六丈記2

備忘録のようなもの

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自称東電社員は日本に居られるか

自称・東京電力社員が問題発言「給料カットで福島も柏崎もメルトダウンする」「ブレーカー落としてか

ら文句を言え」

 

 自称・東京電力社員がインターネット上で「給料カットしたら福島も柏崎もメルトダウンする」という内容の発言し、大きな問題となっている。
・自称 東京電力社員のコメント
「最近ウチの会社バッシングする奴らの意見見てるとお前等日本出てけよって思う。外国なら安全だよ? 銃社会だから撃たれても文句言えないけど」
「何かみんな勘違いしてるから、久々にあらぶってみた」
「ああそうそう、なんでウチの社員に給与出すんだなんて言ってる人たちがいるけど、ウチの社員結構現金な人多いから、給与カットした瞬間に仕事しなくなるよ。福島も柏崎も同時にメルトダウンするし関東も大停電して復旧しない。それでもいい?ww」
「ちなみに冗談のように聞こえるけど、働いてる社員がやる気なくして全員帰ったらメルトダウンだって普通になるし、首都大停電も普通に起きる。これは紛れもない事実」
「そして年収20%OFFの話を受けて作業能率が2割落ちたのも本当の事。マジで皆のやる気が落ちてたww」
「まあいいや。今日本で一番嫌われてる東電社員ですよ私はええ。いまさらばらしても何も怖くないね」
「まあ、正直な話ウチの下層部は皆真面目にやってますよ。 ダメなのはほとんどが上層部。 だからその下層部を乏しめるネット住民はよくよく考えれば糞みたいなもんです。 配電盤のブレーカー落としてから文句を言えばいいじゃないw」
http://rocketnews24.com/?p=92368
ロケットニュース24から一部引用

 

 

 書き込んだ人物が本当に東電社員なのかは確定していないようであるが、あちこちで話題になっており、人肉捜査(中国風)が進んでいる。まとめサイトの「自称東電社員twitterテロ予告ニコ厨「黒猫桜戯」クンまとめ@wiki」(http://www45.atwiki.jp/tohden/)には氏名、生年月日、写真を始め、趣味のバンド活動など様々な情報が掲載されている。
 東京電力に取材を申し込んだサイト(探偵ファイルhttp://www.tanteifile.com/diary/2011/04/29_02/index.html)も現れ、東京電力も事実確認をし、本人特定に動いている模様。「同社社員によるものと確定した場合には、しかるべき対応をする。また、同社社員に成り済ました人物であった場合の処置も、検討する。」とのこと。
 自称東電社員の黒猫桜戯なる人物は社員か下請けか判明しないが、柏崎刈羽原発の警備の仕事をしているようなので、本人の特定は容易と思われる。近々、何らかの発表があるだろう。

 

 黒猫桜戯は「お前等日本出てけよ」と書いているが、日本に居られなくなるのは彼の方だろう。5月8日のライブには出るのかな。

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民主党は地方でも人材豊富?

「東日本大震災は人工地震」と民主党議員が言及 「私はカルトではありません」

 東北地方太平洋沖地震に対して「人工地震だ」と言っている人物がいる。それは民主党の梶川ゆきこ議員。議員はTwitterにて次のように発言している。
 “今、日本は戦時下の非常事態にあることを認識すべき。自然界ではありえない地震だということは、「人工地震」でネット検索をかければ、実証データがでてきます。なぜか、ここにリンクで貼れないので、自分で確かめて下さい。 日本のマスコミが報道することだけを信じるな!が、私のつぶやきの意図です”
 今回の発言以降、一部ではカルト扱いされているらしく「私がカルトに洗脳されたんじゃないかと…心配されているみたいですが、そんなことありません。(^_^)」と本人は弁解している。
http://getnews.jp/archives/112761
ジェット通信より一部引用


 梶川ゆきこ議員の言う通り「人工地震」で検索した結果、「アメリカ軍」「ユダヤ」「地震兵器」「 ハープ(HAARP)」「純粋水爆」の単語が出てきた。東日本大震災をはじめ、阪神・淡路大震災やスマトラ島沖地震も人工地震と主張する人達が少なからずいるらしい。

 

 ウィキペディアの「気象兵器」の中の「地震兵器」の欄には以下の通り説明されている。
 人工地震を意図的に政治的に利用するものを地震兵器という。陰謀論においては、その手法として以下が主張されている。
・電磁波で地下水を加熱し、熱膨張させ、地震を起こす方法。
・HAARPの利用
・地面に深く穴を掘り、活断層の上に原爆や水爆を落とすことによって人工地震を起す。
・世界一のゼネコンであるベクテル社が関わっている。
阪神・淡路大震災やスマトラ島沖地震はこれによって引き起こされたとされる。
・小型核爆弾の使用

 更に、「HAARP」をウィキペディアで検索すると、「高周波活性オーロラ調査プログラム」と出てくる。 ハープとはアメリカ合衆国で行われている高層大気研究プロジェクトで、High Frequency Active Auroral Research Programの略称らしい。 ハープの概要には「アラスカ大学と空軍、海軍、DARPAの共同研究であり、大出力の高周波を電離層に照射して活性化させ、電離層の挙動や無線通信等への影響を調査することが目的であると説明されている。照射施設はアラスカ州・ランゲル・セントエライアス国立公園の西にあるOTHレーダーの跡地に建設された。」とある。要するに、電磁波を上空に照射する実験である。
 これが何故、地震と繋がるのだろうか。ハープを地震兵器とするネット上の情報をいくつか見ると次のような原理に依っている。
 上空に照射された大出力のマイクロ波が電離層で反射された後、大地に照射され、地中深くの地下水を急激に加熱し、水が爆発的に膨張。岩盤を破壊し、地震が発生するとのこと。


 梶川ゆきこ広島県議は「自然界ではありえない地震だ」と発言しているが、今回の地震と同程度以上の地震は1952年にカムチャツカ地震M9.0、1960年にチリ地震M9.5、1964年にアラスカ地震M9.2、2004年にスマトラ島沖地震M9.1と発生している。三陸沖に限っても貞観地震、慶長三陸地震、明治三陸地震、昭和三陸地震と過去何度も大きな地震が発生している。巨大地震は有史以降だけでも、何度も発生しているのだ。具体的に何がありえないのか書かれていないので、地震の規模のことでは無いかもしれないが、規模からありえないと考えているとしたら、浅慮だ。

 

 そもそも、人工地震は可能なのか。地下核実験で地震を発生させることは可能だが、巨大地震となると無理だ。
 東日本大地震のマグニチュードは9.0で地震のエネルギーは2EJ(2*10^18J)になる。広島型原爆(62.8TJ)で約32000発分、旧ソ連の史上最大の水素爆弾「ツァーリ・ボンバ」(重量27トン、全長8メートル、直径2メートル 209200TJ)で約9.5発分に相当するエネルギーだ。ただし、原爆の発生するエネルギーの半分は熱線と放射線であるから、その2倍程度は必要と思われる。
 気象庁によると、東日本大地震の震源は宮城県沖の深さ約24kmの場所で、水深は2km程。史上最大の水素爆弾でも、およそ20発を地中深く埋めないとならないのだ。
 世界最高性能を誇る日本の深海掘削船「ちきゅう」でも直径数十cmの穴を水深4000mの深海域で、地底下7000mまで掘削するのが限界だ。深さが足りないし、巨大な穴はとても無理。
 ちなみに、人類が掘った一番深い穴は、ロシア北部のコラ半島の学術調査ボーリングで、深さは12262mだそうだ。

 

 爆弾を埋設するのは不可能だが、マイクロ波を使う「ハープ」ならば可能だろうか。
 上空から海底下深くの岩盤に向かってマイクロ波を照射しても海水に吸収され、地中深くまで届くはずが無い。海水を温めるだけである。ただ、マイクロ波のエネルギーが巨大で照射範囲が狭いと一瞬にして海水が気化し、爆発を起こすことも考えられる。そうなると爆発だけでは済まない気がする。
 大体、大深度の地下水だけをマイクロ波で加熱すること自体、無理なのである。
 更に、マイクロ波を発生させるには電気が必要だが、東日本大地震の地震エネルギー2EJはドイツの年間総発電電力量(1999年)1.98EJに相当し、日本の年間総発電電力量(2002年)3.95EJの約半分になる。(電力量の値はウィキペディア「エネルギーの比較」より引用)
 短時間にこれ程巨大な電力を供給することは出来ない。地球上の発電設備を合わせても足りない。

 

 梶川ゆきこ議員のご本人の公式サイト(http://www.kajikawa-yukiko.jp/index.php)のプロフィールを見ると、文系を卒業し、海外留学も経験していて語学が堪能の印象を受ける。コンサルタントとして独立後、政治に興味を持ち、フェミニズム運動に係わり、議員になる過程で民主党と接触したようだ。田嶋陽子に似ている気がする。
 経歴から推測すると科学は苦手なのだろう。それに加えて思い込みが激しいタイプか。だから、こんな荒唐無稽な陰謀論に嵌ってしまったのだろう。
 ちなみに、4月10日に行われた、広島県議会議員選挙で梶川ゆきこ議員は落選している。

 

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統一地方選、東電労組出身候補者の選挙結果

 以前、よもぎねこさんのブログ「よもぎねこです♪♪」で東京電労が統一地方選に候補者を擁立しているのを知り、選挙結果を注目していた。

 電力総連 機関紙「つばさ」No.168 2011年3月8日(http://www.denryokusoren.or.jp/kikanshi/tsubasa/168.pdf)に掲載された東京電労の所属する関東電力総連の候補者は20人。その後の地震の影響で選挙が延期になった選挙区もあり、先日までの統一地方選に立候補したのは14人だった。その結果は以下の表の通り。

 

 

 結果は見ての通り、14人全員が当選。しかし、結果と裏腹に選挙運動は楽ではなかったようだ。
 福島第一原発の事故を考慮したのか、宮下理香子氏が出馬断念。立候補した者達も東京電力と関わりがある事を知られないようにしていたようだ。東電労組も積極的に活動しなかった様子。
 それでも、全員が当選したのは組合員3万人を超す巨大組織の数の力の表れか。関係者の票だけでもこれ位の候補者数を当選させることは可能ということか。

 


統一地方選で東電労組が14人擁立、逆風で東電ブランド出せず
 今回の統一地方選と5月実施の地方選挙では、東京電力労組(組合員数約3万3千人)が14人を組織内候補者として擁立(うち8人が民主党公認)しているが、福島第1原子力発電所事故を受け、候補者たちは東電ブランドを表に出せない戦いを強いられている。一方、労組側も「選挙より被災者の支援に全力を挙げるべきだ」との批判があるため、派手な支援活動はできないでいる。
 東電労組は、民主党の有力な支持基盤である連合傘下の電力総連に加盟する。電力総連は今回の統一選で約90人を組織内候補として擁立。国会にも現在、2人の参院議員を送り出しており、その一人の藤原正司参院議員(比例)は「電力総連は連合内でもよく動く組織だ。よその労組の比ではない」と明かす。
 昨年7月の参院選では、民主党から小林正夫参院議員(比例代表)が電力総連の組織内候補として当選。ほかに北沢俊美防衛相(長野)や蓮舫節電啓発担当相(東京)、輿石東参院議員会長(山梨)、芝博一首相補佐官(三重)ら民主党の有力議員も、選挙区選挙候補者として支援を受けた。
 ただ、今回の統一地方選は原発事故への風当たりも強く、東電労組は「事故で世界中に迷惑をかけ、事態の収束に向けて組合員も動いている以上、候補者には粛々と独自で動いてもらうしかない」とぼやく。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110420/plc11042020430026-n1.htm
産経ニュースより一部引用

 

柏崎市議、刈羽村議選原発争点に
 東電労組が出身母体の、柏崎市議選の新人候補の陣営幹部は「東電という名前だけでやりづらい選挙」ともらす。一時は立候補取りやめの話も出たが、「低炭素社会に向けた原子力発電」という主張を封印。急きょ「原発の安全と地域との共存共栄、福祉社会の探究」を掲げる戦略に転換。労組関係者に電話をかけるのが、運動の中心という。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20110420-OYT8T00999.htm
読売新聞より一部引用

 

統一選 後半戦スタート
 原発事故を起こした東電への世間の風当たりを気にして、柏崎刈羽原発の労組が擁立した新顔候補(46)は街頭には姿を見せず、組合員やその家族らの支持基盤固めに専念する。
 「超逆風に立ち向かおう」「この難局を乗り切るには政治の力が必要」――。事務所入り口には、支援団体などが寄せ書きした色紙約20枚が張られていた。陣営幹部は「福島の事故で消沈している東電社員の士気を高めるためにも、確実に勝ちたい」という。
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001104180001
朝日新聞より一部引用
 

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夕張選挙結果

夕張市長に鈴木直道氏 羽柴秀吉氏は敗北

 夕張市長選は、無所属の新人で元東京都職員の鈴木直道氏(30)が当選確実となった。現役では全国

最年少の市長となる。
 鈴木氏は都職員だった平成20年から約2年間、応援職員として夕張市に派遣され、市の財政再生計画

の作成に協力。選挙期間は、かつての上司である石原慎太郎東京都知事も応援に駆けつけるなど、東京都

との連携をアピールした。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/localpolicy/503915/
一部抜粋

 

 夕張市長選は「夕張、市長から市議へ」(2011年1月14日)のエントリにも書きましたが、藤倉市長が市議への鞍替えを表明したために、新人が争うことになりました。その結果、元都職員の鈴木直道氏が当選。前回次点だった羽柴秀吉氏は今回も落選し、14度目の落選になりました。
 前回の市長選(投票率81.72%)は7人が立候補し、当選の藤倉氏が3330票(得票率36.65%)で次点の羽柴氏は2988票(得票率32.9%)でした。前回の選挙結果から有力と見られましたが、夕張市で活動し、人脈を作った鈴木氏と国会議員の経験のある飯島氏に票を取られ、半減してしまい、異色の候補者には厳しい結果になりました。
 羽柴氏はいずれ何処かの選挙に出馬するのでしょうが、天下取りには程遠いようです。

 

 藤倉氏が異例とも言える、市長から市議へ鞍替えした理由は300万あまりの収入で、旅費や交際費など250万を自腹で負担しなければならず、続けられないと考えたものと思います。
 当選した若い鈴木氏は資産を持っておらず、ご実家も裕福ではないとの事。経済的理由から大学進学を諦めて都庁職員になり、働きながら法政大学を卒業した努力家とも聞いています。
 鈴木市長が誕生しても人口が減り続けている市の財政が急激に好転するのは難しいでしょう。322億円の返済額が鈴木市長に重く圧し掛かり、藤倉市長と同じ様に自己負担を求められると思います。財政が厳しいからといって、自己負担で仕事をしなければならないのであれば、十分な活動は出来ません。この状態で鈴木氏は市長を何時まで続けていられるでしょうか。

 

 ちなみに、市長から市議へ鞍替えした藤倉氏は2位当選しました。
 
 選挙結果は以下の通り。
鈴木直道 3,569票 得票率 45.2% 当選
飯島夕雁 2,779票 得票率 35.2%
羽柴秀吉 1,440票 得票率 18.2%
笹谷達朗  114 票 得票率 1.4%
投票率 82.67%

 

藤倉 肇 1,249票 得票率 15.9% 2位当選
投票率 82.63%

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被災地に現れる不審な外国人

被災地に跋扈する得体の知れないアジア人たち…あの元海上保安官が遭遇

 一色正春元海上保安官が同志とともに緊急物資支援に出かけていたことが分かった。津波がすべてを破壊し尽くした被災地で、支援団一行は、得体の知れないアジア人に遭遇したという。

 

 物資支援団には、一色氏のほか、元警視庁捜査官でノンフィクション作家の坂東忠信氏や元仙台市長の梅原克彦氏、チャンネル桜の水島聡社長など約10人が参加。避難所に食料品や日用品を届けるため、トラック2台とワゴン車、乗用車の4台に分乗して、4月2日朝に被災地に向かった。

 

 翌3日午前、津波で壊滅状態となった岩手県陸前高田市に到着。がれきの山の前で車を止めて、外に出たところ、支援団の1人が得体の知れない中年女性に会ったという。坂東氏は語る。
 「メンバーの1人が声をかけると、中年女性はたどたどしい日本語で『ココからココまで、ワタシの家だったのに、みんな壊れたよ!』と訴えたというのです。アジア人なのは間違いない。表情に悲壮感はなく、乗っていた車は多摩ナンバー。みんなで『怪しすぎる』と話しました」
 この話をボランティアの地元男性にすると、「多摩ナンバーのアジア人などあり得ない」と驚いていた。

 

 その後、支援団は岩手県大船渡市と石巻市にある避難所を回ったが、途中、銀座を闊歩するような高級な服を着て、被災地にたたずむ老夫婦と会った。メンバーが「どちらからお越しですか?」と声をかけると、無視して立ち去ろうとする。重ねて聞き返すと、「カナガワ!」とだけ答えた。発音は明らかに日本人ではなかったという。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_sanriku_earthquake_4__20110420_33/story/20fujizak20110420014/
夕刊フジより一部引用

 

 

 大きな災害が有ると「不審な外国人が現れた」と話題になることがありますが、大手マスコミは無視するか、デマとしてしまうので、保存のためにエントリしました。

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「てんかん」は自主規制中

3年前も事故 「持病」情報も クレーン車事故
 栃木県鹿沼市で18日朝、登校中の列にクレーン車が突っ込み、児童6人の幼い命を奪った事故。クレ

ーン車を運転していた柴田将人容疑者(26)=自動車運転過失致死容疑で送検=が、3年前にも登校中

の児童をはねる事故を起こしていたことが、これまでの県警の捜査で判明した。発作性の持病を抱えてい

た可能性も浮上。だが明確な事故原因は判然としていない。

 「居眠りをしてしまった」-。柴田容疑者は県警の調べに対し、こう供述している。実は、3年前にも

同じ言葉を口にしていた。
 平成20年4月9日朝、出勤のため国道を乗用車で走っていた柴田容疑者は鹿沼市内の交差点で児童を

はねた上、民家に突っ込んだ。
 自動車運転過失傷害罪に問われた柴田容疑者は禁錮1年4月、執行猶予4年の判決を受けた。「前日の

仕事の疲れから眠気を覚えながらも自動車の運転を開始した」。当時の判決は居眠りが原因と認定してい

る。

 今回の事故は柴田容疑者が勤務先の重機リース会社から工事現場に向かう途中で起きた。事故現場は会

社からわずか約700メートル。車なら1分とかからない距離だ。捜査関係者は「運転を始めてから数分

で居眠りをするだろうか」と首をかしげる。

 事故原因が判然としない中、県警には柴田容疑者が持病を抱えているとの情報も寄せられている。
 県警は日光市の柴田容疑者の自宅を捜索し、診察券などを押収。20日には、柴田容疑者の車から薬な

ども押収した。発作によって一時的に運転が困難になった可能性も視野に、慎重に捜査を進めている。た

だ、勤務先の関係者は「持病はないと聞いていた」と語っている。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/accident/503446/
一部抜粋

 

「持病の薬飲み忘れた」6人死亡事故の運転手
 柴田将人容疑者(26)が、栃木県警の調べに対し、「持病の発作を抑える薬を飲み忘れていた」と供述し

ていることが19日、捜査関係者への取材でわかった。
 捜査関係者によると、柴田容疑者は「てんかんの持病があるが、この日は発作を抑える薬を飲み忘れて

いた」と供述。また、事故直前にハンドルに突っ伏し、事故後もしばらく車内で動かないでいる姿が目撃

されており、県警は発作を起こし、意識を失っていた可能性もあるとみている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110420-OYT1T00017.htm?from=top
読売新聞より一部引用

 

てんかん発作で意識失う? 鹿沼事故の引き金は何なのか
 ハンドルを抱くように突っ伏したまま、事故後もしばらく動かず…。
 鹿沼市の死亡事故で、クレーン車を運転し、自動車運転過失致死の疑いで逮捕・送検された柴田将人容

疑者(26)は、こんな状態で小学生の列に突っ込んだと報じられている。
  柴田容疑者は、「居眠りしていた」と供述しているという。しかし、勤め先を出てわずか3分後、約700

メートル走ったところで事故を起こしたため、てんかんの発作を起こしたのではないか、という見方も出

ている。
 仮にてんかんの持病があるとして、こうした運転免許が取得できるものなのか。
 かつては、免許取得そのものができなかった。しかし、02年の道交法改正で、一定の条件を満たせば取

得できるようになった。それは、過去5年間に発作がなく、これからもその恐れがない、あるいは、過去2

年間に睡眠中に限って発作が起こり、今後も悪化の恐れがない、といった医師の診断書があるなど4つの条

件だ。
 栃木県警の運転免許センターによると、てんかん患者は、条件さえ満たせばどんな免許でも道交法上は

取得できる。しかし、日本てんかん学会は、02年の法改正時に警察庁と協議し、大型免許や、タクシー、

バスなどの第2種免許については、「適性はない」との見解を示している。同センターでは、これに基づい

て、強制力はないものの、てんかん患者が両免許取得を希望する場合は、考え直すように求めているとい

う。
http://www.j-cast.com/2011/04/20093710.html?p=all
J-CASTニュースより一部引用


 

 見た限りのTVニュースではこの事故を「発作を起こす持病があると関係者が話す」等と不自然な報道をしていた。
 容疑者の関係者が警察に対して、「発作を起こす持病がある」と回りくどい言い方をするだろうか。素
直に「てんかんの持病がある」と言うのが自然だろう。「てんかん」を「発作を起こす持病」と言い換えられたと考えるのが妥当だ。
 では、警察がマスコミに情報提供する時に言い換えられたのだろうか。読売新聞の記事を見ると警察は
言い換えてはいない。やはり、マスコミ(テレビ)側が「てんかん」を「発作を起こす持病」と言い換えられたようだ。
 持病が事故原因に関係していると示唆しておきながらも、TVニュースでは「てんかん」という病名は
使えなかったのだろう。使えなかったと言うより自主規制で使わなかったと言う方が正しいか。

 

 「てんかん」が自主規制の対象になったのには事情がある。
 90年代、国語の教科書に収録されることになった「無人警察」をめぐり、日本てんかん協会が抗議を
したのが始まりになり、大きな騒動になったのだ。結局、作家の筒井康隆氏は「断筆宣言」をしたのだが、それがまた、論争を巻き起こした。

 

 こうした経緯があるため、テレビ局は「てんかん」という言葉をさけ、差別と非難される可能性を無くしたかったのだろう。そこにジャーナリズム精神など微塵も無いが、いかにも事なかれ主義のマスコミらしい態度だ。
 この先ずっと「発作を起こす持病」と表現するだろうか。いずれ、何処が「てんかん」という言葉を使
い始めたら、一斉に「てんかん」という言葉を使い始めるのではないか。なにしろ、横並び主義だから。

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中国漁船衝突事件、1回目の起訴相当議決

中国人船長「起訴相当」 外相コメント避ける
 松本剛明外相は19日の記者会見で、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で不起訴処分となった中国

人船長を那覇検察審査会が「起訴相当」と議決したことについて、「今後検察当局が適切に判断するもの

と思う。私から申し上げることはない」と述べた。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/503321/

 

中国人船長は「起訴相当」 尖閣事件で那覇検察審査会
 中国漁船衝突事件で、那覇検察審査会は18日、公務執行妨害容疑で逮捕されながら不起訴処分(起訴

猶予)となった中国人船長を「起訴相当」とする議決をした。
 審査会は議決文で「民意を表明する」と宣言し、海上保安庁の巡視船「みずき」への衝突について「損

傷は軽微とはいえない」「人命を危険にさらす行為だった」と悪質性を強調。船長が謝罪や被害弁償をし

ていないことにもふれ、「容疑者を処分保留で釈放しながら、帰国したので起訴できないとするのは納得

できない」と訴えた。
 また、「付言」の中で「我が国領海の警備の実情を国民に知らしめるためにも、(政府が持つ衝突場面

の)ビデオ公開を希望する」と政府に注文。「日中友好の課題もあるが、外交関係のけじめをつけるため

」と起訴相当に至った理由を述べた。
 那覇地検は今年1月、処分保留で釈放後、帰国していた船長を不起訴処分にした。明白な衝突の故意が

裏付けられなかったことやけが人がなかったこと、船長が帰国したことなどを考慮した。これに対し、船

長を刑事告発していたジャーナリストの山際澄夫氏ら5人が審査を申し立てていた。
http://www.asahi.com/national/update/0418/SEB201104180036.html
一部抜粋

 

 

 1月22日のエントリ「尖閣衝突事件の結末」に中国人船長が起訴猶予処分になったことを書きました

が、1月25日に不起訴処分に対する審査申立が元産経新聞記者の山際澄夫氏らによってなされていまし

た。
 検察審査会法第三十条には「第二条第二項に掲げる者は、検察官の公訴を提起しない処分に不服がある

ときは、その検察官の属する検察庁の所在地を管轄する検察審査会にその処分の当否の審査の申立てをす

ることができる。ただし、裁判所法第十六条第四号 に規定する事件並びに私的独占の禁止及び公正取引の

確保に関する法律 の規定に違反する罪に係る事件については、この限りでない。」となっており、検察審

査会法第二条第二項は「検察審査会は、告訴若しくは告発をした者、請求を待つて受理すべき事件につい

ての請求をした者又は犯罪により害を被つた者(犯罪により害を被つた者が死亡した場合においては、そ

の配偶者、直系の親族又は兄弟姉妹)の申立てがあるときは、前項第一号の審査を行わなければならない

。」となっています。
 海上保安庁が逮捕、送検し、被害者も海上保安庁なので検察審査会に申し立て出来る資格が有るのは海

上保安庁だけかなと後から気付きましたが、山際澄夫氏らが最高検に公務執行妨害罪で告発し、受理され

たため、申し立て人になることが出来たようです。それにより、検察審査会に審査請求が可能になり、こ

の議決が出された訳です。山際澄夫氏らには「お疲れ様、ありがとう」と感謝します。

 

 今回、当然のこととして「起訴相当」の議決が出され、再捜査が始まります。しかし、新たな証拠が発

見されるはずも無く、那覇地検は再び起訴猶予処分にする筈です。再び、検察審査会の審査に掛けられ、

また「起訴相当」の議決が出されることでしょう。今年中には強制起訴になるのではないでしょうか。
 強制起訴になったとしても被告人は中国にいますし、中国と間には犯罪人引渡し条約が締結されていな

いことから、中国人船長が再び日本の領土領海内に侵入しない限り、公判は行われません。裁判は開かれ

ませんが、国外逃亡中の扱いになるので時効は成立しません。何時まで経っても犯人が裁かれることは無

いのでしょう。
 しかしながら、強制起訴のための指定弁護士による補充捜査の過程で隠されていた事実が明らかになる

かもしれません。今はそれに期待しています。

 

 加えて、中国漁船衝突事件は刑事事件だけではなく、民事事件も進行しています。2月10日、第11

管区海上保安本部は中国人船長に対し、損傷した巡視船2隻の修理費1429万円の損害賠償を請求する

ために、船長宅に請求書を郵送しています。
 これに対し、中国外務省の馬朝旭報道局長は「日本側は事件での行為を深く反省すべきで、賠償請求の

権利はない」と反論しています。中国人船長も「中国政府が対処してくれると思う」と述べていて、支払

い意思は全くありません。
 この後の展開がどうなっているのか分かりませんが、日本政府には強制的に取り立てる術がありません

ので、請求書を送って終わりになっているのではないでしょうか。
 形だけの請求で終わりにするようであれば、その内、行政裁判が起こされると思います。

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挙国一致を理由に首相批判封じはいかがなものか

読売新聞4月14日付「編集手帳」
--前略--
 何ごとにも頃合いがある。戦力として疑問が生じた場合でも、“戦場”にいる人の進退は軽々に扱って

はならないだろう。
 原発事故の対応や、統一地方選の敗北をめぐり、菅首相の責任を問う声が民主党内で音量を増している

。首相も“戦場”の人には違いない。情報開示の遅れや不要なパフォーマンスなど、手腕が心もとないの

も事実だが、手術中に執刀医を交代させるにも等しい党内抗争はもっと危険だろう。すべては、放射能を

封じ込め、「フクシマ」を「福島」に戻してからの話である。
--後略--

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20110414-OYT1T00010.htm

 

 

 震災から一ヶ月が過ぎ、自主規制されていた菅首相が与野党から噴出し始めたことに対して、このコラ

ムの筆者の「非常時には混乱を避けなければならない」と主張しているが、一方で菅首相の能力不足も認

めている。先の見えていない福島第一原発事故が終息するまで無能のリーダーを替えてはならないとも書

いている。無能な者に任せていたら、解決が遅くなり、衆議院の任期切れが先に来るのではないか。

 

 コラムでは菅首相を執刀医に例えているので、それを広げて、大学医学部に例えてみる。
 大学病院の中堅だった菅医師は医学部の内紛で教授になる。担当した手術が一時期評判を博したが、そ

の後は野に下り医事評論家に転進。長らく評論家をしていたが、大学の都合で呼び戻され、教授に就任。

何もしない教授だったが、医学部長の不祥事で、後釜の医学部長になる。医学部長になってからはトラブ

ルが続き、教授達を入れ替えるが、自らのスキャンダルが発覚して解任寸前に追い込まれる。そこに突然

重症患者が運び込まれて、自ら執刀医になるが、緊急を要する患者なのにカンファレンスばかりを繰り返

し、場当たり的な対処治療しか出来ず、有効な治療方針を示すことが出来ないでいる。危篤状態であるか

らと見守っていた患者の家族の我慢も限界に近づき、執刀医の交代を願い始めている。
 こんなところではないか。

 

 閑話休題。「非常時だから挙国一致となって国難に当たらなければならない」という風潮がいまだに強く、異論や

批判を許さない雰囲気が作られている。不毛な権力闘争や対立は良くないが、批判を封じるのは行き過ぎ

だと思う。
 第二次世界大戦中、国の命運を掛けた戦争ということで、国や軍部批判が封じられ、国民もその様な者

を非国民とレッテルを貼った。若し、批判にも耳を傾けられる社会であったなら、無謀な戦争をすること

はなかったかもしれない。もう少し、合理的な判断が可能だったかもしれない。
 「国民が一体とならなければ」と闇雲にスローガンを繰り返すと、合理的な判断を鈍らせるのではない

かと危惧する。一歩引いて、冷静に考えるのも大切ではないだろうか。


自民・谷垣氏「この体制続くことは国民の不幸」
「有事の際にリーダーを代えるのは愚策というのが一般論だが、(首相は)木の葉のごとく反応している

だけだ。どこまで一般論が通用するかだ」

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/502497/

 

みんな・渡辺代表「菅首相の退陣がスタート」
「危機管理に失敗をした司令官にそのままやらせると、同じ過ちを2度3度と繰り返す。首相に退陣して

もらうことからスタートしなくてはいけない」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/502514/

 

小沢氏「内閣不信任案」への同調を示唆
「党代表は両院議員総会で辞めさせることができるが、首相は不信任案を可決させることでしか辞めさせ

られない」と指摘。その上で、「今こそ国民のために行動しなければならない」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/502403/

 

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色々な意味で面白かった報道ステーションの検証特集

 一昨日(4月8日)、テレビ欄の「原発事故の裏側」の文字に惹かれ、報道ステーションの特集を見

た。色々な意味で楽しめた番組だった。動画がアップされていないのが残念。

 

 報道ステーションのサイトの特集欄(http://www.tv-

asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?news_id=20109)には次のように紹介されている。

【特集】原発事故の裏側、政府VS東電
予断を許さない状況が続いている福島第一原発。地震による津波で1号機から4号機の全電源が失われ

た。冷却機能がなくなった1号機は、最も危険な事態に陥った。
~中略~
福島第一原発危機が起きた構造とその背景に何があるのか。事故が起きた24時間を検証した。

 

 これでは内容が分からないので、記憶を頼りに概要を示す。
====================================
 寺田学前補佐官が地震発生後の官邸の様子を証言。
 「地震発生後の早い時期に原発の電源が喪失し、炉心を冷却できず、圧力が高まっている事態を知り

、重大事が発生したと認識した。圧力を抜くため、官邸がベントの意思決定し、東電にベント作業を指

示。それにも関わらず、東電はベントを行わないため、菅首相が自ら、重役に直談判した。東電はベン

ト作業を電動で行おうとしていたため作業が遅れていた。手動でも電動でも良いから、早くベント作業

を開始しろとその場でベントの命令を出したが、重役は無反応。結局、手動でベントを行ったが、ベン

トに気を取られていて、水素爆発が発生してしまった。」
 アメリカ人(役職は失念)がアメリカの東電に対する認識を証言。
 「東電は過去、様々な原発トラブルを隠蔽していて、アメリカの東電を信用していなかった。アメリ

カは情報を出さない東電に更に不信感を抱き、被曝の危険を憂慮し、距離を取り出した。アメリカは最

悪の事態を想定していた。」
北澤防衛大臣が自衛隊の放水作業の裏事情を証言。
 「日本側はアメリカに支援を求めていたが、アメリカに不信感があったため、日本が決死の覚悟を示

さないとアメリカの政府も議会も納得しないので、支援を得るためにも自衛隊が決死の放水をした。」
 VTRは以上で終わるが、解説員として出演していた高橋朝日新聞編集委員(女性)が「バランス

欠いたストーリー」と発言。
 更に、「アメリカ政府の交渉相手は日本政府で、アメリカ政府の支援の遅れを東電の対応のせいにす

るのはおかしい。」「ベント作業が遅れたのは暗闇の中の作業だったため。」と指摘する。
 古館は「そうですね」と言いながら、不満そうに応じていた。
====================================
 間違いもあるかもしれないが、大体、以上の様な内容だった。

 

 アメリカの支援のことは高橋編集委員の言う通りなので、割愛するとして、「菅首相がベント作業を

指示したにも関わらず、東電側が素直に従わなかった」というのは本当なのだろうか。

 

 3月12日3時12分の枝野幸男官房長官の記者会見(平成23年3月12日(土)午前2-内閣官房長官

記者会見(http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg4477.html))から該当する部分を抜き出す。
====================================
枝野「福島第1原子力発電所について、原子炉格納容器の圧力が高まっている恐れがあることから、原

子炉格納容器の健全性を確保するため、内部の圧力を放出する措置を講ずる必要がある、との判断に至

ったとの報告を、東京電力より受けました」0:54

 

枝野「今回の災害の状況実体をいち早く把握をするため、特に、ただ今の原子力発電所の事態について

しっかりと把握することを含めて、明日の朝、総理自ら現地を訪れることとしたい。失礼いたしました

。日付変わっておりますので、本日の早朝、日が上がりましたら総理自らヘリコプターにて現地を訪ね

るということで今最終的な調整をしております。」3:48

 

共同通信「総理がその原発を視察されるという時っていうのは、すでにもうその原発でのその大気への

作業っていうのはやっているんですか? 大気への作業というのは何時頃やるんですか」6:09
枝野「これはあの東京電力があの技術的な点を含めて最終的な調整をする話ではありますが、これを行

う前にしっかりと国民の皆さんに予めご報告しなければならないということを東京電力の方に要請とい

うよりも指示をいたしまして、それでこの時間に、 経済産業省及び官邸でご報告しましたのでそんな

に遠くない時間になると思っております。」6:28

 

記者「現地ではどの様な視察をされる」9:30
枝野「総理はこうした技術を含めて、専門的な素養をお持ちでございます。この間も具体的に色々な報

告を受けながらやっております。現地では炉の状況その他、具体的な説明を現地の当事者専門家から受

けるものと思っております。」9:32

 

記者「先ほど1時40分に出された発表資料で予測の時間帯が書かれていまして、27時20分に原子

炉格納容器設計最高圧力到達、原子炉格納容器ベントにより放射性物質が放出されるという、ここには

何時と書かれていないんですけど、これは3時20分を指すと思うんですけれどその辺の説明をちょっ

としていただければと」11:27
枝野「それは多分原子力保安院が可能性をお示ししたものだろうというふうに思っておりますが、そう

した可能性の前提も含めて実際にこのベントを開けるという段階よりも前にちゃんときちっとご説明申

し上げなければならないということで、3時で経産省と私の方とで発表するということでございますの

で、あの具体的な詳細な時間はまさに現場の作業の手順段取り等により、若干のズレがあり得るかと思

いますが、そう遠くない時間に圧力を下げる措置に着手するものと思っております。」11:58
記者「そういうことは現時点では同時並行で進んでいるとことではないということですか?」12:45
枝野「少なくとも発表してからにしてくれということは要請というよりかなり指示に近い形で東京電力

に申し伝えてあります。経産省、それから私の方でもう発表いたしましたので作業の手順に必要ならば

入っていてもおかしくないと思います。」12:49

 

産経新聞「原発に行くとの事なんですが、これはそもそも総理の発案なのか、どういった経緯で」3:

40
枝野「総理ご自身も安全確保のためのやむを得ない措置であるということの中ではありますが、正に、

自らその安全性を含めてしっかりと把握しなければならない。それから、現地の状況も色々な状況は入

って当然来ております。ヘリコプター、自衛隊や警察消防等の状況も入って来てはおりますが、是非、

直接把握をした上で対応の陣頭指揮を立たなければいけない。強い思いが総理の方にある。」13:50

 

記者「現地では東電の職員含め消防等、緊迫した状況にあると思うんですけれども、総理が行くことに

よって、そうした対応に支障をきたす懸念は。」14:33
枝野「従って、福島の原発以外のところは上空からの視察。という計画を立てております。」14:47
記者「福島の原発は総理が行っても、色んな人員が割かれると思うんですけど、それは特に問題ない。

」14:57
枝野「基本的にお会いになれるのは、現に原子力発電所の保安をしている担当の方しかいない所であり

ますので、警備にしても対応にしても逆に言うとそういった所なので、きちっと状況の把握のために必

要な対応だけで足りる。ということで、実際に経産大臣、保安院、東京電力等とご相談をしてご迷惑、

逆にそのことで、行くことによるご迷惑は無いという判断をいたしました。」15:16
====================================

 

 この会見からは次のようなことが読み取れる。
 東電が官邸にベントの必要性を報告したが、放射性物質を放出することから、政府の発表後でないと

行ってはならないと官邸が指示。そのため、官房長官の記者会見の時間に合わせ、ベントを12日3時

20分に予定していた。技術的に可能であったならば、この会見中にもベントを行っていたと思われる

 

 少なくとも、官邸がベントを早く行うように東電を急かしていた訳では有りませんね。官邸の対応か

らはベントを緊急に行わなければ為らないとは思っていないのが分かる。
 また、官邸が主導してベント作業を指示したのではなく、東電の圧力弁開放申請を官邸が許可しただ

けだろう。「官邸がベントの意思決定」というのは許可を決定したという意味に過ぎないように思われ

る。
 以上のことから「菅首相がベント作業を指示したにも関わらず、東電側が素直に従わなかった」とい

うのは間違いだろう。

 

 菅首相は当初、福島第一原発の事故をどの様に捕らえていたのだろうか。
 ベントの後に原発視察を予定していたことから、ベントをしても放射能汚染のレベルが小さく、危険

性は無いと考えていたようだ。
 更に、発表するまでベントを待つように指示していたことや、自ら原発に乗り込んだことから、緊急

性は無く原発は安全と思っていたのではないか。
 地震により、原子炉が緊急停止し、放射能漏れの報告も無いため、危険性は非常に低いと判断し、緊

迫した状況にあるとも思っていなかったのではないだろうか。実際、女川原発は大丈夫だった。
 そのため、菅首相は自身の存在感を示す視察を思い立ち、低迷する支持率を上げようとしたのではな

いか。


 

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菅首相は死んだものと考えて、首相交代を

西岡参院議長会見(1)「首相が今の状態で国政を担当することは許されない」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/501309/
西岡参院議長会見(2)「スタートから対応を間違っていた」出荷停止は「政府の失態」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/501277/
西岡参院議長会見(3)「復興構想会議で議論なんかしている暇はない」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/501278/
西岡参院議長会見(4)「参院議長として黙っていられない」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/501310/
西岡参院議長会見(5)完「私が直接、総理のところに行って文句言ったら最後だ」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/501311/

 

 西岡武夫参院議長は7日午後、国会内で記者会見し、東日本大震災への政権の対応に関し、「菅内閣

が今の状態で日本の国政を担当することは許されない」と述べた。
 
---要約---
 復興構想会議の名の会議をまたもや新設するが、いつまで会議をやっているのか。首相として復興方

針を示し、具体的に復興にとりかかるべき。
 電力不足に対しては発電施設を早くつくることに具体的に着手し、節電による経済の縮小の連鎖を起

らせてはならない。
 菅内閣が今の状態で日本の国政を担当するということは許されない。
 緊急事態法を地震後直ぐに政府が提出すべきであった。すんなり成立したはず。これをしなかったた

め、避難勧告とかの問題に上手く対処できていない。スタートの時点で対応が間違っていた。
 農作物出荷停止の措置も拙かった。出荷停止にしながら、安全だと言ったことで、混乱させてしまっ

た。政府の失態だ。また、放射能のある汚水を海にした事についても、関係者に知らせなかったのは

問題だ。政府が知らないはずはない。若し、知らなかったのならば政府の怠慢だ。
 こんなことが積み重なっている。議論なんかしている暇なんかない。
 被災地では教科書など学用品が十分行き届いているとされるが、被災地からの電話ではそうではない

とのことだった。文科省の局長も実は知っていた。また、報道ではガソリン不足も無くなったとされて

いるが、現地にいる人からは奥地になると全然ないと報告を受けている。こういった事が緊急事態法が

ないため上手く対処できない。
 被害にあった気仙沼では漁業の責任者が漁師の前でいち早く方針を具体的に示していた。首相は見習

え。
 菅首相はやることをやっていない。改められれば、リーダー失格。かなり厳しく言っているが、それ

でも菅首相が聞き入れないのなら、アクションを起こさざるを得ない。
 会見を報道して、菅首相の耳に届くようにしてくれ。直接総理大臣のところ行って文句言ったときは

最後ですからね。
---以上---

 

 外国人献金問題で窮地に立っていた菅首相ですが、震災でそれ所では無くなり、首相批判は鳴りを潜

めました。批判をして一致協力を崩しては為らない雰囲気でした。
 海外のメディアも震災に同情的で、日本人の冷静な対応に賞賛が送られていました。しかし、原発事

故が深刻化してくると余りの対応の悪さに、まず東電が批判され、日本政府も批判され始めました。
 日本のテレビ等は不安を煽らない様にするためか、海外の報道に対して大げさと反論し、安全を強調

するばかりで、原発事故対応が悪いと批判されている事は無視されました。

 

 週刊誌は早々と政権批判を展開する雑誌もありましたが、震災発生から一ヶ月あまり経ち、新聞やテ

レビの大手メディアの中にも日本が原発事故問題で批判されている事を取り上げるところが出てきまし

た。わずかな時間ながら、「事故対応が悪いと批判されている」と伝える番組が有りました。また、読

売新聞4月6日の記事には「原発対応いらだつ各国」「汚染水放出無責任」の見出しが躍っています。

 汚染水放出で外国政府が反発したことが大きかったのでしょう。面と向かって政府批判はしにくいの

で、海外記事を利用して間接的に政府批判している面もあるのかもしれません。

 

 菅首相を始めとする政府の震災、原発事故対応の悪さを感じながら憤懣やるかたない思いを持ってい

る人は多いのではないでしょうか。
 西岡参院議長もその一人だったようです。民主党員でありながら、苦言を呈せずにはいられなかった

ようです。野党はもちろん、与党にも、こうした思いを持っている議員は表に出さないだけで、複数い

そうです。

 

 私は菅首相を支持していませんでしたが、震災が発生してからは批判をしている場合ではないと考え

、菅首相が無能でも何とか解決してもらうしかないと思っていました。非常時にリーダーを替える時間

などないのですから。
 しかし、約一ヶ月にもなるのに、会議ばかりで遅々として進まない状況を目にすると、もう首相を替

えたほうが良いのではないかと思っています。
 原発事故は終息の目途が立っていませんし、補正予算のこともあり、首相交代で混乱と政治空白を作

る訳にはいかないと言う意見もあると思います。けれども、今の状態では時間ばかりが掛かり、解決に

は程遠いのではないでしょうか。一時的に停滞しても、首相交代した方が早道になるような気がします


 それでも、首相交代による政治空白を作ることに抵抗感があり、踏ん切りがつかない方もいると思い

ます。
 もし、菅首相や主要閣僚が過労で亡くなったり、倒れたりしたと仮定したら如何でしょうか。小渕首

相は現職中に亡くなってますし。そうなると新しい首相を決めない訳にはいきません。非常時でも首相

を空席にすることは出来ないのです。この様に仮定すると、首相交代の決断も出来るのではないでしょ

うか。
 もっとも、首相交代したからといって、良くなる保障はありませんが。
 

 

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