷のナウシカ」のハイライトシーンの伝承の台詞と共に沢の写真が載っていました。
 
 「その者青き衣をまといて金色の野に降り立つべし。失われし大地との絆を結び、ついに人々を青き清浄の地に導かん。」<1>

 

 

 放射能汚染のニュースが絶えない日本を考えると、この写真と台詞はあまりにも合致していて、予言のようです。
 誰が気付いたのかは知るよしも無いですが、よく気付いたものです。後半の部分の「人々を青き清浄の地に導かん。」も現実に為ると良いのですが。ただし、沢が政治家になるという意味ではなくて。

 

 よく出来ているので、記録の意味を込めてエントリーしました。

 

<1>:風の谷のナウシカ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E3%81%AE%E8%B0%B7%E3%81%AE%E3%83%8A%E3%82%A6%

E3%82%B7%E3%82%AB

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なでしこジャパン、沢は誉

 7月18日早朝、FIFA女子ワールドカップ決勝、日本対米国が始まった。
 なでしこジャパンの布陣は4-4-2。対する米国も4-4-2。
 米国のエースはFWワンバック。「4バックなのにワンバックとは如何に。フォワードなのにワンバック呼ぶが如し」などと下らぬ事を考えていると、序盤からいきなり米国が圧倒し始めた。「女子サッカーのバルセロナ」と呼ばれ、スウェーデン戦で見せた華麗なサッカーは鳴りを潜めた。パスは繋がらず、ボールコントロールも覚束ない。
 前半、ワンバックに決定的なシュートを放たれ、「やられた」と思った瞬間、ボールはバーを叩いた。今日の試合はツイている、「負けない」と感じた瞬間だった。かといって、勝てそうな雰囲気ではなかった。
 後半、先制されたが追いついた。延長に入っても先制されたがまた追いついた。先制されても「大丈夫、追いつける」と思っていた。なでしこジャパンは見ているものも諦めさせなかった。
 PK戦に突入し、「勝った」と直感した。なでしこジャパンの選手の笑顔と米国の選手の強張った表情がそう感じさせたのか。PKが始めっても余裕を持って見ていられた。南アフリカのPKの時のドキドキ感は全くしなかった。
 PK戦はGK海堀が2本を止める活躍で、3-1の勝利。

 

 沢穂希はMVPに選ばれ、得点王も獲得<1>。そして、今大会で釜本邦茂の日本代表最多得点記録を抜いた。沢にとっても最高のワールドカップだったに違いない。
 「名前負け」なんて言葉があるけれど、沢の場合は正しく「名は体を現す」だ。「ホマレ」の名前の通り、「誉」を体現した。心からおめでとうと言いたい。

 

 試合は日本14本に対し米国は27本のシュート。佐々木監督が言うように試合内容は負けていた<2>。実力的にはまだ米国の方が上だろう。しかし、実力通りに行かないのが勝負事。
 試合後、米国のGKホープ・ソロは「何か大きな力が日本を味方していたと感じた」と語った<3>。
 改めて、沢のゴールシーン<4>を見ると、よく入ったなと思う。終了近くにこんなスーパープレイで追いついたのだから、ソロがそう感じるのも無理は無い。
 なでしこジャパンの「諦めない精神力」が観戦している者に希望を失わせず、敵に「漠然とした力」を感じさせたのだろうか。

 

 最後に、なでしこジャパン、世界一おめでとう。そして、ありがとう。
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<1>:沢がMVPと得点王=サッカー女子W杯
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20110718-00000019-jij-spo.html
<2>:佐々木監督「試合内容は負けていた 内容的には反省点がある」
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2011/07/18/kiji/K20110718001236280.html
<3>:W杯決勝で敗れた米国なでしこジャパンの粘りに脱帽
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-22243120110718
<4>:Japan2:2 a.e.t. 3:1 PSOUSA
http://www.fifa.com/womensworldcup/highlights/video/video=1476533/index.html

 

 

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韓国誤射事件の考察4

 韓国誤射事件の考察3の続き。

 

 哨兵は空砲2発、実砲97発を発砲したしたことになっています。空砲と実砲が混在しているいのは何故でしょうか。推測すると事故防止のために1発目は空砲が装填してあったのではないでしょうか。空砲が使用された理由として自然だと思います。そう理解すると、発砲したのは二人となります。
 また、発砲した玉数は部隊が残った弾数から割り出したものでしょう。その時、空薬きょう数も確認したでしょうか。空薬きょうが99個無ければ、99発発砲していない可能性も残るのです。おそらく、散らばった空薬きょうを拾い集めるなんて面倒な事はしていないと思います。

 

 哨兵は警告射撃をしたと言っていますが、自己申告です。本当に警告射撃をしたとの確証はありません。「韓国誤射事件の考察3」で推論したように、哨兵達にはOZ324便が見えていなっかたと思います。発砲した時刻にたまたま近くを飛んでいたのがOZ324便だったので、アシアナ航空機に警告射撃とされてしまっただけではないかと。
 それに、実際に何発撃ったのかも裏付けは取れていないと思います。

 

 何故、哨兵達は発砲したのでしょうか。
 そこで、幾つかの可能性を考えて見ます。
◆数発だけしか発砲していない場合
①弾薬を紛失したことを隠すため、警告射撃をしたと報告。
警告射撃をしたと報告し、数十発を着服。
◆99発全て発砲していた場合
③船舶のライトを飛行物体と見間違えた。
④鳥などを的にして遊びで射撃し、それを誤魔化すため、警告射撃をしたと報告。
⑤ストレスが極度に蓄積していて、乱射を起こしてしまい、発覚を恐れて、警告射撃をしたと報告。
韓国側が把握していない飛行物体が存在していた。

 

 韓国軍では社会問題になる程、軍隊内でのいじめが苛烈です。この哨兵達が所属していた海兵隊第2師団では7月3日に兵士が首つり自殺<1>、4日に乱射事件<2>が起きています。この様な深刻な事件が発生していることから、この部隊のいじめは余程酷かったのでしょう。

 

 この様な状況を踏まえ、それぞれの場合を愚考します。
 ①について。若し、装備品を紛失してしまったら、上官によるいじめを恐れ、隠蔽する心理が強く働くでしょう。後先考えずに隠蔽工作をし、それが大事になったとしても、不思議ではありません。
 ②について。借金があり切羽詰っていたなら、考えられなくも無いですが、横流しルートを持っていなければならないので、可能性は小さいと思います。
 ③について。危険物積載船には赤の点滅灯<3>を設置してあるそうで、哨兵の「赤い光が点滅し、「ウーン」とする音も聞こえた。」、「飛行機がこれほど接近したのは初めて」という証言に条件は近いです。暗さと霧で船体が見えなかったとしても、他のライトも点灯しているはずなのに、赤の点滅灯だけに言及しているため一寸合点がいかない。
 ④について。ストレス発散と暇つぶしを兼ねて、2人で競って撃ったとするには、動機が軽すぎる気がします。
 ⑤について。この部隊の雰囲気を考慮すると、錯乱して、乱射ということもありそうですが、マガジンを交換していることや2人が発砲している(推定)ことからして、可能性は小さいと思います。
 ⑥について。若し、北朝鮮の木製ステルス飛行機が隠密裏に侵入したとするなら、ライトなど点灯しないだろうし、民間機ならレーダーで捕捉されているでしょうから、これも可能性は小さいと思います。
 よって、発砲原因として可能性が高いのは①か③かな。

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<1>:海兵隊兵士が首つり自殺 乱射事件と同じ師団 韓国軍、いじめの有無調査
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110708/kor11070807000000-n1.htm
<2>:海兵隊、いじめ深刻=銃撃事件で表面化-韓国
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011070800661
<3>:日本船燈株式会社
http://www.nipponsento.co.jp/item_ship/no03_05.html
 

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松本復興大臣の暴言と報道姿勢

 松本龍復興担当相がは5日午前、「発言」の責任を取り、大臣を辞任した。
 辞任が決まったためか、テレビでは発言に対して前日より激しい批判が巻き起こっていた。大谷昭宏<1>などは前日のニュースで、自民党が国会で松本復興大臣を追求する姿勢を示したことに対し、復興が遅れると自民党を批判していたにも拘らず、バッシングに転じていた。

 

 7月3日、松本復興大臣は岩手・宮城両県を訪問し、後に暴言と批判される発言をしていた。
 宮城県庁では村井知事が応接室で待たせたことにとに立腹し、下記の発言。
①「県でコンセンサスを得ろよ。そうしないと我々は何もしないぞ。ちゃんとやれ」
②「今、後から自分入って来たけど、お客さんが来るときは自分が入ってからお客さんを呼べ。いいか。長幼の序がわかってる自衛隊ならそんなことやるぞ。わかった?」
③「今の最後の言葉はオフレコです。みなさん、いいですか。書いたらもう、その社は終わりだから。」
 岩手県庁では、達増知事に下記の発言。
④「知恵を出したところは助けるが、知恵を出さないヤツは助けない」
⑤「九州の人間だから、東北の何市がどこの県とか分からない」
が辞任に至る経緯を振り返る。
<2、3>

 

 この両県での発言をマスコミは最初、どの様に報道していたのか確認する。
 上段にメディア名、掲載時間。下段に取り上げた発言の番号。

○東北放送(TBS系列) 7月3日夜<2>
 ①②③
○時事通信 7月4日1:28<4>
 ①②④⑤
○読売新聞 7月3日22:48<5>
 ①②④⑤
○朝日新聞 7月4日2:02<6>
 ①②④⑤
○毎日新聞 7月3日22:21<7>
 ①④
○産経新聞 7月4日0:00<8>
 ①
○日経新聞 7月4日0:15<9>
 ①④
○NHK 7月3日22:16<10>
 ①②
○フジテレビ 7月3日18:38<11>
 ④⑤
○テレビ朝日 7月4日5:50<12>
 ①
○TBS 7月4日5:01<13>
 ①②③
※日本テレビ、テレビ東京は確認できず。

 

 松本前大臣の発言を問題視するところ、しないところ、色々だが、「書いたらもう、その社は終わりだから。」とのマスコミに対する恫喝を伝えたのは東北放送とそのキー局のTBSだけだ。
 この恫喝を一般人が聞いても酷いと感じるのに、当事者のマスコミにしたら言論統制、職権乱用と猛反発するのが当たり前だろう。しかし、多くのジャーナリストはそうではなかった。
 松本前大臣<14>は部落解放同盟の元副委員長で同和団体に影響力を持っているため、恐い存在と認識されていて、怖気づいたか。

 

 それでも、批判が広がり始めると、問題視していなかった社までが乗り遅れまいとバッシングを始め、エスカレートした。突出すると反撃が怖いが皆がやると安心という心理なのだろう。いじめの構図と同じだ。これが日本のジャーナリズムの本質だ。

 

 それにしても、平気で会社を潰すと言える松本前大臣。「マスコミなど簡単に潰せる」との感性を持っているのだろう。その感覚は何処から来るのだろうか。やはり、同和団体の影響か。


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<1>:大谷昭宏
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%B0%B7%E6%98%AD%E5%AE%8F
<2>:松本龍復興相が宮城県知事にブチギレ! 「今のはオフレコ。書いたらその社は終わり」と言うも東北放送が報じる
http://rocketnews24.com/2011/07/04/109547/
<3>:「書いたら、その社は終わりだから」 松本復興相「脅し」に屈しなかった地元テレビ
http://www.j-cast.com/2011/07/04100429.html?p=all
<4>:「知恵出さないと助けない」=松本復興相、岩手、宮城で発言
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2011070400008
<5>:復興相「知恵出さない奴は助けない…つもりで」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110703-OYT1T00630.htm
<6>:松本復興相、岩手・宮城両知事にきわどい発言連発
http://www.asahi.com/politics/update/0703/TKY201107030246.html
<7>:松本復興担当相岩手、宮城知事と会談「復興は知恵合戦」
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110704k0000m040101000c.html
<8>:「突き放す時は突き放す」復興相が被災地知事に注文
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110704/plc11070400030000-n1.htm
<9>:松本復興相「突き放すことも」 被災地知事に相次ぎ注文
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E2E1E2E0EA8DE2E1E2E5E0E2E3E38297EAE2E2E2;at=DGXZZO0195166008122009000000
<10>:“仮設住宅孤独死 対策急ぐ”
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110703/t10013943941000.html
<11>:松本復興担当相、岩手・達増知事と会談 ボールをけって復興のキックオフをアピール
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00202671.html
<12>:【震災】松本大臣が被災地で“厳しい”注文
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210704002.html
<13>:松本復興相、宮城県の村井知事を叱責
http://news.tbs.co.jp/20110704/newseye/tbs_newseye4766890.html
<14>:松本龍
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E9%BE%8D_(%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AE%B6)

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韓国誤射事件の考察3

 韓国誤射事件の考察2の続き。

 

 哨兵2人が見た光景はどの様なものだったでしょうか。
 現場検証をしなければ分からないことですが、それができないため、推測してみます。

 

 6月17日のソウルの日の出時間は5時10分、市民薄明開始時間は4時39分です<1>。市民薄明<2>とは「灯火なしで屋外の活動ができる」目安の時間ですから、事件のあった4時はまだ暗い状態です。更に、軍関係者によると「霧がかかった状況」だったということ。
 「未確認飛行物体が見えた」「この飛行物体では赤い光が点滅」とのことですが、霧がかかったまだ暗い状態では双眼鏡を使っても機体は全く見えなかったでしょう。点滅する赤い光が移動するのを視認したということでしょうか。

 

 旅客機が発する光を調べたところ飛行中は下図の様に発光しているようです<3>。


 航空灯は主翼の左が赤色灯、右が緑色灯、尾翼が白色灯で常時点灯。
 衝突防止灯は胴体の上下にあり、赤色の閃光が点滅。
 ストロボライトは主翼の左右にあり、白色の閃光が点滅。(飛行中の旅客機を見たところ、機尾にもありました)

 

 実際に飛行中の旅客機を入りから暗くなるまで肉眼で観察したところ、旅客機のライトについて次のことが分かりました。
○暗くなるほどコントラストがハッキリして認識しやすく、薄明るい場合より遠くまで視認は出来る。
○航空灯<衝突防止灯<ストロボライトの順で遠くまで視認は出来る。
○ストロボライトは見る角度によって見え方がかなり異なる。横からは主翼のストロボライトが目立つが、機尾のストロボライトは見えない。後からはその逆。
○雲の中に入ると視認出来ない。
○遠く離れるとライトの位置の違いが分からず、点に見える。
○10km以上(推定)離れると点滅する星に見える(後方から見た場合)。

 

 以上のことを参考にして、事件現場での見え方を推測します。
 事件現場で発生していた霧の濃度が分かりませんが、霧がかかっていると認識するような状況なら旅客機のライトは見えなかったと思います。若し、見えたとしたら、4:00の時点では主翼のストロボライトが、4:02の時点では機尾のストロボライトが、白く点滅する星のように見えたはずです。本当に赤い点滅光を見たのでしょうか。
 また、位置関係からすると旅客機の光の移動は(哨兵から見て)最初は左下に向かい、2分後には下方向に移動するだけとなり、水平線に消えたはずです。この光景を見て、警告射撃を続けるとはとても思えないのですが。

 

 哨兵は「ウーン」とする音も聞こえたと言っていますが、本当でしょうか。
 経験上、水平方向に13kmも離れると旅客機の音など聞こえません。
 大気の状態で、音の伝わる距離は変わります(昼と夜では夜の方が遠くまで伝わる)が、それでも、この距離では聞こえないのではないでしょうか。それに、対空監視哨所は海岸近くにあるようなので、波の音も聞こえたはずです。小さな音を聴認するには条件が決して良くありません。
 軍関係者が「喬桐島哨所の場合、午前4時、霧がかかった状況で飛行機の音が普段より大きく聞こえるが、民航機と戦闘機の音ははっきりと区別される」と言ってますが本当なのでしょうか。「普段より大きく聞こえる」ということは普段でも旅客機の音が聞こえるということでしょう。日中でも聞こえるとは思えないのですが。どうも眉唾です。

 

 旅客機の視認と聴認の面から考えると、哨兵達がアシアナ航空OZ324便を認知していたとは思えません。実際にOZ324便に向けて発砲したのでしょうか。

 

続く。

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<1>:日本と世界の日の出日の入り時間情報
http://www.motohasi.net/Misc/WorldSun.php
<2>:国立天文台
http://www.nao.ac.jp/QA/faq/a0102.html
<3>:旅客機サイト:THREE DIMENSIONS(04:飛行機のライト)
http://rinworld.web.fc2.com/index.htm


 

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