六丈記2

備忘録のようなもの

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油撒き事件の容疑者が特定される

 6月1日、寺社に油を撒いた容疑者に逮捕状が出されました。朝日新聞は、5月初旬にこんな報道をしていたのですが。
*** 寺社に油、犯人像に迫る 事件報じられ、ひそかに満足? ***
http://www.asahi.com/articles/ASH4Z44KSH4ZPLZB00L.html
~省略~
 液体をかけるという行為から、見えるものとは。元山形県警科学捜査研究所主任研究官の桐生正幸・東洋大教授(犯罪心理学)は「メッセージ性を含むことが多い落書きなどと違い、極めて匿名性の高い自己表現だ。しかも事件が報じられ、ひそかな満足感を得ている可能性がある」とみる。さらに「傷をつけるよりも心理的なためらいが少なく、瞬間的に終わるため罪の意識も薄いのでは」と指摘する。
 その上で、千葉、京都、奈良の被害が同一犯によるものだと仮定すれば、「単なる悪ふざけではなく、強いこだわりを感じる。ある種のマーキングやコレクションに近い行動かもしれない」。犯行が平日であることについても、「仕事で全国を回っているか、交通費をかけて犯行を重ねるだけの生活に余裕のある人物ではないか」と分析する。
 一方で、ネット上では「液体をかけるのは、宗教儀礼では」との意見も。だが、東北大学大学院国際文化研究科の山下博司教授(宗教人類学)はこれを否定する。確かにヒンドゥー教では特権階級である司祭が石像に牛乳や蜂蜜、「ギー」と呼ばれるバターオイルをかける儀礼があるが、「一般信者がかけることはなく、今回の被害のように建物の柱や壁などを対象にすることもない」と話す。
~省略~
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 大学教授よりネット上の意見の方が正しかったようです。

 容疑者に逮捕状というニュースが報道されると、ネット上では早くも詮索が始まっていました。まとめサイト「保守速報」の「【画像】寺社油事件、犯人は韓国系キリスト教、韓国系日本人の金山昌秀で確定」というスレッドを見ると、ネット上では、11時半のTBSニュースで出されたモザイクが掛けられた容疑者の写真から、12時前には容疑者の名前が確定されていたようです。TBSは容疑者の写真を容疑者が創立した宗教団体のホームページから取得したらしく、それと同じ写真が見つかったことから、名前と関係する宗教団体などが明らかにされました。
 この「保守速報」のスレッド中で明らかにされた容疑者の情報は下記の通りです。
****************
名前:金山昌秀
肩書:IMM JAPAN創立者、ディレクター
   ニューヨーク子宮内膜症センター所長
   米国産婦人科学会認定専門医
   ニューヨーク Mount Sinai 医大生殖医学科臨床助教授
   Johns Hopkins大学医学部病理学客員研究員
   Global Koinoniaミニストリー(ノルウェー)理事及び国際顧問
   インターコープジャパン主催者
   インターコープ国際宣教理事
経歴:東京出身。17才の時イエス・キリストと個人的に出会いクリスチャンとなる。神様からクリスチャンドクターとしての使命を受け渡米、医師となる。その後ニューヨーク子宮内膜症センターを開設。その卓越した技術、多くの奇跡の癒しが評判となり、世界中から訪れる子宮内膜症や難病患者は絶えない。2006年以降、子宮内膜症不妊症分野の全米トップドクターとして選ばれ続けている。また、自らもマーケットプレイスミニスター(宣教師)であり、イエス・キリストの証人として世界各国の教会、ミニストリーから招待を受け遣わされている。
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 TBSがホームページの写真を使ったのは、警察の記者発表で容疑者の写真を公表しなかったからと思われます。共同通信の記事内容からすると、千葉県警が公表したのは氏名、年齢、国籍、職業、居住地、関係している宗教団体名だけだったのかもしれません。
*** 神社に油、52歳男に逮捕状 米在住の宗教団体創始者か ***
http://www.47news.jp/CN/201506/CN2015060101001295.html
 千葉県の香取神宮に油のような液体をまいた疑いが強まったとして、千葉県警が建造物損壊容疑で、米国に住む日本国籍の52歳男の逮捕状を取ったことが1日、捜査関係者への取材で分かった。全国各地の寺社で油のような液体がまかれているのが相次いで見つかっており、関連を調べる。
 捜査関係者によると、男は米ニューヨーク在住で医師とみられ、宗教団体の創始者と称している。3月下旬、千葉県香取市の香取神宮の建造物に液体をかけた疑いが持たれている。
~省略~
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 とはいえ、記者発表で公表されたはずの「金山昌秀」「IMM JAPAN」で検索すると、インターコープ宣教会の関係者ということが簡単に分かるので、各マスコミもそれは分かっていたはずです。
 インターコープ宣教会は、インターコープジャパンの自己紹介ではこう説明されています。
*** インタ-コープの紹介 ***
http://intercpjp.net/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%97%E3%81%A8%E3%81%AF/
インターコープ宣教会は
ローザンヌ誓約を基礎とした信仰告白を持って働いている超教派的な福音主義宣教団体として最前線フロンティアの未伝道種族宣教を追求しながら宣教現場にて伝道と弟子養育を通して教会開拓を実施しています。
*ローザンヌ誓約(The Lausanne Covenant):1974年スイスローザンヌで世界福音化国際大会の代表3,700余名(150余国から参加)が、まだ未完成課題である世界福音化のために献身する事を決断して署名した宣言文です。当時世界の言論は’20世紀において最も意味のあるクリスチャン宣言の一つである‘と評価しました。

インターコープ宣教会は10/40ウィンドウの最前線未伝道種族での開拓宣教を目的として1983年韓国で設立された超教派的海外宣教機関です。一般信徒を専門的な宣教師として育て、創意的な方法を通してフロンティアで主の至上命令を進めている宣教団体であり、国内、国外の福音的なあらゆる教団及び宣教団体、地域教会と協力して働いています。

2014年現在40余個種族に820余名の専門人宣教師を派遣し、10/40ウィンドウの地域である、小アジア、カフカス、中央アジア、ペルシア、アラブ、モンゴルシベリア、北インド、中国少数民族、ボルガーウラル、インドチャイナ、マグレブなどイスラム圏、仏教圏、代4世界の少数民族の地域で社会教育、医療、地域開発、研究事業など社会への貢献と教会開拓を並行しながら、全人的働きと通典的宣教を実施しています。

現在世界の110支部で1,000名のスタッフが宣教教育、宣教地研究、宣教への呼びかけ、宣教師サポートなどを行っています。日本では東京、大阪、栃木に支部があり、宣教訓練であるビジョンスクールが毎年2回実施されています。
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 韓国で設立されたキリスト教系新興宗教団体で、海外宣教をしているということが分かります。ちなみに、2007年7月にアフガニスタンで韓国のプロテスタント系教会「セムムル教会」の信者ら23人が、布教活動を行ったとしてタリバンの人質にされたという事件がありましたが、派遣に係わっていたのがインターコープ宣教会でした。

 「金山」という苗字で韓国系キリスト教団体に深く関係しているとなれば、帰化人との疑いが濃厚になります。ところが、TVを見ていると、容疑者が日本人であることを不自然に強調しているように感じました。掲示板にも、「『日本人』『日本人』って嬉々として報道してるけど」「『犯人は日本人』と報道していたら、すなわち『犯人は日本人を名乗った外国人』という事だわなwww」「異様に日本人と強調して報道している時点で違和感ありまくりだった」などの書き込みがあることをみると、そう感じた人は少なくなかったようです。
 実際、各マスコミは容疑者についてどの様に報道していたのでしょうか。サイト上のニュース記事を比べてみます。

朝日新聞:米国在住で東京都内に拠点があるキリスト教系の宗教団体幹部(52)
読売新聞:米国在住の日本人の男(52)、2013年5月に宗教団体を設立、東京都出身、17歳でキリスト教徒、渡米後に医師になった
毎日新聞:米国在住の日本人医師で宗教団体幹部の男(52)、東京都出身、2013年に団体を設立、東京都内に拠点
産経新聞:米国に住む日本国籍の医師の男、キリスト教系を標榜する布教活動にも従事、東京出身、17歳の時に韓国系牧師が創立した都内の教会でキリスト教に出合う、渡米して医学を研究、産婦人科医
日本テレビ:キリスト教系宗教団体の創立者でアメリカに住む日本人医師の男(52)
テレビ朝日:アメリカに住む日本国籍の52歳の男、アメリカに住むキリスト教系の宗教団体の創立者で日本国籍の男
フジテレビ:アメリカ在住の52歳の医師の男、ニューヨークで産婦人科の医師として働く
TBS:アメリカに住む日本人医師の男、アメリカに住む52歳の日本人医師、2年前にキリスト教系の宗教団体を設立
NHK:アメリカ在住の宗教団体の関係者で52歳の日本人の男

 産経新聞だけが韓国とのつながりを臭わせていますが、他のマスコミの報道は韓国との関係を一切報じていません。
 また、「日本人」と報じたのは、読売新聞、毎日新聞、日本テレビ、TBS、NHK。「日本国籍」と報じたのは、産経新聞とテレビ朝日。国籍に触れていないのが、朝日新聞とフジテレビでした。

 韓国には、ウリスト教と呼ばれるキリスト教系のカルト宗教があります。ウリスト教とは、韓国発祥のキリスト教系団体がキリスト教の教義を自分に都合のいいように独自の解釈をすることから、伝統的なキリスト教に異端視されていることをウリ(我)とキリストを合わせた造語で揶揄したものですが、韓国社会を反映しているためでしょうか、反日的でもあります。韓国にはこの手のキリスト教(プロテスタント)団体が少なくないのです。
 例えば、汝矣島純福音教会のチョ・ヨンギ牧師は東日本大震災の翌日に「(日本の大地震は)日本国民が信仰的にあまりにも神様を遠ざけて、偶像崇拝、無神論、物質主義に出て行ったことに対する神様の警告」と発言、その翌日には、江南教会のキム・ソングァン牧師が「日本が普通の国とは違い世界で一番傲慢で、偶像と鬼神が多い国で、(今回の地震を通じて)日本が体質改善することになるだろう」「日本の天皇については地震も防げず津波も防げないのだから国王というべきで、神様の前で天皇という呼称が謙虚でない」「(神様が)末世に津波が起きることをご存知で、日本を置いて大韓民国を守って保護される」と発言していました。彼らは、東日本大震災を天罰と言い、自らの反日思想の正当化のために神の名を利用することに対して何の躊躇いも無いのです。
 その他、海外で現地の宗教を軽んじ、トラブルを起こす例もあります。前述のアフガニスタンで拉致されていた韓国人は、支援活動のボランティアでの渡航でしたが、「短期宣教」と呼ばれる海外での短期の宣教活動の一環でもありました。アフガニスタンでは、こういう奉仕団がモスクの前で賛美歌を歌ったり、現地の子供たちに韓国語で聖書を読み聞かせしていたともいわれ、それが事件の背景にあったとも伝えられています。また、昨年7月には、韓国のキリスト教信者3人がインドのマハーボーディー寺院の入り口でギターを弾きながら賛美歌を歌っていたところを修行に来ていた韓国人僧侶に制止されるということがありましたが、3人は「神様だけが救いだ。救いのない彼らが哀れだから神様に伝えている」などと反発して寺院での宣教活動を正当化したそうです。同様なことは他にもあり、ミャンマーでは現地の僧侶の手を握って賛美歌を歌った、イエメンでは首都の繁華街の真ん中で多数集まって賛美歌を歌った、チベットでは寺の庭に聖書を埋めたり寺の周辺にキリスト教の祈りの文が書かれた釘を打ったということがあったようです。
 この様な他宗教のエリアでの宣教活動は、韓国国内でも行われており、仏像に落書きしたり、壊したりすることは珍しくないそうで、無断で寺に入ってその寺の破壊を神に祈ることもあるそうです。
 上記の事例から見えてくるのは、非常に独善的で排他的であり、自らの主義主張のためにキリスト教という名を利用したりしている姿です。金山昌秀容疑者の場合はどうでしょうか。マスコミが報じている容疑者の言動の中から幾つかピックアップします。
●集会で、日本の2つの山を「悪魔の電波塔」と称し、「油を注いだ」と説明していた。
●東日本大震災で倒壊した鹿島神宮の鳥居の写真を示し、「震災は“日本の君”の首を折るために神が起こした」などと主張していた。
●震災を機に日本で「呪われた場所を清める」活動を開始するよう神に命じられたと言っていた。
●「清める活動が終了し、“日本の君”を追い出すことに成功した」などと話していた。
●集会で、「ここに本当に皆様、霊の目が見えるとわかるんですけれども、この洞窟の入り口に、ゴリラのような怪物が立っていました。『イエス・キリストの名によって、今、お前を縛りつける。イエス・キリストによって命じる、この山から出ていけ!』出ていきました」と話していた。
●集会で、「これが、呪いのお城です。西日本全体に呪いを送る場所の1つです。ここも、多くの人が無実の罪で殺された場所で、ここにも油を降り注いで清めました」、「精霊様の命令としては、このほこらの屋根にのぼって、それで油を注ぎなさい。(この山には)地獄につながる、そういうほこらが、いくつか出ています。それにも全部、油を注いで、つぶしてきました」と話していた。
 震災は神の意志と語り、神に命じられたとして異教の関連物を油で清め、神仏を日本から追い出したと主張し、イエスの代理人のように振舞っています。ウリスト教の姿そのままではありませんか。

 ウリスト教が他国のキリスト教と非常に異なるのは、朝鮮民族の民族性に強い影響を受けているからだと思われます。
 「虎の威を借る狐」という故事がありますが、これは朝鮮民族の民族性をよく表す言葉と言われています。朝鮮民族は、権勢を持つものに擦り寄って、その力を自らのために利用する手段を往々にして取るからです。ウリスト教の指導者にとってキリスト教を名乗ることは、キリスト教の権威を利用して信用力と正当性を得る手段でしかありません。自らの思想や欲望を実現する手段なのですから、イエスの教えに忠実であることよりも、聖書を曲解したり、自身が神のような存在になったりするのです。
 また、朝鮮民族の民族性には独善的で上下意識が強いというのもあります。「自分は善で他は悪」と考えると同時に「上は正で下は邪」とも考え、下は上に従って当然との考えが根底にあるのです。これがキリスト教と結びつくと、教団の教義が神の意思で唯一絶対となり、他宗教は邪悪な存在となります。そして、他宗教を攻撃することが善行で、排除することで人類を救済しているように思い込むのです。だから、他宗教に不寛容で、世界中でトラブルを起こすのです。

 警察庁によると、油撒き被害は16都府県、48箇所(5月29日時点)になっています。金山昌秀容疑者は3月下旬に来日し、レンタカーで千葉・茨城・奈良を移動した後、4月下旬に出国したようですから、全てが金山容疑者の犯行ではないのかもしれません。山形の事件などは、模倣犯若しくは信者による犯行の可能性の方が高いのかもしれません。また二条城の被害は、2月に発見され、潤滑油スプレーによるものとみられていますから、金山容疑者とは無関係とも考えられます。でも、犯行動機や状況を考えると、多くが金山容疑者の犯行とみて間違いないと思います。ですが、金山容疑者は、先月に日本テレビの取材をニューヨークで受けた際、事件に心当たりはないと話していました。本当に無関係なら、雲隠れせずに堂々としていればいいのです。もし、犯行を行っていたとしても精霊の命令と主張しているのですから、隠すことはありません。それなのに雲隠れしたということは、やましさがあるのでしょう。
 金山容疑者には、旅券返納命令が出されるそうですから、逃げていてもパスポートが失効し、いずれ不法滞在で強制退去となり逮捕されることになりそうです。逮捕されれば報道されるでしょうが、たとえ金山容疑者が犯行を自白しても、大手マスコミのほとんどは「日本人」又は「日本国籍」で通し、帰化人であることは報道しないと思います。レイシストと批判されることや在日韓国人の反発を受けるのを避けるために。本音がそうであっても、表向きは「犯行と帰化は関係無い」との理由を付けるでしょう。でも、それで良いのでしょうか。
 金山容疑者の犯行は、宗教的思想よって引き起こされたものです。その宗教的思想は韓国のキリスト教系カルト宗教の系譜の上にあり、飛びぬけて特異なものではありません。でも、帰化の事実を隠すと、金山容疑者の犯行が朝鮮民族の文化を背景にしていることが分からなくなり、頭がおかしい日本人が起こした特異な事件となってしまいます。それでは、事件の本質が見えなくなります。
 今年の3月には、在日韓国人俳優の隆大介こと張明男が台湾の空港で入国審査官に暴力を振るという事件がありました。この時も「日本人」と報道されていました。在日韓国・朝鮮人に関しては、情報を隠蔽して当然ということなのでしょうか。
 マスコミは知る権利を声高に叫びながら、こいうことを行うから「マスゴミ」と呼ばれるのです。在日韓国・朝鮮人の犯罪を報道することで不当な差別を助長するという意見もありますが、むしろ、マスコミの情報隠蔽が在日韓国・朝鮮人に対する嫌悪感を拡大させているのではないでしょうか。ジャーナリズムの使命は、事実を報道し、真相を追究することです。ヘイトスピーチをバッシングする前に、やるべきことを考えるべきでしょう。



 金山昌秀容疑者は、名前と肩書きが明らかになったことで帰化人と疑われた訳ですが、帰化人と判明するまで1日しか掛かりませんでした。「保守速報」の「【画像】寺社油事件、犯人は韓国系キリスト教、韓国系日本人の金山昌秀で確定」、「『日本人』と報道の寺社油事件容疑者、やっぱり帰化済みの元在日韓国人であったと確定 Dr金山昌秀のお姉さん『私は、在日韓国人として東京で生まれました』」、「【官報】寺社油事件 犯人の金山昌秀、帰化前の本名は『金昌秀』だと判明! 昭和54年に在日韓国人から帰化(画像)」という3つのスレッドを見るとその過程が分かります。
●容疑者が創立した「IMM Japan」のホームページが発見される。
●11時30分に放送されたニュースで使われた容疑者の写真(モザイク有り)とホームページに掲載されている写真が一致したことから、容疑者が金山昌秀と確定される。
●ホームページの情報から、インターコープ宣教会の関係者であることなども判明。
●同じ写真を使った教会の公開拝礼の案内も発見される。
●クリスチャンの個人ブログの過去コメント(2014年1月)のやり取りから金山容疑者の姉とブログ主が友人なのが分かり、他のエントリーから姉の名も判明。
●姉の名から、姉がインターナショナルVIPクラブ・クロスカルチャー代表や医療器具製造販売会社の代表取締役であることが分かり、国際基督教大学の博士課程に進学し、日韓併合条約シンポジウムの発起人ということまで明らかにされる。
●姉が国際基督教大学アジア文化研究所の肩書でバイブル・ムーブメント・パートナーズという聖書関連のサイトに「私は、在日韓国人として東京で生まれました。」との一文が有る文章を投稿していたことが発見される。
●6月2日の午前中に官報15724号がアップされ、金山容疑者が昭和54年6月19日に帰化したことが確定する。
 「三人寄れば文殊の知恵」と言いますが、ネット上で情報交換しているのは膨大な人数ですからこの様なことが可能だったのでしょう。改めて、ネット社会の怖さを知らされました。

 官報から、金山容疑者は家族4人(両親、本人、弟)で帰化したことが分かります。父は大正9年生まれ、母は昭和9年生まれで、帰化前の本名から判断すると、両親とも朝鮮人だったようです。弟は昭和41年生まれで、弟も一緒に帰化しているのですが、姉の名はありません。だから、姉が帰化済みなのかは分かりません。
 金山容疑者の帰化前の本名は「金昌秀」で、昭和37年9月8日生まれですから、17歳になる3ヶ月前に帰化しています。本人によれば、「17才の時イエス・キリストと個人的に出会いクリスチャンとなる。」とのことですから、帰化が精神に影響を及ぼし、クリスチャンとなる切っ掛けになったのかもしれません。
 ちなみに、金山容疑者の姉が代表取締役を務める会社のホームページからすると、会社は、金山容疑者の両親が1950年7月に創業し、2004年6月に有限会社へ改組するまで個人事業のままだったようです。1950年7月は、朝鮮戦争(1950年6月25日~)が勃発した直後です。この時、金山容疑者の父は30歳で母は16歳でした。もしかしたら、金山容疑者の両親は朝鮮戦争を逃れて日本にやって来て、7月から東京で働き始めたということかもしれません。

//////////////////////
寺社連続油被害事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BA%E7%A4%BE%E9%80%A3%E7%B6%9A%E6%B2%B9%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6
【画像】寺社油事件、犯人は韓国系キリスト教、韓国系日本人の金山昌秀で確定
http://hosyusokuhou.jp/archives/44265410.html
「日本人」と報道の寺社油事件容疑者、やっぱり帰化済みの元在日韓国人であったと確定 Dr金山昌秀のお姉さん「私は、在日韓国人として東京で生まれました」
http://hosyusokuhou.jp/archives/44270751.html
【官報】寺社油事件 犯人の金山昌秀、帰化前の本名は『金昌秀』だと判明! 昭和54年に在日韓国人から帰化(画像)
http://hosyusokuhou.jp/archives/44278130.html
非常識すぎる韓国クリスチャン! インドの仏教聖地で宣教活動・・・ネット上に「国の恥」の声=韓国メディア
http://news.searchina.net/id/1537405?page=1
渡辺明日香のクリスチャン生活を綴った裏ブログ♪
http://ameblo.jp/lovingjesus/entry-11744176157.html
有限会社ダイヤモンド電気
http://debe.jp/about.html

朝日新聞
寺社に油事件、宗教団体幹部に逮捕状 「お清め」と証言
http://www.asahi.com/articles/ASH6105W4H50PTIL01D.html
読売新聞
油まいた男「悪霊の巣窟清めた」と話す動画公開
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150601-OYT1T50047.html?from=y10
毎日新聞
寺社に油:米国在住の日本人医師に逮捕状 建造物損壊容疑
http://mainichi.jp/select/news/20150601k0000e040208000c.html?ck=1
産経新聞
「呪われた日本を油で清めた」「震災は神の意志」逮捕状の男、集会で主張
http://www.sankei.com/affairs/news/150601/afr1506010033-n1.html
日本テレビ
神社に“油” 宗教団体創設者の男に逮捕状
http://www.news24.jp/articles/2015/06/01/07276374.html
テレビ朝日
神社に“油” 米在住、日本国籍52歳の男に逮捕状
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000051599.html
フジテレビ
「油」被害で男に逮捕状 3月下旬に千葉や茨城をレンタカーで移動
http://www.fnn-news.com/fujitv/?URL=http%3A%2F%2Fwww.fnn-news.com%2Fnews%2Fheadlines%2Farticles%2FCONN00293746.html
TBS
神社などに“油” 米国在住の日本人男に逮捕状
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2506802.html
NHK
文化財被害 米在住の男に逮捕状 返納命令要請も
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150601/k10010099221000.html

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地下鉄サリン事件から20年

 昨日は20年前に地下鉄サリン事件が発生した日だった。20年の節目を向かえ、各マスコミが改めてオウムを取り上げている。
 20年という歳月は長い。この事件があった年に生まれた子が成人していることを考えれば、それを実感せざる得ない。だが、オウム事件がそんな昔とも思えないのも事実だ。そう感じるのは、事件に強いインパクトがあったからかもしれない。

 地下鉄サリン事件後に始まった大規模な強制捜査で、最盛期には15000人(在家14000人、出家1400人)を超えたオウム信者は1000人程に減ったという。強制捜査を契機に離れた信者が多くいただろうし、一連のオウム事件は冤罪とのオウムの主張が、実行犯が犯行を認めたことで覆され離れた信者もいただろう。信者がオウムを見限るのも当然のことだ。教団自体が消滅していてもおかしくない。しかし、千人余りが教団に残った。出家により帰る場所を無くしていた、元オウム信者ということで迫害を恐れ社会に出られなかったということもあるだろう。だが、そればかりではなく、オウムの教義から逃れられなかったということが大きな理由なのかもしれない。
 オウム真理教の後継団体は「アレフ」と「ひかりの輪」に分かれ、ひかりの輪の代表の上祐史浩は麻原信仰を否定しているが、アレフ信者には麻原がいる東京拘置所を聖地とする者もいるらしい。未だに麻原の幻影から逃れられないのだ。

 では、オウム教団から離れた元オウム信者は、麻原の幻影から自由になっているかというと、そうでもないようだ。元オウム信者のブログを読むと、オウムでの活動を否定し反省する者や麻原が起こした犯罪は弟子達に向けた修行の一環と理解しようとする者、人それぞれだが、オウムから完全に自由になるのは難しいように見える。オウムが歴史的な犯罪を犯している中、その組織に身を置いていたのだから、無かったことに出来ないのは当然なのかもしれない。

== 元オウム信者のブログ ==
■白龍のオウム・アーレフで過ごした日々 オウム・アーレフと新団体「ひかりの輪」について考える。
 http://blog.goo.ne.jp/hakuryuu_001
 1988年にオウムに入信し、出家しないいままアーレフの分裂騒動を機に2007年にアーレフを脱会した人のブログ。

■風の彼方へ そして、いま、ここに在ること
 http://varahi.blog.fc2.com/
 NHKスペシャル「未解決事件file.02オウム真理教」に登場した深山織枝のモデルになった人のブログ。

■『幻想の崩壊』 オウムとはなんだったのか?
以前オウムにいましたが、そのときのことを振り返り、記録として残しておこうと思います。
 http://ameblo.jp/ommanipemehum/
 1988年に入信、1989年に出家した後、パヴィッタ師として自治省に所属し、2007年にアーレフからひかりの輪に移り、ひかりの輪も2008年に脱会した人のブログ。

■法友(とも)へ
 http://ameblo.jp/aiyokutensi/
 1987年に入信、1988年に出家した後、師長補となり、1994年にオウムから去った人のブログ。

■オウムとクンダリニー 神秘と悪のはざまで -全100話更新予定-
 http://aumnuminous.blog.fc2.com/
 1989年に入信、1989年に出家した後、師となり、2006年にアーレフを脱会した人のブログ。

■みどりの家族代表 野田成人のブログ
 http://alephnoda.blog85.fc2.com/
 野田成人は1987年に入信出家し、教団の車両省大臣を務め、ヴァジラティクシュナー正悟師と呼ばれていた。2007年にアーレフ代表に就任するも2009年に除名となる。現在は宗教活動から離れ、ホームレス支援活動をしている。

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オウム真理教事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%A6%E3%83%A0%E7%9C%9F%E7%90%86%E6%95%99%E4%BA%8B%E4%BB%B6
カナリヤの詩
http://www.cnet-sc.ne.jp/canarium/default.htm#anchor1041825

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イスラム国による人質殺害事件5

 3月10日、イギリスの衛星テレビ「スカイニュース」がイスラム国の元メンバーのインタビューを放映したと報道されていました。
 J-CASTニュースの記事が詳しいのでそれを掲載します。
*** 「後藤さん殺害」何度も偽リハーサル 「元イスラム国」男の「生々しい告白」 ***
http://www.j-cast.com/2015/03/11230115.html?p=all
~省略~
◆ニセのリハーサルを繰り返し、人質を油断させていた
イスラム国で人質の通訳をしていたという覆面姿の男は、英衛星テレビ「スカイニュース」のインタビューにたどたどしい英語で答えていたが、後藤さんを殺したのもエムワジ容疑者かと聞かれると、「そうです」とはっきり答えた。
男は現在、トルコに逃れてきているといい、インタビューも、コーランが響き渡る街中の建物内で行われた。スカイニュースは、その模様を10分余にわたって2015年3月10日の放送で伝えた。
それによると、殺される動画を撮られるときに、人質が落ち着いた様子で取り乱すこともなかったのには、理由があった。
男は、人質の管理も担当しており、彼らには、こう声をかけていたという。
 「何も問題はないよ。ビデオを撮るだけだよ。殺しはしないから」
 「あなたたちの政府がシリアに攻撃するのを止めさせたいだけだから。あなたには、問題はないんだ。単なるお客さまに過ぎないんだよ」
こう言ってニセのリハーサルを繰り返し何度も行い、人質を油断させていた。そして、本当に殺すときは、気づかれないようにしたというのだ。
後藤さんに対しては、仲間だと思わせるように、アラブ名で「アブ・サード」と呼んでいたという。「イスラム教徒になって、われわれと一緒に来いよ」。人質にはこう語りかけ、アラブ名で呼ばれるときの後藤さんはリラックスして見えたとした。
しかし、男はこうも明かした。「最後には、彼らが死ぬであろうことは、私にははっきり分かっていました」。
◆すべて大ボス「ジハーディ・ジョン」の指示だった
リハーサルなどの指示を男らにしていたのが、ムハンマド・エムワジ容疑者だったという。
エムワジ容疑者は、イスラム国のメディア部門で人質を処刑する責任者をしており、組織内では恐れられ、尊敬されていたという。インタビューに応じた男も、「大ボス」とエムワジ容疑者を呼んでいた。エムワジ容疑者だけが、人質を殺すことができたともした。なぜエムワジ容疑者がそんなに強い力を持つのかについては、よく分からないとしながらも、「ナイフを使えるからではないか」と述べた。
男が人質の処刑を見たのは後藤健二さんだけだったといい、エムワジ容疑者に殺されるときは、少し離れた場所から見ていたと明かした。トルコ人がカメラの配置などを指示しており、エムワジ容疑者は、「早く」と何度も急がせていたとした。殺害後は、ほかに3、4人が来て、遺体を車に載せ、エムワジ容疑者は、別の方向へ去っていったという。
~省略~
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 週刊新潮の記事で、元人質のニコラ・エナン氏は「私を捕まえたのは、今回日本人を人質にしたグループと同じです。映像で英語を喋っている男(通称「ジハーディ・ジョン」)が、刑務所での“世話係”でした」と証言していました。「世話係」が具体的にどの様なことを示しているのか分かりませんが、「大ボス」とはイメージが重なりません。フランス人人質解放後に出世したのでしょうか。

 イスラム国の元メンバーの報道があった2日後、ANNニュースが追加報道をしていました。
*** 「後藤さんと湯川さんの撮影現場にいた」逃走の男性(03/12 11:52) ***
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000046180.html
 過激派組織「イスラム国」の日本人人質事件で新たな証言です。イスラム国から逃げてきた男性が「湯川遥菜さんと後藤健二さんが並んで撮影されるのを見た」などと語りました。
 イスラム国に通訳として雇われていた男性:「とある場所に着いたら、2人の外国人、湯川遥菜さんと後藤健二さんがいた。彼らは緊張し、恐怖を感じているようだった」
 この男性はイスラム国に通訳として雇われ、1月中旬にシリアのラッカ近郊で初めて湯川さんと後藤さんの2人に会ったということです。男性は、1月20日に2人が人質となったことが発覚した映像の現場にも立ち会ったとしています。男性は目隠しをされて、ラッカから車で3、4時間の砂漠地帯に移動させられると、後藤さんと湯川さんがいたということです。その後、「ジハーディ・ジョン」が部下を連れて現れ、午後に撮影が始まったということです。男性は「湯川さんは、この撮影の2日後に殺害されたと聞いた」と話したほか、後藤さんの殺害を目撃したとしています。
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 更に、15日にはFNNニュースもこの男のインタビューを報道をしていました。
*** 後藤健二さんら人質の「通訳」、「わたしにも責任の一端ある」 ***
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00288231.html
過激派組織「イスラム国」で日本人の人質の通訳を務めたという男が、FNNの取材に応じ、殺害された後藤健二さんらの様子について語った。
「イスラム国」の通訳として雇われていたという男は、「後藤さんは、最初から日本政府による救出を期待していたが、ある時点から、日本政府が必ず助けてくれると確信していた」と語った。
「イスラム国」の通訳として、3カ月間雇われていたという男は、後藤さんと湯川遥菜(はるな)さんの2人が、「ジハーディ・ジョン」と呼ばれる黒い覆面の男とともに登場するビデオの撮影に立ち会ったという。
「イスラム国」の通訳として雇われていたという男は「(撮影の前に)彼らを落ち着かせるための簡単な会話をした。『これは、日本政府に有志連合から手を引かせるために圧力をかけるためで、危ないことはない』と言った。2人は『OK、OK』と言うだけだった」と語った。
さらに男は、後藤さんが殺害された際には、およそ800メートル離れた場所で見ていたという。
「イスラム国」の通訳として雇われていたという男は、「(殺害現場から)およそ800メートルだ」、「わたしにも責任の一端はあると思っている。湯川さんの殺害を知ったあと、わたしは逃げたかったが、できなかった」などと語った。
日本の警察の捜査への協力について、男は、自分の身に危険が及ぶとして、消極的な意向を示した。
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 イスラム国の元メンバーという男は、1月20日に公開された動画は湯川氏と後藤氏及びジハーディ・ジョンの3人が一緒に集まって取られたと証言しています。ところが、この動画は、筑波大学システム情報系の蔡東生准教授の解析により、3人別々の映像を背景画像に合成したものであることが分かっています。
イスラム人質事件 合成画像
 湯川氏がこの撮影の2日後に殺害されたと聞いたとも証言していますが、ジハーディ・ジョンはこの動画で「2人の命を救うため、政府に2億ドルを払う賢い決断をさせるために圧力をかける時間はあと72時間だ。さもなければ、このナイフが悪夢になる。」と言っていました。ダビクNo7でも「最初のデッドラインが過ぎた後、日本の担当者が背教者のヨルダン政権に駆け込んでいる間に日本の囚人の湯川遥菜は処刑された。」と書いてありました。この男の証言が本当ならば、湯川氏はリミット前に殺害されたことになり、ダビクNo7の記述も嘘ということになります。ダビクNo7の記述に信頼が置けるとは思えませんが、リミットを待たずに早々と殺害するものでしょうか。交渉でどの様な展開になるのか分からないのに、交渉カードを態々捨てるとは思えないのです。
 また後藤氏殺害について、スカイニュースは「エムワジ容疑者に殺されるときは、少し離れた場所から見ていたと明かした。トルコ人がカメラの配置などを指示しており、エムワジ容疑者は、『早く』と何度も急がせていたとした。」と伝えていましたが、FNNには「およそ800メートル離れた場所で見ていた」と話しています。800メートルも離れていたら、誰がどの様な動きをしていたか分かるとは思えませんし、ましてやジハーディ・ジョンの声など聞こえる筈がありません。

 この男は、イスラム国で人質の通訳をしていてトルコに逃れたと紹介されていますが、それを証明するような情報は示されていません。本当にイスラム国の元メンバーだったのでしょうか。マスコミの謝礼を目的とした詐話師のような気がします。

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「イスラム国」で10カ月捕虜だった「フランス人」の証言「同房の捕虜が処刑の日」〈週刊新潮〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150205-00010002-shincho-int

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イスラム国による人質殺害事件4

 半月前に刊行されたイスラム国の機関誌に湯川氏と後藤氏の記事が掲載され、毎日新聞はこの様に伝えていました。
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人質事件:「日本政府に恥辱が目的」…IS機関誌
http://mainichi.jp/select/news/20150213k0000m030086000c.html
【カイロ秋山信一】イスラム過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)のウェブ版英字機関誌「ダビク」の最新号が公開された。ISは「安倍晋三(首相)は『イスラム国』と戦うために2億ドル(約240億円)の資金提供を表明した」と従来の一方的主張を展開した。日本人の人質殺害について「傲慢な日本政府に恥をかかせるのが目的だった」などと述べた。
 ダビク最新号は巻頭の2ページで日本人人質事件を特集し、殺害された千葉市出身の会社経営、湯川遥菜さん(42)と、仙台市出身のフリージャーナリストの後藤健二さん(47)の写真も掲載した。

 IS活動地域の周辺国に対する非軍事分野での2億ドルの支援について、同誌は「ISとの戦いに使われるのは明白だ。思慮が浅く、傲慢な判断だ」との見解を示した。また「(支援表明前は)日本の標的としての優先順は低かったが、今や、あらゆる場所で標的になる」と脅した。

 当初2億ドルの身代金を要求した点は「金には困っていないし、日本政府が2億ドルを支払わないことも分かっていた。第二次大戦後、西洋の奴隷になった日本政府に恥をかかせるのが目的だった」と説明した。

 一方、ヨルダンに収監されていたIS前身組織メンバーと後藤さんとの交換交渉では、ヨルダンのイスラム教指導者、アブムハンマド・アルマクディーシ師が仲介役を務めたと明かし「ヨルダン政府が(ISに拘束されていた)ヨルダン軍パイロットを交換に含めようとして事態を複雑化させた」と指摘した。

 アルマクディーシ師は当時ヨルダンで収監されていたが、事件後の今月5日に釈放された。師の側近は毎日新聞の取材に、交渉を仲介したことを認めていた。
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 ダビクNo7の3ページ目と4ページ目に湯川氏と後藤氏ことが書かれています。
イスラム人質事件 dabiq7p3
イスラム人質事件 dabiq7p4
 この記事の全文の翻訳があればいいのですが、見つかりませんでいた。なので、誤訳が御免で翻訳してみます。
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前書き
「我々に対する日本の関心は何か? 誰が、この難しくて、強力で、激しい戦争へ、日本を引き入れたのか・・・パレスチナの我々の息子に対するこの罪に? 日本は、我々との戦いに参加することに耐えられない。 従って、その立場を再考するべきである。 我々およびアフガニスタンやパレスチナの無防備な状態にある人々に対する遠い南のオーストラリアの関心は何か?異教徒と十字軍を除き、この戦争におけるドイツの関心は何か? 獅子王リチャード、ドイツのバルバロッサ、フランスのルイによって率いられた旧十字軍のような別の十字軍だ。
同様に今日、ブッシュが十字架を掲げた時、十字軍の国々は直ちに召集された。
この十字軍に対するアラブ国の関心は何か? なぜ、彼らはありのままに、そして、白昼の元に公然と始めたのか? なぜなら、彼らは十字架のルールに満足されられているからだ。」 [2001年10月のインタビュー] 。

多数の国がアフガニスタン侵略に動員される十字軍連合への参加を急いだ時、シャイフ[訳者注:長老のこと]のウサマ・ビン・ラディン(神に召された)は13年前に上記の言葉を述べた。日本は非キリスト教の無宗教であり、「平和」憲法、そしてアフガニスタンから遠く離れているにもかかわらず、十字軍に参加した。当時の愚かな総理大臣-小泉純一郎-は西側の十字軍のために後方支援の提供を約束した。彼がイスラム教徒に敵対する十字軍へ参加することで日本のために獲得されると期待したのは、どの様な利益だったのか? その後の日本-再び小泉のリーダーシップの下で-彼らを支援する自衛隊をそこに派遣することによりイラクの十字軍に加わった。それから、シャイフのアブ・ムサブ・ザルカウィの指揮の下のムジャヒディン(イスラム聖戦を戦う者)が日本の十字軍戦士の香田証生を捕らえ、日本の軍隊がイラクから撤退しない限り彼を処刑すると脅迫した時、小泉と彼の政府は、傲慢にも日本は「テロリスト」の要求に譲歩しないと述べた。従って、香田はニック・バーグとケネス・ビグリーを含む十字軍連合に所属する囚人の中の一人が以前にされた様に首を切断された。

約10年後、しかし今回は「ノーベル平和賞」受賞者のオバマのリーダーシップの下、「平和主義」日本はイスラム教徒に敵対する別の十字軍連合に加わることによって再び賢明さを無視した。それで「平和主義」国は「平和賞」受賞者による失敗の運命にある戦争に導かれる。まるでカリフの怒りが存在しないかのように、安倍晋三がイスラム国との戦争に2億ドル以上を明確に使用すると公的にコミットすることで、日本のために獲得されると期待していたのは何の利益か?
どんな傲慢が、シナイ地域におけるカリフの兵士と戦う邪神シシによって築かれた演壇から彼の思慮の浅い発表をするために、彼を盲目にしたのか?何が、イスラム国が刑務所の中に2人の日本の囚人を持っていることを彼に「忘却」させて日本のリーダーシップの大失敗を生じさせたのか?

アッラーの計画を除き、異教徒を安心させるものは無かった。だから直ちに、イスラム国は日本の首相によって十字軍と背教者の同盟国に最初に約束した同額の2億ドルを日本政府に要求した。
カリフは金を必要とせず、日本人が全額を決して提供しないということを十分に知っていたが、しかし、それは決めていた-この要求によって-この日本政府の傲慢に恥をかかせる・・・ 第二次世界大戦以来、西側に隷属する一連の諸政府の中の政府に。

最初のデッドラインが過ぎた後、日本の担当者が背教者のヨルダン政権に駆け込んでいる間に日本の囚人の湯川遥菜は処刑された。イスラム国は、サジダ・リシャウィの釈放と移送を直ちに要請-ほぼ10年の間ヨルダンの反逆者によって投獄されたムジャヒディン-後藤(城後)健二と交換にカリフの地に。ヨルダン政権は。無謀にも、交換取引に彼らのパイロットを含めようとしたことによって日本人のためのプロセスを複雑にしたが、カリフは背教者パイロットの他の計画のためにヨルダン人偶像崇拝者の担当者-アシム・ターヒル・アルバルカウィ(別名アブ・マホメット・アルマクディシ)-との交渉の中で明確に拒否した。結局、アルバルカウィの背教者の依頼人と日本の囚人は、イスラム国の警告を留意することに両政権が怠惰だったことによって処刑された。アメリカの十字軍に貢献し宥和に努める彼らの国の政治指導者以外、後藤(城後)健二と背教者パイロットの親類に責任がある者は誰もいない。
この十字軍に対する安倍晋三の軽率な公約の前、日本はイスラム国の標的とされる優先リストに無かったが、安倍晋三の愚かさ故に、すべての日本国民と利益-どこでも見つかるかもしれない-が至る所でカリフの後援者や兵士のターゲットに現在なっている。

日本は今複雑な苦境にある。この脅威から免れることができるか?安倍晋三は、彼の無謀さによってカリフの怒りにさらされる人々を救うための一歩を踏み出すことができるか?イスラム国家に対する彼の悪名高く愚かな発表を行った後、彼はカリフとの戦争のための支援停止を勇敢に発表することはできるか?それは非常に疑わしい・・・。

だから、カリフの剣がアッラーの権力と力によって日本の異教徒に向かって鞘から抜かれたことを彼の国民に告げる・・・。
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 10年前、「イラクの聖戦アルカイダ組織」にフリーターの香田証生氏が誘拐され、2004年10月27日にインターネット上で犯行声明が出されました。犯行グループは声明で48時間以内にイラクからの自衛隊(サマーワで人道復興支援活動を展開中)を撤退させるよう要求し、受け入れられなければバーグ氏(米国人)やビグリー氏(英国人)同様に首を切ると脅迫。小泉首相は「テロに屈することはできない。自衛隊は撤退しない」と明言しました。31日にバグダッド市内で香田氏の遺体が発見され、11月2日に香田氏の動画がインターネット上で公開されます。動画には、「日本政府が数百万ドルの身代金を出すと申し出たが、我々は聖戦を着実に遂行する。日本が安全を望むなら、軍隊を撤退させることだ」とか、「日本政府に48時間の猶予を与えたが、その期限は過ぎたので、この異教徒の首を切断する」とかの声明あり、香田氏を斬首する様子が映されていました。
 イラクの聖戦アルカイダ組織はイラクに滞在中の外国人を拉致して人質にし、斬首して殺害するという数々の事件を起こしていました。首謀者はヨルダン生まれのイスラム主義活動家アブ・ムサブ・ザルカウィで、ウサマ・ビン・ラディンに忠誠を誓って数々のテロに関与した人物です。2006年6月に米軍の空爆で死亡していますが、ザルカウィの組織がイスラム国の前身となりました。だからでしょうか、香田氏人質事件を持ち出したのは。
 香田氏はイラク見物をしに行った旅行者に過ぎず、香田氏は事件当時には「異教徒」と呼ばれていました。しかし、今回は「十字軍戦士」にされています。唯の旅行者を斬首したのでは、正当性に傷が付くと思ってのことでしょうか。

 イスラム国が身代金2億ドルを要求したのは、日本政府に恥をかかせるためで、払われることは無いと考えていたそうです。イスラム国の周辺国に約束した支援額と同額を要求されることが恥になるのでしょうか。「約束した資金援助を撤回しろ」とかの要求があり、日本政府が約束を撤回したというなら、約束を果たさないのですから国際的に恥をかいたと言うこともできるかもしれません。でも、その様な要求はありませんでした。ただ、身代金を要求されただけです。今回の事件で、日本が恥をかいたと考える国は皆無でしょう。
 イスラム国は後藤氏の妻に約20億円の身代金を要求していました。金を必要としていないなら、何故20億円を要求したのでしょうか。言っていることと矛盾しています。身代金を取るつもりが無いのなら、初めから本来の要求をすべきでしょう。香田氏の時はそうしていたのですから。
 人質交渉を複雑にしたのはヨルダン政権のせいだと言っていますが、イスラム国がヨルダンを巻き込んだから複雑になったのです。イスラム国が処刑すると言っているのに、日本とヨルダンが要求を呑まないから処刑されたとの主張ですが、パイロットは既に殺されていました。イスラム国がパイロットの解放を拒否したのは、そうせざる得ないだけだったということに過ぎません。
 結局、イスラム国は今回の事件で何の要求も通すことができませんでした。それを隠すために陳腐な言い訳をしているだけなのです。

 この記事を読むと、日本社会の状況をよく知っているという印象を受けます。平和憲法のことを知っているし、湯川氏と後藤氏が拘束されているのに安倍首相は軽率な発言をしたとの批判があることや、イスラム国が資金難に陥っているとの見方があることを意識して書いたのではないかと思えるのです。もしかしたら、日本国内からイスラム国に情報提供している連中がいるのかもしれません。

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香田証生さん人質事件のまとめ
http://1st.geocities.jp/matome83/iraq/
香田さん殺害、ネットで犯行声明 ビデオ映像流す
http://www.asahi.com/special/jieitai/TKY200411020265.html

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イスラム国による人質殺害事件3

 イスラム国が身代金2億ドルを要求してきた後の1月22日、フリージャーナリストの常岡浩介氏がに日本外国特派員協会で会見を開き、「警察の妨害でイスラム国へ行けなくなったことで、湯川さんを救い出すチャンスを逃した」と主張していました。
 常岡氏の説明をまとめると以下の様になります。
●2014年8月、イスラム国のオマル司令官から湯川氏の裁判のために通訳と立ち会い人を依頼するメッセージを受け取る。
●9月、オマル司令官の招待で中田考元教授とラッカに入り、オマル司令官と面会。湯川氏について「身代金を取らない、命を取ることもしないというのがイスラム国の方針。イスラム法に沿った公正な裁判をする」との説明を受ける。
●湯川氏と面会するために連絡を待っていたが、アサド政権によるラッカ空爆で連絡が取れなくなり、9月8日に1週間待って欲しいとの連絡を受ける。
●中田元教授が待っていられないから帰国すると言うので、常岡氏も帰国。その際、裁判の通訳のために常岡氏のみが10月に再訪すると約束。
●10月9日にイスラム国に向かう予定だったが、10月6日に北大生の私戦予備事件で家宅捜索を受けたため、出発出来ず。
●湯川氏はイスラム教に改宗していたため、それを証明することで無罪を勝ち取れる可能性があったが、警察の妨害で救い出すチャンスを逃した。
●湯川氏が無罪放免になっていれば、後藤氏がイスラム国に入ることもなかった。
●北大生の事件に関して警察の捜査に協力できないと言っていたが、警察や外務省から要請されれば人命救助に協力する。
●イスラム国側と交渉するとしたら、湯川氏の扱いについての方針転換を問いただす。安倍首相の発言を誤解しているのであれば人道支援であると説得し、誤解でないのであれば人を騙すことを禁じたイスラム法に反すると追及する。
●現在、エジプトの関係者から連絡はあるが、「警察の監視下にある」とだけ返答し、司令官と直接コンタクトをしていない。
●(1月20日の身代金を要求について)ビデオ予告されて助かったケースはないと思うので、状況は絶望的。助命方法があるとすれば、直接対話しかないが、政府は活用しようとしていない。
●犯行が繰り返されるだけなので、身代金を支払うべきではない。
●イスラム国には本音と建て前があるが、イスラム法を重視する姿勢なので、イスラム法廷が開かれれば、再考される余地があると思う。

 常岡氏が、湯川氏の拘束直後から行動していたのは確かなようです。常岡氏のツイッターの書き込みから確認できます。数が多いので要約するとこの様になります。
8月17日
●湯川氏を傭兵と疑う。
8月18日
●ISの友人にインタビューのために殺さないように願い、前向きな返答を貰う。本音はインタビューしたくない。
●湯川氏の田母神氏とのツーショット写真が発覚したことで、延命の望みが断たれたと判断。
●湯川氏が模型屋の店長と知り、ISの友人に危険人物ではないと連絡。
8月19日
●湯川氏生存の情報を受け、面会に行く決心をする。
●ISの友人が湯川氏のウェブサイトからミリタリーオタクとは思っていないので、軍事会社に実体は無いと説明。
●成田空港からスキポール空港に行く。
8月20日
●パリに滞在。
8月21日
●シェラレオネに到着。

 常岡氏に同行した中田元教授も10月に「9月上旬に『イスラム国』に招かれ、シリア国内の彼らが支配する地域へ行ってきた。『湯川遥菜氏の裁判をしたい。公正に裁きたいと思うのだが、英語も通じず、話にならないので、通訳にきてくれ』という幹部の依頼を受けてのものだ。アラビア語と日本語の通訳ができ、かつイスラム学の知識がある人間として私に白羽の矢が立った。この時点でほとんど人は限られる。結局、折悪しく空爆が激しくなり、幹部たちが散り散りに身を隠してしまったため、湯川さんとは会えず、虚しく帰ってきた。」と語っていました。
 
 アレッポ近郊で拘束された湯川氏を200kmあまり離れたラッカに移送する予定だったのが、ラッカ空爆で叶わなくなり、湯川氏と会える確証が無いので、中田元教授と常岡氏は帰国したということでしょうか。とすると、湯川氏は9月上旬まで生存していた可能性が高いと思われます。
 湯川氏はラッカに移送される予定だったとのことですが、実際に行われたのでしょうか。1月20日に公開された動画がそのヒントになりそうです。
 1月20日の動画は、スタジオで撮影された映像をクロマキー合成した物だと思われます。湯川氏と後藤氏は一人一人緑色を背景にしたスタジオで跪いた映像を撮影されたのでしょう。では、スタジオの場所は何処にあるのでしょうか。
 NHKスペシャル「追跡 イスラム国」では、イスラム国のメディア部門に参加させられていたという人物が登場し、ラッカ中心にある銀行だった建物をメディアセンターにしていたと証言していました。メディアセンターには、最新の撮影機材と編集機が備えられ、各国から集められたメディア経験者20人が働いていたそうです。スタジオはメディアセンター内にあるでしょうから、湯川氏も後藤氏も撮影のために、一度はラッカで監禁されていたと考えるのが妥当でしょう。

 常岡氏は10月にイスラム国へ行こうとしたのは、再訪の約束を果たすためだったのでしょう。再訪に際して湯川氏の安否を確認したのなら、当然言うでしょうから、確認していないものと思われます。また、中田元教授は北大生のイスラム国渡航に関し、「イスラム国の知り合いの司令官と連絡を取り、学生のシリア渡航計画を伝えた」と話しており、イスラム国の身代金要求の後も「イスラム国とのパイプはある」と話していますが、湯川氏の安否については何も語ってはいません。中田元教授もイスラム国訪問後に湯川氏の安否確認をしていないのでしょう。
 人質事件になったことで、常岡氏や中田元教授がしゃしゃり出てきて救出できるようなことを言い始めましたが、常岡氏や中田元教授は湯川氏に関心があったとは思えません。常岡氏も中田元教授も、湯川氏が9月以降にどの様な扱い(裁判を受けたかどうかなど)を受けていたのか全く知らないのだと思います。

 ちなみに、常岡氏や中田元教授に協力要請していたら、人質が助かっていたでしょうか。たぶん、無理だったと思います。常岡氏は、湯川氏がイスラム教に改宗していることをもって無罪の可能性があったと言っていましたが、人質になっていたアメリカ人のピーター・カッシン氏はイスラム教に改宗していたのに斬首されました。また、サッカー・アジアカップを観戦したというだけで自国民である筈のモスルの住民のムスリムを銃殺刑にしているのです。イスラム国はムスリムであっても容赦なく惨殺しているのですから、改宗しているからといって助かることにはならないのです。
 大体、イスラム国にイスラム法に反すると追及しても無駄でしょう。イスラム国がイスラム法を厳守していると思っているのでしょうか。

・・・続く。
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「湯川遥菜さん救うチャンス逃した」 常岡浩介さんが警察批判
http://www.huffingtonpost.jp/2015/01/22/yukawa-haruna-tsuneoka_n_6521320.html
140817-21 常岡浩介氏ツイートまとめ
http://togetter.com/li/708364
北大生支援の元教授・中田考氏が語る「イスラム国」
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/4290?page=1
中田考さん、イスラム国支配地域への2億ドルの人道援助を提案
http://www.huffingtonpost.jp/2015/01/21/hassan-nakata_n_6520222.html
追跡 「イスラム国」/NHKスペシャル
http://www.at-douga.com/?p=13031

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